チアダンス講師になりたい方必見！３つのステップを紹介

「チアダンスってカッコいいな、私も将来チアダンスに関わる仕事がしたい」

「チアダンス講師になるためには、どうしたらいいんだろう」

このようなお悩みはないでしょうか。

映画やドラマで「チア☆ダン」や「チア男子!!」が放送され、チアダンスの注目度が高まっています。

またプロスポーツや甲子園のチアダンスの応援、ショーも放送され憧れる方もいると思います。

そのため、チアダンスの需要も増えており、チアダンス講師になりたい方もいるのではないでしょうか。

今回は、チアダンス講師の仕事内容や働き方、なり方、資格を解説します。

チアダンスに関わる仕事をしたい方、チアダンス講師になりたい方は必見です。

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チアダンス講師の仕事内容

まず、チアダンス講師の仕事内容、求められるスキル、やりがいについて解説します。

チアダンス講師の仕事内容

仕事内容は、言葉の通りチアダンスを教えることです。

ただし教える対象は、子供や学生、大人などさまざまで、またレベルも異なります。

チアダンスをする目的も、習い事としてする方、健康を考えてする方、プロとして学びたい方など異なるでしょう。

そのため誰を対象にするかにより、多少仕事内容が変わります。

プロチームの指導をする場合は、振り付けやプログラムを考えたりすることも仕事になります。

チアダンス講師に求められるスキル

チアダンス講師に求められるスキルは複数あります。

ダンススキル

チアダンスは、ラインダンス、ストリートスタイルダンス、クラシックバレエ、ジャズダンスなどさまざまなジャンルのダンス要素が詰まっています。

そのため、さまざまなダンスのスキルが必要とされます。

またポンなども使うため、道具を上手に使うスキルも必要でしょう。

指導スキル、コミュニケーションスキル

一流の選手が、一流の指導者になるとは限りません。

分かりやすく指導するスキルが必要です。

またできないことがある生徒に対しては、課題や悩みを聞き出し、説明するコミュニケーションスキルが必要求められます。

とくに、チアダンスは複数人で行うチーム競技。

そのため、人に合わせて伝え方を工夫する必要もあるでしょう。

チームワークがよくなるような指導も求められます。

企画スキル

指導をする相手により、何をするのかが異なります。

そのため相手の目的にあわせ、効果の出るレッスンを考える必要があるでしょう。

またプロチームを振り付けも考える場合は、美しく大会で優勝できるプログラムを考える企画スキルが求められます。

体に関する知識

体づくりやケガに対する知識も必要です。

レベルにもよりますが、チアダンスには激しい動きもあります。

そのため、チアダンスを教えるだけではなく、チアダンスをするためのトレーニングによる体づくりが必要になるでしょう。

また指導中にケガをする場合もあります。

リハビリの知識までは必要ありませんが、応急処置ができる知識やスキルは必須です。

チアダンス講師のやりがい

チアダンス講師のやりがいは、なんといっても生徒の成長です。

発表会や大会などにむけ、努力しその成長を間近で感じられることは、おおきなやりがいです。

また、生徒と一緒に喜んだり、生徒から感謝されることは大きな喜びでしょう。

チアダンス講師の働き方と収入

チアダンス講師になるとしたら、どのような働き方があり、収入はどの程度なのでしょうか。

チアダンス講師の働き方

働き方は、大きく3種類あります。

それでは詳しく解説します。

正社員

あまり多くはありませんが、正社員の働き方があります。

正社員であれば、手当や福利厚生も充実しており、また年齢を重ねても後輩の指導やマネジメント、スクールの経営的立場になる場合もあります。

契約社員、アルバイト

ジムやフィットネスクラブでは、正社員ではなく契約社員やアルバイトでチアダンス講師の募集をしている場合が多くあります。

契約社員やアルバイトの場合は、生徒の数などにより契約が終わってしまったり、働く時間が減る場合があるので注意が必要です。

フリー

フリーのチアダンス講師として、企業から依頼を受け、指導をする場合も多くあります。

レッスン単位の報酬で仕事を請け負い、複数から依頼を受けることができれば、多くの収入を得ることができるでしょう。

また自分で場所を借り、教室を開催する場合もあります。

チアダンス講師の収入

働き方にもよりますが、正社員を除き基本的な考え方は歩合制です。

自分が、どの程度働いたか（レッスンをしたか）により、収入が大きく異なります。

とくにフリーの場合は、自分の努力次第で多くの収入を得ることが可能。

正社員の場合は300万円～600万円、契約社員やアルバイトの場合の時給は、1,000円～6,000円程度が目安となるでしょう。

正社員以外の働き方は、安定性は欠けますが自分のペースで働くことができます。

そのため、副業でチアダンス講師をする方も。

チアダンス講師として働くメリット、デメリット

チアダンス講師として働く、メリット、デメリットを解説します。

チアダンス講師として働くメリット

まずメリットです。

好きなことを仕事にできる

チアダンス講師は、営業や事務、OLなどと比べると一般的な仕事ではありません。

そのためチアダンス講師をする方は、チアダンスが好きなのではないでしょうか。

人生において働く時間は大きな割合をしめ、仕事は幸せを決める1つの要因といっても過言ではありません。

そのため、好きなことを仕事にできるのは大きなメリットです。

自分のペースで働くことができる

働き方にもよりますが、自分のペースで働くこともできるでしょう。

とくにフリーランスや自分で運営をしている場合などは、自分の生活リズムや状況にあわせて働くことができます。

1レッスンが、デスクワークと同じように9時から18時までということも、ほとんどありません。

そのため、ワークライフバランスも取りやすいでしょう。

チアダンス講師として働くデメリット

次に、デメリットを紹介します。

体が資本

まず、体が資本であることです。

チアダンス講師に限らず、体を使う仕事は体調管理が必須。

例えば、ケガや病気でレッスンができなくなってしまった場合、収入の減少につながります。

また体力の仕事でもあるため、年齢を重ねるうちに若いときと同じように働くことが辛くなるでしょう。

働き続けるのが難しい

またチアダンス講師になれたとしても、働き続けるのは簡単ではありません。

チアダンスの需要が増えたとはいえ、簡単に就職先が見つかったり、フリーランスとしての仕事が見つかることは少ないかもしれません。

チアダンスのプロチームは、すでに専属の指導者がいて、契約を取るのは難しく、また急に多数のチームが増えることは少ないでしょう。

自分で、教室を開くとしても集客や運営をするのは簡単ではありません。

チアダンス講師としてのスキルだけではなく、経営者としてのスキルが必要になります。

また場所の問題もあるでしょう。

チアダンスをするにあたり、ある程度の広さが必要だったり、音楽が流せるなどの条件があり限られます。

チアダンス講師になるための3つのステップ

これまで、チアダンス講師の仕事内容や働き方、メリット、デメリットについて解説しました。

具体的にチアダンス講師になるためには、どうしたらよいのでしょうか。

チアダンス講師になるための3つのステップを解説します。

チアリーディング部やサークルがある学校、スクール、クラブチームへ通う

まず自分が経験する必要があります。

自分が経験したことがないまま指導をすることは困難。

経験をすることにより、実体験としてつまづくポイントやコツが分かります。

それにより、指導が上手くできたり自分で手本を見せることもできます。

チアダンスを習うことができるスクールもありますが、学生の場合はチアリーディング部やサークルがある大学に進学し、部活に所属するとよいでしょう。

「チアリーディングが有名な○○大学出身」という肩書を得ることもできます。

チアリーディング部やサークルが有名な大学は、例えば下記になります。

チアリーダーとしての経験を積む、指導方法を学ぶ

必須ではありませんが、チアリーダーとして経験を積むとなおよいでしょう。

具体的には、野球、サッカー、バスケットボール、アメリカンフットボールなどでのチアリーダー経験です。

プロスポーツ専属のチアリーダーの経験があれば、信用も高まります。

ただ、簡単になることはできません。

オーディションは難関で、ダンススキルはもちろん、心身の健康や地域貢献活動も審査の対象になります。

また報酬がない場合が多く、社会人をしながら行うことになるでしょう。

自分が行うのと、指導をするのは違うため、指導方法を学ぶ必要もあります。

後ほど紹介しますが、資格があるとなおよいでしょう。

チアダンス講師の求人に応募する

準備が整ったら、いよいよチアダンス講師として求人に応募し、働きます。

いきなりフリーで働くのは難しいでしょう。

求人サイトで応募するのが最も一般的ですが、知人の紹介やスクールの紹介で働く方法もあります。

ただ、チアダンス専門の講師の求人は多くありません。

始めはアルバイトや契約社員で働き、その後正社員やフリーにキャリアアップするのがオススメです。

チアダンス講師の資格

必須ではありませんが、資格を取る方が就職や転職に有利になります。

そのため、最後にチアダンス講師の資格を紹介します。

指導者ライセンス

指導者ライセンスは、チア、ソング、ダンスをスポーツと位置付け、専門知識のみならずスポーツ指導者としての知識を学び、より指導の幅を広げることを目的とした資格です。

レベルが3級、2級、1級に分かれており、自分の状況にあわせて受講し、キャリアアップができます。

指導員資格

指導員資格は、安全で正しいチアリーディングの知識を持ち、指導を行うことのできる指導員の育成を目的とした資格です。

こちらもCLASS1とCLASS2があるので、自分の状況にあわせて受講し、キャリアアップができるでしょう。

講習会もしているので、継続的に学ぶことができます。

まとめ

今回は、チアダンス講師の仕事内容や働き方、なり方、資格を解説しました。

チアダンス講師は、言葉の通りチアダンスを教える仕事です。

ただし、対象者により求められるスキルやレベルも変わるでしょう。

なり方のステップは下記です。

1. チアリーディング部やサークルがある学校、スクール、クラブチームへ通う
2. チアリーダーとしての経験を積む、指導方法を学ぶ
3. チアダンス講師の求人に応募する

チアダンスが好きで将来的にも関わりたい方、チアダンスの素晴らしさを広げていきたい方は、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

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