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『ピラティスインストラクター』になるための養成講座を徹底比較します。
せっかく資格を取るなら、自分に合った講座を受けたいですよね。
費用も気になるはずです。
この記事は
- ピラティスインストラクターになりたいけど、どこで学んだらいいのかわからない
- どの種類の資格が自分に合うのか知りたい
- 養成講座の内容や金額を比べたい
という方におススメです。
ぜひ最後までご覧ください。
ピラティスとは
「ピラティス」とは、ジョセフ・H・ピラティス氏が考案したエクササイズです。
インナーマッスルが鍛えられるエクササイズなので、現在ではダイエットや美容を目的としてはじめる人が増えています。多くの有名アスリートも心身のメンテナンスとしてピラティスを取り入れていますよ。
元々はリハビリを行う人に向けて考えられたエクササイズで、体に負担が少ないのも特徴です。どの年代の方にも無理なく取り組めるのがピラティスの特徴です。
この理由もあって、ピラティスインストラクターは
理学療法士などリハビリ職の方々のスキルアップに人気の資格となっています。
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▶︎ まずは資料ダウンロード！ピラティスの種類
ピラティスと言っても、種類は大きく２つに分けられます。
- マットピラティス
名前の通り、マットの上で行うピラティスです。
「ピラティス」と聞くと、こちらをイメージする人が多いです。 - マシンピラティス
ピラティス専用の器具を使ってエクササイズをします。
マットピラティスよりも個々に合わせた効果的なエクササイズができるという特徴があります。マシンで調整しながらできるため、マットピラティスよりも初心者向けだと言われています。
アメリカではマシンピラティスがスタンダード。
ピラティスインストラクターになる方法
ピラティスインストラクターは各団体が認定する資格なので、インストラクターをやるために資格は必須ではありません。ですが、ピラティスは先ほども述べた通り、元々はリハビリを目的とした身体の機能改善や姿勢改善をを行うためのエクササイズです。そのため、正しい知識が必要となります。
ピラティスの理解を深めた上でインストラクターになる必要があるので、独学で習得するのはおススメされていません。養成講座でしっかりと学びましょう。
また、資格を持っていた方が就職には有利となります。
フリーランスでインストラクターをやる場合でも資格があった方が信頼を得やすいでしょう。
ピラティスインストラクター資格の種類
ピラティスは大きくマットピラティスとマシンピラティスに分けられる、とお伝えしました。
そこからさらにいくつかの流派に分かれているので、自分がどんなピラティスインストラクターになりたいかによって選ぶ講座が変わってきます。
各流派の考え方やメソッドを理解できるよう、比較していきます。
※価格はすべて”税込み”で表記してあります。
①BASIピラティス
BASIピラティス創始者（Rael Isacowitz）はピラティス業界の第一人者。30年以上のメソッドから作られた「動きに無駄を作らないFlow Work」というコンセプトを元にインストラクターを目指せます。
学ぶ内容は世界共通。
日本では受講方法が3種類あるので、自分が一番学びやすい形式で受講できます。
- マット指導者資格コース
通学コース：450,000円（通学授業36時間＋課題＋試験）
ハイブリッドコース：330,000円（動画視聴＋通学授業24時間＋課題＋試験）
オンラインコース：198,000円（動画視聴＋オンライン授業24時間＋課題＋試験）
※オンラインコースは練習サポートをつけることも可能（298,000円）
- マシン指導者資格コース
640,000円（総時間数72時間＋試験1日＋課題＋Evaluationテスト）
※受講にはマット指導者の資格が必要
- Comprehensiveコース（マット、マシンの全てを習得できる）
880,000円（総時間数108時間＋試験2日＋課題＋Evaluationテスト）
②balanced body®
balanced body®の講座は、「ただピラティスの技術を教えて終わり」ではありません。
3D解剖術や運動学などが学べる講座もあるので、幅広い知識を持ったインストラクターになることが可能です。
初心者向けから上級者向けまでコースが細分化されており、自分に合った講座を選択することができます。
また、マットやマシンだけの『単科受講』だけでなく、『AI3D解剖学講座』や『動きの原則講座』をプラスしたセットプランもあります。今回はセットの講座を紹介します。
- ピラティスマットインストラクターコースセット
329,000円（ムーブメントプリンシパル、マット１、マット２、マット３）
- マット＋３D解剖コース
398,000円（ムーブメントプリンシパル、マット１、マット２、マット３、３D解剖コース）
- ピラティスリフォーマーインストラクターコースセット
350,000円（リフォーマー１、リフォーマー2、リフォーマー3）
- リフォーマー＋3D解剖コースセット
430,000円（リフォーマー１、リフォーマー2、リフォーマー3、3Ｄ解剖コース）
- コンプリヘンシブインストラクター・3Ｄ分解コース
マットコースからコンプリヘンシブインストラクターまで一括セット
880,000円（ピラティスマットインストラクターコースセット＋ピラティスリフォーマーインストラクターコースセット＋キャデラッククラス＋チェアクラス＋バレルクラス＋3Ｄ解剖コース）
- リフォーマーコース＋コンプリヘンシブコースセット
630,000円（ピラティスリフォーマーインストラクターコースセット＋キャデラッククラス＋チェアクラス＋バレルクラス）
③BESJ（Body Elements System Japan）
BESJの講座は指導法や、修正方法をカリキュラムに含め、生徒同士で模擬レッスンを行うなど考える力を養うことを目的としています。それにより、資格を取ってすぐクライアントに指導する力が身に付きます。
マシーンピラティスのコースが豊富なのも特徴の一つです。
- マットピラティストレーナー指導者資格コース
187,000円（60のムーブメント、解剖学、生理学、ティーチングスキル、修正法、模擬レッスンMasterStretch®イントロ、BodyKey®イントロ）総時間32時間
- マシーンピラティストレーナー資格コース
※マットピラティスインストラクター資格保持者が対象Reformer/Towerコース：286,000円（60のムーブメント）合計22時間
Chairコース：132,000円（30のムーブメント）合計10時間
SpineCorrector：77,000円（30のムーブメント）合計6時間
LadderBarrel：66,000円（16のムーブメント）合計5時間
- ピラティスディスクトレーニングコース
44000円（20のムーブメント）合計4時間
- ピラティスリングトレーニングコース
44000円（FlexRingToner®を使用したムーブメント）合計5時間
体験レッスン（コース説明あり60分）が東京、大阪、神戸、松山、札幌で開催されているので、一度参加してみるのもいいですね。講座も全国各地で開催しているので、自分の住んでいる場所の近くで受講することができます。
④JAPICA（日本ピラティス指導者協会）
JAPICAのメソッドは国内外のピラティス指導者だけでなく、医学博士、理学療法士、鍼灸師、柔道整復師、アスレチックトレーナー、メンタルトレーナー指導士、オリンピックメダリストなどのプロが集まり、それぞれの知識を集めて医学的根拠に基づき開発されています。
資格コース終了後にもカリキュラムがあるため、資格を一生のキャリアとして活用することができます。
- マットピラティスベーシックコース
※ピラティスの基礎を学ぶコースのため、このコースだけではJAPICA公認マットピラティス指導者資格は取得できません。受講後にアドバンスコースも受けてください。
88,000円（講義、実技：14時間、筆記試験1時間）合計1時間
- マットピラティスアドバンスコース
220,000円（講義、実技：19時間、インターン19時間、自主トレ30時間、試験2時間）合計70時間
- マシンピラティスコース
※マットピラティスアドバンスコース修了者のみが受講可能
715,000円（講義、実技、インターン74時間、自主トレ30時間、実技試験1時間）合計105時間
※分割払い相談可
⑤IBMA（国際ボディメンテナンス協会）
わかりやすい、面白いをモットーとした講座で、体の仕組みを理解しながらピラティスを学ぶことができます。少人数制授業なので、理解を深めやすく仲間づくりも叶います。
- ピラティス3級ベーシックコース
207,900円（16単位終了後、認定試験）最短資格取得時間27時間
- ピラティス2級アドバンスコース
237,600円（16単位終了後、認定試験）最短資格取得時間27時間
- ピラティス1級マスターコース
132,000円（8単位終了後、認定試験）最短資格取得時間15時間
⑥STOTT PILATES
こちらの流派ではインストラクター認定資格を受けるために、条件が多数あります。
バイオメカニクス（生体力学）及び解剖学の知識
30時間以上のピラティスエクササイズ経験
3年以上のスポーツ、ダンス、運動指導経験
- マットIMPコース
363,000円（講義：40時間、見学：最低10時間、自主練習：最低30時間、指導実習：最低15時間）合計95時間、全10日間
- リフォーマーIRコース
407,000円（講義：50時間、見学：最低10時間、自主練習：最低40時間、指導実習：最低25時間）合計125時間、全10日間
- キャデラック、チェア、バレルコース
407,000円（講義：50時間、見学：最低20時間、自主練習：最低時間、指導実習：最低25時間）合計130時間
※キャデラック5日間、チェア3日間、バレル2日間の全10日間のコースです。
受講できるのは『マットIMPコース』もしくは『リフォーマーIRコース』を受講した人のみ。
開催地とオンラインコースの有無
この講座がいいなと思っても、開催地が遠かったら一歩が踏み出しにくくなってしまいます。
各養成講座の開催地とオンラインコースの有無を比較しました。
| 会場 | オンライン コース | 相談、体験会 | |
| ①BASIピラティス | 北海道、東京、神奈川、千葉、愛知、大阪、広島、福岡 | 〇 | 〇 無料 |
| ②balanced body® | 東京、埼玉、静岡、愛知 | 〇 | 〇 無料 東京、オンライン |
| ③BESJ | 北海道、岩手、秋田、新潟、群馬、茨城、千葉、東京、山梨、静岡、愛知、大阪、兵庫、奈良、愛媛、香川、広島、福岡、大分 | × | 〇 無料 北海道、東京、大阪、兵庫、愛媛 |
| ④JAPICA | 北海道、東京 | × | 〇 有料 北海道、東京、オンライン |
| ⑤IBMA | 東京 | × | × |
| ⑥STOTT PILATES | 大阪 | × | × |
まとめ
今回はピラティスインストラクターの養成講座を徹底比較しました。
それぞれの流派で価格や講座内容、習得期間、参加条件に特徴がありましたね。
この特徴をもとに、自分に合った養成講座を見つけることができれば
あなたのなりたい理想のピラティスインストラクターになることができるでしょう。
また、理学療法士の資格を持っている人は
ピラティスインストラクターと組み合わせることで
より多くの患者さんの悩みを解決することができますね。
あなたのスキルアップに大きく貢献します。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合った養成講座を見つけてみてください。
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