「eneos 年収」と検索している人は、ENEOSの平均年収がどのくらいか、ENEOS株式会社とENEOSホールディングスのどちらの数字を見るべきか、応募前に給与条件をどう確認すればよいかを知りたいはずです。
結論からいうと、EDINETに掲載されたENEOSホールディングスの2025年3月期有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は10,686,238円、約1,068.6万円です。ただし、この数字はENEOS株式会社単体の平均年収ではなく、持株会社の提出会社ベースの平均です。
この記事では、有価証券報告書、ENEOS公式採用情報、国税庁・厚生労働省の公的情報をもとに、平均年収の見方、初任給、手当、勤務地、評価、中途応募時の確認ポイントを整理します。
- ENEOSホールディングスの平均年間給与と従業員データが分かります。
- ENEOS株式会社の応募条件と持株会社の平均値を分けて見られます。
- 初任給、住宅手当、賞与、勤務地、働き方制度の見方を整理できます。
- 中途応募時に確認したい給与・勤務地・評価条件が分かります。
参照元の見方
平均年間給与は「ENEOSホールディングス提出会社ベース」
有価証券報告書で確認できる平均年間給与は、ENEOSホールディングス株式会社の提出会社ベースの数値です。ENEOS株式会社、製油所、支店、研究所、グループ会社、個別求人の提示年収を直接表すものではありません。
ENEOSの年収を見るときは、持株会社の平均値と応募職種の条件を分けて確認しましょう。
ENEOSの平均年収はいくら?公式資料では約1,068.6万円
ENEOSホールディングスの第15期有価証券報告書では、2025年3月31日時点の提出会社の従業員数は1,339名、平均年齢は44歳0カ月、平均勤続年数は17年5カ月、平均年間給与は10,686,238円と記載されています。
この平均年間給与は「税込」とされており、持株会社の社員構成や出向者の扱いも反映されます。平均年収1,068.6万円を、ENEOS株式会社の全職種にそのまま当てはめないことが大切です。
| 項目 | 2025年3月期の公式数値 | 読み方の注意点 |
|---|---|---|
| 平均年間給与 | 10,686,238円 | ENEOSホールディングス提出会社ベースの税込平均です。 |
| 平均年齢 | 44歳0カ月 | 若手や中途入社直後の条件とは分けて見ます。 |
| 平均勤続年数 | 17年5カ月 | 長く在籍している社員も含む平均です。 |
| 提出会社の従業員数 | 1,339名 | 当社とENEOS株式会社の合同組織に所属する従業員を含む数値です。 |
| 連結従業員数 | 34,238名 | ENEOSグループ全体の規模を見る参考値です。 |
転職Tips
「ENEOSの平均年収」は会社名の範囲を確認する
検索結果では「ENEOSの平均年収」とひとくくりにされがちですが、開示主体はENEOSホールディングスです。ENEOS株式会社の総合職、製油所勤務、研究開発、支店勤務、グループ会社では条件の見方が変わります。
応募時は、平均値ではなく求人票・面談・内定通知の条件を優先してください。
ENEOSの年収は全国平均と比べてどう見る?
国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円、正社員・正職員の平均給与は545万円とされています。
ENEOSホールディングスの提出会社平均年間給与1,068.6万円は、国税庁の正社員平均より高い水準に見えます。ただし、企業の提出会社平均と民間給与統計は、対象者、年齢構成、雇用形態、職種構成が違います。同じ平均給与でも母集団が違う点を押さえましょう。
| 比較対象 | 平均給与 | 比較時の注意点 |
|---|---|---|
| ENEOSホールディングス提出会社 | 約1,068.6万円 | 持株会社の提出会社平均です。 |
| 民間給与所得者全体 | 478万円 | 正社員以外も含む平均です。 |
| 正社員・正職員 | 545万円 | 幅広い業種・年齢・職種を含みます。 |
| 自分の応募条件 | 求人・オファーで個別確認 | 職種、勤務地、評価、手当で変わります。 |
ENEOSの初任給・手当・賞与で確認したいポイント
ENEOSの大学・大学院卒募集要項では、2025年卒実績として、基本給と住宅手当の合計額が初任給として示されています。条件例は、23歳から36歳未満、京浜地区、家賃負担有、扶養家族無しの場合です。
大学卒は359,000円、大学院卒(修士)は376,100円、大学院卒(博士)は412,000円です。内訳として、基本給は大学卒311,000円、修士328,100円、博士364,000円で、住宅手当は条件により変わります。初任給は住宅手当込みの例であり、全員に同じ金額が出るとは限りません。
| 項目 | 公式情報で確認できる内容 | 転職時の確認ポイント |
|---|---|---|
| 大学卒初任給 | 359,000円 | 基本給311,000円と住宅手当48,000円の条件例です。 |
| 大学院卒(修士)初任給 | 376,100円 | 基本給328,100円と住宅手当48,000円の条件例です。 |
| 大学院卒(博士)初任給 | 412,000円 | 基本給364,000円と住宅手当48,000円の条件例です。 |
| その他諸手当 | 時間外勤務手当、通勤手当、転居手当など | 支給条件、上限、勤務地による違いを確認します。 |
| 昇給・賞与 | 評価に基づく昇給、賞与年2回 | 評価期間、賞与算定、入社初年度の扱いを確認します。 |
転職Tips
月給を見るときは「基本給」と「手当込み」を分ける
住宅手当込みの初任給は高く見えますが、家賃負担、扶養家族、居住地、年齢、管理職区分などで支給額が変わります。中途採用では、提示年収の内訳を基本給・賞与・時間外手当・住宅関連手当に分けると判断しやすくなります。
内定前には、月給総額だけでなく基本給と変動手当の割合を確認しましょう。
勤務地・働き方・評価制度も年収判断に影響する
ENEOSの募集要項では、勤務地は国内および海外の事業所所在地とされています。採用FAQでも、事務系・技術系ともに総合職での募集であり、勤務地は日本全国および海外のENEOS拠点と説明されています。
勤務時間は標準労働時間7時間30分で、本社・支店、研究所、製油所・製造所ごとに標準勤務時間帯が示されています。フレックスタイム制や裁量労働制の対象も説明されています。年収だけでなく、勤務地の範囲と勤務形態が自分の生活に合うかを確認しましょう。
| 確認項目 | 公式情報の要点 | 応募前に見るポイント |
|---|---|---|
| 勤務地 | 国内および海外の事業所所在地 | 初任地、転勤範囲、希望申告、転勤猶予制度を確認します。 |
| 勤務時間 | 標準労働時間7時間30分 | 職場別の勤務時間帯、交替勤務の有無を確認します。 |
| 評価 | 能力や実績に応じ、公平性・透明性・納得感を重視 | 昇給・昇格・賞与への反映方法を確認します。 |
| 働き方制度 | フレックスタイム、テレワーク、育児・介護支援など | 自分の職種で実際に使える制度か確認します。 |
転職裏情報
高年収企業ほど「勤務地」と「職務範囲」の確認が重要
ENEOSのような大手企業では、給与水準の高さと引き換えに、勤務地、異動、職務範囲、評価制度の影響が大きくなることがあります。総合職採用では、年収だけでなく働き方の許容範囲を先に整理しておくとミスマッチを減らしやすくなります。
「いくらもらえるか」と同じくらい「どこで、どの職務を、どの条件で担うか」を確認してください。
中途採用でENEOSの年収を確認するときのチェックリスト
中途採用では、公開されている平均年収よりも、応募職種の職務内容、勤務地、経験評価、職位、賞与算定、手当の適用条件が重要です。厚生労働省は、労働条件の明示として、契約期間、就業場所、業務内容、始業・終業時刻、賃金などを確認する重要性を示しています。
ENEOSの平均値を参考にしながらも、最後は自分に提示される労働条件で判断しましょう。
- 提示年収は基本給、賞与、時間外手当、住宅関連手当をどう含むか。
- 勤務地は本社、支店、研究所、製油所、海外拠点のどこか。
- 転勤、出向、異動の範囲と希望申告の仕組みはどうなっているか。
- 評価結果が昇給、賞与、昇格にどう反映されるか。
- フレックス、テレワーク、裁量労働、交替勤務の適用有無はどうか。
- 住宅手当、転居手当、通勤手当の支給条件と上限はどうか。
テンプレート
面談で使える給与条件の確認文
提示年収の内訳について、基本給、賞与、時間外勤務手当、住宅関連手当の扱いを教えてください。
勤務地と転勤範囲について、初任地、異動頻度、海外勤務の可能性、希望申告制度を確認したいです。
評価結果が昇給・賞与・昇格にどのように反映されるか、入社初年度の扱いも含めて教えてください。
フレックスタイム、テレワーク、裁量労働、交替勤務の適用条件を、応募職種に即して確認したいです。
ENEOSの年収をどう判断するか
ENEOSホールディングスの平均年間給与は1,068.6万円で、全国平均と比べても高い水準に見えます。一方で、これは持株会社の提出会社ベースの平均であり、ENEOS株式会社の各職種や個人別オファーをそのまま表すものではありません。
そのため、ENEOSの年収を判断するときは、持株会社の平均値、ENEOS株式会社の初任給、住宅手当、勤務地、評価制度、応募職種の条件をセットで確認するのが現実的です。会社平均より、自分が応募するポジションの条件を優先して見ましょう。
参照元
平均値と求人条件を混同しない
平均年間給与は企業研究の入口として便利ですが、転職判断で必要なのは、自分の職種・勤務地・評価・手当に近い条件です。複数の公式情報を照合し、面談や内定時に個別条件を確認してください。
FiiTJOBでは、求人票だけでは判断しにくい給与条件、勤務地、働き方、転職後のミスマッチをLINEで相談できます。ENEOSのような大手企業を検討する場合も、平均年収だけで決めず、自分の希望条件と照らして整理しておきましょう。