名寄せ

名寄せとは、【複数のデータベースに重複している同一の顧客、企業などに対してIDの付与等によりデータを統合すること】を指す。整備されていないデータベースを使用する場合、データの重複や表記揺れにより同じ顧客に何度も同じアプローチをしてしまったり、複数の担当者が別々に連絡をしてしまったり、解約済の顧客に対して顧客向けメールを送ってしまう場合がある。これらは顧客にとって不快感、不信感を抱くものであり、企業に対する評価を下げることに繋がりかねない。また、企業にとっては、資料作成のコストや送信費用、人件費などが無駄になってしまう。そのため、名寄せによりデータの統合を行い、整理された顧客情報をもとに適正なマーケティング活動、営業活動を行う必要がある。名寄せは、データの調査、名寄せするデータの抽出、データのクレンジング（全角半角などの表記の統一）、同一種類と判断されたデータにIDを付与の手順で行われる場合が多い。