オプトインとは、【ユーザーが情報を受け取る際や情報を利用される際に許諾（パーミッション）の意志を示すこと】を表す。対になる用語に、「オプトアウト」がある。メールマガジンや広告宣伝のメールは「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」によって、顧客のオプトインを得なければ配信してはいけないと定められている。「特定電子メール」は営業活動を目的として企業が顧客に対して配信するメールや広告のことを指し、企業は配信するメールの本文内に送信者の氏名・名称や住所といった送信者の情報を記載すること、問い合わせ先情報を記載すること、配信を停止する際に必要な連絡先や配信停止フォームのリンクを本文内のわかりやすい場所に記載することなどが義務付けられいる。これらに違反し、情報の受け取りを許諾していないユーザーにメールマガジンの配信を行ったり、送信者情報を偽ったりした場合には、送信方法を改善するよう通告され、通告を無視して配信を継続した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性がある。
