「NTT都市開発の年収は高いのか」「平均年収はいくらなのか」「今の募集でどのくらいの給与を期待できるのか」と気になっていませんか。

結論からいうと、NTT都市開発の2019年3月期有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は9,248,469円、つまり約924.8万円と開示されています。ただし、同社は2019年1月8日に上場廃止しているため、上場企業の有価証券報告書のように最新の平均年収を毎年確認できる状態ではありません。

この記事では、NTT都市開発の有価証券報告書、公式会社概要、財務情報、NTTグループの採用給リリース、国税庁の民間給与統計をもとに、平均年収の読み方と応募前に確認すべき条件を整理します。

  • NTT都市開発の公式平均年収と対象範囲が分かる
  • 上場廃止後に最新平均年収を読むときの注意点が分かる
  • 新卒採用給や中途応募時に見るべき給与条件を整理できる
  • 平均年収だけでなく自分の提示条件を確認する視点が持てる

参照元メモ

最新の平均年収は「非上場化後の見え方」に注意

NTT都市開発の公式財務ページでは、同社株式が2019年1月8日に上場廃止となったことが案内されています。

そのため、この記事では上場廃止前後に確認できる有価証券報告書データと、現在の公式会社情報・採用関連情報を分けて扱います。

NTT都市開発の平均年収は約924.8万円

NTT都市開発の第34期有価証券報告書では、2019年3月31日現在の提出会社の平均年間給与は9,248,469円です。万円換算では約924.8万円となります。

同じ欄では、提出会社の従業員数400人、平均年齢43.1歳、平均勤続年数16.4年も示されています。平均年間給与には賞与および基準外賃金が含まれると注記されています。平均年収924.8万円は公式資料に基づく数字ですが、現在の全社員や中途入社時の提示年収をそのまま表す数字ではありません

項目 開示内容 読み方
平均年間給与 9,248,469円 約924.8万円。賞与・基準外賃金を含む
平均年齢 43.1歳 中堅・ベテラン層を含む提出会社平均
平均勤続年数 16.4年 NTTおよび同グループ会社からの転籍者は各社勤続年数を加算
従業員数 400人 提出会社の就業人員
対象資料 2019年3月期 有価証券報告書 上場廃止後に提出された第34期の開示資料

平均年間給与は「基本給だけ」ではない

有価証券報告書の注記では、平均年間給与に賞与および基準外賃金を含むと説明されています。つまり、毎月の基本給だけでなく、賞与や時間外勤務などの影響も含まれた平均です。

転職で年収を見るときは、基本給、賞与、時間外手当、住宅関連補助、評価制度を分けて確認することが重要です。年収総額が同じでも、固定給が高いのか、賞与や手当の比率が高いのかで安定性は変わります。

上場廃止後の最新年収は断定しにくい

NTT都市開発の公式財務状況ページでは、同社株式が2019年1月8日に上場廃止となったことが案内されています。現在も決算概況などは公開されていますが、上場会社の有価証券報告書と同じ形式で最新の平均年間給与が毎年確認できるわけではありません。

そのため、検索結果にある「最新年収」「役職別年収」「年代別年収」は、口コミ、推定、過去有報、求人情報などが混ざっている可能性があります。応募判断では、公開平均年収よりも、応募する求人票と採用条件通知に書かれる個別条件を優先してください。

転職Tips

非上場企業の年収は「確認できる情報」を分ける

非上場化後の企業では、上場企業のように最新の平均年間給与を有報から確認できない場合があります。

その場合は、過去の公式開示、現在の会社規模、募集要項、求人票、面接での説明、採用条件通知、労働条件通知書を分けて確認しましょう。

NTT都市開発の会社規模と事業内容

NTT都市開発の公式会社概要では、会社名はNTT都市開発株式会社、所在地は東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX、設立は1986年1月21日、資本金は488億円とされています。

2024年度の連結売上高は2,085億円、単独社員数は約600名です。事業内容は、不動産の取得・開発・販売・管理、不動産の貸借・仲介、建築物の設計・施工・工事監理、住宅の建設・販売、不動産に関する調査・コンサルティングなど幅広く示されています。年収を見るときは、総合不動産デベロッパーとしての事業範囲と、配属される職種の違いを分けて考える必要があります。

項目 公式情報 年収を見るときの意味
会社名 NTT都市開発株式会社 NTTアーバンソリューションズグループの不動産開発会社
設立 1986年1月21日 NTTグループの不動産事業を担う企業として長い沿革がある
資本金 488億円 会社概要上の基本情報
売上高 連結2,085億円(2024年度) グループ事業規模の参考値
社員数 単独約600名(2025年7月時点) 2019年有報の提出会社従業員数とは時点が異なる

民間平均給与と比べると高い水準

国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円、正社員(正職員)の平均給与は545万円とされています。

NTT都市開発の2019年3月期の提出会社平均年間給与924.8万円は、単純比較では民間平均給与や正社員平均給与を上回る水準です。ただし、国税庁の統計は幅広い業種、企業規模、年齢、雇用形態を含むため、同じ条件の比較ではありません。平均給与との比較は目安に留め、自分の職種・経験・勤務地で提示される条件を確認することが現実的です。

比較対象 金額 注意点
NTT都市開発の平均年間給与 約924.8万円 2019年3月期有報、提出会社ベース
民間給与所得者の平均給与 478万円 国税庁の令和6年分調査
正社員(正職員)の平均給与 545万円 同調査の雇用形態別平均

新卒採用給はNTTグループの引き上げ対象に含まれる

NTTグループは、2026年4月入社社員の採用給を引き上げるニュースリリースを公表しています。対象会社には、NTT都市開発も含まれています。

リリースでは、大学卒の標準的なケースで30万円以上、住宅補助費を含めて34万円以上の水準とし、専門性の高い社員は32万円以上、住宅補助費を含めて36万円以上の水準とする旨が示されています。ただし、実際の採用給・手当・配属条件は、応募年度や個別の募集要項で確認する必要があります

転職裏情報

初任給の高さだけで将来年収は決まらない

初任給は若手入口の条件として重要ですが、入社後の年収は評価、等級、賞与、時間外勤務、職種、勤務地、異動で変わります。

新卒・第二新卒・中途のいずれでも、初任給や想定年収だけでなく、昇給の考え方や評価面談の仕組みも確認しておくと判断しやすくなります。

中途採用で年収を見るときの確認ポイント

NTT都市開発への転職を考える場合、平均年収だけで応募可否を判断するのは危険です。平均年間給与は会社全体の過去平均であり、個別求人の提示年収ではありません。

特に不動産デベロッパーでは、開発、リーシング、プロパティマネジメント、住宅、ホテル、グローバル、コーポレートなど、職種によって求められる経験や成果指標が変わります。応募前には、求人票の給与レンジと職務内容をセットで確認することが大切です。

確認項目 見るべきポイント 面接・オファー時の質問例
基本給 月給、年俸、固定残業代の有無 提示年収のうち基本給はいくらですか
賞与 支給回数、評価反映、業績連動 想定年収に含まれる賞与前提を確認できますか
時間外勤務 残業代の扱い、繁忙期、裁量労働の有無 配属予定部署の繁忙期と残業の傾向はありますか
勤務地 初任地、転勤、海外勤務、出向可能性 入社後の勤務地変更や出向可能性はありますか
評価制度 昇給・昇格の基準、面談頻度 入社後どのような成果が評価されますか

NTT都市開発のように事業領域が広い企業では、自分の経験がどの職種で評価されるかによって提示条件が変わる可能性があります。求人票の読み方や職務経歴書の見せ方で迷う場合は、第三者に整理してもらうと応募先を絞りやすくなります。

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NTT都市開発の年収が向いている人・慎重に見たい人

NTT都市開発の年収水準は、過去の公式平均では高く見えます。ただし、転職先として合うかどうかは、年収だけでなく仕事内容、評価、働き方、キャリアの方向性との相性で決まります。

向いている可能性がある人

  • 不動産開発、まちづくり、資産運用、施設運営に関心がある人
  • NTTグループの不動産・ICT・エネルギーなどの総合力を活かす仕事に興味がある人
  • 短期的な給与だけでなく、中長期のキャリア形成も重視したい人
  • 関係者調整、行政・企業・地域との折衝を粘り強く進められる人

慎重に確認したい人

  • 平均年収に近い提示額を最初から期待している人
  • 勤務地、転勤、出向、担当プロジェクトを固定したい人
  • 賞与や評価による変動を避けたい人
  • 不動産開発特有の長いプロジェクト期間や関係者調整が苦手な人

テンプレート

オファー面談で年収条件を確認する聞き方

「提示年収の内訳について、基本給、賞与想定、手当、時間外勤務の扱いを分けて確認できますか。」

「賞与は個人評価と会社業績のどちらがどの程度反映される制度でしょうか。」

「入社後1年目と2年目以降で、昇給・評価の見直しタイミングはどのようになりますか。」

「勤務地、異動、出向、海外勤務の可能性について、現時点で想定される範囲を教えてください。」

応募前に確認したいチェックリスト

NTT都市開発の年収を調べる目的は、平均額を知ることだけではありません。最終的には、自分が応募するポジションで納得できる条件かを確認することが重要です。

応募前には、以下の項目を整理しておくと、求人票や面接で確認すべき点が明確になります。

  • 応募職種の職務内容と、自分の経験が重なる部分
  • 提示年収の内訳、賞与、手当、時間外勤務の扱い
  • 勤務地、転勤、出向、海外勤務の可能性
  • 評価制度、昇給・昇格のタイミング、成果指標
  • プロジェクト期間、繁忙期、関係者調整の多さ
  • 採用条件通知書と労働条件通知書で最終確認すべき項目

まとめ:NTT都市開発の年収は高水準だが、最新条件は求人票で確認する

NTT都市開発の2019年3月期有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は9,248,469円、約924.8万円です。平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は16.4年で、賞与および基準外賃金を含む数字として開示されています。

一方で、同社は2019年1月8日に上場廃止しているため、現在の最新平均年収を上場企業の有価証券報告書のように毎年確認できるわけではありません。転職判断では、過去の平均年収を参考にしつつ、応募する求人票、面接での説明、採用条件通知、労働条件通知書で自分の条件を確認することが大切です。

NTT都市開発に応募すべきか、どの職種で経験を活かせるか、提示年収をどう見ればよいか迷う場合は、職務経歴と希望条件を一度整理してから進めましょう。

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