鍼灸師は今や医療業界だけでなく、さまざまな場での活躍が期待されています。介護福祉や美容、スポーツといった業界で鍼灸治療のニーズは年々高まりをみせています。その影響もあって、現在鍼灸師を目指す人も非常に多くなっているのが現状です。
鍼灸師になるためには専門学校や鍼灸師の学科がある大学に通う必要があります。そのためには当然、学費の工面もしなければなりません。また、社会人で鍼灸師を目指す場合は働きながら専門学校に行く道もあります。学費や仕事との両立をしながら鍼灸師を目指せるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、鍼灸師になるための専門学校の学費や社会人向けの夜間学校の特徴について徹底解説していきます。特に鍼灸師を目指す社会人には必見の内容ですので、ぜひチェックしてみてください。
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
▶︎ まずは資料ダウンロード!鍼灸師の専門学校に必要な学費の平均
鍼灸師になるためには最低3年間専門学校で必要な知識や技術を身につけなくてはいけません。まずは鍼灸師の専門学校に通うためにかかる費用の平均について確認しておきましょう。
専門学校に必要な学費
鍼灸師になるために必要な知識や技術を身につけるためには、まず鍼灸師の専門学校に通わなければなりません。これは、鍼灸師になるにあたって必須事項です。というのも、「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格試験の受験資格には「3年制または4年制の養成学校を卒業していること」が含まれているからです。
日本には鍼灸師養成カリキュラムが設置されている専門学校や大学が全国に80~90校ほどあり、大半は専門学校というのが現状です。専門学校に通うためにかかる費用の大半は授業料です。
学校によって差はありますが、一般的に1年間の授業料は120~150万円ほどになります。初年度の場合入学金も含めて150~200万円と見積もっておいた方がよいでしょう。よって、卒業までにかかる費用の平均は3年制の場合は400~500万円、4年制の大学の場合は500~600万円以上になります。
また、授業料に加えて教科書代や白衣代、実習費なども別途かかってきます。その場合、授業料にプラスして10~30万円ほどの費用がかかるでしょう。また、校友会費用などもかかる学校もあるため、志望校に通うために必要な費用は入念に確認しておく必要があります。
鍼灸師の国家資格取得のための費用
「はり師」と「きゅう師」の国家資格試験は、受験手数料としてそれぞれ14,400円ずつ費用がかかります。つまり、鍼灸師になるためには計28,800円の受験手数料が必要です。受験料の納付方法は銀行振り込みです。試験の申し込みが済み次第、期限までに余裕をもって受験料を振り込むようにしましょう。
そして、国家試験合格後には「はり師」と「きゅう師」として名簿登録する際の申請手数料と登録免許税が別途かかります。新規で申請する場合は申請手数料が10,400円、登録免許税が18,000円、つまり合計28,400円が必要です。
鍼灸師の専門学校に夜間で通うメリット
諸事情で日中に学校へ通えない方も多くいらっしゃいます。そのような方には夜間部がある専門学校がおすすめです。それでは、ここで夜間に通学するメリットについて見ていきましょう。
日中に働きながら通学できる
夜間部であれば、日中は仕事をしていても夕方から夜の時間に授業を受けることができます。もし残業が発生した場合は仕事を調整したり上司に相談してみたりしましょう。すぐに学校に行けるように職場と近い専門学校を選ぶのがおすすめです。
生活費を稼ぎながら受験資格を取得できる
日中にはアルバイトやパートをして生活費や学費の工面をしながら受験資格取得を目指せるのも夜間部のメリットのひとつです。経済的負担がかかることが心配な方は、夜間部への入学も検討してみるのも良いかもしれません。アルバイトやパートの時間は学校までの移動時間をふまえて余裕を持ったシフトを組むようにしましょう。
昼間のコースよりも学費が安い
夜間のコースは昼間よりも学費が安い場合が多いです。そのため、経済的負担を減らしながら資格取得を目指すことができます。できるだけ学費を抑えたい方にも夜間部のある専門学校はおすすめです。
昼間のコースと比較して入学しやすい
昼間のコースを選ぶのは高校卒業の生徒がほとんどです。その一方で夜間コースの場合は、日中は社会人やパート、アルバイトをする人が多いです。昼間よりも夜間の方が受験する人数も多いので、必然的に夜間コースの方が倍率が低くなります。なるべくスムーズに専門学校に入学したい方にも夜間コースは向いているでしょう。
幅広い年齢層の人たちと出会える
夜間部には社会人として働く人のほかにもさまざまな年齢層の方と出会うチャンスがあります。中でも意識の高い人たちが集まるため、お互いに切磋琢磨しながら学びを深めていくことができます。
Wスクールが可能
日中は別の学校へ通い、夜間は鍼灸学科のある夜間部に通うというWスクール形式での進学も可能です。同一の学校で異なるコースに日中通う場合は学費が減免される制度を設けている学校もあるので、チェックしてみるのもよいでしょう。
夜間コースがある鍼灸師の専門学校一覧
ここからは、日本全国で夜間コースのある鍼灸師の専門学校を紹介していきます。自分が通える範囲内の学校があるかどうかをチェックしてみましょう。
札幌スポーツ&メディカル専門学校
鍼灸科では、少人数制による実習授業で個々の鍼灸の技術を向上させることが可能です。また、スポーツ栄養学やテーピング、スポーツビジネスといったスポーツ系の学科を学ぶこともできます。鍼灸師として、そしてスポーツトレーナーとしても活躍したい人におすすめの大学です。
入学金 | 授業料 | 実習費 | 3年間の合計 | |
昼間部 | 100,000円 | 800,000円 | 300,000円 (2,3年次350,000円) | 4,100,000円 |
夜間部 | 100,000円 | 650,000円 | 300,000円 (2,3年次350,000円) | 3,650,000円 |
赤門鍼灸柔整専門学校
東北地方で唯一の鍼灸専門学校です。創立74年、9,400名以上の卒業生を輩出した実績がある鍼灸師の伝統校です。臨床実習以外にもスポーツイベントのボランティア活動、技術指導といった現場の実践力を養う教育に力を入れています。
入学金 | 授業料 | 施設管理費 | 3年間の合計 | |
昼間部 | 200,000円 | 前期:510,000円 後期:510,000円 | 180,000円 | 3,800,000円 |
夜間部 | 150,000円 | 前期:420,000円 後期:420,000円 | 140,000円 | 3,090,000円 |
東京医療専門学校
本校では、医療だけでなくスポーツや介護、福祉、美容と幅広い分野で活躍できるため「基本的臨床能力」を重視したカリキュラムを導入しています。「小児はり」や「美容鍼」といったゼミや臨床現場で役立つ「モチベーションアップセミナー」も随時開催しており、卒業後の「呉竹医学会」や「卒後臨床研修」などの受講も好評です。
入学金 | 授業料 | 施設管理費 | 3年間の合計 | |
昼間部 | 300,000円 | 前期:550,000円 後期:550,000円 | 130,000円 | 4,200,000円 |
夜間部 | 300,000円 | 前期:500,000円 後期:500,000円 | 130,000円 | 3,900,000円 |
関東鍼灸専門学校
3年間で解剖学や生理学、病理学などの現代医学知識を学び、同時に東洋思想の基礎から応用までを学習していきます。鍼灸に特化した専門校だからこそ、専門的な知識や技術を究めることが可能です。また、昼間部および夜間部の事業時間は1日2時限(各時限90分)となっているので、仕事やアルバイトをしながら無理なく通うことができます。
入学金 | 授業料 | 施設管理費 | 3年間の合計 | |
昼間部 | 500,000円 | 210,000円 | 180,000円 | 3,290,000円 |
夜間部 | 500,000円 | 210,000円 | 150,000円 | 3,230,000円 |
日本医学柔整鍼灸専門学校
「美容鍼灸、スポーツ鍼灸、婦人鍼灸、高齢者鍼灸」の4分野の鍼灸を、授業と「4大鍼灸ゼミ」の両方で深く学べるカリキュラムが特徴です。また、日本鍼灸と中国鍼灸の2つの鍼灸についても理解を深められる授業が満載なので、患者の状態に合わせた施術を提供できる力が身につきます。
入学金 | 授業料 | 施設管理費 | 合計 | |
昼間部 | 200,000円 | 1,250,000円 | 50,000円 | 3,950,000円 |
夜間部 | 200,000円 | 1,250,000円 | 50,000円 | 3,950,000円 |
鍼灸師の資格取得の難易度
2017年以降、はり師ときゅう師の国家試験の合格率は7割程度です。新卒、既卒別に見ると新卒の合格率は8割を超え、既卒の合格率は2割程度となっています。
受験者の7割以上が合格しているため、しっかりと対策をしていれば合格は十分手が届く範囲と言えるでしょう。しかし、3割近くが不合格になっているという事実も受け止めなければいけません。同日に実施されたあん摩マッサージ指圧師国家試験の合格率は約84%であることを考えると、鍼灸師の試験はやや難関といえるでしょう。
毎年2月下旬に実施される鍼灸師の国家試験は合計170点満点で出題されます。170点満点中6割が合格ラインなので、102点以上が合格圏となります。
以下は2022年に実施された「第30回はり師、きゅう師国家試験」の受験者数とその合格率です。
はり師 | きゅう師 | |
受験者数 | 3,982人 | 3,892人 |
合格者数 | 2,956人 | 2,963人 |
合格率 | 74.2% | 76.1% |
満点に近い得点を取得する必要はありませんが、はり師、きゅう師とともに出題内容は非常に広範囲です。そのため、試験に備えてしっかりと勉強しておく必要があります。
鍼灸師に向いている人
次は鍼灸師の仕事をしていくためにはどのような素質が求められるのかについて見ていきます。自分に鍼灸師の仕事はあっているのか、どんな人材が必要とされているのか確認してみましょう。
手先が器用な人
鍼灸師は自分の手を使って施術する柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師と違い、鍼と灸という「器具」を使って施術を行います。身体のツボを見極めつつ患部に鍼を刺したり灸を据えなければいけません。そのため、ピンポイントの患部に正確な施術ができる手先の器用さが必須となります。
細かい作業やコツコツとこなしていく仕事が好きな人には、この仕事が向いていると言えるでしょう。
コミュニケーション力がある人
鍼灸師は施術の技術力だけではなく、患者と心から向き合えるコミュニケーション能力が必須です。患者の症状や具合について正しく簡潔に伝え、心を通わせられるような会話ができるとよいでしょう。
また鍼灸師は地域の鍼灸院に勤めることが多いので、勤務地周辺で暮らす人々と良好な関係性を築くことが求められます。相手の立場で物事を考え、心に寄り添えるようなコミュニケーションスキルは、鍼灸師として長く働く上でも非常に重要です。
常に学ぶ姿勢がある人
鍼灸治療には、東洋医学を基盤とした独自の人体科学の知識が必要です。しかし、さらに解剖学や生理学などの西洋医学の知識も勉強していかなくてはなりません。医学の進歩は目覚ましく、常に変化を遂げています。
患者に対して最善の治療を施すために、日ごろから新しい知識を学び現場で活かせるようにならなければいけません。さまざまな領域の医学に興味を持ち、それらの新たな知識を治療に活かせるようになることも、鍼灸師として大切な素質です。
鍼灸師の将来性
公益財団法人「東洋療法研修試験財団」の統計によれば、鍼灸師の資格取得者は年々増加傾向にあります。2020年度の累計では日本の鍼灸師は18万人以上にも及ぶ数となっています。専門学校などの教育機関が増加していることも要因のひとつですが、鍼灸治療そのもののニーズが高まっていることが最大の要因と言えるでしょう。
医薬品や手術といった手法で治療する西洋医学に対し、東洋医学は「鍼」や「灸」を用いて身体のツボを刺激することで人間が本来もつ自然治癒力を高めて治療します。鍼灸治療は身体への負担が少ないため、小児から高齢者まで幅広い年齢層への治療が可能です。
さらに、さまざまな疾患や美容にも効果があるとして近年は若い方も鍼灸に興味を持つ方が増えてきています。鍼灸は「身体と心にやさしい医療」として、近年ますます注目を集めています。
医療業界だけでなく、介護福祉、スポーツ、美容や女性特有の症状などさまざまなフィールドで活躍ができるため、鍼灸師は世界から将来性を期待される職業と言えるでしょう。
まとめ
鍼灸師になるためには「はり師」と「きゅう師」のふたつの資格を取得する必要があります。そして、受験資格を得るためには専門学校や鍼灸科のある大学に3年以上通わなければなりません。
学校に通うとなればもちろん学費がかかることになります。できるだけ費用をおさえて、なおかつ仕事と両立させたい方には専門学校の「夜間コース」がおすすめです。日中は社会人として働き、学費をおさえながら鍼灸師を目指すことができます。
近年鍼灸師は幅広いジャンルで活躍できる職業として、ニーズが非常に高まっているのが現状です。自分が働きたい業界や将来のキャリアプランのために、全く異なる業種から鍼灸師になる人も増えています。
鍼灸師をゼロから目指したい方は、ぜひ夜間コースのある専門学校を探してみてください。
ジム運営者必見!おすすめ提携サービス一覧
株式会社FiiTは、業界最大級のジム検索サイト「FitMap」による集客支援はもちろん、WEBマーケティングのコンサルティングからパーソナルジム開業・マシン販売など多岐にわたりご支援しております。
弊社が提携しているパートナー企業様を一覧にしました。ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただいた後、資料の送付及び担当よりご連絡させていただきます。
WEB集客数が大幅UP
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
資料ダウンロードはこちら【初期費用無料】
ジム経営の総合相談窓口
お客様の現状やなりたい姿を徹底的にヒアリングをした上でお客様に寄り添って最適な提案をさせていただきます。開業、集客、採用、マシン導入、システム構築、HP制作、広告運用、店舗展開、物件探し、内装工事、サービス設計などジム経営に関する全ての業務がサポート範囲です。お気軽にご相談ください。
相談は無料です。必ず有意義な時間にします。
ご相談申込みはこちら【初回無料】
InBody
「InBody」はパーソナルジムでの導入率が非常に高く、細かい数値まで見れるためとても人気な体組成計。フィットネス業界ではInBodyの数値が標準として計測されるケースもあるほどジムやパーソナルジムで重要な機材です。
当サイトを運営する株式会社FiiTはInBody公式代理店のため、通常価格よりお安く卸すことが可能です。見るだけなら無料ですので、詳しくは下記のカタログ資料請求(無料)にてご確認ください。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
STORES予約
STORES予約は、顧客管理はもちろん、Googleカレンダーと相互連携して予約管理を実施・効率化できるパーソナルジム顧客管理システムです。
予約以外にも、決済の難しい月謝を簡単に設定できる決済機能や、来店率・申込率向上が期待できるカレンダー予約や予約リマインドなどのマーケティング機能なども搭載。
他のシステムと比較しても月額料金が安く使いやすい上、最初は無料お試しで始めることができるため、パーソナルジムに非常に人気の高い顧客管理システムです。
料金や詳細の機能は資料に記載しています。見るだけなら無料で損することはないため、下記よりお気軽に資料ダウンロードしてみてください。無料で始めるためのリンクもご案内しております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム業務効率化システム「トレマワン」
WEB管理システムとトレーナー用/ユーザー用の2つのアプリを用いて、パーソナルジム運営に関わる多くの複雑な業務をデジタル化するだけでなく、トレーナーの顧客対応を専用アプリのみでも実施できるようにします。
また、アプリを用いた食事アドバイスのみの有料サービス化なども可能としており、ジムの売上向上にも繋がります。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルトレーナー特化の求人サイト「FITNESS SALON」
他社求人サイト掲載に加え、約8000人ほどのトレーナーにアプローチを可能としています。
また初回掲載企業様限定でトライアルプランを適応させて頂いております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム特化の不動産・物件探し「パーソナルジム不動産」
ご希望のエリアや予算内の物件探しはもちろん、集客を加味した立地調査など合わせて提供いたします。
物件探し依頼はこちら!
ジム・パーソナルジム特化の内装「ジム内装」
「ジム内装」サービスは、フィットネス業界、特にパーソナルジム業界を中心に展開。ただのおしゃれなジムを作るだけではなく、集客に影響できる設計も含め提案しているのが特徴的です。
また株式会社FiiTでは月間30万人が利用する業界最大級のジムポータルサイトFitMapを運営しており、約500店舗以上のジム事業者と関わりもあるため、パーソナルジム業界でウケるデザインや集客に繋がる内装、やってはいけないポイントなども熟知しております。
【施工イメージ】
内装のご相談はこちら!