パーソナルトレーナーが稼げない？実際の収入と改善策を探ってみよう

「パーソナルトレーナーは稼げないって本当？」
「パートナートレーナーが稼げないって言われている理由は？」

上記でお悩みではありませんか？

実際に現状「パーソナルトレーナー 稼げない」等と検索しても、信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。

そこで、今回は全国に80店舗以上を展開するパーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行っている株式会社FiiTが、「パーソナルトレーナーは稼げないのか？」について分かりやすく簡潔に紹介します。

また、パーソナルトレーナーが高い年収を得るための方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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パーソナルトレーナーは稼げないのか？

結論から述べるとパーソナルトレーナーは、十分に高い収入を得ることができる職業です。つまり「パーソナルトレーナーは稼げない」という意見は、必ずしも正しくないことになります。

しかしパーソナルトレーナーの経験がある人で「全く稼げない…」「一生懸命働いていても給料が上がらない」という意見があるのも事実です。そしてパーソナルトレーナーの中には、実際にあまり年収が高くない人もいます。

年収が1,000万円以上あるパーソナルトレーナーがいる一方で、アルバイトと兼業しないと生活できない人がいるのは事実です。つまりパーソナルトレーナという職業は、人によって収入の差が出やすい職業でもあります。

またパーソナルトレーナーという職業は、『職人』や『プロアスリート』に近い仕事であると言われることも多いです。集客に成功できないパーソナルトレーナーは、高い年収を得ることができないでしょう。

【働き方別】パーソナルトレーナーの収入

パーソナルトレーナーは、働き方（活動形態）によって年収に差が生まれやすい職業です。そこで、ここでは、パーソナルトレーナーの年収を働き方別に解説します。

パーソナルジムの正社員

パーソナルジムに正社員として勤めるパーソナルトレーナーの平均年収は、400万円程度であると言われています。日本の平均年収が450万円程度なので、平均収入はやや低めであることが分かります。

また同じパーソナルジムの正社員であっても、人によって大きな差があるのがポイントです。年収600万円以上を稼ぐ人がいる一方で、年収300万円以下の正社員もいます。

パーソナルジムの正社員の給与に差が生まれやすい理由の一つは、パーソナルジムの多くが正社員にも『歩合制』の給与体系を採用しているからです。クライアント獲得数・セッション回数・サプリメントの売上実績などによって、もらえる給料が変動するため、人によって年収にも差が生まれます。

ただし正社員のパーソナルトレーナーは、「給料が安定している」という大きなメリットがあるのが特徴です。歩合を稼げなかったとしても、最低保証の給料は得ることができるため、生活はある程度安定するとも言えます。

アルバイト

アルバイトのパーソナルトレーナーの平均年収は、250万円程度です。時給は1,000円〜1,200円程が相場となっています。

アルバイトのパーソナルトレーナーの数は非常に多いです。パーソナルジムの数が増加傾向にある昨今では、これから更にアルバイトのパーソナルトレーナー数は増加していくことが予想されています。

またアルバイトのパーソナルジム求人は「無資格・未経験者歓迎」としていることも多く、アルバイトでパーソナルトレーナーになる障壁は決して高くないことも特徴です。

しかしアルバイトのパーソナルトレーナー数が増加することが予想されるため、平均時給は低下していく可能性が高いです。アルバイトで高時給・高収入を得るためには、パーソナルジム側から高い時給を提示されるほどの『実力』を身に付ける必要があります。

フリーランス（業務委託）

パーソナルトレーナーという職業には、フリーランス（業務委託）という働き方が存在します。フリーランスパーソナルトレーナーは、パーソナルトレーニングジムと業務委託契約を交わし活動するか、自宅やレンタルジムでクライアントを指導するかのどちらかが一般的です。

フリーランスのパーソナルトレーナーの年収は、平均化するのが非常に難しいのが特徴。年収600万円を超える人もおり、中にはフリーランスで1,000万円以上を稼ぎだすパーソナルトレーナーも存在します。

しかしフリーランスパーソナルトレーナーは、人によって年収の差が最も出やすい働き方です。集客数・客単価の両方が高けれ非常に高い年収を稼げますが、そうでない人はアルバイトなどを兼用する必要があります。

またフリーランス契約をしてくれるパーソナルジムを見つけるのも容易ではありません。ジム側はフリーランスのパーソナルトレーナーから手数料を取ることで利益を上げるため、実績のないパーソナルトレーナーがいきなりフリーランスとしてジム側と契約するのは容易ではありません。

パーソナルジムのオーナー

この記事をご覧の方の中には、「将来的には自分でパーソナルジムを開業したい！」と志す人も多いのではないでしょうか。自身でパーソナルジムを開業し、オーナーとなった場合には年収1,000万円以上を稼げる可能性は十分にあります。

実際にパーソナルジムのオーナーとして成功し、年収1,000万円以上を稼ぐ人は多いです。複数店舗の展開を行うことによって、立派な『経営者』となる人も昨今は続出しています。

しかしパーソナルジムのオーナーになることは、非常にリスクが伴うのも事実です。事業が上手くいかなければ、倒産・破産の可能性も含みます。

「とりあえず稼げそうだから」という安易な理由で、パーソナルジムを開業するのは非常に危険です。実際にパーソナルジムの経営に失敗し、借金だけが残り悲惨な状況に追い込まれるケースも珍しくありません。

パーソナルトレーナーとしての実力はもちろんですが、マネジメントやマーケティングなど、ビジネスセンスが大きく問われるのがパーソナルジムのオーナー（経営者）という存在です。

パーソナルジム開業資金はどれくらい必要？目安と最低限知っておくべき知識

パーソナルトレーナーで稼げない理由

よく「パーソナルトレーナーは稼げない」という意見がありますが、パーソナルトレーナーとして稼げないことには必ず理由があります。

そこで、ここでは、パーソナルトレーナーで稼げない理由を解説します。これからパーソナルトレーナーを目指す人はもちろん、すでにパーソナルトレーナーとして活動する人もぜひ参考にしてみてください。

勤務するパーソナルジムの給料が低い

正社員もしくはアルバイトでパーソナルトレーナーとして勤める人が稼げない最大の理由は、勤務するパーソナジムの給料そのものが低いためです。

パーソナルジムによって提示する給料には大きな差があり、当然ながら低い給料のパーソナルジムに勤務しても高い報酬を得ることはできません。

最近では「未経験・無資格者歓迎」という求人が増えていますが、求人に応募する際には必ず他のパーソナルジムとの給料差に目を向けましょう。門戸が広い分、安月給でないかを確認することが大切です。

また『歩合制』の有無もパーソナルジムの給料に大きな差を生みます。歩合制が導入されていれば、実力次第で非常に高い収入を得ることが可能です。

集客が苦手

正社員・フリーランス問わず、稼げないパーソナルトレーナーに共通しているのは、集客が苦手という点です。

パーソナルトレーナーが稼ぐためには、より多くのクライアントを獲得することが最も重要。獲得するクライアントが多いほど、セッション回数も増え、売上が伸びていきます。

もちろん1日に行えるセッション数は限られているため、セッション可能回数には限界がありますが、クライアントの数が多いことに越したことはありません。

またパーソナルジムのオーナーにとって集客力の高さは言うまでもなく重要な要素です。集客に失敗してしまうと、立ち所にパーソナルジムの運営は上手くいかなくなります。

なお弊社が運営する『ダイエットパートナー』は、創業当初から得意分野であったWEBマーケティングノウハウを活かし、基本的には全てオンラインにて集客戦略を展開しています。

ダイエットパートナーに勤めて下さるパーソナルトレーナーの方は、基本的に集客のための営業活動を義務付けていません。そのため、クライアント様への指導だけに集中することが可能です。もし興味がある人は、ぜひ公式HPを閲覧してみてください。

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客単価が安い

稼げないパーソナルトレーナーに共通する要素の一つが、客単価が安いという点です。客単価が安いと、どれだけ多くのクライアントを獲得しても稼げないという現象に陥ります。

客単価1万円のパーソナルトレーナーは、客単価5千円のパーソナルトレーナーよりも同じ時間で2倍の売上を立てることが可能です。クライアントの獲得はもちろん重要ですが、客単価を上げることも考慮しなければ稼げるパーソナルトレーナーになることは出来ません。

ただし昨今ではリーズナブルなパーソナルジムが増えているため、理由もなく単価設定を上げてしまうと集客が上手くいかない可能性があるので注意が必要です。

客単価の設定は、パーソナルトレーナーの実力・顧客層・地域性など、あらゆる要素に着目して慎重に行うことが重要となります。集客が上手くいく範囲で、できる限り高い単価設定をすることがポイントです。

パーソナルトレーナーで稼ぐための方法

パーソナルトレーナーとして稼ぐための方法を解説します。

パーソナルトレーナーとして高い年収を稼ぐための方法は、主に以下の3つです。

• 給料の高いパーソナルジムで働く
• 単価を上げる
• 独立または開業する

順に深堀して解説していきます。

給料の高いパーソナルジムで働く

正社員・アルバイトで高い年収を得るためには、給料の高いパーソナルジムで働くことが必須です。特に正社員でパーソナルジムで働く場合には、給料の高低が年収に大きく影響します。

パーソナルジムの給料を確認するうえでは、基本給のほかに歩合給も確認することが重要です。歩合報酬が高いパーソナルジムほど、結果を出せば高い給料を得ることができます。

ただし歩合制の優遇度が高いパーソナルジムは、基本給が高くない可能性もあるので注意が必要です。もし実力に自身がないのであれば、まずは基本給の高低のみで応募先を選択するのも一つの手段となります。

単価を上げる

パーソナルトレーナーとして高い報酬を得たいのであれば、客単価を上げることを検討しましょう。客単価を上げることで、より効率よく高い年収を得ることができます。

客単価を上げるうえ最も大切なことは、顧客層の選定です。富裕層やプロアスリートなどのセッションならば、高単価を設定しながらも集客を成功させられる可能性があります。

ただし高単価のクライアントを獲得することは決して容易ではありません。高単価のクライアントは、パーソナルトレーナーの質にも非常に厳しいため、高い実績と能力が求められます。

いきなり高単価のクライアント獲得を目指すのではなく、まずは実績と経験を身に付けるのがおすすめ。自身のブランディングを地道に行っていくことで、自然と客単価を上げていくことが出来るでしょう。

独立または開業する

パーソナルトレーナーとして高い年収を得るために最も有効な手段は、独立もしくはオーナーとしてパーソナルジムを開業することです。

独立または開業に成功することができれば、年収1,000万円以上を稼ぐことも決して不可能ではありません。実際にフリーランスとして独立、またはパーソナルジムを開業し、成功しているパーソナルトレーナーも多数存在します。

ただし独立または開業し、成功を収めることは決して容易ではありません。パーソナルトレーナーとしての能力はもちろんですが、マーケティングやマネジメントなどのビジネススキルも多大に求められます。

そこで、もし将来的に独立または開業をしたいと志すのであれば、まずはパーソナルジムで正社員もしくはアルバイトとして勤務するのがおすすめです。

トレーナーとしての基礎力を身に付けられることに加えて、就職したパーソナルジムが持つ経営ノウハウも同時に学ぶことができます。

稼げるパーソナルトレーナーになる方法

最後に稼げるパーソナルトレーナーになる方法を解説します。ぜひ参考にして、自身の活動に活かしてみてください。

実績を積み上げる

パーソナルトレーナーとして高い年収を得るためには、圧倒的な実績を出すことが一番です。実績があれば、クライアントや雇い主からも高い信頼を得ることができます。

特にプロアスリートや高単価クライアントのセッションは、実績のない状態で請け負えるケースはほとんどありません。高い実績を出したパーソナルトレーナーに自然と受注が集まる傾向にあります。

パーソナルトレーナーとして圧倒的な実績を出すためには、少しづつ実績を積み重ねていくしか方法はありません。どんなに著名なパーソナルトレーナーでもスタートは全員一緒です。少しづつ実績を積んでいけば、自然と高いキャリアを築けるパーソナルトレーナーになっていくことでしょう。

資格を取得する

パーソナルトレーナーとしてキャリアを築くうえで、大きな武器となるのが資格の取得です。資格を取得しているか否かは、パーソナルトレーナーの第一印象に大きな影響を与えます。

一昔前まではパーソナルトレーナー向けの資格自体が少なく、資格保有の有無は着目されにくい要素でした。しかし現在ではパーソナルトレーナーの数が増えると同時に、パーソナルトレーナー関連の資格も急増しています。

資格は最早パーソナルトレーナーに「持っていて当たり前のもの」となりつつあるのも事実です。最近では求人募集をするパーソナルジム側が、応募条件として資格取得を条件設定することも珍しくありません。

また、キャリアの証明をするためには、保有する資格の内容も重要です。資格であれば何でも良いわけではなく、知名度が高く一定の信頼が担保できる資格を保有しておく必要があります。

自己ブランディングを徹底する

パーソナルトレーナーとして高い年収を得るためには、自己ブランディングは絶対に欠かせない要素のひとつです。自己ブランディングの成否が、年収に直結すると言っても過言ではありません。

パーソナルトレーナーの自己ブランディングでは、知名度・豊富な実績・高い指導力・専門資格などを身に付けることが重要です。これらの要素を組み合わせることにより、自身のパーソナルトレーナーとしての価値を高めていくことができます。

また自己ブランディングは数日で出来るものではなく、数年単位の時間をかけて行っていくことが必須です。一朝一夕に自分の価値を高めることはできないため、スキルや実績を日々高めていくことに重点を置くようにしましょう。

まとめ

今回は「パーソナルトレーナーは稼げないのか？」という疑問に関して解説しました。

パーソナルトレーナーは非常に高い年収を得られる可能性がある職業であり、「稼げない」と決めつけてしまう必要はありません。

実績と経験を積み上げていくことで、次第に高い年収を得られるパーソナルトレーナーになっていくことが出来るでしょう。

これからパーソナルトレーナーとして活動することを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

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