ネイルサロンの内装をおしゃれに成功させる全ポイントと費用を抑えるための知識

「ネイルサロンの内装工事をしたいけれど、何に注意すればいいの？」

上記でお悩みではありませんか？

実際に現状「ネイルサロン　内装」などで検索しても、ネット上にはパーソナルジムの内装・塗装・改装工事に関わったことがない方が執筆した記事や広告ページしかなく、こうした情報を鵜呑みにしてパーソナルジムの内装・改装工事に着手するのは危険です。

そこで、月間30万人以上が利用するフィットネスWEBメディア「FitMap」を運営するマーケティングのプロ・株式会社FiiTのメディア編集部が、ネイルサロンの内装・塗装・改装工事で注意すべきポイントについて解説します。

これからネイルサロンの内装・改装工事を控えている方や、新たにネイルサロンの設立を計画されている方は必見です。

ネイルサロン成功の鍵は内装にある

ネイルサロン成功の鍵は内装にあると言っても過言ではありません。もちろんスタッフの接客・施術スキルも重要ですが、内装は提供するサービスと同等に重要な事項です。

実際に人気ネイルサロンに通ってみると、そのほとんどが内装にこだわっていることが分かります。一見するとオシャな空間にしか見えない内装でも、様々なこだわりが施されていることが多いです。

ネイルサロンを成功させるためには、新規顧客の獲得はもちろんのこと、リピート顧客を増やすことが重要。お客様に続けて通い続けてもらう環境を作るためには、ネイルサロンの内装にこだわることが大切なのです。

ネイルサロンの内装に関わる工事にかかる費用について

まずはネイルサロンの内装工事において最も重要である費用面についてお話ししていきたいと思います。

業者に依頼してから初めて費用を把握するより、あらかじめ概算費用を知っておいた方が予算組みにも大いに役立つはずです。

あくまで目安ですが、ネイルサロンの内装・塗装・改装工事にかかる費用は下記の通りになります。

もちろん工事の規模や依頼する業者によって、金額も上下しますが、概ね50〜500万円ほどの費用が発生します。あくまで目安ですが、これらの費用を覚えておくだけで工事業者との価格交渉も非常にスムーズになるでしょう。

また見積もりの依頼は、必ず複数業者で行うことが大切です。提出された見積もり金額が相場からかけ離れていないかを知ることができます。さらに相見積もりを取っている旨を伝えることで、業者から不当な金額を請求されるのを予防することも可能です。

ネイルサロンを運営していくうえで、内装工事は避けられない事案です。しかし「いかに費用を抑えられるか、いかに意図通りのデザインにできるか」が運営を成功するうえで非常に重要となってきます。予算組みや業者との交渉をしっかりと行い、少しでも費用を抑えられるように工夫しましょう。

ネイルサロンの内装で気をつけるべき5つのポイント

本題である「ネイルサロンの内装・塗装・改装工事で気をつけるべきポイント」についてお話ししていきたいと思います。

ネイルサロンの開業もしくは改装において何の知識もなく、工事に着手するのは非常に危険です。必要以上の費用をかけてしまったり、想像した内装と違う仕上がりになってしまう可能性があります。

また工事の工程を全て業者に任せてしまうのもNGです。いくらプロといえど、何の説明もなしで依頼主のイメージを100％再現することはできません。工事業者と依頼主がしっかりとコミュニケーションを取ることで、理想通りの形で工事を終えることができます。

今回お話しする5つのポイントをしっかりと理解して、内装工事に着手してください。

• リラックスできる空間であること
• 清潔感があること
• おしゃれで非日常を味わえる
• 椅子にこだわりがある
• タブレット端末で漫画や雑誌が読める

それでは順に深堀していきます。

リラックスできる空間であること

施術時間が比較的長くお客様の滞在時間が長くなることが多いため、落ち着ける空間であることは絶対に必要です。そのためにアロマをで店内の香りを整えたり、内装からインテリアなどの小物まである程度の統一感を持たせるなどの工夫が必要。また複数人の来店があるような店舗型のスタイルの場合、他のお客様同士の接触を極力少なくするためにも席をパーテーションで仕切るなどの配慮も大切です。プライベート空間で心から落ち着けるような環境でこそリラックスが行われます。

清潔感があること

女性のお客様が多数なので、基本的に内装は白などで清潔感のある空間が求められます。ネイルサロンに来る方は自分自身を綺麗にしにきている美容意識の高い方が多いので、この空間で自分自身が綺麗になれそうという期待感を持ってもらう必要があります。また床や壁のデザインに合わせて家具や設備を配置すると清潔感がアップします。小物を取り扱うことが多い仕事のため、しっかり収納スペースなどを用意しておくことも店内の清潔感に直結します。

おしゃれで非日常を味わえる

清潔感があることは大前提ですが、綺麗になりにきたお客様の期待に応えるためにも生活感などは極力排除し、非日常な空間を作っておくこともまた大事な要素です。ネイルをしてもらったお客様が壁や店内の内装と一緒に写真を撮ってSNSに投稿したくなるようなインテリアなども必要です。お店のテーマを決めて空間そのものを楽しめるような工夫も効果的です。また、ネイルする時間そのものも楽しみに来ている人も多いです。自分にご褒美をあげる特別な空間という認識を持ってもらうためには、やはり日常では味わえないようなおしゃれさがある方がいいです。

椅子にこだわりがある

長時間の施術になることが多いため、お客様が使う椅子は座り心地が良いものを選ぶ必要があります。せっかく空間やインテリアで満足してくれても肝心の椅子が簡易的なものだと疲れてしまってリラックスもできません。自分自身へのご褒美の時間としてきてくれたお客様が心の底から安心していてもらえるようにするためにも、上述の通りおしゃれさは必要ですが椅子に関してはしっかり機能性も忘れてはいけません。またスタッフが座る椅子もまた疲れにくいものを選ぶ必要があります。働きやすい環境の一つとして長時間使い続ける椅子は機能性がしっかりしているものが好ましいです。

タブレット端末で漫画や雑誌が読める

ネイルサロンでスタッフと日々あった色々なことを話したい人もいると思いますが、一方で仕事に疲れゆっくり体を休めたいと思って来るお客様も少なくありません。そんな時にタブレット端末が完備されていて好きな雑誌や漫画が読めるとお互いに気を遣う必要もなくなってリラックスした時間を過ごしてもらうことができます。人と話すことが苦手だけどネイルをして綺麗になりたいという人もたくさんいます。無言でいることがプレッシャーを感じさせないためにもタブレットは必要なツールです。

ネイルサロンの内装・設備費用を抑えるためのポイント

ネイルサロンの内装・設備費用を抑えるためのポイントについて解説します。

ネイルサロンの内装・設備費用を抑えるためのポイントは以下の5つです。

• デザインにこだわり過ぎない
• 居抜き物件を探す
• レンタル（リース）を利用する
• 複数の業者に相見積もりを依頼する
• 消耗品は卸売やセールを活用する

順に深堀して解説していきます。

デザインにこだわり過ぎない

ネイルサロンの内装費用を抑えるために最も重要なことは、デザインにこだわり過ぎないことです。ネイルサロンの集客を成功させるために店内デザインは非常に重要ですが、こだわり過ぎると内装費が大幅にアップする可能性があります。

ネイルサロンのデザイン設計は、デザイナーに委託することが一般的ですが、基本的に修正回数が多くなるほどデザイン費用は上がっていきます。そのため出来るだけ少ない回数でデザイン設計を終わらせることがポイントです。そのためにも、あらかじめデザインコンセプトを明確にしておく必要があります。

またサロン内に使用するカラーが多くなるほど、塗装費用が高くなっていくので注意が必要です。コンセプト次第ですが、カラフルなサロンは避け、白や黒を基調としたシンプルなサロンに仕上げるのが費用を抑えるためのポイントになります。

居抜き物件を探す

ネイルサロンの内装・塗装費用を出来るだけ抑えたいならば、居抜き物件を探すようにしましょう。新しく一から店舗を設計するよりも、圧倒的に内装・塗装費用を抑えることができます。

最もおすすめなのは、以前ネイルサロンが入居していた物件です。既にサロン経営に適した内装になっているため、大幅な改築が必要ありません。ただし以前ネイルサロンだった居抜き物件を自ら見つけるのは至難の技です。不動産業者などに依頼して、常に居抜き物件が出ないかをチェックしてもらいましょう。

また個人でネイルサロンを経営する場合には、美容室の居抜き物件を使用するのもおすすめです。個人経営で施術室の数が少ない場合には、美容室の居抜き物件を探してみましょう。

レンタル（リース）を活用する

レンタル（リース）を活用することも設備費用を抑えるためには有効な手段です。リースすることで、一度に発生する設備投資費用を抑えることに繋がります。

チェアやデスクなどもリースを活用することができます。デザインにこだわった家具の購入はかなりの出費ですが、リースを活用すれば大幅に費用を抑えることが可能です。

複数の業者に相見積もりを依頼する

内装工事を行う場合には、必ず専門業者に依頼するはずです。そこで、内装工事の費用を抑えるためにも複数の業者に相見積もりを依頼することをおすすめします。

内装工事には数百万円の費用が発生することがほとんど。業者によって金額は様々ですので、一社だけに絞らずに複数業者に相見積もりを依頼しましょう。内装工事の費用交渉ができるだけでなく、内装工事の相場を理解することにも繋がります。

ただし金額だけで工事業者を選択するのはNGです。施工内容や業者の評判などあらゆる点を考慮したうえで、内装工事を依頼する業者を選択しましょう。

消耗品は卸売やセールを活用する

ネイルサロンに必要な設備には、様々なものが存在します。ネイルサロンマシン・デスク・ベッド・チェアなどに加えて、電球・タオル・ティッシュペーパーなどの消耗品の購入も必須です。

そこで消耗品を購入する際には、卸売やセールなどを活用しましょう。卸売では購入個数が多い代わりに小売店で購入するよりも割安の料金設定となっています。

また『楽天市場』や『amazon』などのネットショプでも定期的に消耗品のセールイベントを行なっています。上手にセールを活用すれば大幅な経費節約に繋がるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回はネイルサロンの内装で気をつけるべきポイントについて解説しました。

ネイルサロンの経営を成功させるためには、内装などにこだわることは非常に重要です。

これからネイルサロンの開業を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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