「理学療法士になるためにはどうすればいいの?」
「理学療法士の国家試験は難しいの?」
「合格率が高いのには理由があるの?」
といった疑問を持ってはいませんか?
そこで、今回の記事では
- 理学療法士になるための流れ
- 国家試験の概要
- 合格率が高い理由
- 合格のための勉強方法
といったことを紹介します。
今回の記事を読んでもらうことで、理学療法士の国家試験についてより理解を深めることが可能。理学療法士に1歩近づくことができます。
理学療法士になる方法
理学療法士として活動するための流れは
- 高校卒業後、指定された養成校で勉強する
- 国家試験を受験
- 試験に合格することで理学療法士免許取得
- 理学療法士として就業
といったものです。それぞれ紹介します。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!1.高校卒業後、指定された養成校で勉強する
理学療法士の国家試験を受験するためには文部科学省、厚生労働省所轄の理学療法士養成施設を卒業する必要があります。なぜなら、指定された養成校の卒業が理学療法士の国家試験の受験資格となるから。そのため指定された養成校を卒業していないと国家試験を受験することができません。理学療法士になりたいと考えている場合は必ず指定された養成校を卒業しましょう。
また、理学療法士の養成校には4年制の大学、3年制の短期大学、3年制または4年制の専門学校など全国に多数存在しています。養成校では解剖学や生理学、運動学といった基礎的な内容からリハビリテーション医学、理学療法といった応用的な内容。それに加えて学校によっては実技やグループで取り組む課題があるところもあります。それぞれの養成校でカリキュラムに特徴があるので、自分の目的や通いやすさなども考慮してどの学校にするかを選びましょう。
2.国家試験を受験
指定された養成校を卒業したら国家試験の受験です。理学療法士は国家資格なので、理学療法士として活動するためには国家試験は避けられません。また、国家試験を受験するためには厚生労働大臣の認定が必要。忘れずに受験資格認定の手続きを行なってください。理学療法士として活動するために国家試験の合格は必須です。必ず受験しましょう。
3.試験に合格することで理学療法士免許取得
国家試験に合格することで理学療法士免許を取得することができます。理学療法士と名乗ることができるので、理学療法士の求人に応募することが可能です。
4.理学療法士として就業
理学療法士免許を取得したら理学療法士として働きましょう。理学療法士の主な活躍の場は一般病院、総合病院、介護施設、リハビリ施設、スポーツ系、フィットネス施設など。理学療法士は一般的な病院に加えて、スポーツ分野での需要も高いのでスポーツの分野に興味がある人にはおすすめです。
国家試験について
国家試験について
- 試験日
- 試験会場
- 合格発表
- 解答の発表
- 受験料
- 受験の手続き
- 試験の内容
- 試験時間、問題数
といった内容を紹介します。
試験日
理学療法士の国家試験は年に1回、2月下旬ごろに実施。2022年の国家試験は2月20日(日)に行われました。試験自体が年に1回の実施となっているので、落ちてしまうと次に受験できるのが1年後となってしまいます。なので、1回の受験で合格できるように勉強して臨みましょう。
試験会場
理学療法士の国家試験は全国の8都道府県で実施されています。具体的には北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県の8都道府県です。これらの都道府県にある大学や専門学校が試験会場となるので、自分が行きやすい場所を選びましょう。
合格発表
合格発表は国家試験の約1ヶ月後。 3月の下旬に厚生労働省のホームページで発表されます。2022年の合格発表は3月23日(水)で、厚生労働省ホームページの資格、試験情報というページで発表。合格者の受験地と受験番号の記載となっています。
解答の発表
国家試験の解答発表は合格発表と同じ日に行われます。一般社団法人歯科医療振興財団ホームページと厚生労働省で確認することが可能です。場合によっては出題ミスや採点除外などで点数が若干変わる可能性もありますが、そこまで気にする必要はありません。また、試験終了後にSNSなどで解答速報が発表されることがありますが非公式のものとなっています。
受験料
理学療法士の国家試験の受験料は10,100円。受験の願書に収入印紙を貼ることで納付できます。支払った受験料は受験書類が受理されると、受験をやめても返還されないので注意してください。
受験の手続き
理学療法士の国家試験を受験手続きの際に必要な書類がいくつかあります。実際に用意するものは4つ。受験願書、写真、返信用封筒、卒業証明書または卒業見込み証明書です。忘れずに用意するようにしましょう。詳しい規定などは厚生労働省のホームページをチェックしてみてください。
2022年理学療法士国家試験概要→https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/rigakuryouhoushi/
また、例年だと受験概要の発表が試験前年の9月上旬、各養成校で受験書類が配布されるのが試験前年の9月下旬、受験書類の受付が12月中旬〜1月初旬まで、受験票の交付が1月下旬となっています。国家試験を受験するときは厚生労働省のホームページをチェックするなどして、情報を見逃さないようにしましょう。
試験の内容
理学療法士の試験は一般問題と実地問題に分けることができます。一般問題は基礎的な知識を問うものに対して、実地問題は具体的な状況設定をされた上でどう判断するかという内容です。それぞれの具体的な出題範囲をまとめます。
一般問題
一般問題の出題範囲は解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法です。問われるのは基礎的な内容なので、しっかり答えられるようにしましょう。
実地問題
実地問題の出題範囲は運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法。一般問題とは違い、具体的な状況設定をされるので学んだ知識の応用、現場でどう活かすかが問われます。現場に出たときに活躍できるように活躍できるように応用力も身につけましょう。
試験時間、問題数
理学療法士の国家試験は午前と午後に分けて行われ、合計320分、出題される問題数は200問となります。午前の試験は160分で100問出題。出題される100問のうち80問が一般問題で、残りの20問が実地問題です。午後の試験も午前と同じく160分で100問の出題。80問が一般問題で20問が実地問題という構成になっています。また、第57回の試験のときは午前が9時50分から12時30分、午後が14時20分から17時での実施でした。午前と午後の間の時間には110分あります。
国家試験の難易度
理学療法士の国家試験の難易度について
- 合格基準
- 合格率
といったポイントから解説します。
合格基準
理学療法士の国家試験で合格するには2つの基準を満たすことが必要。具体的には一般問題と実地問題の総得点が60%以上、実地問題の得点が35%以上になっていることです。理学療法士の国家試験の点数配分は一般問題が1問1点で160問(160点満点)、実地問題が1問3点で40問(120点満点)となっています。なので、合格するためには一般問題と実地問題を合わせた総得点が280点満点中168点以上、実地問題が120点満点中42点以上必要です。一般問題での正答率が高くても、実地問題がまったくできないと合格することはできないので一般問題と実地問題のどちらも答えられるように勉強しましょう。
合格率
過去6年の理学療法士国家試験の合格者数、合格率です。
受験者数 | 合格率 | |
第51回 | 12,515人 | 74.1% |
第52回 | 13,719人 | 90.3% |
第53回 | 12,148人 | 81.4% |
第54回 | 12,605人 | 85.8% |
第55回 | 12,283人 | 86.4% |
第56回 | 11,946人 | 79.0% |
年度によるばらつきはありますが、平均すると約80%の合格率となっています。
合格率が高い理由
理学療法士の国家試験は国家資格で難しそうな印象がありますが、合格率は約80%と高い数字になっています。理学療法士の国家試験が合格率の高い理由としては
- 受験資格のハードルが高いこと
- 新卒者の合格率が高いこと
が主なものです。それぞれ解説します。
受験資格のハードルが高いこと
理学療法士の国家試験が高い合格率となっている1つ目の理由はそもそも受験するためのハードルが高いことです。なぜなら、理学療法士の国家試験を受験するためには指定された養成校を卒業する必要があるから。実際に大学や専門学校といった養成校では、解剖学や運動学といった基礎知識に加えて実習も行い現場での実践力も学びます。そのため、受験できる人はしっかり勉強した人だけになるので、難易度が低いわけではないのに合格率が高くなりやすいです。
新卒者の合格率が高いこと
新卒の合格率が高い傾向にあるのも理学療法士の国家試験の特徴。その理由の1つとしては、新卒者の方が勉強に専念しやすい環境が整っていることが挙げられます。実際に新卒者と既卒者の合格率を比較すると、新卒者は約90%で既卒者は約40%という結果に。新卒で合格できないとその後に合格するのは難しくなる傾向があるので、新卒のときに確実に合格できるようにしましょう。
国家試験に向けた勉強のポイント
新卒で理学療法士の国家試験に合格するためのポイントは
- できるだけ早く始める
- 過去問を解く
- 同じものを繰り返す
の3つです。それぞれ解説します。
できるだけ早く始める
1つ目の勉強のポイントはできるだけ早く始めること。その理由は、理学療法士の国家試験はとにかく試験範囲が広いから。具体的な試験範囲は解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、臨床医学大要(人間発達学を含む)、理学療法です。これだけ勉強する内容が多いと、後回しにすればするほど苦しくなってしまいます。国家試験の勉強は1日10分など少しでもいいので、できるだけ早く始めましょう。
過去問を解く
2つ目の勉強のポイントは過去問を解くこと。なぜなら、過去問を解くことで問題の傾向を掴むことができるから。試験に合格するためには、試験のための勉強をすることが必要です。その点、過去問は最高の教材になります。実際に過去問を解くときは過去10年分ほど用意できると完璧。過去問を解くことで国家試験ではどのような問題が出やすいのかを理解できるようになりましょう。
同じものを繰り返す
3つ目の勉強のポイントは同じものを繰り返すこと。その理由は1つ。いろいろなものに手を出すより同じ問題を何度も解いた方が知識の定着、理解が進みやすいから。人は1度みただけだとすぐ忘れてしまいますが、何度も繰り返すことで記憶が定着し忘れなくなります。勉強も同じで、何度も同じ問題を繰り返すことで記憶の定着を狙うことが可能です。「もっと他の問題集もやった方がいいかも」と不安になってしまう気持ちはわかりますが、合格するためには同じものを何度も繰り返すことがポイントとなります。
まとめ
今回の記事では理学療法士の国家試験について解説。主な内容は
- 理学療法士になるには指定された養成校を卒業する、国家試験を受験して合格することが必要
- 試験日は2月下旬
- 試験会場は北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県の8都道府県
- 合格発表は3月下旬
- 解答は一般社団法人歯科医療振興財団ホームページと厚生労働省で公開
- 国家試験の受験料は10,100円
- 受験の手続きには受験願書、写真、返信用封筒、卒業証明書または卒業見込み証明書の4つが必要
- 試験は基礎知識が問われる一般問題と応用力が問われる実地問題が出題される
- 試験は午前と午後に分けて行われ合計320分。問題数は合計200問出題
- 合格するためには全体の正答率が60%以上かつ実地問題の正答率が35%以上必要
- 合格率は約80%
- 合格率が高い理由は受験するためのハードルが高いことと新卒者の合格率が高いこと
- 勉強のポイントはできるだけ早く始めること、過去問を解くこと、同じものを繰り返し解くこと
といったものでした。理学療法士は患者様との関わりも深く、人に貢献することのできる仕事です。今回の記事を参考に理学療法士の国家試験対策を始めてみてください。
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