世界最大級のボディビルコンテストである「マッスルコンテスト」という大会をご存知でしょうか。その歴史は古く、30年以上も前から世界各地で開催されているボディビルコンテストです。
そんなマッスルコンテストがついに、2019年に日本へと上陸しました。全国各地の強豪が集まり、IFFBプロカードをかけてステージで戦う姿は必見です。
今回は、そんなマッスルコンテストジャパンの概要やIFFBプロとは何か、どうすればプロになれるのかについて詳しく解説していきます。
コンテストやIFBBについてより深く知ることで、ボディビルの世界をより楽しむことができるでしょう。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!マッスルコンテストジャパンとは
引用:https://www.fitnesslove.net/contestinfo/1276/
「マッスルコンテスト」とは初めてカリフォルニアで開催されて以来30年以上もの歴史をもつ、世界最大級のボディコンテストです。現在はアメリカをはじめとして、ベトナムやアイルランド、インド、フィリピン、ブラジルと世界中で開催されるコンテストにまで発展しました。
世界最大級の筋肉の祭典であるマッスルコンテストは2019年に日本に初上陸し、2020年には国内大会の「マッスルコンテスト東京」と国際大会の「マッスルコンテストジャパン」の2大会が開催されました。2021年には3回目の開催が実施され、日本国内でも注目度の高い大会として人気を集めています。
マッスルコンテストジャパン概要
会場(2022年度開催時) | カルッツかわさき |
主催 | マッスルコンテストジャパン株式会社 |
カテゴリー | ・ビキニ(一般/ノービス/マスターズ 35+/マスターズ 40+) ・フィギュア(一般/マスターズ 35+/マスターズ 40+) ・女子フィジーク(一般) ・メンズフィジーク(一般/ノービス/マスターズ 35+/マスターズ 40+) ・クラシックフィジーク(一般) |
参加費 | 8,000円 |
審査方法 | IFBBプロリーグルールに準じた審査方法 |
審査員 | マッスルコンテストジャパンが選定した審査員 |
注意事項 | 大会前日までに「NCPワールドワイドメンバー」への登録が必要 カラーリングは前日塗りのみOK。大会当日のカラーリングはNG |
ルール
コスチューム
- ボディビル部門では標準的な男性用水着を着用すること。
- ポージングスーツは単色で、フリンジや文字がついているもの、光沢感のある生地のものは禁止する。
- いかなるポーズの場合もポージングスーツを引き上げたり裾を巻き上げるような行為は禁止とする。
- 女子フィジーク、ボディビル、ビキニの場合、選手はツーピースのビキニを着用すること。形はVシェイプでトングは禁止。ただし。ビキニは単色でなくても構わない。
音楽
- ポージングで用いるBGMは選手が事前にCDに保存するなどして用意しておくこと。
- ポージングで用いるBGMは1曲のみ
- ポージングで用いるBGMに低俗で卑猥な歌詞が含まれていないか十分に確認すること。
IFBBとは
IFBBとは、1946年にウィダー兄弟によって設立された「国際ボディビルダーズ連盟」と呼ばれるボディビル団体のことです。国際的規模を誇る、世界で最も古い団体です。
アメリカのペンシルバニア州カーネギーに本部があり、世界最高峰のボディビル大会とも呼ばれるミスターオリンピアの運営もしていることで有名です。
1965年にはIFBB主催の初の世界大会であるミスターオリンピアが開催されました。そして1966年以降ウイダー兄弟はIFBBの組織自体を世界規模にまで発展させ、1970年にはアフリカ、アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、北米、南米に加盟国を有するほどの規模となりました。
それからアーノルド・シュワルツェネッガーやロニー・コールマンなどの数々のスターを輩出し、IFBBは業界トップの団体にまで成長してきました。
しかし、IFBBは2017年に2つの組織に分裂してしまいます。それが今のIFBB(IFBBエリートプロ)と、IFBBプロリーグです。どちらも「IFBB」という名前がつくものの、完全に別の団体として活動しています。
ミスターオリンピアを主催している元祖の「IFBB」がIFBBプロリーグの方です。IFBBプロリーグでは、ステロイドの使用が認められているのに対し、IFBBエリートプロではドーピングを厳しく取り締まっています。
IFBBエリートプロはボディビルをオリンピック種目として認定してもらうための活動をしているので、クリーンなスポーツとしてのボディビルを発展させようとしているのが背景にあります。
日本国内でのIFBBの活動
日本国内にはIFBBの下部組織であるFWJ(Fitness World Japan)が存在します。FWJは当初NPCJの名称で設立され、2017年にはIFBBと単独契約を締結しました。そのため、国内で開催されるIFBB主催の大会へ出場できるほか、日本国籍でもIFBBプロの資格を得る事が可能です。
日本ではボディビルを職業にするのは困難とされていますが、IFBB主催の大会に出場すれば日本人でもIFBBプロになることができます。IFBBプロを取得すれば、海外大会への出場も近づいてくるでしょう。
IFBBプロとIFBBエリートプロの特徴
引用:https://www.trainer.agency/blog/musclecontesttokyo2020/
IFBBプロとIFBBエリートプロは名前が酷似してはいますが全く別のボディビル団体です。この両団体の特徴について見ていきましょう。
IFBBプロの特徴
IFBBプロはエンターテインメント性の高さを重要視しています。ボディビルを興行の一環、つまりショービジネスとして見せることが重要だという考えです。
IFBBプロになるためには地方大会で勝ち上がって、大きな大会で入賞しなくてはなりません。1度だけの入賞ではなく何度も勝ち抜く必要があるので、IFBBのプロになるのは非常に困難です。
IFBBエリートプロの特徴
先述のとおり、IFBBエリートプロはボディビルをオリンピック競技にするという目標を掲げています。そのため、ステロイドといった薬物のドーピングは厳しく取り締まることが条件です。またIFBBエリートプロは、2017年に設立されたばかりの団体なので、IFBBプロに比べて人数も少ないのが特徴です。
またIFBBエリートプロは、他団体主催の大会への出場を固く禁止しています。もし他団体の大会に出場した場合、2年間の出場停止処分を受けることもあります。
IFBBプロになる方法
引用:https://ifbb.com/ifbb-mens-world-championship-in-santa-susana/
IFBBプロを目指すために必要なステップについてまとめました。ボディビルダーを目指す人は必ず通らなければいけない段階なので、よく目を通しておきましょう。
国内大会にエントリーする
IFBBプロになるにはIFBB主催の大会に出場して入賞実績を残さなくてはいけません。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)ではなく、NPCJ(現FWJ)というアメリカのアマチュアボディビル団体であるNPCの日本版にて選手登録を行います。
これは、NPCJが日本で唯一IFBBプロリーグと包括契約を締結したためです。そのため、IFBBプロになるためにはNPCJの選手となる必要があります。
IFBBの大会への出場条件は「国内で開催されるボディビル大会で入賞する」ことです。つまり、まずは国内のボディビル大会(リージョナルコンテスト)にエントリーすることから始める必要があります。
指定の国際大会で好成績を収める
リージョナルコンテストで好成績を収めたら、次はIFBBが指定した国際大会でも結果を残さなくてはいけません。日本国籍選手の場合、プロクオリファイのオーバーオール(無差別級)で優勝あるいはオリンピアアマチュアで3位以上に入賞するとプロ資格を取得できます。
韓国、イタリア、ブラジル、イギリスといった14ヶ国の選手もこれと同様のステップでプロ資格を取得します。
成績を収めれば即日でプロになれる
国際大会で規定の結果を収めると、登録料(250USドル)を支払えば即日でプロカードが発行されます。つまり結果を出したその日にIFBBプロになれるということです。
IFBBプロになる3つのメリット
引用:http://sakabept.blog.fc2.com/blog-entry-905.html
IFBB認定のIFBBプロになると、どのようなメリットがあるのか、その3つのメリットについて紹介します。
①スポンサーがつきやすい
IFBBプロは、現在日本に数名しかいない資格保有者です。IFBBプロ選手という肩書きがあるだけで大きなPRとなって、多くの企業からスポンサーもつくようになります。
スポンサーがつけば契約料が支払われたり、大会出場時にはさまざまなサポートが受けられたりと多くのメリットがあります。中にはスポンサー企業がIFBBプロのオリジナルブランドを設立するという展開も期待できるかもしれません。
スポンサーがついたIFBBプロであれば、トレーナーやジムオーナーとして働いていればそのジムの集客効果も非常に高くなります。
②IFBB主催の国際大会にエントリーできる
IFBBが主催する国際大会の中には、IFBBプロだけがエントリーを認められる大会があります。
通常、国内大会では優勝しても多額の賞金を得られる機会は少ないです。しかし、IFBBプロの国際大会で優勝すればなんと数千万円もの賞金を獲得できます。IFBB主催の「ミスターオリンピア」で優勝すればおよそ4,800万円の賞金が手に入ることになります。
③メディア露出の機会が増える
IFBBプロは日本国内でも少数なので、取得することで一気に雑誌やテレビなど各メディアで名前が取り上げられるでしょう。
こういったメディアへの露出が増えれば当然知名度も高くなります。さらにスポンサーがつきやすくなり、大会以外でもさまざまな場で活躍が期待できるでしょう。
IFBBプロ、エリートプロの活動と収入
引用:https://spaia.jp/column/other/8975
残何ながら、プロ資格がアマチュアボディビルダーの場合年収はほぼゼロに近いです。努力を重ねてプロカードを取得しても、世界中の強豪がいる大会で結果を残さなければ賞金も出ません。
プロ取得後の収入源として考えられるのは大きく分けると3つです。
①大会の賞金
「ミスターオリンピア」
IFBBが主催する、年に1度の国際的ボディビル大会の最高峰です。
出場条件は以下のとおりです。
- 前回のミスターオリンピアで6位以内の入賞経験
- ミスターオリンピアで5年以内の優勝経験
- ミスターオリンピア優勝経験があってIFBBの承認を受けた選手
- その年に開催された世界大会の入賞経験
- 前回ミスターオリンピアに出場して上位の成績を残した人はシードで出場が可能です。
その他の選手は、その年に開催予定の大会でそれぞれ優秀な功績を残してアピールする必要があります。
2020年のミスターオリンピアのボディビル部門の賞金は以下のとおりです。
- 1位…4500万円
- 2位…2000万円
- 3位…1500万円
さまざまな部門がある中でもボディビル部門は他と一線を画した賞金額となっています。
「アーノルドクラシック」
かの有名なアーノルド・シュワルツェネッガーが主催しているアーノルドクラシックという大会があります。本来は格闘技やクロスフィットといった80以上の競技が行われるアメリカ最大級のスポーツイベントです。毎年参加人数は20,000人を超え、今やオリンピックと肩を並べるほどの規模の大会と言っても過言ではありません。
この大会で優勝すると約1500万円の賞金が出ます。ミスターオリンピアに比べると少ない金額になりますが、それでも十分ボリュームのある賞金と言えるでしょう。
②スポンサーからの収入
IFBBプロは取得が非常に難しいので、IFBBプロ選手の存在自体がPRとなります。そのため、IFBBプロ取得後はスポーツ業界の企業や食品関連の企業などとスポンサー契約を結ぶことが多いです。
契約内容によってはユニフォームやサプリメントの定期的な提供や、海外の大会へ出場する際は旅費や宿泊費も負担してくれる場合もあります。
ボディビルダーは、日本国内では安定した収入を得るのが非常に難しい職業です。しかし、IFBBプロとしてスポンサーを獲得して知名度を上げれば、数億円単位の広告収入を目指すことも可能です。
一般のボディビルダーの場合はその経歴を活かして理学療法士やトレーナーとして働くことが多いようです。IFBBプロの肩書きがあれば、こういった職に就く際も会員制の高級ジムトレーナーとしてスカウトされたり理学療法士として集客力を高めることもできるでしょう。
③ジムやサロンの運営
IFBBプロがトレーナーやジムの経営者として仕事をする場合、集客効果が高くなるというメリットがあります。自分が運営するジムでトレーニングや食事の指導をしたり、SNSなどを活用して月額制のオンラインサロンを経営している人もいます。
IFBBプロの肩書きがあれば、直接指導してもらうために多くの顧客が集めることも可能です。有名なボディビルダーになると予約時には数ヶ月も待つほど人気のサロンやジムになることもあります。ジムやサロン限定のフィットネスアイテムなどの販売をしているところもあるようです。
まとめ
今回はマッスルコンテストジャパンの概要とIFBBプロカードについて詳しく紹介していきました。マッスルコンテストジャパンは30年もの歴史がある世界最大級のボディビル大会です。2019年より日本でも開催され、全国各地のボディビルダーがIFBBプロカードをかけて挑戦してきました。
IFBBプロになるためには多くの大会で優秀な成績を収めなくてはいけません。そのため、IFBBプロの資格を取得したボディビルダーは日本でもほんの一握りです。
プロになればスポンサー契約を交わせる機会や世界大会に出場できるチャンスが増えるため、活躍の場をさらに広げられます。
ボディビルダーの世界は厳しく、競争も非常に激しいです。しかし、その鍛え抜かれ絞り抜かれた身体は圧倒的なほどに美しく、見る者を魅了してしまいます。
これから日本でもボディビルという競技はより活気を見せていくでしょう。みなさんもこれを機に、ボディビルの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
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