実は、水泳を仕事にすることは思っているより難しくないのをご存知でしょうか。
スイミング指導者として働くために必須の資格はないので、実は誰でもコーチとして活躍できます。
スイミングが大好きで、趣味でよく泳いでいる人の中には、「水泳を仕事にしてみたい」と考えたことはないでしょうか。しかし、スイミングの指導には専門学校を卒業して専門の資格を取らないとなれないと思っている人も多いようです。
そこで今回は、スイミングの指導者になるための方法や取得すべきおすすめの資格を紹介します。
仕事内容や年収など職業の基本情報も解説していくので、これから水泳を仕事にしたい人はぜひ参考にしてみてください。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!スイミング指導者の仕事内容
スイミング指導者だからといって、1日中プールでレッスンをしているわけではありません。実際のレッスンだけでなく、デスクワークなどさまざまな業務を兼任することが求められます。
勤務するフィットネスクラブや水泳スクールによって仕事内容は多少変動しますが、主な業務は以下の通りです。
①水泳レッスン
スイミング指導者のメインとなる業務です。安全を考慮し、キッズスクールや上級者向けなどそのクラスに適したレッスンメニューを指導していきます。
決められた時間内でプログラムを実施しなくてはいけないので、計画性をもってレッスンを進める必要があります。
②レッスンメニューの作成
スイミング初級者~上級者、子どもや成人、高齢者などさまざまなレベルや年齢層に合わせたレッスンメニューの作成も大切な業務のひとつです。
また、生徒に教えるためのレッスンだけでなく「どのようなメニューで教えるべきか」という内容で指導者向けのメニュー作成方法を考案することもあります。
③売り上げ管理
自分が勤務しているスイミングスクールでの売り上げを管理する事務作業もしなくてはなりません。また、スクール内で販売しているスイミングウェアやゴーグルなどの商品の販売実績を管理することもあるでしょう。
この業務は基本的に正社員の仕事ですが、アルバイトとして経験が長い場合は特別に任されるケースもあります。
④施設内の清掃
プールサイドやロッカールームなど、施設内の細部まで清掃することも重要な仕事です。水滴が残っていると転倒の危険があるので、特に注意して清掃しなくてはいけません。
施設内の清掃は清潔感を保つだけでなく衛生管理にも関わってくるので、毎日こまめにしっかりとやる必要があります。
⑤監視など安全管理
レッスンの受講者が溺れて事故に遭わないように、常に監視作業をすることも重要な仕事のひとつです。スイミングスクールでは幼児から高齢者まで幅広い年齢層の人がレッスンを受けています。生徒たちの健康と安全を守るために、監視などの安全管理は徹底していなくてはいけません。
また、有事があった際は必要な応急処置を素早くできるようにケガの治療に関する知識も覚えておくと良いでしょう。
⑥イベントの企画・運営
プールでの進級テストや競泳イベントなどの企画・運営を任されることもあります。期日や時間帯、イベントの競技種目から飾りつけまで担当する範囲は多岐にわたりますが、その分やりがいがある業務となるでしょう。
スイミング指導者になる方法
スイミングスクールなどで指導員として働くために、必須のスキルや資格はありません。
現在スイミング指導者として活躍していても、水泳学科のある大学や専門学校を卒業していなかったり、過去に水泳の指導歴がない人もいます。
この業界は人と接することが好きな人をポテンシャル採用している施設が多いため、実際の指導歴の有無とは関係なく就業できるという特徴があるからです。
しかし、資格はないからといって「取得する必要がない」ということではありません。
プロの水泳指導者になるのための資格を取得すれば仕事の幅を広げたり、キャリアアップにも役立ちます。他の指導者との差別化も図れるので、ここは是非ともスイミング関連の資格を取っておきたいものです。
スイミング指導者におすすめの資格3選
スイミング指導者のための資格はいくつかあります。その中でも、スキルアップにも役立つおすすめの資格を紹介するので資格取得の際の参考にしてみてください。
①日本水泳連盟認定 基礎水泳指導員
基礎水泳指導員とは、日本体育協会が定めるスポーツ指導者のうち、水泳資格の専門科目検定に合格し、日本水泳連盟に登録した人に与えられる資格のことです。
9科目の講習科目を修了すると、基礎水泳指導員の検定資格を得られます。合格したら加盟団体の東京都水泳協会に申請し、資格証が加盟団体から交付されます。
- 養成講習会の受講および検定の受験資格:満18歳以上
- 申込方法:基礎水泳指導員養成講習会申込書をホームページからダウンロード
- 受講料:20,000円
受験内容
学科…100点満点中60点以上が合格
科目系 | 内容 |
水泳と生活・歴史 | 水泳と生涯スポーツ・水の特性と水中運動・水泳の歴史 |
水泳の科学 | 運動原理、ストロークメカニクス |
水泳指導法の基本 | 指導の基本、指導効果の評価、準備・整理運動 |
管理と安全対策 | 水泳の管理、安全のための指導 |
競泳競技規則と審判法 | 競泳規則と審判法 |
実技
科目系 | 内容 |
100m個人メドレー | 男子1分40秒00以内・女子1分50秒00以内 |
横泳ぎ | 20mを12あおり以内 |
潜行 | 男子20m・女子15m |
心肺蘇生 | 胸骨圧迫を含む |
面接…指導者としての適格性を判定するため
②日本スイミングクラブ協会 公認水泳教師
日本水泳界の競技力を向上させて世界の水泳界をリードする競技者を発掘・育成・指導する指導者になるための民間資格です。公益財団法人日本体育協会が認定する公認スポーツ教師は、競技別に質の高い実技指導を行うことができる指導者で、水泳教師の検定・審査も行われています。
商業スポーツ施設などの顧客(会員、スクール生など)の技能レベルやニーズに合わせ、指導します。受講条件は、受講を開始する年の4月1日現在、満20歳以上の者で、共通科目及び専門科目の検定に合格し、登録手続きを完了させることで取得できます。
- 養成講習会の受講および検定の受験資格:20歳以上
- 申込方法:共通科目Ⅲ…日本スポーツ協会にマイページ登録し、毎年2月中旬~3月中旬に同ページより申込み
- 専門科目…当協会主管団体宛に郵送
- 受講料:共通科目…58,320円 専門科目…6対象別講習会(各12,000円+税×6科目)
- 登録料:20,000円
受験内容
講義 |
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実技 |
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③日本スイミングクラブ協会 公認上級水泳教師
商業スポーツ施設などにおいて、競技者育成プログラムに基づいた「より質の高い実技指導」を行うことを認められた資格です。水泳の指導だけでなく、経営のためのコンサルティングならびに経営受託の企画や調整なども担うスキルが身につきます。
利用者の年齢や性格、レベルやニーズに合わせたサービスを提供するために、水泳指導の企画立案、指導方針の決定といった組織の中でも中心的な役割を担います。
養成講習会の受講および検定の受験資格:満22歳以上の教師資格保有者
- 申込方法:共通科目Ⅲ…日本スポーツ協会にマイページ登録し、毎年2月中旬~3月中旬に同ページより申込み
- 専門科目…当協会主管団体宛に郵送
- 受講料:共通科目Ⅳ:30,800円(税込)/上級教師:61,600円(税込)
- 基本登録料:10,000円
- 資格別登録料: 10,000円
- 初期登録手数料(初回登録時のみ):3,000円
受験内容
講義(種目の特性に応じた基 礎理論) |
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実技 |
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スイミング指導者の給料と待遇
スイミング指導者として働くからには、給料や福利厚生などの待遇についても気になるところです。ここでは、スイミング指導者として働く際の給料や待遇について見ていきます。
給料
スイミング指導者の給料は年齢や経験でかなり開きがあります。
初任給は16万~30万が相場とされており、指導者としての経験や役職についているかどうかなどで変動するのが一般的です。
初年度の平均年収は300万前後で、同年代の平均年収と比較するとやや低い傾向にあります。しかし、レッスンをどれだけ多く受け持つことができるかなどでインセンティブもかなり変動するので、自分の頑張り次第でいくらでも上を目指せるでしょう。
待遇
待遇も勤務先によって異なりますが、レッスン時間外であればプールが利用できるというスクールも多いようです。また、社員割引でスイミングウェアの購入ができるなどの福利厚生も用意されているところもあります。
スクールによってはスキルアップのための社員同士の講習会やセミナーなども随時開催されているので、就職後もスイミングスキルや指導力に磨きをかけたい人にもおすすめです。
スイミング指導者の適性とやりがい
スイミング指導者としての技術はあっても、人に教えるための「指導力」がなければコーチとして成長するのは難しいでしょう。ほかにもスイミング指導者として活躍するための適性と、この職業ならではの「やりがい」について紹介します。
適性
コミュニケーションスキルが高い
いくら泳ぎの技術が高くても、それを人に教えるための「コミュニケーションスキル」がなければうまく指導ができません。
スイミングスクールでは幼児から高齢者まで多くの人が水泳技術を高めるためにレッスンを受けています。一人ひとりがどのような点でつまずき、伸び悩んでいるのかを正確に理解し、その人の性格にあった指導方法で教えていかなくてはいけません。
彼らにとって話しやすい先生として接しながらも、的確にわかりやすく教える技術があると水泳指導者としてもスキルアップできます。
コミュニケーションスキルが高ければ、それだけ生徒たちからの信頼も厚いものとなるでしょう。それがゆくゆくそのスクールでの自分自身の評判にもつながるので、コミュニケーションスキルの高さは必須の適性と言えます。
責任力がある
スイミングスクールではプールでの事故も少なくはありません。そのため、レッスン中も常に生徒たちの安全を守り抜くという責任を果たす必要があります。
水泳中のケガや事故を未然に防ぐためには、それ相応の知識もなくてはいけません。しかし、それ以上に「誰ひとりケガをさせない」という強い責任力の方がこの仕事をしていく上では重要です。
プールの中では何が起こるか分からないので、危機管理能力も高く持ちながら業務を遂行するための「責任力」の高さは必須と言えるでしょう。
計画性・企画力がある
スイミングの指導者はレッスンプログラムを考案する業務もあるので、そのプログラムを予定通りに行うための計画性があるとスムーズにレッスンを進められます。
自分が担当するクラスの人数や個々の特徴をふまえて、適切なレッスンをしなくてはいけません。1回のレッスンは45~60分なので、その時間内でいかに生徒たちに多くを教えられるかが肝となります。
また、イベントの運営業務にあたる際の企画力も必要です。イベントの内容を考案・実施するための企画力があれば、今後さらに仕事の幅も広げられるでしょう。
水泳と関われる職業
スイミングの指導者として水泳に関わることもできます。しかし、もっと視野を広げて職を探したいという人はこれから紹介する「水泳と関われる職業」も参考にしてみてください。
これからのキャリアプランに役立てて、「自分が好きなこと」と関われる仕事を探してみましょう。
ライフセーバー
ライフセーバーは水辺での事故を未然に防ぐため、プールサイドや海で見張り台から監視したり周辺をパトロールしたりする仕事です。また、海水浴に着ている人たちへ今日の天候や波に関する情報提供、海岸のごみ拾いをはじめとする環境保全といった活動もしています。
こちらの仕事も資格なしでもできますが、溺れた人の救助や応急処置など人の命を扱う仕事のため、ライフセービングに関わる資格を持っている人も多いです。さらに自分自身の身体も鍛えて、いざという時にすぐに駆けつけられる状態にしておくことも大切です。
人命に関わる仕事のため、常に緊張の糸を張らなければいけない大変な仕事ですが、その分大きなやりがいにもつながります。
水泳の審判員
オリンピックなどの世界大会における水泳競技の審判を行う仕事もあります。審判員をするためには、日本水泳連盟が認定する資格が必要です。
審判員は公正に競技が行われるようにジャッジをしなくてはいけません。公式ルールに則り、公平で的確に判定をする正確さが必要です。試合前には、試合会場の確認をしたり出場選手のプロフィールのチェック確認などをするのも審判員の重要な仕事です。
そのため、日ごろから体調を整えてルールを覚えたり様々な状況での対処法を判断できるようにならなくてはいけません。
審判を務めた後は自分が下した判定にミスがなかったかどうか振り返り、反省点や課題点を見つけて次回の試合に活かせるように向上心を持って取り組むことで、この仕事のやりがいが感じられるようになるでしょう。
スポーツ栄養士
スポーツ栄養士とは、アスリートが試合で最高のパフォーマンスを発揮できるように食事や栄養の観点から専門的なサポートする仕事です。スポーツ栄養士は日本体育協会が認定する資格のひとつで、アスリートに必要な食事の栄養素について学びます。
そのため、水泳選手専属のスポーツ栄養士になる場合は「水泳」という競技に必要な食事や栄養面についても知識を深める必要があります。
より専門性を高めるために、健康運動指導士の資格も同時に取得する人もいます。水泳選手が常に最高のパフォーマンスを発揮できるように裏方からサポートする、やりがいのある仕事と言えるでしょう。
まとめ
スイミングの指導者になるために必須のスキルや資格は必要ありません。そのため、目指そうと思えば誰でもスイミングスクールのコーチを目指せます。
しかし、誰でも目指せるからこそ「資格」を取得してほかのコーチ志望者と差別化を図る必要があります。資格があれば自分の知識やスキルも増やせるので、実際のレッスンの場でも活かせるでしょう。
今回紹介した水泳に関する資格もスイミング指導者を目指す人におすすめの資格ばかりなので、ぜひ資格取得してみてください。
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