「手取り80万円を毎月残すには、年収はいくら必要なのか」「年収1400万円や1500万円なら届くのか」と気になっていませんか。

結論からいうと、会社員・東京都・協会けんぽ・40歳未満・扶養なし・住民税ありの概算では、毎月の給与だけで手取り80万円を得るには年収1380万〜1500万円前後がひとつの目安です。

ただし、実際の手取りは賞与比率、扶養、年齢、健康保険、住民税、各種控除、固定残業代や変動報酬で変わります。この記事では、2026年5月時点で確認できる公的・公式情報をもとに、手取り80万円に必要な年収と、求人票で確認すべき条件を整理します。

  • 手取り80万円に必要な年収と月収の目安が分かる
  • 所得税・住民税・社会保険料で引かれる金額感を確認できる
  • 賞与ありの年収提示で毎月の手取りが変わる理由が分かる
  • 転職時に確認すべき給与条件を整理できる

参照元

この記事の計算前提

2026年5月14日時点で確認できる公的・公式情報をもとに、会社員、東京都、協会けんぽ、40歳未満、扶養0人、住民税あり、一般の事業として概算しています。

所得税は給与所得控除、基礎控除、社会保険料控除を中心にした簡易計算です。住民税は前年所得や自治体により変わるため概算です。

実際の手取りは、勤務先の健康保険組合、標準報酬月額、賞与、扶養、各種控除、住民税、端数処理で変わります。

手取り80万に必要な年収は1380万〜1500万円前後が目安

手取り80万円は、税金や社会保険料を差し引いた後に毎月80万円が口座に入る状態です。年間では手取り約960万円になります。

会社員・東京都・協会けんぽ・40歳未満・扶養なし・住民税ありという前提で、毎月の給与だけで手取り80万円を得る場合、額面月収は115万〜125万円前後、年収では1380万〜1500万円前後を見ておくと考えやすくなります。

額面年収 年間手取りの概算 月平均手取りの概算 見方
1300万円 約910万〜930万円 約76万〜78万円 手取り80万円には少し届きにくい
1380万円 約960万円前後 約80万円前後 前提条件が合えば到達目安
1400万円 約970万円前後 約81万円前後 毎月支給型なら目安に入りやすい
1500万円 約1020万〜1030万円 約85万円前後 月平均では手取り80万円を超えやすい

ここで大切なのは、年収だけでなく給与の配分です。同じ年収1500万円でも、月給が高い会社と賞与が大きい会社では、毎月の手取りが大きく変わります。

転職Tips

手取り80万円は「年収」だけでなく「毎月入る額」で見る

年収1500万円の求人でも、賞与やインセンティブの比率が高い場合、毎月の給与手取りは80万円を下回ることがあります。

家賃、住宅ローン、教育費、保険料などの固定費は、賞与込み年収ではなく月給ベースの手取りで判断しましょう。

手取り80万円から逆算した月収と控除内訳

手取り80万円を考えるときは、額面給与から何が引かれるかを分けて見る必要があります。会社員の場合、主な控除は健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税です。

額面月収を約115万〜120万円台に置くと、社会保険料と税金で毎月30万円台後半から40万円台前半が差し引かれるイメージになります。

項目 概算の見方 注意点
健康保険料 協会けんぽ東京の料率をもとに概算 健康保険組合や都道府県で変わる
厚生年金保険料 標準報酬月額に上限がある 高年収でも一定以上は月額保険料が頭打ちになる
雇用保険料 令和8年度の一般の事業は労働者負担5/1000 農林水産・清酒製造、建設は料率が異なる
所得税 給与所得控除、基礎控除、社会保険料控除後に税率をかける 年収が上がるほど税率区分の影響が大きい
住民税 前年所得をもとに翌年度に課税される 転職初年度と翌年で手取りが変わることがある

高年収帯では、額面が増えた分がそのまま手取りに増えるわけではありません。国税庁の所得税率は課税所得に応じて段階的に上がるため、手取り80万円を狙うなら、額面年収に余裕を持って見ることが重要です。

転職裏情報

高年収求人ほど「年収例」と「確定支給」を分ける

求人票の年収例には、賞与、インセンティブ、残業代、役職手当、評価上位者の実績が含まれることがあります。

自分のオファーで確定している基本給と、評価や業績で変わる変動部分を分けて確認しないと、入社後の月手取りが想定より低くなる可能性があります。

賞与ありの年収では毎月の手取り80万円に届かないことがある

「年収1500万円なら手取り80万円」と考えるときに注意したいのが、賞与の比率です。年収1500万円でも、月給80万円と賞与540万円のような設計なら、毎月の給与手取りは80万円に届きません。

年収1500万円の例 月給部分 毎月の手取り感 注意点
月給125万円×12か月 高い 手取り80万円台を見込みやすい 賞与なしでも毎月の生活費を組みやすい
月給100万円×12か月+賞与300万円 中程度 月手取りは80万円を下回りやすい 年平均では高くても月の固定費に注意
月給80万円×12か月+賞与540万円 低め 月手取りは60万円前後に近づく可能性 賞与が出ない月の家計設計が必要

賞与は会社業績や評価、入社時期により変わる場合があります。毎月の生活を安定させたいなら、年収総額よりも月給部分と固定給の比率を確認しましょう。

高年収求人の給与条件を一人で読み解くのが難しい場合は、求人票や内定通知書をもとに、月給、賞与、固定残業代、手当、評価制度を分けて相談すると判断しやすくなります。

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手取り80万円の生活レベルと注意点

毎月手取り80万円なら、年間手取りは約960万円です。一人暮らしや夫婦二人暮らしではかなり余裕を作りやすい水準ですが、住居費、教育費、車、保険、親族支援、投資、住宅ローンで生活感は変わります。

高年収帯で注意したいのは、収入が上がった瞬間に固定費も上げすぎることです。家賃やローン、車、保険、教育費を同時に増やすと、手取り80万円でも自由に使えるお金は思ったより残らないことがあります。

支出項目 見方 注意点
家賃・住宅ローン 手取りの25%前後までなら余裕を作りやすい 20万円台後半以上は他の固定費との合計で確認
貯金・投資 先取りで20万〜30万円以上を設計しやすい 賞与依存にすると継続しにくい
教育費 子育て世帯では長期で増える 毎月負担と将来の一時金を分ける
車・保険 生活満足度を上げる支出になりやすい 複数の固定費を同時に増やさない

転職Tips

年収アップ後の家計は「翌年の住民税」まで見る

転職直後は、前年所得や住民税の徴収タイミングにより、一時的に手取りが多く見えることがあります。

翌年以降の住民税が通常どおり反映された状態で、固定費を払えるかを確認してから住居費やローンを決めると安心です。

転職で手取り80万円を目指すときの求人票チェック

手取り80万円を目指す転職では、年収の高さだけで判断しないことが大切です。高年収求人ほど、責任範囲、成果目標、残業、管理職扱い、転勤、評価制度、変動報酬の比率も確認する必要があります。

求人票や内定通知書を見るときは、次の項目を分けて確認しましょう。

  • 月給、基本給、役職手当、職務手当の内訳
  • 固定残業代の有無、対象時間、超過分支給の有無
  • 賞与の支給月数、算定期間、初年度賞与の扱い
  • インセンティブや成果報酬が年収例に含まれているか
  • 管理監督者扱い、残業代、休日出勤、深夜手当の扱い
  • 試用期間中の給与、評価制度、降給・減額条件
  • 勤務地、転勤、リモートワーク、通勤費、住宅関連手当

テンプレート

内定前に確認したい給与条件の質問例

提示年収のうち、基本給・固定残業代・賞与・手当・変動報酬の内訳を教えてください。

固定残業代がある場合、対象時間と超過分の支給ルールを確認したいです。

初年度賞与は満額支給か、在籍期間に応じた按分かを教えてください。

評価によって年収が上下する範囲と、直近の支給実績を確認できますか。

管理職扱いの場合、残業代・休日出勤・深夜勤務の扱いを確認したいです。

手取り80万円に近い求人を選ぶときは、給与だけでなく働き方とのバランスも重要です。年収が高くても、長時間労働、強い成果責任、転勤、休日対応が多い場合は、生活満足度が下がることがあります。

手取り80万円に関するよくある質問

年収1300万円で手取り80万円になりますか?

会社員・東京都・扶養なしの概算では、年収1300万円の月平均手取りは70万円台後半になりやすく、毎月手取り80万円には少し届きにくい水準です。ただし、扶養、各種控除、住民税、賞与配分で変わります。

年収1400万円なら手取り80万円になりますか?

賞与なしで月給を12か月受け取る前提なら、年収1400万円前後は月平均手取り80万円の目安に入りやすい水準です。ただし、賞与比率が高い場合は、毎月の給与手取りが80万円を下回ることがあります。

手取り80万円を安定させるには何を確認すべきですか?

年収総額ではなく、基本給、固定残業代、賞与、手当、インセンティブ、評価制度を分けて確認してください。安定した月手取りを重視するなら、変動報酬より固定給の比率を見ることが大切です。

40歳以上だと手取りは下がりますか?

40歳から64歳までは介護保険料が加わるため、同じ額面でも40歳未満より手取りが少し下がる可能性があります。協会けんぽの令和8年度情報では、介護保険第2号被保険者には全国一律の介護保険料率が加わると案内されています。

まとめ:手取り80万は年収1380万〜1500万円前後を目安に見る

手取り80万円に必要な年収は、会社員・東京都・協会けんぽ・40歳未満・扶養なし・住民税ありの概算で、年収1380万〜1500万円前後がひとつの目安です。毎月の給与だけで手取り80万円を得るなら、額面月収は115万〜125万円前後を見ておくと考えやすくなります。

ただし、年収1500万円でも賞与比率が高い場合は、毎月の手取り80万円に届かないことがあります。転職で給与条件を見るときは、年収総額だけでなく、月給、基本給、固定残業代、賞与、手当、変動報酬、評価制度を分けて確認しましょう。

高年収求人ほど、数字だけでなく働き方や責任範囲もセットで見る必要があります。自分の生活費や希望する働き方に合う求人か迷う場合は、求人票を手取り目線で整理してから比較しましょう。

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