「パーソナルトレーナーになりたい！」
そう思い立って資格取得に向けて自分だけで勉強している人もいるのではないでしょうか。
パーソナルトレーナーになるにあたって必須の資格というものはありません。
しかし、何かしら資格を取得しておけば自分の仕事の幅をぐっと広げられるでしょう。
資格取得の学習方法として「独学」がありますが、果たして独学でパーソナルトレーニングの資格は取れるのでしょうか？
また、独学という勉強法のメリットやデメリットをあらかじめ知っておけば自分に合った勉強法かどうかが分かります。
そこで本記事ではパーソナルトレーナーになるための資格勉強として「独学」は最適かどうかについて紹介します。
今後パーソナルトレーナー系資格を取得したいと考えている人は、ぜひ本記事を参考に勉強してみてくださいね。
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結論から言うと、パーソナルトレーナーになるための資格勉強は独学でも可能です。
パーソナルトレーナーは国家資格ではなく、現在は民間資格しかありません。
また、パーソナルトレーナーとして仕事をするにあたって必要な資格は定義されていないため、仕事に必要な知識や技術を独学によって習得すれば活動を開始することが可能なのです。
パーソナルトレーニングを独学で勉強するメリット
パーソナルトレーニングを独学で目指せるのは説明しましたが、独学での勉強には一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
費用を抑えてパーソナルトレーナーを目指せる
独学でパーソナルトレーナーを目指す最大のメリットは「費用を抑えられる」ことです。
取得したい資格を決めておいて自分で必要な参考書を購入するだけなので、これ以外にかかる大きな出費というものはありません。
なるべくお金をかけずに資格取得を目指したい人におすすめの方法です。
自分のペースで勉強できる
2つ目のメリットは、自分の好きな時間やライフスタイルに合わせて学習できるという点です。
スクールに通う場合はカリキュラムに沿って学習したり決められた時間に通学する必要があるため、自分のライフスタイルにあった勉強ができません。
こうしたスケジュール調整など不要であり、自分のペースで少しずつ確実に勉強したい人にもおすすめです。
パーソナルトレーニングを独学で勉強するデメリット
それに対して、パーソナルトレーニングの資格取得を独学で学ぶデメリットもあります。
実技スキルが身につかない
独学の場合は資格試験の勉強も独学でしなくてはいけません。
そのため、参考書を使ってひたすら勉強するしかないので指導力や接客力といった実技スキルが身につかないという大きなデメリットがあります。
パーソナルトレーナーの資格を独学で勉強できるのはあくまで筆記問題のみです。
実際にクライアントに指導するための実技スキルは経験できないので、それらは実際に就職してから身につけなくてはいけません。
低コストでトレーナーを目指せるという大きなメリットがある一方で、実際にパーソナルジムに就職した後に苦労する可能性が高いです。
就職サポートなどがない
就職や転職のサポートといったバックアップがないのもデメリットが挙げられます。
独学の場合は資格取得後の進路もすべて自分で工面しなくてはいけません。
就職先を見つけるところから調べる必要があり、資格取得後すぐに働きたいという人には独学は向いていないでしょう。
パーソナルトレーナー資格の独学での勉強方法
ここからは、具体的なトレーナー系資格の勉強方法について知識と実技の2つに分けて解説します。
こちらの勉強方法を参考にして、ぜひ資格取得を目指してみてください。
独学での勉強方法【知識編】
独学での勉強方法としてまずはじめるべきことは、問題集をベースに勉強するのがおすすめです。
試験対策としてはもちろんのこと、パーソナルトレーナーになった後も活用できる内容ですので、あらかじめ揃えておいた方が良いでしょう。
トレーニングに関する知識が少しある場合
まずは参考書を読まずに、先に公式問題集を解いてみましょう。
はじめに問題集を解いてみることで、どのような内容が出題されるかという流れが分かって効率的な勉強方法が見出せます。
具体的な手順について紹介します。
- 公式問題集を解く。
- 参考書を開き、問題内容についての知識を深める。問題の内容だけでなく、付随する内容についてもチェックする。
- 再度公式問題集に取り組む。回答の解説もしっかり読み込む。
- 対策問題集を解く。
- 別のセクションへ進む。
トレーニングに関する知見が全くない場合
トレーニングについての知識や経験が全くない未経験の場合は、まずはテキストをしっかりと読み込みましょう。
- テキストを全て読み込む。
- 問題集を解く。
- 採点する。得意な内容、不得意な分野を把握して、自分の勉強の優先順位を明確にする。
- 解説を読んで、不正解だった内容についての理解を深める。
- 優先度の高い内容から、もう一度問題集を解く。
この繰り返しによって確実に苦手分野が克服できるので、ぜひ試してみてください。
独学での勉強方法【実技編】
もし実技試験もある資格を取得する場合は、クライアントに正しい見本を示せるように指導力を高めておくことが重要です。
最低限、基本的なトレーニングメニューを正しいフォームでこなせるように鏡を見たり第三者からアドバイスをもらったりして練習しておきましょう。
余力があれば、幅広いトレーニング指導ができるように自分自身のトレーニングにも力を入れてください。
パーソナルトレーナーは誰でも目指せる職業のため、資格以外の素質が非常に重要と言えるでしょう。
資格の範囲外の知識
もし今後パーソナルトレーナーとして独立開業する場合、トレーニングの知識以外に経営ノウハウや税理に関する知識が必要不可欠です。
事業を成功させて経営していくための知識や、確定申告など経理まわりの知識もおさえておく必要があるでしょう。
実務経験
資格取得の際に実技試験がないものもありますが、実際にトレーニングを行うときは実技指導がメインとなります。
また、スポーツジムやフィットネスクラブで働いて実技スキルを身につければ自分の強みが分かって今後のアピールポイントとなるでしょう。
コミュニケーション能力
トレーナーの仕事で最も重要なことは、クライアントの目標達成をサポートすることです。そのためには、クライアントと円滑なコミュニケーションをかわしたり上手くヒアリングを行って要望どおりのトレーニングプログラムを組むことが大切です。
クライアントとの信頼関係を築いて長期間にわたって指導していくためにも、コミュニケーション能力を向上させる努力は必要でしょう。
独学以外にパーソナルトレーナーになる方法
「独学だとちょっと不安かもしれない」「自分に合った勉強法ではない」と思った人もいるはずです。
独学以外におすすめのパーソナルトレーナーの資格を勉強する方法について解説します。
①パーソナルトレーナー養成スクール
独学以外にトレーナーを目指すひとつ目の方法は、パーソナルトレーナーを専門とした養成スクールに通うことです。
もしパーソナルトレーナーとして就職するのを目指しているならこのスクールがもっとも効率的な選択肢と言えるでしょう。
パーソナルトレーナー養成スクールは、平日の夜や土日などの週1回開催が多いため、学生や社会人でも通いやすいというメリットがあります。
②専門学校
ふたつめの方法は「専門学校」に通うことです。
専門学校の多くは2年制で構成されており、その中にはスポーツトレーナー科といった名称で専用の学科が設けられているのが一般的です。
パーソナルトレーナーに必要なトレーニングや専門知識を、集中的に勉強できるのが最大のメリット。
座学だけでなく実践的なトレーニングの指導技術についても学べる上に、パーソナルトレーナーとして持っておくと便利な「NSCA-CPT」や「NESTA-PFT」「JATI認定トレーニング指導者」「健康運動実践指導者」といった数々の資格取得サポートもあります。
「学校卒」という学歴も手に入るため、就職する際にも有利になるでしょう。
③大学
ここで意味する大学とは、4年制で卒業する大学のことです。
大学進学の最大のメリットは、トレーニング以外の非常に幅広いジャンルのカリキュラムが学べるという点です。
パーソナルトレーナーに必要な解剖学や生理学、そしてほかのスポーツトレーナーとしての専門知識も広く身につけられます。
また、大学在学中の4年間に、フィットネスクラブやトレーニングジムでアルバイトもできるため、学生の間に実践でパーソナルトレーナーに必要な技能を勉強することも可能です。
しかし、大学は授業時間が決まっていて時間の融通が利かないというデメリットもあります。
一部の大学は土日や夜間の授業を実施しているところもありますが、すでに働いている人がトレーニング系に特化した学部がある大学も多いため、卒業後すぐに即戦力として活躍したい人は体育系大学への進学もおすすめします。
最短で資格取得したいならパーソナルトレーナー養成スクールがおすすめ！
最短かつ効率的にパーソナルトレーナー系の資格を取得したい人は、パーソナルトレーナー系の養成スクールに通うのがおすすめです！
ここからは、パーソナルトレーナー系養成スクールに通うメリットについて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
メリット➀時間を無駄にせず勉強できる
トレーナースクールに通えば、身につけるべき知識だけを集中して学べます。
無駄な時間を費やさずに勉強に集中する時間が作れるので、未経験や社会人でも最短2ヶ月でパーソナルトレーナーになれる場合もあります。
短期間で効率的に勉強できればそれだけ早くパーソナルトレーナーとしてデビューも可能です。
また、新規のクライアントを獲得するために行動できたりと独学よりも早く活動できるようになるでしょう。
メリット②未経験・社会人でも挑戦できる
あらかじめカリキュラムが組まれているので、知識がない人でも問題なく勉強できる環境が整っています。
パーソナルトレーナーの勉強となると、解剖学や生理学だけでなくトレーニングやストレッチの実践的なスキルなど学習範囲が多岐にわたっています。
これを独学で勉強するとなると、1年以上かかってしまう人も非常に多いです。
パーソナルトレーナースクールであれば必要な内容だけに絞って、なおかつ初心者でも分かりやすいように段階的に学べます。
そのため、これからパーソナルトレーナーを目指す未経験や社会人の方でも無理なく知識が習得できるのも大きなメリットです。
学習内容が本当に必要なものだけに絞られているので「一生懸命勉強したけど結局現場では使わなかった」という事態も避けられます。
少人数制度を採用しているスクールであれば、疑問があってもすぐに講師に質問して解決できる環境も整っているでしょう。
少人数制は自分の分からないこともすぐに解決できるので、授業内容にもついていきやすいです初心者にもおすすめです。
メリット③実践力や指導技術が身につく
パーソナルトレーナーはトレーニング指導以外にも学ぶべきことはたくさんあります。
トレーニングの知識だけでなく、コミュニケーション能力や接客技術といった教科書では学べない内容も学ぶ必要があるのです。
パーソナルトレーナーは指導が基本の仕事なので、大半のイメージは「トレーニングのやり方や指導方法さえ分かっていればそれで良い」と考えがちかもしれません。
しかし実際はそのトレーニング指導よりも前にクライアントとのカウンセリングなどの接客業務も入ってきます。
一番最初のこの段階がうまくいかなければ、今後のトレーニングプログラム作成や実際の指導にも影響があることも。
パーソナルトレーナー養成学校は接客やカウンセリングなどの実技も含めて学べるので、独学よりも現場で活かせるスキルが身につきます。
パーソナルトレーナーはいわば接客業の一種なので、1人でも多くのクライアントを獲得すればそれだけ報酬も上がるようになっています。
実際に数多くのクライアントを獲得しているパーソナルトレーナーは年収1000万円以上を得ていることもあります。
それだけコミュニケーション能力や接客技術は実際の売り上げに直接反映されるということです。
おすすめのパーソナルトレーナー養成学校を紹介！
ここからは、本記事でおすすめのパーソナルトレーナー養成学校を紹介したいと思います。
東京中心の紹介になるので、都内近辺に住んでいる人はぜひスクール選びの参考にしてみましょう。
アスピ【東京・横浜】
（引用：https://www.trainer.agency/lp/asp/）
ASPでは「Trainer of the year」を獲得した最優秀トレーナーの技術が学べます。
また、卒業後すぐに活躍できる実技と座学の即戦力カリキュラムを完備。
好きな時間に学べるので、最短2ヶ月で即戦力トレーナーとしてのデビューができるのも大きなポイント。
資格取得率も100％、PFT・NSCA・NASMといった世界的に認知度の高い資格取得を目指せます。
さらに面接対策は受け放題、就職率は100％という驚異的な数字を誇っています。
卒業試験合格後は提携ジムでの勤務も可能なので、卒業したらすぐに働くことも可能です。
インターンシップとして実際のお客様に最大90時間の実務指導ができるため、卒業後も自信をもってトレーナーとしてデビューできるでしょう。
Dr.トレーニング【東京・大阪】
（引用：https://www.trainer.agency/lp/drtraining/）
5ヶ月でトレーニング・フィットネス大国アメリカの知識を学べるトレーナー養成スクールです。
取得可能資格はNSCA-CPTをはじめとする国内外でも知名度の高い資格ばかり。
さらにDr.トレーニングではATC・NSCA・NESTA取得者から直接試験のポイントを学べます。
卒業生は累計400名以上、女性トレーナーも多数在籍しており、現在も多くの卒業生が現場で活躍しています。
プロのアスリート、ボディメイク出場者や、芸能人の指導ノウハウが習得できて、スタイルの改善・パフォーマンス向上など、あらゆる目的にも対応できる指導者を目指せるでしょう。
アメリカのジムと提携し、常にレベルの高いトレーニングに関する知識を取り入れています。
さらに、国内に数人しかいない海外準医療資格NATA ATCの資格を持つトレーナーがあなたを直接指導！
D-HEARTS トレーナースクール【東京・千葉】
（引用：https://www.trainer.agency/lp/d-hearts/）
2019年世界マスターズフィットネス選手権1位選手などの多数の指導実績を持っているトレーナースクールです。
世界チャンピオンを指導する本物のプロトレーナーから学べる環境があり、超実践的なスキルを代表トレーナー直々に教えてもらえます。
少人数集中型の徹底指導で、短期間でプロフェッショナルを目指せるカリキュラムです。
年間1,800以上のセッションを担当したトレーナーが筋力アップ・ダイエットなどさまざまな指導方法について伝授してくれるのも大きなメリット。
指導技術だけでなく、トレーナーに必要な「成約・継続」のスキルについても学べるので接客面においてもスキルアップが可能です。
自信があるからこそ、安心の14日間返金保証もついています。
少人数制ならではの徹底したサポートをぜひ体験してみてください。
TRAINER’S LAB【東京】
（引用：https://www.trainer.agency/lp/trainerslab/）
個別指導だからいつでも通える、資格一発合格率98％のトレーナー養成スクールです。
健康運動指導士、医師、管理栄養士などの各分野のスペシャリストが資格取得をサポートしてくれます。
豊富な過去問やオリジナルの教材で合格するまでマンツーマンの徹底指導もあります。
有給インターン制度で、本物のクライアントを担当して有給で2ヶ月間の実務業務を実際に体験することも可能です。
一人ひとり丁寧に指導できる個別＆少数人数の教育環境で、仕事や家事で忙しい人でも安心して通えます。
卒業後は各分野のスペシャリストに無料相談ができるだけでなく、なんと就職・独立開業・副業などの要望にあわせた月1回の講習も受講可能です。
資格取得に特化した独自の短期合格システムのあるスクールで、ぜひ資格の一発合格を目指してみてください。
まとめ
今回は、パーソナルトレーナーを独学で勉強するメリットとデメリットについてお伝えしました。
パーソナルトレーナーを目指す場合は資格取得は必須ではありませんが、資格があれば就職の際に有利になったり仕事の幅を広げられたりと非常に便利です。
今回は独学でのメリットデメリットを紹介したので、これらを踏まえて自分だけで勉強できると思った人はぜひ独学での資格取得を目指してみましょう。
独学では不安だと思った人は、今回紹介したパーソナルトレーナー系スクールへの入学をおすすめします。
いずれも資格取得や転職支援など独学では得られないさまざまなメリットがあるので、より最短で効率的に資格取得が目指せるでしょう。
パーソナルトレーナーの資格取得を目指して、ぜひ今後のキャリアパスに役立ててみてください。
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