「エステの内装工事をしたいけれど、何に注意すればいいの?」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「エステ 内装」などで検索しても、ネット上にはパーソナルジムの内装・塗装・改装工事に関わったことがない方が執筆した記事や広告ページしかなく、こうした情報を鵜呑みにしてパーソナルジムの内装・改装工事に着手するのは危険です。
そこで、月間30万人以上が利用するフィットネスWEBメディア「FitMap」を運営するマーケティングのプロ・株式会社FiiTのメディア編集部が、エステの内装・塗装・改装工事で注意すべきポイントについて解説します。
これからエステの内装・改装工事を控えている方や、新たにエステサロンの設立を計画されている方は必見です。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!エステサロン成功の鍵は内装にある
エステサロン成功の鍵は内装にあると言っても過言ではありません。もちろんエステティシャンの接客・施術スキルも重要ですが、内装は提供するサービスと同等に重要な事項です。
実際に人気エステサロンに通ってみると、そのほとんどが内装にこだわっていることが分かります。一見するとオシャな空間にしか見えない内装でも、様々なこだわりが施されていることが多いです。
エステサロンを成功させるためには、新規顧客の獲得はもちろんのこと、リピート顧客を増やすことが重要。お客様に続けて通い続けてもらう環境を作るためには、エステサロンの内装にこだわることが大切なのです。
エステの内装に関わる工事にかかる費用について
まずはエステの内装工事において最も重要である費用面についてお話ししていきたいと思います。
業者に依頼してから初めて費用を把握するより、あらかじめ概算費用を知っておいた方が予算組みにも大いに役立つはずです。
あくまで目安ですが、エステサロンの内装・塗装・改装工事にかかる費用は下記の通りになります。
内装工事費(クロス貼り・床補強など) | 200〜400万円 |
電気・空調・換気設備工事費 | 8〜15万円 |
給排水設備工事費 | 60〜80万円 |
家具・健具工事費 | 70〜80万円 |
諸経費 | 30〜50万円 |
もちろん工事の規模や依頼する業者によって、金額も上下しますが、概ね350〜630万円ほどの費用が発生します。あくまで目安ですが、これらの費用を覚えておくだけで工事業者との価格交渉も非常にスムーズになるでしょう。
また見積もりの依頼は、必ず複数業者で行うことが大切です。提出された見積もり金額が相場からかけ離れていないかを知ることができます。さらに相見積もりを取っている旨を伝えることで、業者から不当な金額を請求されるのを予防することも可能です。
エステサロンを運営していくうえで、内装工事は避けられない事案です。しかし「いかに費用を抑えられるか」が運営を成功するうえで非常に重要となってきます。予算組みや業者との交渉をしっかりと行い、少しでも費用を抑えられるように工夫しましょう。
エステの内装で気をつけるべき5つのポイント
本題である「エステの内装・塗装・改装工事で気をつけるべきポイント」についてお話ししていきたいと思います。
エステの開業もしくは改装において何の知識もなく、工事に着手するのは非常に危険です。必要以上の費用をかけてしまったり、想像した内装と違う仕上がりになってしまう可能性があります。
また工事の工程を全て業者に任せてしまうのもNGです。いくらプロといえど、何の説明もなしで依頼主のイメージを100%再現することはできません。工事業者と依頼主がしっかりとコミュニケーションを取ることで、理想通りの形で工事を終えることができます。
今回お話しする5つのポイントをしっかりと理解して、内装工事に着手してください。
- お客様目線で内装をイメージする
- 遮音性の高い内装を意識する
- シンプルかつスタイリッシュなデザインがおすすめ
- 待合室の空間は広めに確保する
- 複雑な造りにしない
それでは順に深堀していきます。
お客様目線で内装をイメージする
エステサロンの内装を考えるうえで最も大切なことは、お客様目線で内装をイメージすることです。経営者の考えや従業員の意見を取り入れることはもちろん大切ですが、あくまでお客様が利用することを想定して内装をイメージしましょう。
お客様目線で内装をイメージすれば必然的に利便性の高いエステサロンが出来上がるはずです。利便性・高いデザイン性・清潔感の全てが整った内装のサロンを作るためには、まずお客様の立場になって内装をイメージすることが必須です。
またどうしても内装のイメージができない場合には、他のエステサロンにも見学や体験、さらに可能であれば実際に利用することも得策になります。実際に他のエステサロンに通ってみることで、内装の良い面と悪い面の両方が分かるので、自社エステサロンの内装イメージもより明確になることでしょう。
遮音性の高い内装を意識する
エステサロンを開業するうえで非常に大切なことが、遮音性(防音性)です。内装工事をする際には、遮音性の高いサロンになるよう業者に依頼しましょう。
エステサロンではお客様に可能な限り、リラックスしてもらえる空間を与えることが必須。そのためには、静かで快適な空間造りが必要になってきます。「となりの個室から話し声が聞こえる」という施設環境ではお客様の満足度を下げてしまいます。
また内装とは異なりますが、施術マシンを選ぶ際にも静音性の高いエステマシンを購入するのがおすすめです。どれだけ品質が高くても音のうるさいマシンだとお客様に不快感を与えてしまいます。必ず導入前に静音性のチェックを行っておきましょう。
シンプルかつスタイリッシュなデザインがおすすめ
エステサロンの内装デザインを決める際には、シンプルでスタイリッシュなデザインにするのがおすすめです。派手過ぎるデザインは、エステサロンに適しているとは言えません。
特に近年ではエステサロン各社が店舗の内装デザインにかなりこだわりを持っています。白や黒を基調としたシンプルな店舗から、水色などを白に入れ込んだ内装まで幅広いデザインの店舗が多いです。人気のエステサロンに実際に足を運んでデザインの参考にするのも得策でしょう。
またエステサロンのデザインを検討する場合には、サロン専門のデザイン会社に依頼するのが最もおすすめです。プロのデザインナーが自社のコンセプトに合った内装デザインを作成してくれます。
待合室の空間は広めに確保する
エステサロンの内装工事を行う際は、待合室の空間を広めに確保するを重要視しましょう。施術室や待合室のスペース確保だけに気を配って、待合室のスペース確保を怠るのはNGです。
エステサロンにとって待合室は重要な役割を果たします。数人の待機で待合室がいっぱいになってしまうようだと、お客様のストレスが大きくなってしまいリピート利用を妨げてしまう可能性が高いです。混雑時でもお客様同士の間隔が十分に取れるスペースを確保するのがポイントになります。
またエステサロンの待合室内には、お客様が待機中に退屈しないようWi-Fi・TV・本棚などを設けることも重要です。特にネット環境の配備は、内装工事の段階で施工が必要なので気をつけましょう。
複雑な造りにしない
エステサロンの内装を検討する際には、サロン内部の設計にも気を配ることが重要です。入り組んだ複雑なサロン設計だとお客様の利便性が低下してしまいます。
特に施術室を多めに設置する場合には注意が必要です。施術室を多くすれば、確かに1日あたりの予約枠が増え、売上の増大に繋がりますが、複雑で入り組んだ造りになってしまっては元も子もありません。
内装施工で施術室を造る場合には、お客様がサロン内を一人で移動できるようにシンプルな設計にするのがおすすめ。シンプルな造りにすることで、サロン内の利便性が高まるだけでなく、まとまりのある空間を作ることができます。
エステの内装・設備費用を抑えるためのポイント
エステの内装・設備費用を抑えるためのポイントについて解説します。
エステの内装・設備費用を抑えるためのポイントは以下の5つです。
- デザインにこだわり過ぎない
- 居抜き物件を探す
- レンタル(リース)を利用する
- 複数の業者に相見積もりを依頼する
- 消耗品は卸売やセールを活用する
順に深堀して解説していきます。
デザインにこだわり過ぎない
エステサロンの内装費用を抑えるために最も重要なことは、デザインにこだわり過ぎないことです。エステサロンの集客を成功させるために店内デザインは非常に重要ですが、こだわり過ぎると内装費が大幅にアップする可能性があります。
エステサロンのデザイン設計は、デザイナーに委託することが一般的ですが、基本的に修正回数が多くなるほどデザイン費用は上がっていきます。そのため出来るだけ少ない回数でデザイン設計を終わらせることがポイントです。そのためにも、あらかじめデザインコンセプトを明確にしておく必要があります。
またサロン内に使用するカラーが多くなるほど、塗装費用が高くなっていくので注意が必要です。コンセプト次第ですが、カラフルなサロンは避け、白や黒を基調としたシンプルなサロンに仕上げるのが費用を抑えるためのポイントになります。
居抜き物件を探す
エステサロンの内装・塗装費用を出来るだけ抑えたいならば、居抜き物件を探すようにしましょう。新しく一から店舗を設計するよりも、圧倒的に内装・塗装費用を抑えることができます。
最もおすすめなのは、以前エステサロンが入居していた物件です。既にサロン経営に適した内装になっているため、大幅な改築が必要ありません。ただし以前エステサロンだった居抜き物件を自ら見つけるのは至難の技です。不動産業者などに依頼して、常に居抜き物件が出ないかをチェックしてもらいましょう。
また個人でエステサロンを経営する場合には、美容室の居抜き物件を使用するのもおすすめです。個人経営で施術室の数が少ない場合には、美容室の居抜き物件を探してみましょう。
レンタル(リース)を活用する
レンタル(リース)を活用することも設備費用を抑えるためには有効な手段です。エステマシンなどをリースすることで、一度に発生する設備投資費用を抑えることに繋がります。
エステマシンは種類にもよりますが、一台あたり100万円〜300万円が相場です。中古マシンを購入すれば費用を抑えられますが、品質面で不安があります。リースであれば一度の出費を抑えられ、かつ契約期間が終われば別機器を導入することも可能です。
またエステサロンでのリースは、エステ機器に留まりません。チェアやデスクなどもリースを活用することができます。デザインにこだわった家具の購入はかなりの出費ですが、リースを活用すれば大幅に費用を抑えることが可能です。
複数の業者に相見積もりを依頼する
内装工事を行う場合には、必ず専門業者に依頼するはずです。そこで、内装工事の費用を抑えるためにも複数の業者に相見積もりを依頼することをおすすめします。
内装工事には数百万円の費用が発生することがほとんど。業者によって金額は様々ですので、一社だけに絞らずに複数業者に相見積もりを依頼しましょう。内装工事の費用交渉ができるだけでなく、内装工事の相場を理解することにも繋がります。
ただし金額だけで工事業者を選択するのはNGです。施工内容や業者の評判などあらゆる点を考慮したうえで、内装工事を依頼する業者を選択しましょう。
消耗品は卸売やセールを活用する
エステサロンに必要な設備には、様々なものが存在します。エステマシン・デスク・ベッド・チェアなどに加えて、電球・タオル・ティッシュペーパーなどの消耗品の購入も必須です。
そこで消耗品を購入する際には、卸売やセールなどを活用しましょう。卸売では購入個数が多い代わりに小売店で購入するよりも割安の料金設定となっています。
また『楽天市場』や『amazon』などのネットショプでも定期的に消耗品のセールイベントを行なっています。上手にセールを活用すれば大幅な経費節約に繋がるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はエステサロンの内装で気をつけるべきポイントについて解説しました。
エステサロンの経営を成功させるためには、内装などにこだわることは非常に重要です。
これからエステサロンの開業を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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