世界最高峰の権威あるボディビル大会、それが「ミスターオリンピア」と呼ばれる大会です。その人気はすさまじく、開催時期には世界各国からボディビル愛好家が集い熱狂的な盛り上がりをみせています。
筋トレ好きであれば一度はきいたことがある大会ですが、その歴史や大会の出場条件などの概要について詳しく知っている人は少ないかもしれません。
そこで今回は、以下について解説していきます。
- ミスターオリンピアとはどのような大会か
- 大会の歴史
- その他、歴代の優勝者や大会の楽しみ方など
ミスターオリンピアへの理解を深めることは、ボディビルや筋トレへの理解を深めることにつながります。また日々の筋トレのモチベーションアップにもなるので、是非最後まで読んでみてください。
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引用:https://zuna-lab.com/archives/690/
概要
ミスターオリンピアは、年に一度世界中にいるIFBBプロビルダーが集結してその年のNo.1ボディビルダーを決める大会です。世界で一番有名なボディビルのコンテストといっても過言ではありません。歴代優勝者の中にはなんとあのアーノルド・シュワルツェネッガーも名を連ねています。
かつてはロンドンやパリなどの世界各地で行われていましたが、1999年以降はアメリカのネバダ州・ラスベガスにある「オーリンズアリーナ」で開催されています。
大会賞金はなんと500万円以上、また本選以外にもファンイベントなども開催されるエンターテイメント性の高い大会です。
大会創始者
ミスターオリンピアの創始者は、日本でもロングセラー商品のウィダーinゼリーを生み出したジョー・ウィダーという人物です。健康食品やフィットネス器具の製造販売会社を立ち上げ、フィットネス業界でその名を知らない人はいないほどに有名になりました。
何より彼の功績は、全く認知度がなかった時代からボディビルという競技をたちまち有名にしてボディビル帝国を築き上げたことです。
アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめ多くのボディビルダーからも愛され、この業界にいるすべての人に影響を与えました。
出場資格
ミスターオリンピアはプロのための大会なので、出場するためにはIFBBのプロ資格を所持している必要があります。しかし、プロ資格を持っているからといって選手全員がミスターオリンピアに出場できるわけではありません。
ミスターオリンピアへ出場するには下記の条件が必要です。
- ミスターオリンピアでの5年以内の優勝経験(優勝が5年以上前の場合IFBBによる承認が必須)
- 前年度ミスターオリンピアでの6位以内の入賞経験
- マスターズ・プロフェッショナル・ワールド・チャンピオンシップスでの優勝経験
- その年のアーノルド・クラシックでの6位以内の入賞経験
- その年のニューヨーク・メンズ・プロフェッショナルでの5位以内の入賞経験
- 上記以外のIFBB主催の大会での3位以内の入賞経験
前年度にミスターオリンピアで上位の成績を収めている選手は、シード権で出場できます。しかし、それ以外の選手はミスターオリンピア以外の各大会で好成績を残しアピールしなければなりません。
また出場資格がなくても主催者側が「特別招待選手」枠で推薦された場合に出場できますが、推薦枠はたった1名という狭き門となっています。
IFBBについて
IFBBとは「国際ボディビルダーズ連盟」という国際的な規模を誇るボディビル団体のことです。アメリカのペンシルバニア州カーネギーに本部を置いており、ミスターオリンピアやさまざまなクラスの大会を運営しています。
また、日本国内にはFWJ(Fitness World Japan)と呼ばれるIFBBの傘下の組織があります。最近では日本でもIFBBプロを目指すための登竜門とされる「プロクオリファイ」という大会も開催されているので、今後さらに国内でのボディビル競技が活気づいてくるでしょう。
ミスターオリンピアの競技種別
1960年当初はまだボディビルの1種目のみでしたが、時が経つにつれてさまざまな種別競技が増設されていきました。それでは、現在ミスターオリンピアで開催されている競技種別にはどのようなものがあるのでしょうか。
男性
ボディビル
ミスターオリンピアの中で花形ともいえるのがこのボディビルです。筋肉量を最も重視するカテゴリーで、筋肉の大きさやどれだけ体脂肪をそぎ落としカットを見せられるかどうかがポイントとなる種目です。
メンズフィジーク
こちらは2013年発足という比較的新しい種別です。大腿部が隠れるようなハーフパンツをはき、筋肉量を見せつけない自然なポージングで立ちふるまいます。肩から背中、そしてウエストにかけてのVシェイプが重要な審査基準となります。
クラシックフィジーク
2018年から新たに発足されたのがこのクラシックフィジークです。メンズフィジーク同様、筋肉量よりも全身のバランスがいかにとれているかどうかで勝敗が分かれます。均整のとれたその肉体美は、70年代のボディビルダーに似ているとも言われています。
女性
ボディビル
男性ボディビルと同様、女性ボディビルも筋肉の大きさや絞りによるカットが求められる種別です。一時期は女性ボディビルが撤廃になったこともありましたが、2020年のミスターオリンピアでは見事復活を果たしています。
ウィメンズフィジーク
女性ボディビルの種別が撤廃された時期に代替として新設されたのがこのウィメンズフィジークです。バルクよりも女性らしさや特有の芸術美がアピールポイントとなります。
フィギュア
ボディビルやウィメンズフィジークほどの筋肉量は求められず、全身の筋肉バランスやどれだけ絞られているかにフォーカスがあてられる種別です。
ビキニ
筋肉量や絞り込みよりも、脚線美やヒップラインがより重要視されるのがこのビキニです。体型だけでなくヘアスタイルやメイク、ステージ上のウォーキングなども審査対象となります。
フィットネス
こちらは身体の出来上がり具合をみせるポージングラウンドと、ダンスやエアロビクスなどのパフォーマンスラウンドの2種類から構成される種別です。外見だけでなく、パフォーマンスでの身体能力も求められるのが特徴といえます。
ミスターオリンピアの歴史
引用:https://zuna-lab.com/archives/739/
ミスターオリンピアの歴史は古く、1960年代から現代まで受け継がれる由緒ある大会です。ここでは、ミスターオリンピアの歴史や歴代の優勝者について解説していきます。
1960年代
第1回のミスターオリンピアは、IFBBの創始者でもあるジョー・ウイダーにより1965年に開催されました。1965年と1966年の年はラリー・スコットという選手が優勝しています。
1970年代
かの有名なアーノルド・シュワルツェネッガーが連覇を成し遂げていたセルジオ・オリバを破り優勝、それから怒涛の6連覇を果たしました。アーノルドの優勝により、ボディビルという競技が一気に知名度を上げることになります。
1980年代
この時代はショーン・レイ、リー・ヘイニー、リッチ・ギャスパリといった人気の高いビルダーたちが次々と登場します。特に筋肉量の多さと全身のバランスにおいて群を抜いていたリー・ヘイニーは、なんと8連覇という記録を達成しました。
1990年
プロの大会で「筋肉量」が最も重要な審査基準とされるようになった年代です。プロポーションにおいても対称性や仕上がりの美しさよりも、いかに筋肉量が多いかということが重要視されるようになりました。この年はドリアン・イェーツが優勝を果たし、1997年まで大会6連覇を達成します。
2000年代
1990年代後半から2000年代にかけて、ロニー・コールマンが大会優勝8連覇の記録を達成。リー・ヘイニーに続きミスターオリンピア最多優勝の記録を打ち立て、ボディビル会に旋風を巻き起こしました。また、後述しますが日本人初のミスターオリンピア入賞者が登場したのもこの年代です。
2010年代
2011年以降、フィル・ヒースという選手が7連覇を達成します。リーとロニーの8連覇記録に並ぶかと予想されましたが、2018年にショーン・ローデンが初優勝を飾ったためフィルの連覇の記録は破られることになりました。
2020年代
本来は毎年9月に開催されるミスターオリンピアですが、コロナウイルスの影響で開催が12月に延期されたり開催場所が変更になるなど、ボディビル界隈でも大変な年代の幕開けでした。そんな中でも圧倒的な筋肉量で優勝を飾ったのは、現代屈指のマスモンスターと呼ばれるビッグラミー選手です。
日本人唯一のミスターオリンピア入賞者
引用:https://workout-journey.net/yamagishi-hidetada/
なんと、日本人でこの世界最高峰のボディビル大会で入賞を果たした人物がいます。それが、ビッグヒデの愛称で世界中のファンからも親しまれる山岸秀匡(やまぎしひでただ)選手です。
山岸選手は、2016年にアーノルドクラシック212クラスで日本人として初の優勝を飾りました。2007年からミスターオリンピアに8回出場、そして2015年には同大会の212クラスで第3位入賞を果たしたのです。
現在もボディビルダーとして現役で活躍しています。書籍を出版したり、自身のYouTubeチャンネルでトレーニング風景や食事、日常生活のvlogなどを投稿したりしています。
日本はまだアメリカほどボディビルが浸透していませんが、今後山岸選手のような強豪が日本から輩出されるかもしれません。
ミスターオリンピア関連のイベント
引用:https://valx.jp/column/127/
ミスターオリンピアの開催期間中は、世界各地のボディビル愛好家がロサンゼルスに集結します。そのため、予選前日から一般観客が楽しめるイベントも数多く開催されるようになりました。
それでは、どのようなイベントが開催されるのかについて詳しくみていきます。
プレスカンファレンス
ミスターオリンピア決勝戦と同じオーリンズアリーナで行われる、選手による記者会見です。主に選手へのインタビューがおこなわれ、入場チケットさえあれば関係者でなくとも観覧できます。
ミート・ザ・オリンピアンズ
プレスカンファレンスと同じく、オーリンズアリーナで開催されるのがこのミート・ザ・オリンピアンズ。ミート・ザ・オリンピアンズは出場選手とファンが直接交流できる、いわゆる握手会のようなイベントです。ブロマイドを購入すれば、選手たちは写真撮影やサインにも応じてくれます。世界有数のレジェンド選手にも出会える、ファンにとっては夢のようなイベントです。
オリンピアエキスポ
ミスターオリンピア開催期間中、オリンピアエキスポと呼ばれる大規模の展示会も同時開催されています。サプリメントやフィットネスのメーカーがブースを構えていて、最新のフィットネスアイテムを見られるのがこのエキスポです。プロテインのサンプルが配布されたり、日本未上陸のフィットネスメーカーもお目にかかれたりします。
まとめ
世界最高峰のボディビル大会であるミスターオリンピアは、世界中の名だたる選手が一堂に会する夢のような大会です。その歴史は古く、多くのボディビルダーがこの大会に出場を果たしてきました。プレスカンファレンスや握手会、展示会などもあり、選手とファンが一体になって盛り上がるイベントも目白押しです。
筋トレやボディビルが大好きだという人は、機会があれば一度大会を観戦してみるのもよいかもしれません。きっと、まったく新しいボディビルの世界を堪能できるでしょう。
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