「kddi 年収」と検索している方は、KDDIの平均年収が高いのか、自分が応募した場合にどのくらいの給与を期待できるのかを知りたいのではないでしょうか。

結論から言うと、KDDI株式会社の2025年3月期有価証券報告書の訂正版では、提出会社の平均年間給与は10,183,458円です。ただし、この数字はKDDI株式会社単体の平均で、若手・中途入社者・グループ会社全体の提示年収をそのまま表すものではありません。

この記事では、KDDI公式の有価証券報告書、会社概要、新卒採用情報、キャリア採用情報、厚生労働省の労働条件情報をもとに、次の点を整理します。

  • KDDIの平均年収を、有価証券報告書の対象範囲から理解できる
  • 新卒初任給と中途採用の理論年収を、公式募集要項ベースで確認できる
  • 職種・配属・勤務制度によって年収の見え方が変わる理由が分かる
  • 応募前・面接前に確認すべき給与内訳を整理できる

KDDIの年収は高水準に見えますが、転職判断では平均年収だけでなく、自分の職種・等級・勤務地・勤務制度で提示される条件を見ることが重要です。

KDDIの平均年収は1,018万円|有価証券報告書の数字

KDDI株式会社の第41期有価証券報告書訂正版では、提出会社の平均年間給与が10,183,458円と記載されています。百万円単位で見ると、約1,018万円です。

項目 公式開示の内容 見るときの注意点
対象資料 第41期有価証券報告書 2026年3月31日訂正版 2025年3月期の提出会社情報として見る
平均年間給与 10,183,458円 賞与および基準外賃金を含む
従業員数 9,483名 提出会社の就業人員で、子会社などへの出向社員は含まれない
平均年齢 42.0歳 若手の給与水準とは分けて見る
平均勤続年数 16.4年 長く働く社員の構成が平均値に影響する

この平均年収は、KDDI単体の提出会社に関する開示です。KDDIグループ全体の平均年収や、すべての求人の提示年収ではない点に注意しましょう。

参照元

平均年間給与は「提出会社」の数字として読む

有価証券報告書の従業員の状況では、連結会社の従業員数と提出会社の従業員数が分けて掲載されています。

KDDIの平均年間給与10,183,458円は提出会社の欄に記載された数字です。応募時の給与水準は、求人票・募集要項・オファー条件で別途確認する必要があります

KDDIの平均年収が高く見える理由と注意点

KDDIの平均年収が高く見える理由には、通信インフラを担う大手企業であること、賞与や基準外賃金を含むこと、平均年齢が42.0歳であることなどが関係します。

年収が高く見える要因 意味 応募者が確認すべきこと
賞与を含む平均 有価証券報告書の平均年間給与には賞与が含まれる 基本給、賞与、残業代、各種手当を分けて見る
基準外賃金を含む 時間外勤務手当などが平均に影響する可能性がある 残業代込みの見込みではなく、通常時の給与内訳を見る
平均年齢42.0歳 中堅・管理職層の給与が平均を押し上げやすい 自分の年齢・経験・等級での提示額を見る
職種の幅が広い 通信、法人営業、DX、企画、コーポレートなど役割が多い 職種別の責任範囲、勤務地、勤務制度を確認する

平均年収は企業研究の入り口として便利ですが、転職で重要なのは「自分がどの条件で採用されるか」です。平均1,018万円という数字だけで、入社直後の年収を判断しないことが大切です。

転職裏情報

平均年収が高い会社ほど「平均との差」を確認する

平均年収が高い企業では、管理職、専門職、長期勤続者、賞与の影響で平均値が上がることがあります。

中途採用では、平均年収よりも募集ポジションの等級・基本給・賞与・時間外手当の扱いを見ることが現実的です。

新卒・中途採用の給与条件を公式募集要項で確認

KDDIの応募時に参考になるのは、有価証券報告書の平均年収だけではありません。新卒採用とキャリア採用の公式募集要項には、初任給や理論年収のレンジが掲載されています。

区分 公式掲載の給与条件 注意点
新卒採用 博士 373,000円 2027年度新卒採用向けの内容
新卒採用 修士 333,000円~ 入社コースや学位・専攻との合致条件に注意
新卒採用 学士 313,000円~ スキル・経験による初任給加算の記載もある
キャリア採用 基本給312,000円~554,000円、理論年収514万円~949万円 経験・能力を考慮し、別途時間外手当支給と記載
賞与 年2回 新卒・キャリア採用の募集要項で確認できる

中途採用の募集要項では、正社員(総合職)、基本給312,000円~554,000円、理論年収514万円~949万円と記載されています。平均年収1,018万円と中途採用の理論年収レンジは、対象が違う数字として分けて見ましょう。

転職Tips

理論年収は「確定年収」ではなく前提条件込みで見る

理論年収は、基本給、賞与、手当、評価前提などをもとにした見込み額として使われることがあります。

応募時は、基本給、賞与算定、時間外手当、裁量労働手当、通勤手当の扱いを分けて確認することが重要です。

KDDIの職種別年収はどう見る?数字より役割で分ける

KDDIの公式情報では、全職種について一律の職種別平均年収が公開されているわけではありません。そのため、職種別年収を考えるときは、公開されていない数字を決めつけるのではなく、役割と評価軸から見ます。

職種・領域 年収に影響しやすい要素 応募前に見るポイント
ネットワーク・インフラエンジニア 専門性、運用責任、障害対応、技術領域 交代勤務、夜間対応、勤務地、資格・スキル評価
ソリューションエンジニア・DX 法人案件、クラウド、セキュリティ、PM経験 担当顧客、プロジェクト規模、裁量労働制の有無
法人営業・アカウント 顧客規模、提案領域、営業目標、担当業界 評価指標、目標設定、インセンティブや賞与反映
事業企画・サービス企画 新規事業、既存サービス改善、社内外調整 意思決定範囲、KPI、異動可能性
コーポレート 専門資格、全社横断の責任範囲、管理職登用 配属部門、等級、評価制度、働き方制度

同じKDDIでも、ネットワーク運用、法人DX、営業、企画、管理部門では求められる経験が違います。職種別年収を知りたい場合は、募集職種の職務内容と給与レンジをセットで確認することが現実的です。

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KDDIの年収を他社比較するときの注意点

KDDIの年収をNTT、ソフトバンク、楽天グループ、通信インフラ企業、IT企業などと比べたい人も多いはずです。ただし、平均年収の比較では、対象会社・平均年齢・事業構成をそろえる必要があります。

比較項目 確認する理由 見落とすと起きる誤解
提出会社か連結か 有価証券報告書の平均給与は提出会社単体であることが多い グループ会社を含む平均と勘違いする
平均年齢 平均年齢が高いほど平均年収も上がりやすい 若手年収や中途初年度年収を過大評価する
賞与・基準外賃金 平均年間給与に含まれる範囲が重要 基本給だけで比較してしまう
職種構成 技術職、営業、企画、管理職の比率で変わる 自分の応募職種と違う平均値を参考にする
勤務地・勤務制度 全国勤務、海外勤務、交代勤務、裁量労働制が関わる 年収だけ見て働き方の負担を見落とす

KDDIの年収を比較するときは、単純なランキングではなく、同じ条件の数字を比較できているかを確認しましょう。

参照元

2025年3月期の業績は訂正版の文脈も確認する

KDDIのIRライブラリでは、2025年3月期の有価証券報告書について2026年3月31日訂正版が掲載されています。

会社概要ページにも2025年3月期の連結決算の状況が掲載されていますが、年収記事では有価証券報告書の従業員の状況を根拠として使うことが重要です。

KDDIに転職すると年収は上がる?確認すべき条件

KDDIの平均年収が高いからといって、すべての転職者が現在より年収アップするとは限りません。オファー年収は、経験、専門性、職種、等級、勤務地、勤務制度、選考評価によって変わります。

  • 現年収と希望年収だけでなく、基本給と賞与の割合を確認する
  • 時間外手当、裁量労働手当、交代勤務の有無を確認する
  • 転勤・異動・全国勤務・海外勤務の可能性を確認する
  • 入社後の評価制度、給与改定、昇格要件を確認する
  • 福利厚生や退職金制度を、短期的な年収とは分けて見る

KDDIのキャリア採用ページでは、勤務時間について通常勤務のほか、部署や業務によりフレックスタイム制、交代勤務、変形労働時間制、テレワーク勤務、裁量労働制があると記載されています。年収と働き方は必ずセットで確認するようにしましょう。

転職Tips

年収アップだけでなく「時間単価」も見る

提示年収が上がっても、残業、通勤、休日対応、責任範囲が大きく増えると、体感的な満足度は下がることがあります。

オファーを比較するときは、年収、勤務時間、休日、勤務地、評価制度を並べて判断することが大切です。

応募前に使えるKDDI年収確認テンプレート

応募前や面接前には、給与条件を質問しやすい形に整理しておくと、入社後の認識違いを減らせます。厚生労働省の「確かめよう労働条件」でも、求人票や募集要項、労働条件通知書などで労働条件を確認する重要性が示されています。

テンプレート

面接・オファー面談で確認したい給与質問

今回のポジションで想定される等級、基本給、賞与、手当の内訳を教えてください。

理論年収に含まれる項目と、別途支給される時間外手当の扱いを教えてください。

配属予定部門では、フレックスタイム制、裁量労働制、交代勤務、テレワーク勤務のどれが適用されますか。

残業時間や休日対応は、通常期と繁忙期でどの程度変わりますか。

給与改定、昇格、評価のタイミングと、年収が上がる条件を教えてください。

勤務地変更や異動がある場合、手当や社宅制度の対象条件を教えてください。

給与の質問は聞きにくいと感じるかもしれませんが、入社後のミスマッチを避けるためには必要です。曖昧なまま内定承諾を進めないことが、納得度の高い転職につながります。

KDDIが向いている人・年収面で慎重に見たい人

KDDIは通信インフラ、法人DX、金融・エネルギー、ローソン関連の取り組みなど、事業領域が広い会社です。年収だけでなく、自分がどの領域で価値を出せるかを見ましょう。

観点 向いている可能性がある人 慎重に確認したい人
専門性 通信、ネットワーク、クラウド、セキュリティ、法人DXの経験を活かしたい人 配属領域が変わる可能性を強く避けたい人
働き方 フレックス、テレワーク、全国規模の仕事に関心がある人 勤務地や勤務時間を固定したい人
年収 基本給・賞与・手当を含めて長期的に上げたい人 入社初年度から平均年収並みを前提にしている人
キャリア 大規模サービスや社会インフラに関わりたい人 小規模で裁量の大きい環境だけを求める人

KDDIへの応募では、平均年収に惹かれるだけでなく、自分の経験がどの職種で評価され、どの条件でオファーされるかを見極めることが大切です。

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まとめ:KDDIの年収は高水準だが、平均だけで判断しない

KDDI株式会社の2025年3月期有価証券報告書訂正版では、提出会社の平均年間給与は10,183,458円です。平均年齢42.0歳、平均勤続年数16.4年、賞与・基準外賃金を含む数字として見る必要があります。

一方、KDDIの新卒採用では博士373,000円、修士333,000円~、学士313,000円~のベース初任給が掲載され、キャリア採用では基本給312,000円~554,000円、理論年収514万円~949万円が掲載されています。

年収を正しく見るなら、次の順番で確認しましょう。

  1. 有価証券報告書の平均年収が、提出会社の平均であることを確認する
  2. 新卒・中途の募集要項で、自分に近い給与条件を見る
  3. 職種、等級、勤務地、勤務制度、残業、賞与を分けて確認する
  4. オファー面談では、理論年収の内訳と評価制度を具体的に聞く

KDDIの年収は公式情報上でも高水準に見えますが、転職判断では平均年収ではなく、自分に提示される条件と働き方の納得感を軸にしましょう。

参照元