近年はフィットネス業界においてオンラインとオフラインの両方を使い分けてマーケティングをする傾向が顕著になってきました。
特にコロナ渦の影響で、最近はパーソナルトレーニングジムでのマンツーマン指導やオンラインフィットネスでのトレーニング指導などが流行しています。
パーソナルトレーナーとして活躍している人は、今後自分のジムを持って経営してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そういった方々は、先述のようにオンラインとオフラインを上手に活用して自分のジムをプロモーションしていく必要があります。
そこで今回は、パーソナルトレーナーを成功に導くオンライン・オフライン戦略について解説します。
この両者の違いやそれぞれの特徴などについて分かりやすくまとめられているので、パーソナルトレーナーの方はぜひ最後まで目を通してみてください。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!オンラインとオフラインの違い
まず確認しておきたいのが、オンラインとオフラインの違いではないでしょうか。
簡単に言うと、インターネットなどのネットワークによって接続されているかどうかで分けることができます。
- オンライン…スマホやZOOMなどのアプリを使用した打ち合わせ、動画などを通じたコンテンツ
- オフライン…対面での打ち合わせ、訪問営業、店舗型サービスなど
直接、人と会わなくてもコミュニケーションをとってビジネスが展開できるようになった背景のひとつとして、コロナウイルスの影響が挙げられます。
緊急事態宣言によって対面での接客モデルができなくなったことで、オンラインビジネスなどのビジネスモデルが急速に発展を遂げました。
この発展はフィットネス業界に限らず様々な業界に影響を与えたと言っても過言ではないでしょう。
そして、今後パーソナルトレーナーとして活躍するために大切なのは「オンラインとオフラインを上手に組み合わせて活用すること」です。
最近のオンラインビジネスの傾向はInstagramやTwitterなどのSNSを用いた集客からZOOMなどのオンライン\カウンセリング、そしてオンライン指導といった全面的な非対面型が主流となりつつあります。
現在はこのスタイルが確立されたことから、完全に飽和状態になってしまっているのが現状です。
昨今のフィットネス系のインフルエンサーやユーチューバーがこぞってSNSで同じようなアピールやサービス内容を宣伝しています。
その結果、今はどこよりも安く提供しようと価格破壊競争が起きてしまっている状況です。
「オンラインパーソナル」だけではない、元来からの直接対面してパーソナルトレーニングを行う方法を展開していきたい人は、次からの章を読み進めてみてください。
パーソナルトレーナーが起業する前の準備
パーソナルトレーナーとして起業を決意したら、まずはジムのコンセプトや使用するトレーニングマシンの準備などに意識が向きがちになってしまいます。
しかし、競争の激しいこの業界で生き残るためにはベースとなる準備もしっかりこなさなければなりません。
ここからは、パーソナルトレーナーが起業する前の準備について解説するので、しっかり目を通しておきましょう。
開業資金を用意する
起業に必要な資金の準備は、事前準備の中で最も重要な項目と言えるでしょう。
初期資金が十分に揃っていないと、必要な設備が準備できなかったり開業後すぐにクライアントが来なければランニングコストを払えず赤字が続いてしまうことも考えられます。
現金が不足すれば、売上があっても倒産してしまういわゆる「黒字倒産」になる可能性もあります。
地道に自己資金を貯めながら起業する人もいますが、手っ取り早く独立したいなら融資を受けるのがおすすめです。
日本政策金融公庫は他銀行と比較すると審査が緩い傾向にあります。
パーソナルトレーナーの起業時にはまず資金調達方法を念頭に置いて動かなくてはいけません。
単に銀行と言っても、メガバンクや都市銀行、信用金庫など銀行によってそれぞれ性質が異なります。
また、審査の難易度や金利のパーセンテージも変動してくるでしょう。
起業のための手続き・書類の準備
個人事業主がマイクロジムではなく法人と同規模のジムを開業しようと思ったら各種届け出が必要になる場合があります。
法人の設立時の書類は個人事業主よりも量が多くなるのが一般的です。
すべて自分ですることも可能ですが、費用20万円〜30万円ほどで行政書士に依頼するのがおすすめです。
また、確定申告を青色申告と白色申告のどちらで行うのかによっても必要書類が変わってくるので注意しなくてはいけません。
青色申告は白色申告よりも所得税の控除額が65万円多くなりますが、書類の提出や日々の会計処理など手間が増えるデメリットも存在します。ただ、控除が65万円ありますので、年間65万円以内に収まるのであれば、税理士に依頼するのがおすすめです。
企業のために必要な書類一覧
個人事業主 | 法人 | |
開業届の提出 | 〇 | 〇 |
消防法における届け出 | × | 〇 |
食品衛生法における届け出 | × | 食品を扱う場合は必要 |
公衆浴場法 | × | シャワーやプールを設置する場合は必要 |
建築基準法 | × | 他業種の施設からジムへ用途変更する場合などは必要 |
都市計画法 | × | 地域によっては必要 |
ホームページ・SNSの開設
パーソナルトレーナーとして起業する前にホームページやSNSを開設して、あらかじめ新規顧客をつかんでおくのがおすすめです。
莫大な費用をかけてホームページのデザインにこだわっても、アクティブユーザーにアクセスしてもらえないと意味を成しません。
SNSにホームページへのリンクを掲載したり宣伝費用をかけて広告をうち出すといったホームページへの誘導方法を考えることが大切です。
広告を出す場合は、ある程度デザイン性も意識する必要があります。
デザイン性が低いと実際に新規顧客になってもらうまでに時間もコストもかかってしまう可能性があります。
パーソナルトレーナーが起業して成功するためには?
次からは、パーソナルトレーナーが起業して成功するためにおさえておきたいポイントをまとめてあります。
起業における成功ポイントを知っていれば失敗のリスクも避けられるので、ぜひチェックしてください。
起業に成功したパーソナルトレーナーの事例を鵜吞みにしない
起業に成功したパーソナルトレーナーの事例は巷にあふれかえっています。
しかし、あいまいな情報が多くアテになるかと言えばそういうわけでもありません。
モチベーションアップのためにいくつか事例を見る分には問題ありませんが、経営指針やマーケティング方法のすべてを真似してしまうことはやめましょう。
もし起業に成功するためのコツが知りたければ、書籍を読んだり、ビジネス系のニュースを毎日チェックするのをおすすめします。
週末起業や副業でパーソナルトレーナーをする
いわゆる「週末起業」や「副業」でパーソナルトレーナーをするという選択肢も考えられます。
週末起業や副業といったビジネスモデルは、副収入を得るための手段として非常に有効です。
また、人によっては環境・状況によって自己資金を貯めてから起業したいというケースもあります。
もし自己資金を貯める時間が欲しい人は、まずは週末起業・副業としてパーソナルトレーナーをするのがおすすめです。
本格的に起業する前の準備段階として現場で役立つ知識やスキルも身につき、固定のクライアントがついたり新規顧客を集める時間もできます。
フランチャイズで起業する
パーソナルトレーニングジムへの集客に不安がある人は、フランチャイズに応募してみるのもひとつの手段です。
フランチャイズという大手の看板を利用すれば、効率的な集客が可能です。
そのため、パーソナルトレーナー個人として起業するよりもクライアントが集まりやすいでしょう。
さらに、ジム経営のノウハウやスタッフ教育マニュアル、トレーニングマシンを安く仕入れることも可能です。
集客以外にもさまざまなサポートが受けられるチャンスなので、毎月支払うロイヤリティに見合う見返りがあると判断した場合はフランチャイズへの加盟がおすすめです。
フランチャイズはデザイン性の高いホームページを無料で使用できる点や制作費用がかからない点において、広告費用を無駄にせずに宣伝ができるという大きなメリットもあります。
オフラインでできるパーソナルジムの集客方法
ここからは、オフラインでおすすめのパーソナルジム集客方法について解説します。
オンラインの集客と上手に組み合わせて実践してみましょう。
オフライン広告
バスや電車の中吊り広告、テレビCM、看板広告などがオフライン広告に該当します。
これらは直接の入会とは関係がないものの、ユーザーの潜在意識としてパーソナルジムの存在を刷り込んでくれる役割があります。
Web広告と比較すると費用が高くどれくらいの効果があったのかを計測できないので、これらは経営に余裕が出てきたら取り組みたい集客方法と言えるでしょう。
折込チラシ・ポスティング
新聞への折込チラシやポスティングは、ジムの開業やキャンペーンの実施などをターゲットとなる地域に広めることが可能です。
パーソナルジム近辺の住民に自分のジムの存在を知ってもらうためのいいチャンスとなりうるでしょう。
しかし、こういったチラシをばらまきすぎるとクレームにつながる可能性もあるので、配布地域や配布する頻度は身長に考えた方が良いです。
タウン誌への掲載
ダウン誌にパーソナルジムの情報を掲載できれば、より拡大した地域にアプローチができます。
地域が限定されているため、ライバルが少なく直接入会に繋がりやすいのがメリットです。
ターゲティングができないので、実際にどのくらい広告の効果がでるかを調査する必要があります。
口コミ
友人や家族などの「知り合いからの紹介」はかなり強力な集客方法のひとつ。
広告や宣伝などでは興味がわかなかったのに、知り合いから紹介を受けると急に興味を持つようになったという経験がある人は多いはず。
このように、信頼性の高い人物からの紹介を促すマーケティングを「リファラルマーケティング」と呼びます。
コストが抑えられやすく、入会後も長続きしやすいのがメリットです。
リスクマネジメントが必要となりますが、成功すればかなり強力な集客方法となるでしょう。
オンラインパーソナルトレーニングの3つの特徴
オンラインパーソナルトレーニングには主に以下の3種類が挙げられます。
- パーソナルトレーニング型
- ライブレッスン型
- 動画配信(オンデマンド)型
それぞれメリットとデメリット、料金相場が異なるので、それぞれ詳しく解説していきます。
パーソナルトレーニング型
パーソナルトレーニング型のオンライントレーニングは、ビデオやチャット機能を利用して専属トレーナーからトレーニング指導やアドバイスが受けられるサービスです。
対面型同様にトレーナーとクライアントがマンツーマンでトレーニングをするのが特徴です。
自分の目標やレベルに合ったオリジナルのトレーニングプログラムを組んでもらえるというメリットがあります。
内容自体は対面のパーソナルトレーニングジムと変わらないので、効率的に理想の身体へ近づけるでしょう。
また、食事や栄養についてのアドバイスも受けられるため、オンラインでのトレーニング以外に日常生活でも指導内容が活かせるのも嬉しいポイントです。
ライブレッスン型
ライブレッスン型のオンライントレーニングは、決まった日時や時間に公式のアプリ動画配信ページにログインするとリアルタイムでトレーナーによるレッスンが受けられるタイプのトレーニングです。
自分が受けたいトレーニングやレッスンを選択して参加できるので、モチベーションも維持しやすいのがメリット。
曜日や時間帯も選べるので、ご自身のライフスタイルに合ったタイミングで続けやすいでしょう。
例えば、バルクアップや柔軟性向上、健康促進のためのエクササイズ、ヨガやピラティスといったさまざまなフィットネスから選べるようになっています。
異なるジャンルのトレーニングやレッスンが受講できるため、飽き性な人でも継続しやすいでしょう。
基本的にはトレーナー1人に対して、複数の参加者によるグループレッスンが一般的です。
「自分の姿を他の参加者に見られたくない」という人は、カメラをオフに設定することも可能です。
動画配信(オンデマンド)型
動画配信(オンデマンド)型は、月額費用を支払えばすでに収録済みのトレーニングやエクササイズの動画を好きな時にいつでも視聴できるオンラインサービスです。
録画のため基本的には、トレーナーやインストラクターによる直接の指導はありません。
そのため、動きやなども自分自身で練習してしっかりと身につける必要があります。
サービスによっては食事管理のアドバイスをしてもらえることもありますが、その場合は別途料金がかかることもあるのであらかじめチェックしておきましょう。
オンラインパーソナル時代を生き残るための戦略
これからオンラインパーソナル市場が激化していくことが予想されます。
その中でどうやってオンラインパーソナル時代を生き残るか、そのための戦略をご紹介します。
スピード感を意識する
パーソナルトレーニングのオンラインブームが始まって以降、まだ日が浅くこの分野で成功した人はあまりいません。
しかし、現在はまだ新規市場でもあるため早期参入すれば先行者利益を生み出すことも十分可能です。
ここではいかに早くオンラインに向けた準備をして移行に対応できるかが先行者利益をつかむカギになるでしょう。
優位性を持つ
市場の競争が激化すれば、圧倒的知名度や信頼の高さで勝負するか、または特異性やブランディングで勝負するかの選択を迫られる場面が訪れるでしょう。
信頼や実力はすぐに身につくものではないので、客観的に自分の立場を分析して必要に応じたブランディングをするのが賢明です。
ブランディングをしていない人は、まずターゲットを絞ってニーズのあるユーザーを特定し、その中から競争率が低く自分の強みが活かせそうな分野を探し出すところから始めましょう。
コンテンツ・マネジメントに力を入れる
マーケティング戦略や先行者利益がうまくいったとしても、肝心のコンテンツが充実していなければクライアントもすぐに退会してしまうでしょう。
また、コンテンツの供給が増えれば増えるほど、今度はサービスのクオリティが問われることになります。
そのため、トレーナーが別のトレーナーの指導を受けるような形でトレーナー育成にも力をいれることが大切です。
競合他者のオンラインサービスを受けてみて、メソッドやマーケティングについて学習して、自社のサービスの質を高めることもオンラインパーソナル時代を生き抜く上で重要となるでしょう。
まとめ
今回はパーソナルトレーナーとして成功するためのポイントやオンラインとオフラインに分けた戦略について紹介してきました。
昨今はさまざまなスタイルでオンラインフィットネスモデルが確立しているので、その分競争も激化しています。
現在のフィットネス業界を生き抜くために大切なのは、オンラインとオフラインをそれぞれ上手に活用することです。
今回はそのための手段やポイントについても詳しく紹介したので、今後独立してパーソナルトレーナーとして働きたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
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