「インストラクターの仕事内容って何?」
「資格は必要?」
「おすすめの資格はどれ?」
といった疑問を持ってはいませんか?
そこで今回は
- インストラクターの仕事
- インストラクターへの道のり
- おすすめ資格20選
といった内容を紹介。記事を読んでもらうと、インストラクターの仕事や取得した方がいい資格について理解することができます。これからインストラクターになりたいと考えている人は参考にしてください。
インストラクターの仕事
インストラクターの仕事について
- 主な仕事内容
- 向いている人の特徴
- 年収
を紹介します。
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主な仕事内容は
- トレーニングの指導
- お客様のメンタルケア
- 食事の指導
- マシンなどの点検
- 施設の清掃
の5つ。それぞれ紹介します。
トレーニングの指導
1つ目の仕事内容はトレーニングの指導。具体的にはお客様の目的や体力などに合わせて、安全で効果的なトレーニングを指導することが必要です。もし間違ったやり方でトレーニングをしてしまうと、効果が出ないだけでなく怪我をしてしまう危険性があります。そのため、インストラクターには正しくトレーニングを指導することが必要。トレーニングの指導が1つ目の仕事内容です。
お客様のメンタルケア
2つ目の仕事内容はお客様のメンタルケアです。なぜなら、お客様に効果を感じてもらうにはトレーニングの指導だけでなく、カウンセラーやモチベーターとしての役割も求められるから。実際にトレーニングの効果を感じるためには一定期間続けることが必要です。その過程でモチベーションが下がってしまったり、間違った方向に進んでしまいそうになったりすることもあります。そのようなときにはお客様がモチベーションを保てるように関わることが必要。そのため、お客様のメンタルケアも仕事です。
食事の指導
3つ目の仕事内容は食事の指導。その理由は、トレーニングの効果を高めるためには食事も重要だからです。実際に筋肉量を増やしたり、ダイエットしたりするためにはバランスのいい食事が必須。そのため、食事の指導もインストラクターの仕事です。また、お客様に合わせた食事指導をすることも大事なポイントとなります。
マシンなどの点検
4つ目の仕事内容はマシンなどの点検です。なぜなら、安全にトレーニングを行うために必要だから。もしマシンやベンチ、ダンベルなどの器具が傷んでいるとトレーニング中の事故につながってしまう可能性があります。お客様に安全にトレーニングしてもらうためにはマシンなどを安全に使える状態にしておくことが必要。そのため、マシンなどの点検も仕事です。
施設の清掃
5つ目の仕事内容は施設の清掃。その理由は、お客様に快適に施設を利用してもらうために重要だからです。実際に施設がキレイだとトレーニングに対するモチベーションも高くなりやすいはず。そのため、施設の清掃はインストラクターの仕事となります。
向いている人の特徴
向いている人の特徴は
- 運動やトレーニングが好き
- 体力がある
- コミュニケーション能力がある
の3つ。それぞれ解説します。
運動やトレーニングが好き
1つ目の向いている人の特徴は運動やトレーニングが好きなことです。なぜなら、運動やトレーニングが好きだと好きなことを仕事にできるから。実際に好きなことを仕事にすると、自分から勉強したり仕事に前向きに取り組めたりすることにつながります。結果的に仕事でより成果を出すことが可能。そのため、運動やトレーニングが好きなことはインストラクターに向いている人の特徴です。
体力がある
2つ目の向いている人の特徴は体力があること。その理由は、インストラクターはたくさん体を動かす仕事だからです。実際の仕事はトレーニングの指導をすることがメイン。トレーニング指導をするときには自ら見本を見せることも必要。そのため、体力がある人はインストラクターに向いています。
コミュニケーション能力がある
3つ目の向いている人の特徴はコミュニケーション能力があること。なぜなら、インストラクターはお客様とコミュニケーションを取ることが多いからです。実際にお客様とコミュニケーションを取ることで
- お客様の本当のニーズを把握する
- 体調を把握する
- 継続してもらえるように関係性をつくる
といったことをしていきます。そのため、コミュニケーション能力の高さは重要なポイントです。
年収
インストラクターの平均年収は300〜350万円ほど。日本の平均年収と比較すると低めになっています。しかし、人によって年収に大きく差が出るのがインストラクターの特徴。そのため、年収を上げるためには勉強して知識を深めたり、経験を積んでスキルを高めたりすることが重要です。
インストラクターになる方法
インストラクターになる方法について
- 資格は必要?
- 活躍の場
- インストラクターへの道のり
といったポイントを紹介します。
資格は必要?
インストラクターになるために資格は必須ではありません。そのため、資格がなくてもインストラクターとして活動することは可能。実際に資格を取得せずに活動している人もいます。
しかし、お客様に安全で効果的にトレーニングを指導するためには知識や経験が必要。もし知識がない状態でトレーニング指導をすると、お客様の怪我につながるなど安全にトレーニングをすることができなくなってしまいます。必要な知識を身につけるためには資格の取得がおすすめです。そのため、これからインストラクターになりたいと考えている人は資格の取得を目指しましょう。
活躍の場
主な活躍の場は
- フィットネスジム
- 福祉施設
- 個人で活動
の3つ。それぞれ紹介します。
フィットネスジム
1つ目の活躍の場はフィットネスジム。さまざまな年齢や性別、目的のお客様に対してトレーニング指導を行うのが主な仕事です。さまざまなお客様を対象にするので、トレーニングや食事についても広い知識が求められます。
福祉施設
2つ目の活躍の場は福祉施設。高齢者に対してトレーニング指導をすることが主な仕事となります。そのため、高齢者の体力やよくある悩みに対応した指導をすることが必要です。
個人で活動
3つ目は個人で活動すること。具体的には
- フリーランスとして場所を借りてレッスンを行う
- 自分のジムやスタジオをつくってレッスンを行う
といった方法が考えられます。集客などすべて自分で行うことが必要なので、自分の強みを把握してアピールすることが重要です。
インストラクターへの道のり
インストラクターになるためにはトレーニング指導をするための知識を身につけることが必要です。主な方法は
- 大学や専門学校で勉強する
- 資格を取得する
- 職場の研修で勉強する
の3つ。それぞれ紹介します。
大学や専門学校で勉強する
1つ目の勉強方法は大学や専門学校で勉強すること。この方法のメリットは
- 基礎から体系的にしっかり学ぶことができる
- 同じような道を選ぶ仲間ができやすい
といったところです。逆にデメリットは費用と時間がかかってしまうこと。そのため、専門的にしっかり学びたいという人にはおすすめの方法です。
資格を取得する
2つ目の勉強方法は資格を取得すること。この方法のメリットは
- 基礎知識を身につけることができる
- 資格によっては取得のハードルが低い
といった点です。デメリットは独学の場合は自主的に勉強を進めることが必要なこと。そのため、自分で勉強を進めることができる人におすすめの方法です。
職場の研修で勉強する
3つ目の勉強方法は職場の研修で勉強すること。未経験からでも研修を受けることによってインストラクターとして活動できる職場もあります。この方法のメリットは
- 現場で必要な知識を最短で学べる
- 未経験でも働きながらスキルアップできる
の2つ。デメリットは偏った知識になる可能性があることです。そのため、早く現場での経験を積みたいという人におすすめとなります。
おすすめ資格20選
インストラクターを目指す上でおすすめの資格を
- トレーニング系
- スポーツ系
- メディカル系
- スポーツ指導系
- インストラクター系
- その他
の6つに分けて20種類紹介します。
トレーニング系
トレーニング系のおすすめ資格は
- NSCA-CPT
- NEST-PFT
- JATI-ATI
- スポーツインストラクター
の4つ。それぞれ紹介します。
NSCA-CPT
NSCA-CPTはNSCAが認定する民間資格。取得することで、さまざまなお客様のさまざまなニーズに合わせたトレーニング指導ができるようになります。また、トレーナーの資格としてもっとも有名で国際的にも通用する資格であることも特徴。そのため、これからインストラクターを目指す人におすすめできる資格です。
NEST-PFT
NEST-PFTは全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会が認定する資格。取得することでフィットネスのプロとしての総合的な知識を身につけることが可能です。また、ビジネススキルについても学ぶことができることが特徴となっています。
JATI-ATI
JATI-ATIは日本トレーニング指導者協会が認定する民間資格。取得することで科学的根拠に基づく運動プログラムを作成し、指導することができるようになります。アメリカ発祥のトレーナー資格が多い中で日本の団体が認定していることが特徴。そのため、日本の環境などに合わせた内容となっています。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターは日本スポーツクラブ協会が認定する資格。取得することでトレーニングのプログラミングや実際の指導法、栄養学などに加えてスポーツ心理学も学ぶことができます。
スポーツ系
スポーツ系のおすすめ資格は
- NSCA-CSCS
- 日本体育協会公認アスレティックトレーナー
- NATA-ATC
- NASM RES
の4つ。それぞれ紹介します。
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSはNSCAが認定する民間資格。取得することで傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とするトレーニングを指導することができるようになります。スポーツパフォーマンス向上に関わる資格の中ではもっとも有名な資格です。
日本体育協会公認アスレティックトレーナー
日本体育協会公認アスレティックトレーナーを取得すると傷害予防、応急処置、リハビリテーション、コンディショニングなどを行えるようになります。アスレティックトレーナーの資格としてはもっともおすすめの資格です。
NATA-ATC
NATA-ATCは全米アスレティックトレーナーズ協会が認定する資格。アメリカでは準医療資格となっており、権威性のが高いことが特徴です。アメリカでアスレティックトレーナーとして活動したいという人は必須の資格となっています。
NASM PES
NASM PESは全米スポーツ医学協会が認定する資格。取得することで動作の仕組みや傷害予防について学ぶことが可能です。
メディカル系
メディカル系のおすすめ資格は
- 理学療法士
- 作業療法士
- 柔道整復師
の3つ。それぞれ紹介します。
理学療法士
理学療法士は医療系の国家資格。取得することで立つ、歩くなどの基本的な動作のリハビリを行えるようになります。そのため、フィットネスやスポーツの現場でもトレーニング指導やリハビリで活かすことが可能です。
作業療法士
作業療法士は医療系の国家資格。取得することで食事や着替えなど、日常生活に必要な動作のリハビリを行うことができるようになります。そのため、フィットネスやスポーツの現場で活かすことも可能。実際に作業療法士の取得者で活躍している人が多くいます。
柔道整復師
柔道整復師は医療系の国家資格。取得することで柔道整復という手術をしない治療ができるようになります。そのため、フィットネスやスポーツ現場でも捻挫や打撲、骨折などに対応することが可能です。
スポーツ指導系
スポーツ指導系のおすすめ資格は
- 水泳教師
- サッカー指導者ライセンス
の2つ。それぞれ紹介します。
水泳教師
水泳教師は日本スポーツ協会が認定する資格。取得することで水泳を指導するための専門的な知識やスキルがあることを証明できます。
サッカー指導者ライセンス
サッカー指導者ライセンスはサッカー指導者協会が認定する指導者のレベルアップのための資格です。取得することでサッカー指導者としての基本を身につけることが可能。さまざまな現場で指導することができるようになります。
インストラクター系
インストラクター系のおすすめ資格は
- RYT200
- RYT500
- インド中央政府公認ヨガインストラクター
- PMAピラティスインストラクター
の4つ。それぞれ紹介します。
RYT200
RYT200は全米ヨガアライアンスが認定するヨガインストラクターの資格。取得することでヨガの基礎知識について学ぶことができます。また、ヨガの資格として世界的にも有名で権威性が高いことも特徴です。
RYT500
RYT500はRYT200の上位資格。RYT200を取得したのち、さらに専門的に学ぶことで取得することができます。そのため、よりヨガインストラクターとしての知識を深めたい人におすすめです。
インド中央政府公認ヨガインストラクター
インド中央政府公認ヨガインストラクターは、ヨガの発祥の地であるインドが認定するヨガインストラクター資格。取得することでインドに伝わるヨガについての知識を学ぶことができます。
PMAピラティスインストラクター
PMAピラティスインストラクターとは、アメリカの団体が認定するピラティスインストラクター資格。ピラティスの指導資格としてはもっとも有名なものになります。そのため、これからピラティスインストラクターになりたいと考えている人にはおすすめの資格です。
その他
その他のおすすめ資格は
- 健康運動指導士
- 健康運動実践指導者
- コアコンディショニング協会公認トレーナー
の3つ。それぞれ紹介します。
健康運動指導士
健康運動指導士は健康体力つくり事業財団が認定する資格。取得することで安全で効果的な運動プログラムを作成、計画の調整といったことができるようになります。
健康運動実践指導者
健康運動実践指導者は健康体力つくり事業財団が認定する資格。取得することで自ら見本を見せて運動指導をすることや集団に対して指導することができるようになります。
コアコンディショニング協会公認トレーナー
コアコンディショニング協会公認トレーナーを取得すると、姿勢や動作の改善ができるコアコンディショニングを指導できるようになります。コアコンディショニングは日常生活の動作やスポーツのパフォーマンス向上につなげることが可能です。
まとめ
今回の記事ではインストラクターを目指す人におすすめの資格について紹介。主な内容は
- 主な仕事内容はトレーニングの指導、お客様のメンタルケア、食事の指導、マシンの点検、施設の清掃の5つ
- 向いている人の特徴は運動やトレーニングが好き、体力がある、コミュニケーション能力が高いの3つ
- インストラクターの平均年収は300〜350万円ほど
- 資格は必須ではないが取得するのがおすすめ
- 主な活躍の場はフィットネスジム、福祉施設、個人で活動の3つ
- インストラクターになるための道のりは大学や専門学校で勉強する、資格を取得する、職場の研修で勉強するの3つ
- トレーニング系のおすすめ資格はNSCA-CPT、NESTA-PFT、JATI-ATI、スポーツインストラクターの4つ
- スポーツ系のおすすめ資格はNSCA-CSCS、日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NATA-ATC、NASM PESの4つ
- メディカル系のおすすめ資格は理学療法士、作業療法士、柔道整復師の3つ
- スポーツ指導系のおすすめ資格は水泳教師、サッカー指導者ライセンスの2つ
- インストラクター系のおすすめ資格はRYT200、RYT500、インド中央政府公認インストラクター、PMAピラティスインストラクターの4つ
- その他のおすすめ資格は健康運動指導士、健康運動実践指導者、コアコンディショニング協会公認トレーナーの4つ
といったものでした。インストラクターには資格必ずしも資格が必要ではありませんが、資格があることでお客様により安全で効果的にトレーニング指導を行えるようになります。そのため、これからインストラクターになりたいと考えている人は今回の記事を参考にしてください。
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