「理学療法士になりたいけど、どんな方法で勉強したらいいんだろう」
「理学療法士の国家試験に受かるためのポイントはなんだろう」
このようなお悩みはないでしょうか。
理学療法士になるためには、国家資格を取る必要があります。
そのため、本記事は国家試験に受かるための勉強法やチェックポイントを紹介します。
また、学校で学ぶ内容や国家試験の内容も解説。
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理学療法士になるためには、国家資格が必要。
具体的には、「理学療法士及び作業療法士法」にもとづき、厚生労働大臣が認定する資格です。
ただ、この国家資格を取るための試験は誰でも受けられるわけではありません。
理学療法士の国家試験を受験するためには、養成校で3年以上勉強し、必要な知識と技術を身につけることが求められます。
養成校とは4年制大学や短期大学、専門学校、特別支援学校(視覚障害者が対象)があります。
なお、作業療法士の資格を持っている方は、養成校で2年以上学べば受験資格を得ることが可能。
学校で学ぶ内容
それでは、養成校では何を学ぶのでしょうか。
大きく基礎科目、専門科目、実習の3つに分けられます。
具体的にご紹介します。
基礎科目
まず基礎科目。
基礎科目は、おもに1年次に学ぶ内容で、作業療法士を目指す方とも共通する内容です。
理学療法士として働くための知識や患者さんの気持ちに寄り添うためのスキルなどを勉強。
例えば、内容は下記になります。
解剖学 | 人体の構造について勉強します。 骨や筋肉、靭帯、関節、内臓、皮膚、筋膜などの組織について学びます。 |
生理学 | 諸器官の生理的な働き方や筋肉が動く仕組み、エネルギーが作られる仕組み、反射が起こる仕組みなどを学びます。 |
運動学 | 動作の遂行に必要な運動力学について勉強します。 歩行時に働く筋肉や床反力、モーメント、重心などを学びます。 |
リハビリテーション概論 | リハビリテーションについて学びます。 リハビリテーションの歴史や目的、医療施設や時期による違い、今後の在り方などを学びます。 |
その他にも、教育学や心理学、人間発達学、病理学、医学概論、整形外科学や神経内科学を学びます。
また一般教養や選択式で語学を学ぶ場合もあります。
専門科目
2つ目は、専門科目です。
専門科目は、より理学療法士として深い領域である専門性が高い科目。
理学療法士になるためには必須であり、実践にもいかすことができる内容です。
例えば、内容は下記になります。
理学療法評価学 | 患者さんの状態を評価する方法を勉強します。 おもに、関節可動域測定や徒手筋力検査、反射検査、脳神経検査、バランス検査、バイタルサイン測定などを学びます。 |
運動療法学 | 運動療法の方法を勉強します。 具体的には、関節可動域訓練や筋力増強訓練、呼吸訓練、動作訓練などがあげられます。 |
物理療法学 | 温熱療法、電気療法などの物理治療法について学びます。 |
整形外科学、神経内科学、内科学 | リハビリで遭遇しやすい、各専門診療科目における状況について学びます。 |
義肢装具学 | 義肢装具の種類、疾患ごとの適応、使用方法などについて学びます。 |
地域理学療法 | 訪問や通所、施設といった地域理学療法の概要、役割について学びます。 |
その他にも、応用運動学や臨床心理学、臨床運動学、動作分析学、神経系評価学などを学びます。
実習
最後は、実習です。
実習は、座学で学んだ基礎科目や専門科目を実際の医療現場で実践し深めたり、患者さんへの伝え方や現場での工夫の仕方を身につけるために行われます。
また、理学療法士の働く姿を間近で見られるため、自分の将来についてよりイメージができるでしょう。
例えば、内容は下記になります。
見学実習 | おもに、見て学ぶ実習。 実際に理学療法士が行っているリハビリを見ます。 期間は、数日〜1週間程度で実施されます。 |
評価実習 | 患者さんの関節可動域や筋力などを測定し、評価、統合と解釈をまとめる実習です。 期間は、2〜4週間程度で実施されます。 |
臨床実習 | 患者さんの評価から治療まで、一連の流れを行う実習です。 期間は、8〜10週間程度で2回実施されます。 |
実習では、知識やスキルを深めることができるだけではなく、理学療法士としての心構えを学ぶこともできるでしょう。
国家試験の内容
次に国家試験の内容について解説します。
国家試験の概要
理学療法士国家試験の概要は下記です。
開催時期 | 2月下旬ごろ |
試験内容 | 筆記試験もしくは口述試験及び実技試験 |
試験地 | 筆記試験:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県および沖縄県 口述試験および実技試験:東京都 |
受験手数料 | 10,100円 |
受験手続 提出書類 |
|
合格発表時期 | 3月下旬ごろ |
筆記試験
筆記試験は、一般問題と実地問題の2種類があります。
各内容は、下記の通りです。
種別 | 内容 |
一般問題 |
|
実地問題 |
|
問題数は、一般問題が160問(1問あたり1点、160点満点)、実地問題が40問(1問あたり3点、120点満点)で計200問(総得点280点満点)です。
試験の時間は、午前2時間40分、午後2時間40分の計5時間20分。
午前100問(一般問題80問、実地問題40問)、午後100問(一般問題80問、実地問題40問)の試験が行われます。
マークシート方式となっており、5つの選択肢から正解を1つもしくは2つ選ぶ形です。
時間も長く、問題数も多いので集中力が必要とされるでしょう。
そのため、過去問は本番と同じスケジュールで1度は行っておくことがオススメです。
筆記試験の合格得点は、総得点168点以上で、かつ実地問題の得点43点以上になります。
口述試験および実技試験
口述試験および実技試験は、重度視力障害者に対して行われます。
内容は、下記の通りです。
- 運動学
- 臨床心理学
- リハビリテーション医学
- 臨床医学大要(人間発達学を含む。)
- 理学療法
合格率
合格率はどの程度なのでしょうか。
直近5年の受験者数、合格者数、合格率の推移は下記の通りです。
2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | |
受験者数 | 12,148人 | 12,605人 | 12,283人 | 11,946人 | 12,685人 |
合格者数 | 9,885人 | 10,809人 | 10,608人 | 9,434人 | 10,096人 |
合格率 | 81.4% | 85.8% | 86.4% | 79.0% | 79.6% |
平均合格率は、82.4%であり比較的高い水準になっています。
油断は禁物ですが、しっかりと勉強をすれば受かることができるでしょう。
傾向
出題基準に基づいた問題と社会情勢に応じた問題が出されます。
そのため、過去問でどのような問題が出されるのか確認しましょう。
また、医療業界での課題や注目されるニュースなどの情報を確認し、時事問題へ対応できるようにしておくことが大切です。
国家試験合格に向けた勉強方法
国家試験の合格率は高いですが、理学療法士の試験は範囲が広く効率的に勉強する必要があります。
そのため、国家試験合格に向けたオススメの勉強方法を紹介します。
過去問対策を行う
まず、なんといっても過去問を解くことがオススメです。
過去問対策を行っている方は非常に多く、5年分や10年分の過去問を集めた参考書や問題集も販売されています。
先ほどもお伝えをした通り、理学療法士の試験範囲は広く、過去問を解き出題傾向を研究するとよいでしょう。
また出題傾向とともに、自分の得意不得意も把握しておくことがオススメです。
得意不得意が分かれば、どこを中心に勉強したらよいかなども分かり効率的に勉強ができます。
また、問題の形式や時間配分になれることも大切。
グループ学習を行う
1人では勉強のやる気が出ない、モチベーションが続かない、勉強がはかどらない方は、学校の同級生や友人とグループ学習するという方法もあります。
自分の周りのメンバーがしっかり勉強をしている姿を見るのは、自分にとってよい刺激になるでしょう。
このグループ学習は有効な勉強方法とされていて、養成校によっては取り入れているところもあります。
お互いに分からないところを教え合ったり、問題を出し合うなど自分1人ではできないことに取り組めます。
自分が分からないところを質問するだけではなく、自分が教える側になるのはアウトプットの機会となり効率的な勉強方法でしょう。
また理学療法士の勉強内容を聞くだけではなく、勉強方法なども聞くことができます。
ただし、友人がいて楽しいからといってふざけていると、それで時間が経ってしまいます。
そのため、しっかりと勉強をする時間と休憩をする時間のメリハリをつけてグループ学習をすることがポイントでしょう。
タブレットやスマートフォンを活用
タブレットやスマートフォンを活用し勉強することで、移動時間などのスキマ時間にも勉強することができます。
養成校によっては、動画配信を導入しておりタブレットやスマートフォンで見られる場合があります。
また理学療法士の国家試験対策のスマートフォンアプリで勉強するのもよいでしょう。
一問一答形式のアプリや暗記カードを表示してくれるアプリなど、種類もさまざまあります。
日常的に意識しないと思いますが、1日の内にスキマ時間は意外とあるもの。
そのため、そのスキマ時間に勉強をすると効率的に勉強をすることができます。
国家試験合格に向けたチャックポイント3つ
勉強の仕方を紹介しました。
最後に、国家試験合格に向けたチェックポイントを紹介します。
計画的に勉強をしているか
まず、計画的に勉強をすることが大切です。
試験は、毎年2月下旬ごろ実施されます。
この試験に向け具体的に勉強計画を組みましょう。
学校のカリキュラムはこの試験までにすべて終わりますが、個人勉強も必要になります。
計画を立てなければ、勉強が間に合わず試験範囲が全て終わらなかったとなってしまう場合もあります。
そのため、試験の1年前に1度過去問を解き、その結果を確認しながら計画を組むとよいでしょう。
カテゴリーごとに勉強しているか
カテゴリーごとに勉強をすることも非常に重要です。
試験の範囲は広く、自分の得意カテゴリー、苦手カテゴリーを把握しながら勉強をしましょう。
把握をすると、そのカテゴリーごとに勉強の仕方や時間配分も変えることができます。
得意をさらにのばすことも大切ですが、苦手を克服し試験でバランスよく点数が取れるようにすることも大切。
また当日の試験でどの問題時間を使うのか、考えるヒントにもなります。
効率的に勉強をしているか
最後は、効率的に勉強をしているかも非常に重要なポイントです。
本記事でご紹介をした、過去問を解く、グループ学習を行う、(スキマ時間に)タブレットやスマートフォンを使い勉強をするなどはぜひ実践してください。
他にも効率のよいとされる勉強の仕方はさまざまあります。
例えば、いろいろな問題集を解くこともよいですが、同じ問題集を何回も解くこともよいでしょう。
その場合、自分が分からなかった問題や間違えた問題に印をつけておき、得意と苦手の把握、苦手潰しができているかを確認すると効率的。
また各個人によりますが、人には集中しやすい時間帯、しにくい時間帯が存在します。
具体的にオススメの時間帯は下記です。
朝(6:00~10:00) | 脳がもっとも働く時間。 問題を解くことを中心とし、とくに苦手な問題や難しい問題を勉強することがオススメです。 |
昼過ぎ(14:00~17:00) | 食後の眠気がとれ、脳が働きだす時間。 朝と同じように問題を解くことを中心に勉強をすることがオススメです。 |
夜(20:00~23:00) | 寝る前は暗記系の勉強がオススメ。 寝る直前に覚えたことは、脳に定着しやすいからです。 |
国家試験の直前や当日は、自分の苦手分野や間違いやすい問題の暗記を徹底的に行いましょう。
まとめ
本記事では、学校で学ぶ内容や国家試験の内容、国家試験に受かるための勉強法、チェックポイントを解説しました。
理学療法士の国家試験の合格率は、80%を超えています。
ただし試験範囲は広く、また試験当日の問題数が多く長時間。
そのため、しっかり計画をたて、カテゴリーごと効率的に勉強をすることがよいでしょう。
ぜひ今回の内容を実践し、国家試験に合格してください。
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