AMP（アンプ）とは、【スマホやタブレットで閲覧するモバイルページを高速表示させる手法】である。Accelerated Mobile Pagesの頭文字をとったもの。2005年にGoogleとTwitterがモバイル端末でのユーザー体験向上を目的として立ち上げたプロジェクト、その仕組みや規格を表す。AMPの規格でWebページを作成すると、読み込みの負荷の少ないページを作成することになり、高速表示が可能となる。
Webページの表示速度が遅いと、アクセス後他のページに回遊しない率が高くなり、ユーザー離脱の可能性がある。AMPの導入により、スマホやタブレットでWebページを閲覧するユーザーに待ち時間などのストレスを与えず、離脱を防ぐことができる。また、GoogleやYahoo!で検索した際に画像付きのカルーセル表示がされる可能性があり、ユーザーの目に留まりやすくクリック率も上がる。
現在あるWebページにAMPを導入する場合、AMPの規格に含まれない言語を使用しているコンテンツは、デザインがエラーで表示されなかったり崩れたりする可能性があるほか、広告制限により表示できない広告がある、などのデメリットもある。
