『中高老年期運動指導士』という資格はご存知でしょうか。
聞きなれない人が多いと思いますが、実はこれからの高齢化社会にとって、ニーズが高くなってきている資格です。
日本は平均寿命が延びているため、“健康寿命”を伸ばし、いかにより良い生活を送るのかが重要なポイントとなっています。
そこで活躍するのが『中高老年期運動指導士』です。
知っていたという方も、知らなかった方も今回の記事を読めば『中高老年期運動指導士』を詳しく理解することができます。
また、資格取得の方法や難易度も解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
中高老年期運動指導士って何?
『中高老年期運動指導士』とは、一言で言うと“アクティブシニア”と呼ばれる元気に活動する中高年の健康生活をサポートする運動指導者です。
その役割は多岐にわたり、正しい知識と実践力が求められる資格です。
中高年の身体特性に合った運動、筋トレ方法や、ダンスの指導を行うことでケガを予防したり、より良い生活を送れるような支援をしています。
また、運動中のケガや緊急時における応急処置も行うのも中高老年期運動指導士の役割です。救急隊が到着するまでの間に処置をすることで、身体への影響を最小限に抑えるなど、中高齢者の健康に密接に関わる資格です。
こちらは公益法人日本スポーツクラブ協会が認定している民間資格となります。
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
▶︎ まずは資料ダウンロード!活躍の場
- 老人施設
- リハビリ施設
- スポーツジム
- 健康センター
主な活躍の場は高齢者が使用する施設が多いです。また、他の資格を合わせることでフリーランスとして講演や個別指導をしている方もいるようです。
中高老年期運動指導士はなぜ今求められる資格なのか
介護施設では運動指導の需要があるにも関わらず、資格保有者が少ないため運動指導が上手く行われていません。この『中高老年期運動指導士』の資格があれば指導することができるので、中高齢者が利用する施設で必要とされる場面が多いと言えるでしょう。
中高老年期運動指導士が主に求められていること
- 運動によるケガを防ぐ
中高老年期は体力が落ち、ケガをしやすい年代です。ケガの程度によっては慢性的な痛みの原因になる、そのまま寝たきりや車いす生活になってしまう可能性があるので気を付けたいところです。
しかし、中高老年期は自分で気を付けていても思ったように体が動かなかったり、若いころと同じ感覚で運動をしてしまうこともあります。このようなケガを防ぐために、正しい知識を持った中高老年期運動指導士がサポートする必要があると考えられています。
適切な運動計画を立てておくことで、無理のない運動習慣と正しい知識を伝えることが可能です。 - 食事指導
中高老年期になっても若いときと同じ食生活をしていると、生活習慣病や肥満の原因になります。また、健康的な食生活を送ることで、ケガをしにくい身体作りが可能です。食事指導は健康寿命を延ばすためには必要不可欠な分野です。中高老年期運動指導士は食事の指導も可能なので、運動と合わせた指導ができる人材の需要は高いと言えます。 - 運動中のケガの応急処置
中高老年期の方が実際にケガをしてしまったとき、適切な応急処置をして状態の悪化を防ぐことも中高老年期運動指導士の役割です。救急車が来るまでの応急処置を正しく行う知識と実践力が求められます。このような知識を持った人が中高齢者がいる現場に一人でも多くいることで、障害を最小限にしたり命を守ることが可能になります。
どんな人におすすめの資格か
資格取得の条件は“満18歳以上”だけなので、中高齢者と関わる全ての人におすすめと言えます。受講するにあたって必要な資格や実績は特に必要ありません。
難しい条件がないため、自分のおじいちゃん、おばあちゃんの健康のために取得を考える人もいるようです。
ただ、人に指導を行う資格なので、1人1人と密にコミュニケーションをとる力が求められます。また、指導する相手はほどんとの場合で年上です。相手の意見を尊重できる力も必要となってきます。人と関わることが好きな方、人の話をしっかり聞くことができる人が向いていると言えるでしょう。
現在持っている資格だけでは中高齢者の知識が不十分だと感じた方や、これから中高齢者の運動に関わりたい方にはピッタリの資格です。
また、資格取得までの日数も短いため、短期間での資格取得を目指す方にもおすすめです。
健康運動指導士との違い
有名な運動指導の資格として『健康運動指導士』があります。
民間資格であることは変わりありませんが、この資格との大きな違いは“資格取得の難易度”です。
先ほど解説したように、中高老年期運動指導士は満18歳以上で講習会を受ければ誰でも取得できます。
しかし、健康運動指導士は解剖学などのさらに高度な専門知識が必要となります。さらに資格取得のための講習会も、医療資格保有者であることや4年制体育系大学卒などの条件があります。条件に満たない場合は『健康運動指導士養成校』で学んでから受講しなくてはいけません。
非常にハードルが高いので、運動生活に関わる資格が取りたい!と思ってもすぐに取得することは難しいでしょう。
中高老年期運動指導士なら取得までのハードルが低いので、条件に満たない方はまずこの資格から取ることをおすすめします。
資格取得方法
『中高老年期運動指導士』を取得する際、どのような条件や試験があるのでしょうか。
順に解説します。
『中高老年期運動指導士』になるには
公益財団法人日本スポーツクラブ協会によると、
- 協会が開催する講習会に出席し、全日程の修了すること
- 講習会開催後レポート課題を提出し合格すること
で資格を取得することができます。
しっかり講習を受ければ認定されますが、
講習への遅刻、欠席などのマナーには十分注意が必要です。
講習会受講概要
受講条件 | 満18歳以上 |
受講期間 | 2日間(集合学習) |
料金 | 26,000円 協会会員:23,000円 『高齢者体力テスト指導士』の資格を持っている方:25,000円 ※全て教材、資料代含む |
資格取得料 | 17,600円 ※内訳 ・指導者維持会費(4年登録料)13,200円 ・認定料2,200円 ・審査料2,200円 |
有効期限 | 4年 ※1回目の更新での有効期限は2年 ※更新料の支払いのみで更新完了 |
会場 | 東京、大阪 |
※2回目の更新は資格取得から6年経過するため、マスター指導者(生涯会員)になれます
- マスター会員とは
公益財団法人日本スポーツクラブ協会の公認資格を6年以上保有している人が取得できる資格。生涯会員となるため、有効期限がありません。資格を保有してから7年目に、所定の手続きと認定料を支払うだけでマスター会員になることが可能です。
※キャンセル料
受講申し込み後に【受講通知書】が発送されますが、その後にキャンセルを行う場合はキャンセル料が発生します。東京、大阪のみでの講習会開催のため、遠方の方は特に日程に問題がないか確かめてから受講を申し込みましょう。
カリキュラム
- 中高老年期の身体特性理論(講義)
- 中高老年期の筋力トレーニング(講義、実技)
- 身体を柔らかく保つストレッチの方法(講義、実技)
- 運動外傷、障害予防論とテーピング(講義、実技)
- 生涯、健康スポーツ論
- ダンスプログラムの指導法(講義、実技)
- 中高老年期を元気にするシナプソロジー(講義、実技)
- 中高老年期の健康づくりと食週間
以上の講習を受けた後にレポートを提出することで資格認定となります。
試験はありません。
レポート課題はテーマが設けられていますが、講習会をしっかり受けていれば書ける内容となっています。受講したカリキュラムの中から3つを選択し、自分の経験や活動を元に意見をまとめる力が必要です。
レポートの内容が基準に満たない場合は再提出が求められます。
レポート課題:テーマ「中高老年期運動指導士の指導上の要点」
まとめ
『中高老年期運動指導士』は満18歳以上であれば、誰でも比較的簡単に取得できる資格でした。
しかし中高齢者のケガを防ぐだけでなく、ケガの応急処置を行ったり、健康に関わってくる食事指導も行うなど、責任のある資格と言えます。
認知度が今は低いですが、この資格を持っている人が現場にいることで中高齢者だけでなく、施設のスタッフの安心につながります。
医療、介護の現場での活躍の可能性が高まっている『中高老年期運動指導士』。ぜひ今回の記事が資格取得のきっかけになりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ジム運営者必見!おすすめ提携サービス一覧
株式会社FiiTは、業界最大級のジム検索サイト「FitMap」による集客支援はもちろん、WEBマーケティングのコンサルティングからパーソナルジム開業・マシン販売など多岐にわたりご支援しております。
弊社が提携しているパートナー企業様を一覧にしました。ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただいた後、資料の送付及び担当よりご連絡させていただきます。
WEB集客数が大幅UP
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
資料ダウンロードはこちら【初期費用無料】
ジム経営の総合相談窓口
お客様の現状やなりたい姿を徹底的にヒアリングをした上でお客様に寄り添って最適な提案をさせていただきます。開業、集客、採用、マシン導入、システム構築、HP制作、広告運用、店舗展開、物件探し、内装工事、サービス設計などジム経営に関する全ての業務がサポート範囲です。お気軽にご相談ください。
相談は無料です。必ず有意義な時間にします。
ご相談申込みはこちら【初回無料】
InBody
「InBody」はパーソナルジムでの導入率が非常に高く、細かい数値まで見れるためとても人気な体組成計。フィットネス業界ではInBodyの数値が標準として計測されるケースもあるほどジムやパーソナルジムで重要な機材です。
当サイトを運営する株式会社FiiTはInBody公式代理店のため、通常価格よりお安く卸すことが可能です。見るだけなら無料ですので、詳しくは下記のカタログ資料請求(無料)にてご確認ください。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
STORES予約
STORES予約は、顧客管理はもちろん、Googleカレンダーと相互連携して予約管理を実施・効率化できるパーソナルジム顧客管理システムです。
予約以外にも、決済の難しい月謝を簡単に設定できる決済機能や、来店率・申込率向上が期待できるカレンダー予約や予約リマインドなどのマーケティング機能なども搭載。
他のシステムと比較しても月額料金が安く使いやすい上、最初は無料お試しで始めることができるため、パーソナルジムに非常に人気の高い顧客管理システムです。
料金や詳細の機能は資料に記載しています。見るだけなら無料で損することはないため、下記よりお気軽に資料ダウンロードしてみてください。無料で始めるためのリンクもご案内しております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム業務効率化システム「トレマワン」
WEB管理システムとトレーナー用/ユーザー用の2つのアプリを用いて、パーソナルジム運営に関わる多くの複雑な業務をデジタル化するだけでなく、トレーナーの顧客対応を専用アプリのみでも実施できるようにします。
また、アプリを用いた食事アドバイスのみの有料サービス化なども可能としており、ジムの売上向上にも繋がります。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルトレーナー特化の求人サイト「FITNESS SALON」
他社求人サイト掲載に加え、約8000人ほどのトレーナーにアプローチを可能としています。
また初回掲載企業様限定でトライアルプランを適応させて頂いております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム特化の不動産・物件探し「パーソナルジム不動産」
ご希望のエリアや予算内の物件探しはもちろん、集客を加味した立地調査など合わせて提供いたします。
物件探し依頼はこちら!
ジム・パーソナルジム特化の内装「ジム内装」
「ジム内装」サービスは、フィットネス業界、特にパーソナルジム業界を中心に展開。ただのおしゃれなジムを作るだけではなく、集客に影響できる設計も含め提案しているのが特徴的です。
また株式会社FiiTでは月間30万人が利用する業界最大級のジムポータルサイトFitMapを運営しており、約500店舗以上のジム事業者と関わりもあるため、パーソナルジム業界でウケるデザインや集客に繋がる内装、やってはいけないポイントなども熟知しております。
【施工イメージ】
内装のご相談はこちら!