平均寿命が延びている現代、長い老後を寝たきりで過ごさないためにも体の健康にはもちろん、ケガにも注意しておきたいという方は多いのではないでしょうか?
ケガをしてしまったとしてもきちんと治しておかなければその後の生活に支障をきたす場合も考えられます。
そんなときに活躍する職業の1つが柔道整復師です。
今回はそんな柔道整復師の仕事内容はもちろん、働き方や気になる年収についてもご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!柔道整復師とは?
柔道整復師と聞くとあまり耳になじみのない方が多いのではないでしょうか?
柔道整復師とは国家資格であり、指定された試験に合格することで厚生労働省より与えられます。
昔は「ほねつぎ」「接骨師」とも呼ばれ、骨折や脱臼などのケガに対して出血のない非観血的療法という治療方法を使用するところが大きな特徴です。
柔道整復師の仕事内容
柔道整復師は前述でも少し触れたような骨折や脱臼などのケガを対象に治療を行います。
まず、ケガの状態や患者さんからの聞き取りで非観血的療法が適しているかの判断をし、その後治療方針を決めます。
柔道整復師が用いる非観血的療法では骨の損傷や関節のズレを手技によって治療し、治りをよくするためにテーピングなどで固定、リハビリテーション後に指導というのが治療の流れです。
また、リハビリテーションではマッサージなどの他にも温熱や運動療法などを行い、患者さんの日常生活に支障をきたさないよう指導もします。
柔道整復師の歴史
柔道整復師は誰でも知っている職業とはいいがたく、どちらかといえばマイナーな職業ですが、実は職業自体はかなり昔から存在しました。
ここではそんな柔道整復師の深い歴史を解説していきます。
柔道整復術の誕生
柔道整復術は名前からもわかるように柔道がルーツとなっています。さらにその柔道の起源となったのが戦国時代の柔術です。
柔術には2通りの使い方があり、1つは殺傷を目的とした「殺法」、そしてもう1つが治療や蘇生を目的とした「活法」です。
この「活法」が柔道整復術の基盤となったとされています。
時代の影響を受けて変化した柔道整復術
その後江戸時代に入り、西洋医学が日本に入ってくると東洋医学と融合して現在のような柔道整復術が確立されました。
しかし、明治時代になると西洋医学を主体とする医療制度へと変化していき、様々な規制ができたことによって柔道整復術は存続の危機にさらされます。
そこで動いたのが「柔道の父」とも呼ばれる嘉納治五郎氏をはじめとした柔道家たちです。柔道家たちの運動によって「柔道整復師」は国から認められ、国家資格となりました。
柔道整復師と整体師の違い
柔道整復師と混同されやすい職業が整体師です。柔道整復師と整体師、この2つの職業の大きな違いは国家資格であるか否かです。
前述したように柔道整復師は国家資格ですが、整体師は国家資格ではありません。その理由はそれぞれが行える施術方法にあります。
柔道整復師は骨折や脱臼などのケガの発生から治療まで行えますが、整体師はケガの治療は行えません。
整体師の行う施術はあくまで体を癒すセラピーという意味合いが強いです。柔道整復師は体を治す職業、整体師は体を癒す職業とするとわかりやすいのではないでしょうか?
柔道整復師の選択肢
接骨院などで働く人のイメージが強い柔道整復師ですが、実は接骨院以外にも働き方の選択肢があります。
ここでは柔道整復師の主な働き方についてご紹介します。
整形外科などの医療施設
接骨院はもちろん、整形外科などの医療施設でも柔道整復師は重宝されます。
接骨院と同様に患者さんのケガの状態を評価したり、治療やリハビリテーションを行うのですが、病院の場合は医師との連携が必要です。
医師の診察を間近にみることでさらに知識や経験を広げたいという方にとって、絶好の勉強の場であるといえます。
介護施設などの福祉施設
加齢による骨粗鬆症などが原因で骨折してしまう高齢の方は少なくありません。そのため、介護施設や老人ホームでも柔道整復師はおおいに活躍します。
現代では年々高齢化が進み、それに比例するように柔道整復師の需要も高まっています。さらに、高齢の方が自立できるようサポートする機能訓練指導員を目指すことが可能です。
スポーツチームでのトレーナー
柔道整復師の活躍の場は医療や福祉にとどまらず、スポーツの分野まで幅広くなっています。
スポーツチームでの柔道整復師の役割は、トレーナーとして選手たちに対するコンディションの調整や負傷時の応急処置やリハビリテーションのサポートなどがあります。
スポーツトレーナー自体は柔道整復師の資格を必要としませんが、持っているトレーナーの方は多いです。
骨・筋肉・靭帯などのケガが選手生命を左右する場合もあり、その分野のスペシャリストである柔道整復師がトレーナーになることで安心して選手たちも練習に集中できるのではないでしょうか?
開業
柔道整復師は資格を取得しておくと条件を満たせば開業ができるところも魅力の1つです。
主な条件には柔道整復師として3年以上の実務経験を積むこと・指定された研修を受けることが挙げられます。
このように資格を取得してすぐというわけにはいきませんが、自分の整骨院や接骨院を持つことができ、より柔道整復師としても活躍できます。
柔道整復師になるためには
将来的に開業も可能な国家資格の柔道整復師ですが、なるためにはどのような手段があるのでしょうか?
ここでは資格取得の手段や資格試験の難易度についてご紹介します。今まさに目指しているという方も、本記事で興味を持ち始めてくださったという方もぜひ参考にしてみてください。
資格取得には受験資格が必要
柔道整復師の資格取得を目指すための大前提としてまず、受験資格が必要です。
ではこの受験資格をどのように取得するのかというと、手段としては下記の3つがあります。
- 専門学校
- 短大
- 大学
高校卒業後に上記のような柔道整復師を養成する教育機関で指定された科目を履修し、卒業することで受験資格が得られます。
昼間は通えないという方のために夜間部を設置している学校も多くあるため、経済的に進学が難しいという方や、すでに社会人として働いているという方は夜間部のある学校を探してみましょう。
資格試験の難易度
毎年3月に行われる柔道整復師の資格試験は国家資格というだけあって、決して容易なものではありません。
かつては合格率90%と、多くの合格者が出ていたようですが、現在では60%前後と合格者の数が大幅に減っています。
60%前後となるとなかなかの難易度のように思われますが、要するに半分以上は合格するということです。
大学や専門学校でしっかりと知識を身に付け、資格試験までに万全の備えをしておきましょう。
柔道整復師に向いている人の特徴
医療や福祉ではもちろん、スポーツトレーナーや開業もできる柔道整復師は活躍の幅が広く、その多様性に惹かれて目指す方も少なくありません。
では実際のところ、どのような人が柔道整復師に向いているのでしょうか?
柔道整復師は知識や技術はもちろんですが、施術を行う相手からケガの状態などを正しく聞き出す必要があります。
さらに柔道整復師がみるケガの多くは骨や靭帯にかかわるものであるため、1回の治療で完治する場合は少なく、長期間のかかわりは避けては通れません。
治療後もリハビリテーションや生活に対する指導が必要になるため、ある程度のコミュニケーション能力が求められます。
人とかかわることや話すことが好きな人、感謝されることにやりがいを感じる人にとっては天職なのではないでしょうか?
柔道整復師の将来性
柔道整復師は資格取得が難しく、コミュニケーション能力が求められますが活躍の幅は広く、出血の伴わない非観血的療法はメスを使った手術や、体に傷が残ることに不安のある方に高く支持されています。
病院や老人ホームなどの施設側も高齢化に伴う患者さんや利用者の増加もあり人材確保に積極的です。
前述したように実績を積めば開業も可能なため、柔道整復師の資格は取っておくと職業に困らない、将来性の明るい資格といえます。
柔道整復師の年代別年収
ここまで柔道整復師の魅力や資格の取得方法についてご紹介しましたが、年収がどのくらいであるのかも気になるところかと思います。
そこでここでは年代別に年収をご紹介していきます。
柔道整復師を目指している方はぜひ参考にしてみてください。
20代
20代の平均年収は200万円~350万円とされています。
20代というとまだ柔道整復師の資格を取得して働き始めてからそれほど長い時間は経っていない方が多いかと思われます。
そのためそれほど年収の高さはみられないようです。
30代
30代の平均年収は300万円~390万円です。
会社員の平均年収よりも少し低めですが、柔道整復師は実績や顧客数によっても給与が左右する場合があるため、平均より高い柔道整復師もいます。
40代
40代の平均年収は400万円~600万円です。
40代ともなるとベテランとして働く方も多く、顧客数や実績も増え、それに伴って年収も増加する方が多いようです。
このくらいの年齢から開業を考える方も多いのではないでしょうか?
50代
50代の平均年収は500万円~700万円です。
50代ともなると1つの医院や施設で働き続けていれば、責任あるコストについている場合も多く、年収が1000万近くなる方も増えてくるようです。
すでに開業している方も多いと思われます。
定年後も活躍できる柔道整復師
柔道整復師を雇用している医院や施設などの中には定年制を設けていない所も少なくありません。
もし、定年制度のある職場を退職したとしても柔道整復師にはスポーツトレーナーや開業医などの選択肢が多くあります。
「定年後も現役で働きたい」という方には適した資格といえるでしょう。
特に開業医ともなると顧客数や売り上げによっては年収1000万円も目指せるため、老後に備えて貯金しておきたいという方におすすめです。
このように、柔道整復師は定年後も様々な選択肢が生まれるやりがいに満ちた職業です。
まとめ
今回は柔道整復師についてご紹介しました。
マイナーな職業である柔道整復師ですが、その歴史は奥深く、国家資格として国に認められるまでには柔道家たちの運動などのドラマもあったようです。
そんな柔道整復師の働き方は接骨院などの医療施設はもちろん、スポーツトレーナーや開業といった多くの選択肢があります。
養成施設への進学や資格試験の合格が必要となり、決して簡単になれるものではありませんが、技術や実績によっては高収入も目指せる可能性があります。
定年後も開業などのセカンドキャリアを築くこともできるため将来的にも明るい職業です。
収入面や働く選択肢が多いところも魅力ですが、ケガを負った方に寄り添い、治療とサポートを行う柔道整復師は現代に欠かせない素晴らしい職業の1つといえるのではないでしょうか?
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