生活習慣病は現代の大きな問題の1つです。厚生労働省では近年、現代人の生活習慣病を解決するための様々な方策が練られています。その一環として人々の健康促進を指導する指導者を育成する目的で生まれた健康運動実践指導者とはいったいどのような資格なのでしょうか。この記事では健康運動実践指導者の資格の取得方法や活躍場所などをご紹介致します。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!健康運動実践指導者とは
健康運動実践指導者は公益財団法人健康・体力づくり事業財団によって平成19年から、発行されている資格です。公益財団法人健康・体力づくり事業財団は元々厚生労働省、文部科学省が共同管轄していた財団法人です。この財団法人の設立目的は、社会に健康や体力づくりに関しての正しい知識を普及させるというものでした。
現在は公益財団法人となり独立した組織となっていますが、厚生労働省が現在掲げている国民の健康推進に関する目標施策である、健康日本21、健康フロンティア戦略、医療制度改革などを達成する中心的な役割が求められている団体です。
この健康目標は特にメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防を目標としており、これらの生活習慣病の予防や介護予防の一端を担う人材育成を目標として健康運動実践指導者の資格は発行されています。
健康運動実践指導者は運動生理学や医学、解剖学といった知識を持ち運動プログラムに基づいて、健康指導を行っていく運動指導のスペシャリストです。その活躍が期待されている場所も幅広く健康やエクササイズに関する施設全般となっています。また類似する資格に同じく公益財団法人健康・体力づくり事業財団から発行されている、健康運動指導士という資格があります。この2つの資格の違いを詳しくご説明します。
健康運動指導士との違い
健康運動実践指導者と似た名前であり、同じ団体から発行されている健康運動指導士とはどのような違いがあるのでしょうか。
健康運動指導士は指導対象となる人の年齢や生活習慣などから、その人に最適な運動指導の内容やプログラムの作成を行います。またしっかりと対象者が計画的な運動をできるようにスケジュールの調整や進捗管理なども行います。
他方で健康運動実践指導者は、健康運動指導士が作成したプログラムに沿って実際に運動指導を担当します。このような違いから健康運動実践指導者は個人やグループでの運動指導のスペシャリストとして活躍しています。
健康運動実践指導者の活躍の場
健康運動実践指導者はどのような場所での活躍が期待されている資格なのでしょうか。実際に活躍を期待されている場所をご紹介致します。
フィットネスジム
社会人の運動健康が推進される場所としてフィットネスジムがあります。フィットネスジムの中には会社などと契約している施設もあり、健康指導士が指導対象者のためにプログラムを作成して運動を促している場合もあります。その場合フィットネスジムに所属しているインストラクターが健康指導士の意図をしっかりと理解して指導できる知識を持ってあることが求められます。そのため健康運動実践指導者の資格がフィットネスジムなどで働く、ジムインストラクターに求められる傾向にあります。
病院・介護・福祉施設
生活習慣病や高齢者の健康の促進のための運動指導をおこなう健康運動実践指導者は、病院や介護、福祉施設といった場所で健康を促進するための運動指導をする事が期待されています。フィットネスジムなどに通う人達よりもさらに日頃の運動習慣が無い人が多いため、これらの場所では運動を習慣化させるために様々な世代の人々への指導が求められます。
また介護施設では高齢者に特有の問題の1つでもある筋力の低下を予防して、健康寿命を伸ばしていく事が求められています。このように一概に運動といってもそれぞれに最適な指導が必要となります。
学校
先程ご紹介した介護施設などは異なり、学校では若年層に対して正しい運動の知識を広めていきます。実際に多くの生活習慣病はその名の通り生活習慣からくるため、正しい運動を生活習慣の一部として取り入れていくことで生活習慣病を予防することにもつながります。また近年ではスマートフォンの普及やゲームなどの室内レジャーが広まり、少年期から運動不足となる人もいます。健康運動実践指導者はそのような方に対しての運動指導も行っています。
健康運動実践指導者の取得方法
健康運動実践指導者を取得するまでの方法を詳しくご紹介致します。
健康運動実践指導者の資格を取得するためには、講習会を受講後に実技と筆記という2種類の試験を受験して合格する必要があります。試験を受けるためには、まず健康体力づくり事業財団への申し込みが必要となります。
申込は講習の受講申し込み、試験申し込みとを併せて郵送にて送る必要があります。健康運動実践指導者の資格受講には受講のための要件があり、その要件によって申し込みのさいに用意するものも変わってきます。受講のための要件は以下の通りとなっています。
受講要件
- 体育系短期大学又は体育専修学校(2年制)、もしくはこれと同等以上の学校の卒業者(卒業見込み含む)
- 3年以上運動指導に従事した経験のある者
- 運動指導に関連する資格を有する者
※エアロビックダンスエクササイズインストラクター、スポーツプログラマー、フィットネストレーナー、ヘルスケア・トレーナー、アスレティックトレーナー、運動普及推進員など
- 保健医療に関する資格を有する者
※保健師、管理栄養士、看護師、准看護師、助産師、薬剤師、栄養士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、介護福祉士、介護支援専門員、保育士、介護職員実務者研修修了者(ホームヘルパー1級)、介護職員初任者研修修了者(ホームヘルパー2級)など
- 学校教育に関する資格を有する者
※幼稚園教諭、小・中・高等学校教員免許。
上記の中で1つ以上の条件を満たしている可能性があります。この他に希望条件として非喫煙者である事が掲げられています。
またそれぞれの受講要件に対して必要な書類は下記の通りとなっています。
申し込み必要書類
- 体育系短期大学または体育系専修学校(2年制)
もしくはこれと同等以上の学校の卒業者 ・卒業証明書(または卒業証書の写し※縮小複写可)
※体育系と判断できない場合、成績証明書をいただく場合があります。※最終学歴と異なっていても構いません。
- 3年以上の運動指導に従事した経験のある者(規定算出方法あり)
運動指導歴証明書、卒業証明書(または卒業証書の写し※縮小複写可)
- 運動指導に関する資格を有する者
その資格を証明するものの写し(登録証、認定証等)
- 保健医療に関する資格を有する者
その資格を証明するものの写し(登録証、認定証等)
- 学校教育に関する資格を有する者
その資格を証明するものの写し(教員免許等)
これらの書類と合わせて申し込み書類を郵送で送り、書類審査を受けることで受講および受験資格を取得することができます。
講習会内容
健康運動実践指導者の資格受講の前に受ける講習の内容は、合計9日間あり受講単位は全部で33単位になります。受講内容は以下の通りになっています。
- 健康づくり施策概論
- 運動生理学
- 機能解剖とバイオメカニクス
- 栄養摂取と運動
- 健康づくりと運動プログラム
- 運動指導の心理学的基礎
- 健康づくり運動の実際
- 運動障害と予防・救急処置
受講料金は137,238円となっており、テキスト代金なども含まれています。講習が開かれている都市は基本的に東京、大阪、福岡、仙台の4都市となっていますが、開催年によって違いがあるため自分が受講する年の開催地を確認しておきましょう。
講習は主に年に2回い分けて開催されており前期が2月~3月頃、後期は8月頃に開催される場合が多いです。
試験内容
講習受講後には認定試験を受講します。認定試験には実技試験と筆記試験の2種類があり、両方の試験で合格することで資格を取得することができます。
それぞれの試験内容は以下のような内容となっています。
実技試験
実技試験では実際に指導してその指導内容を採点されます。内容は「陸上」もしくは「水中」のどちらかの運動で、2分間のレジスタンストレーニング、3分間の有酸素運動の指導を行います。
筆記試験
筆記試験の内容は実技と理論にわかれており、全ての問題が五肢択一式の問題となっています。先ほど講習の内容が全て出題範囲となっています。回答はパソコンを用いて行います。
平均的な合格率は70~80%となっており、決して合格が難しい試験ではありません。そのため講習で配られるテキストをしっかりと読み返して復習することで合格率を高めることができます。
まとめ
近年政府主導で健康寿命を伸ばすための様々な取り組みが行われています。またその一環として健康を推進するための指導者の役割を期待されている、健康運動実践指導者の資格は様々な運動の現場で重宝されることが予想されます。これから健康や運動に関するスキルアップなどを検討している方は、ぜひ健康運動実践指導者の資格取得も検討してみてください。
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