「TISの年収は高いのか」「平均年収は自分の転職時にも当てはまるのか」と気になっていませんか。

結論からいうと、TIS株式会社の2025年3月期有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は8,067千円、つまり平均年収は約807万円です。

ただし、この数字は賞与や基準外賃金を含む提出会社平均であり、職種別・年齢別・中途採用時の提示年収をそのまま示すものではありません。この記事では、TIS公式資料と公的統計をもとに、年収の見方と応募前に確認すべき条件を整理します。

  • TISの平均年収を有価証券報告書ベースで確認できる
  • 平均年収と自分の提示年収を分けて見られる
  • 新卒初任給や手当の注意点を整理できる
  • 転職時に確認すべき給与・勤務地・働き方の質問が分かる

参照ポイント

平均年収は有価証券報告書、個別条件は募集要項とオファー面談で確認する

TISの平均年間給与は有価証券報告書で確認できます。一方で、中途採用で提示される年収は職種、経験、役割、勤務地、手当、評価制度によって変わるため、平均額だけで判断しないことが重要です。

TISの平均年収は約807万円

TIS株式会社の2025年3月期有価証券報告書では、2025年3月31日時点の提出会社の平均年間給与は8,067千円です。万円単位では、TISの平均年収は約807万円と整理できます。

同じ表では、提出会社の従業員数5,970人、平均年齢40歳7カ月、平均勤続年数14年6カ月も示されています。平均年収を見るときは、金額だけでなく、対象範囲と平均年齢をセットで確認しましょう。

項目 公式資料で確認できる内容 見るときの注意点
平均年間給与 8,067千円 賞与および基準外賃金を含む提出会社平均
平均年齢 40歳7カ月 若手・中堅・管理職を含む平均として見る
平均勤続年数 14年6カ月 入社直後の年収や転職時の提示額とは異なる
対象範囲 TIS株式会社の提出会社 グループ会社や職種別の平均を直接示すものではない

平均年間給与には賞与と基準外賃金が含まれる

有価証券報告書では、平均年間給与について「賞与及び基準外賃金を含む」と説明されています。つまり、月給だけの平均ではなく、賞与や時間外手当などを含んだ年間ベースの数字です。

そのため、転職時に見るべきなのは「平均年収807万円に届くか」だけではありません。基本給、賞与、時間外手当、各種手当、評価による変動幅を分けて確認することが大切です。

TISの年収は高い?全国平均と比べるときの注意点

国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円と公表されています。この数字と比べると、TISの平均年間給与8,067千円は高い水準に見えます。

ただし、単純比較には注意が必要です。国税庁の平均給与は幅広い企業規模、業種、雇用形態を含む統計であり、TISの数字は東証プライム上場のITサービス企業の提出会社平均です。

比較対象 金額 比較時の注意点
TIS株式会社の平均年間給与 8,067千円 提出会社平均、賞与・基準外賃金込み
国税庁の民間平均給与 478万円 幅広い給与所得者を対象にした公的統計
転職時の提示年収 個別に決定 職種、経験、役割、勤務地、評価制度で変わる

転職Tips

平均年収は「給与水準の入口」として使う

平均年収は企業全体の処遇水準を知る材料になりますが、入社時のオファー条件そのものではありません。応募前には、自分が応募する職種の役割、勤務地、等級、賞与、時間外労働の扱いまで確認しましょう。

TISの新卒初任給と給与条件

TIS新卒採用サイトの募集要項では、初任給として修士了313,900円、学士卒294,600円、高専卒259,100円が掲載されています。募集要項では、これらの金額にスマートワーク手当が含まれることも説明されています。

スマートワーク手当は月20時間分の固定残業代とされ、月20時間を超えた時間外労働については別途時間外手当があると記載されています。初任給を見るときは、固定残業代が含まれるかどうかを必ず確認することが重要です。

区分 初任給 確認したい点
修士了 313,900円 スマートワーク手当を含む
学士卒 294,600円 月20時間分の固定残業代を含む
高専卒 259,100円 20時間超の時間外労働は別途手当あり

また、新卒採用情報では賞与年2回、昇給年1回、住宅手当、通勤手当、時間外勤務手当なども掲載されています。勤務地は札幌、仙台、新潟、東京、横浜、富山、名古屋、大阪、岡山、山口、福岡、大分とされています。

年収を考えるときは、月給だけでなく、賞与、手当、勤務地、在宅勤務やフレックスタイム制度の対象範囲も合わせて見る必要があります。

TISへ転職するときに年収で確認したいこと

TISのキャリア採用サイトでは、勤務地は東京、大阪、名古屋など、テレワーク勤務制度あり、フレックスタイム制度あり、賞与年2回、昇給年1回、子育て手当、住宅手当、時間外手当、通勤手当、スマートワーク手当などが掲載されています。

一方で、個別求人ごとの提示年収は職種やポジションによって変わります。キャリア採用の選考プロセスでは、オファー面談で人事担当者から処遇および福利厚生など、配属候補部門の役職者から業務内容およびミッションなどの説明があるとされています。

転職裏情報

高年収に見える求人ほど「期待役割」を確認する

ITサービス企業の中途採用では、年収が高いほどプロジェクト責任、顧客折衝、マネジメント、技術リード、納期責任などが重くなることがあります。

提示年収だけでなく、その年収で何を期待されるのかを面接・オファー面談で確認しましょう。

オファー面談で確認したい年収条件

中途採用で年収を確認するときは、金額だけを聞くのではなく、内訳と前提を分けて確認しましょう。特に、固定残業代、賞与の評価反映、住宅手当や子育て手当の支給条件、勤務地、テレワーク頻度は実質的な年収と働き方に影響します。

テンプレート

TISの面談で使える年収確認メモ

提示年収の内訳:基本給、賞与、時間外手当、各種手当を分けて教えてください。

スマートワーク手当:自分の職種・等級で対象になるか、固定残業時間の扱いを確認したいです。

賞与評価:標準評価時の支給イメージと、評価による変動幅を確認したいです。

働き方:勤務地、テレワーク、フレックス、出社頻度、顧客先常駐の可能性を確認したいです。

期待役割:入社後半年から1年で期待される成果と、評価される基準を確認したいです。

年収アップを狙う転職では、金額だけで判断すると入社後のミスマッチにつながることがあります。提示年収と期待役割、働き方、評価制度をセットで確認することが大切です。

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TISの年収が合いやすい人・慎重に見たい人

TISは、金融、産業、公共、決済、クラウド、データ活用など幅広いITサービスに関わる企業です。年収面だけでなく、どの領域でどの専門性を伸ばしたいかを考えると、応募判断がしやすくなります。

観点 合いやすい人 慎重に確認したい人
仕事内容 ITサービス、システム開発、プロジェクト推進に関心がある 会社名や平均年収だけで応募先を決めたい
働き方 顧客課題に向き合いながら専門性を伸ばしたい 配属、勤務地、出社頻度を確認せずに判断したい
年収 基本給、賞与、手当、評価制度を分けて比較できる 平均年収807万円が自分にもそのまま当てはまると考えている
キャリア 技術、PM、コンサル、営業などの役割を具体的に考えたい 入社後の期待役割や評価基準を聞くのが苦手

応募前チェックリスト

平均年収の数字に納得しても、応募前には自分の条件に落とし込むことが必要です。次の項目を整理してから求人票や面談内容を確認しましょう。

  • 応募職種の仕事内容と期待役割は明確か
  • 提示年収に含まれる基本給、賞与、手当、時間外手当を分けて確認したか
  • 勤務地、転勤、出社頻度、テレワークの条件を確認したか
  • 評価制度、昇給タイミング、賞与の決まり方を確認したか
  • 固定残業代やスマートワーク手当の対象範囲を確認したか
  • 自分の経験がどの職種・等級で評価されるか整理したか

まとめ:TISの年収は平均額と自分の条件を分けて見る

TIS株式会社の2025年3月期有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は8,067千円です。平均年収としては約807万円と整理できます。

ただし、この平均額は賞与や基準外賃金を含む提出会社平均であり、すべての社員や中途採用者に同じ金額が提示されるわけではありません。新卒初任給にはスマートワーク手当が含まれるため、固定残業代や時間外手当の扱いも確認が必要です。

TISへの応募を検討するなら、平均年収だけでなく、自分が応募する職種の給与内訳、勤務地、働き方、期待役割をセットで確認しましょう。条件を分けて見られるようになると、年収アップだけでなく、納得して働ける転職先かどうかも判断しやすくなります。

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