「NSCAの資格を取得するとどんないいことがあるの?」
「NSCAの資格はどうすれば取得できる?」
「そもそもNSCAって何?」
といった疑問を持っていませんか?
NSCAはトレーナー業界の中でも信頼度の高い資格。
今回の記事では
- NSCAとは?
- NSCAの資格を取得するメリット
- 資格取得のための具体的な勉強方法
などを紹介します。
これからNSCAの資格を取得し、パーソナルトレーナーやストレングスコーチとして活動していきたいと考えている人はぜひ最後まで読んでみてください!
NSCAとは
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NSCAは1978年にアメリカで設立された団体です。科学者とスポーツ現場の橋渡しをすることで、スポーツパフォーマンスやフィットネスを向上することを目的として活動しています。世界の78の国と地域に会員が在籍し、世界中にトレーニングやコンディショニングの情報を発信。また、NSCAはNSCA-CPTとNSCA-CSCSの2つの民間資格を発行。それぞれに特徴があるので紹介します。
NSCA-CPT
NSCA-CPTはパーソナルトレーナーの資格としてもっとも有名な資格。様々なニーズ(ダイエットや怪我の予防など)を持つお客様に対してトレーニング指導を行います。
年齢、性別、経験を問わず、幅広い層のお客様に対してトレーニング指導を行うので、運動生理学、解剖学、トレーニングの指導技術などが必要。パーソナルトレーナーやフィットネスインストラクターなどが取得しています。
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSはスポーツのパフォーマンス向上を目的とする資格。なので、指導の対象は主にアスリートやスポーツチームになります。
また、パフォーマンス向上だけでなく、障害予防の観点からも効果的なトレーニングプログラムを作成することが必要です。さらに、トレーニングやその他の体力要素の指導はもちろん、ドーピングや生活習慣に関する指導といったことも求められます。ストレングスコーチやアスレティックトレーナー、パーソナルトレーナーなどが取得。
NSCAの資格を取得するメリット
NSCAの資格を取得するメリットは
- 権威性がある
- 勉強を継続しやすい
- 受験のハードルが低い
などが挙げられます。
権威性がある
NSCAは大きな団体で、発行する資格も有名。NSCA-CPTやNSCA-CSCSを取得していることで、トレーナーとしての知識を持っていることをアピールできます。そのため、パーソナルトレーナーとして就職する場合やスポーツチームで働きたいときなどにより採用されやすいです。
勉強を継続しやすい
トレーナーとしてお客様に指導するには継続して勉強することが必要。NSCAの資格なら取得後も勉強を継続しやすいです。その理由はNSCAの資格は2つとも更新制だから。資格を更新するためには指定のセミナーを受講したり、ミニテストを受けたりなどする必要があります。強制的に勉強する環境になるのもNSCAのメリット。
受験のハードルが低い
NSCAは比較的受験しやすい資格。他団体のトレーナー資格だと事前に講習を受けなければいけなかったり、受験する場所や日程も指定されていることが多いです。その点、NSCAの資格は受験日や受験場所をある程度自由に選ぶことが可能で、必須の講習などもありません。また、受験にかかる費用も他団体のトレーナー資格と比較すると安くなっています。
NSCAの試験について
NSCA 資格の難易度
資格認定の条件
NSCAの資格は試験に合格するだけでは認定されません。試験の合格に加え、
- NSCAジャパンの会員であること
- 有効なCPR/AEDの認定を受けている
ことが必要です。
また、CPTは満18歳以上で高等学校卒業者、CSCSは学校教育法が定める4年制大学または6年制大学を卒業していることも条件になっています。
CPR/AEDとは
CPT、CSCSのどちらでもCPR/AEDの認定が必要。そもそもCPR/AEDとは心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)のこと。お客様になにかあったときに応急処置ができるように心肺蘇生法やAEDの使い方についての講習を受けなければいけません。各消防署などで講習が行われており、NSCAで有効となるものがNSCA公式の試験要項にまとめられているので資格を取得するときは忘れずに確認してください。
公式の試験要項→https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/index.html#requirements
合格率
2020年度のNSCA資格の合格率は
- NSCA-CPT〜75.0%
- NSCA-CSCS〜63.4%
でした。
CSCSの方が出題範囲も広く、より専門的なため合格率は低くなっています。しかし、CPTとCSCSはそこまで難しい資格ではありません。しっかり勉強することで、誰でも合格を目指すことができます。
NSCAの受験方法
受験するときのおおまかな流れ、試験時間や受験費用についてまとめました。
受験の流れ
NSCAの試験は
- NSCAジャパンの会員になる
- マイページから出願
- テストセンターを予約
- 当日受験する
おおまかにこの流れです。テストセンターを自分で予約するので、ある程度自分の都合のいい日時や場所を選ぶことができるのが特徴。
試験時間
NSCAの試験時間はCPTとCSCSで異なります。CPTは3時間。CSCSは基礎科学セクションが1時間30分、実践/応用セクションが2時間30分で合計が4時間です。比較的長めに時間がとられているので、あせらず落ち着いて問題を解くようにしましょう!
受験費用
受験するための費用もCPTとCSCSで違います。2つとも受験のためにはNSCAの会員になる必要があるので、NSCAの年会費13,200円がかかります。さらに受験料としてCPTは46,000円。CSCSは50,200円(1セクションのみの受験だと34,000円)が必要です。
試験の出題範囲
CPTとCSCSの出題範囲をそれぞれ紹介します。
NSCA-CPT
分野 | 問題配分 | 問題数 |
クライアントに対する面談と評価 | 25% | 32 |
プログラムプランニング | 31% | 45 |
エクササイズテクニック | 31% | 43 |
安全性、緊急時の手順、法的諸問題 | 13% | 20 |
ノンスコアード問題 | ー | 15 |
合計 | 100% | 155 |
クライアントに対する面談と評価
お客様とのトレーニングを開始する前に行うカウンセリングや体力評価の際に必要な知識の問題です。栄養学の知識も必要になります。
プログラムプランニング
お客様のニーズ(ダイエット、ボディメイクなど)に合わせたプログラムを作成するための知識問題。ウエイトトレーニングや有酸素運動、プライオメトリックトレーニングなどを用いてプログラムを作成します。また、健康なお客様に限らず高血圧や糖尿病、高齢者、怪我の既往がある方など幅広いお客様に対してプログラムを作成するための知識が必要です。
エクササイズテクニック
ウエイトトレーニングや有酸素運動、ストレッチなど、各種エクササイズの適切なテクニックを理解すること。また、エラー動作がでる場合の修正エクササイズも理解しているかの問題です。なぜその動作が不適切になるのかということまで頭に入れることが必要になります。
安全性、緊急時の手順、法的諸問題
パーソナルトレーナーとして安心して活動するための安全な施設の条件や機器の管理、いざというときのための法的諸問題に関する問題です。
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSの試験は基礎科学セクションと実践/応用セクションの2つから構成され、どちらにも合格することが必要。それぞれの出題範囲を紹介します。
基礎科学セクション
分野 | 問題配分 | 問題数 |
エクササイズサイエンス | 55% | 44 |
スポーツ心理学 | 24% | 19 |
栄養学 | 21% | 17 |
ノンスコアード問題 | ー | 15 |
合計 | 100% | 95 |
エクササイズサイエンス
解剖学、生理学、バイオメカニクスなどの問題です。適切なトレーニングプログラムの作成のために基礎となる分野。特にアスリートはハードなトレーニングが必要なので、身体についての理解をより深める必要があります。
スポーツ心理学
アスリートが試合で高いパフォーマンスを発揮するためにはメンタル面のアプローチも重要。心理学の側面からアスリートのパフォーマンスを高めるための知識が問われます。
栄養学
トレーニング効果を引き出すための栄養知識の問題です。食品の知識はもちろん、サプリメントについても問われます。
実践/応用セクション
分野 | 問題配分 | 問題数 |
エクササイズテクニック | 36% | 40 |
プログラムデザイン | 35% | 38 |
組織と運営 | 11% | 12 |
テストと評価 | 18% | 20 |
ノンスコアード問題 | ー | 15 |
合計 | 100% | 125 |
エクササイズテクニック
ウエイトトレーニングやストレッチ、有酸素運動などの適切なテクニック及びエラー動作がでる修正エクササイズについての問題です。また、トレーニングの補助も出題されます。
プログラムデザイン
アスリートの現状の能力やトレーニングにおける目標を理解し、パフォーマンスを高めるための知識の問題です。怪我のリスクを低くしながらトレーニング効果を最大限高めるための知識と応用力が必要。
組織と運営
安全に施設を運営することやチームとしてアスリートのサポート体制を整えるための知識問題です。訴訟問題などについても出題されます。
テストと評価
指導するアスリートの競技にあわせて能力を評価するテストを行うための問題です。トレーニング前にアスリートの能力を評価することで、プログラムの効果を判断することができます。そのためにさまざまなテスト種目の理解が必要。
ノンスコアード問題とは
将来的に試験問題として出題するかもしれない問題のこと。直接採点には影響しないのですが、どの問題がノンスコアード問題かはわかりません。そのため、あまり気にせず問題を解くようにしましょう!ノンスコアード問題はNSCA-CPTとNSCA-CSCSの基礎科学セクション、実践/応用セクションでそれぞれ15問出題されます。
資格取得のための勉強法
NSCAの資格を取得するための勉強方法は大まかに独学、スクールの2つです。それぞれのメリット、デメリットを紹介します。
独学
デメリット
独学のデメリットはわからないところがあったときにつまづいてしまうこと。わからないものがあったときは自分で調べなければいけませんが、そもそもどう調べればいいかわからないなんてこともあります。独学で勉強する場合、まったく知識がない状態から始めると調べるだけでも時間がかかってしまうことが最大のデメリットです。
メリット
逆に独学のメリットは
- 費用を低く抑えられる
- ある程度知識があれば短期間での資格取得も目指せる
などが挙げられます。費用は自分が勉強で使う最低限のものでいいですし、NSCAの試験は受験日や場所をある程度自由に選ぶことができるので早ければ1ヶ月の勉強でも取得可能です。
向いているのはこんな人
独学をおすすめしたいのは
- とにかく費用をかけたくない
- 知識には自信がある
- 時間がかかっても大丈夫
といった人です。まったく知識がない場合でも、8ヶ月ほど勉強期間をつくることができれば独学での合格も狙えます。
具体的な勉強方法
まったく基礎知識がない場合は公式のテキストをさらっと読んでもらいたいですが、基本的にはたくさん問題を解くことが重要です。公式で販売されている問題集だけでは問題が足りないので、メルカリに売られている問題集や公式が販売している試験の受験対策講座を活用しましょう。とにかく問題を解いて、わからないところをテキストで確認するように勉強を進めると効率的にテストでの高得点を狙えます。
スクール
デメリット
スクールに通うことのデメリットはとにかく費用がかかることです。NSCAを取得するためのスクールは50万円以上の費用がかかるところがほとんど。気軽に行ける感じではないですよね…
メリット
ただし、スクールにもメリットがあります!
それは
- 実際にNSCAを取得している人に教えてもらえる
- 強制的に勉強する環境をつくることができる
といった点。一緒に勉強する仲間もできたり、費用がたくさんかかってしまうことを除けばスクールに通うことはメリットが多いです。
向いているのはこんな人
スクールでの取得をおすすめしたいのは
- 1人で勉強を継続できるか不安な人
- 費用はかかってもいいから確実に取得したい人
スクールに通うことで、勉強するための環境を整えることができます。
まとめ
今回の記事ではNSCAの資格について、CPTとCSCSの違いやNSCAの資格を取得するメリット、試験の概要、勉強方法などを紹介しました。NSCAはトレーナー業界の中でも信頼度の高い資格なので、これからパーソナルトレーナーやストレングスコーチ、アスレティックトレーナーとして活動していきたい人におすすめです。ぜひ、今回の記事を参考にNSCAの資格を取得してください!
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