MQLとは、【マーケティング活動によって得られた、企業にとって質の高い優良な見込み顧客】を表す。Marketing Qualified Lead（マーケティング・クオリファイド・リード）の頭文字をとったもの。顧客のニーズは顕在化していないため付加価値をつけた提案がしやすく、売上や利益を大きくしやすい一方で、受注までの期間が長くなりやすい。MQLは営業部門へ引き渡される。MQLはマーケティング活動によって育成された見込み客であるため、営業部門はフォローの手間を省き、効率の良い営業活動を行うことができる。また、自社に対する信頼関係もできているため問題点などのフィードバックの獲得につながり、課題解決と顧客満足度を改善することができるほか、既に商品・サービスに興味がある状態であることから、リピーター顧客になる可能性もある。MQLの育成を積極的に行うことで、結果として利益率の向上を期待することができる。MQLを営業部門に引き渡すことで、SQL（営業活動においてフォローすべき対象と判断される見込み客）の精度が上がる。
