「スポーツの現場に関わりたい」
「プレーヤーの役に立ちたい」
「スタッフとして試合の勝敗に貢献したい」
このように思われている方は多いのではないでしょうか。
近年、プレーヤーのメンタルケアが注目されています。
メンタルの状態は、プレーヤーのパフォーマンスに大きく影響します。
スポーツメンタルトレーニングは、プレーヤーをメンタル面から支え、100%のスキル発揮を目指すものです。
この記事では、スポーツメンタルトレーニングの概要とその資格についてお話しします。
チームのメンタル面を支えるスタッフとして、スポーツメンタルトレーナーを選ばれるきっかけになればうれしいかぎりです。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!スポーツメンタルトレーニングについて
そもそもメンタルトレーニングはスポーツだけに限ったものではありません。
企業の業務向上や管理職、役員向けのプログラム、子どもの教育、軍隊など、多くの分野で応用されています。
職場のプレゼンテーションで、緊張のあまり言いたいことの半分も言えなかった経験はどなたにでもあるでしょう。
そもそも、人が行うさまざまなパフォーマンスにメンタルが及ぼす影響は絶大です。
スポーツも同様です。勝敗を決する決定的な場面で、プレーヤーがプレッシャーにおしつぶされるケースがたくさんあります。
スポーツメンタルトレーニングは、いかなる場面でもプレーヤーのメンタルをコントロールし、スキルを発揮させるものです。
スポーツメンタルトレーニングの歴史
メンタルトレーニングそのものは、1950年代に旧ソビエト連邦で始まっています。宇宙飛行士の自己コントロール法として考案されました。
未知の宇宙空間で、莫大な費用と国家プロジェクトという想像をこえる責任をクルーは背負います。
クルーたちの心理状態はもちろんふつうではありません。メンタルトレーニングは、クルーたちの心をコントロールするために生まれました。
この自己コントロール法が、スポーツに導入されたのが、1957年のローマオリンピックです。同じく、旧ソビエト連邦が始めました。
さらに、1984年のロサンゼルスオリンピックで、アメリカのオリンピックチームが導入しました。実際、アメリカチームの残した成果は大きなものでした。
日本では
日本では、2002年第14回アジア競技大会で行われた国立スポーツ科学センターによるアンケート調査があります。その結果では、パフォーマンスに影響を及ぼすファクターが心理面であることが示されています。
しかしながら、現在の我が国のメンタルトレーニングに対する意識はまだ薄いです。いまだに、精神論、根性論などの非科学的な考えがはびこっていることは否定できません。
2015年のラグビーワールドカップで、日本は強豪国南アフリカに勝利しました。このときの日本チームのプレースキッカーは五郎丸歩さんです。
ユニークなルーティンから蹴り出す彼のプレースキックは、日本の得点34点のうち19点を稼ぎました。
その彼のプレースキックに大きく貢献したチームスタッフが、メンタルトレーナーの荒木香織さんでした。
サッカーのPK同様、ラグビーのプレースキックでもプレーヤーは緊張の場におかれます。荒木さんはメンタル面で五郎丸さんをサポートし、結果を残しました。
この事例で、メンタルトレーニングが一時期注目されました。しかしながら、日本では、メンタルトレーニングが普及する体制や環境はまだ不十分といえます。
だからこそ、メンタルトレーニングの成果を示し、よりメンタル面のサポートに注力する時とも言えます。
スポーツメンタルトレーニングの概念
「心技体」ということばをよく耳にします。
心と技と体が最高の状態になることが勝利のための大きなファクターというわけです。
たしかに、技と体については、具体的なトレーニング方法がたくさんあります。技は反復練習でかぎりなく向上させることができます。身体にはウェイトトレーニングという方法があります。
しかしながら、心となると、気合いだとか、根性などの精神論に傾きます。技や体のような科学的なエビデンスに基づいたトレーニング方法などは思い浮かびません。
メンタルはトレーニングが可能
スポーツメンタルトレーニングは、スポーツ心理学に基づいた合理的、科学的、統計的なトレーニングです。つまり、メンタルは、技や体と同じように、トレーニングが可能ということです。
生まれつき気弱な性格で諦めているアスリートも例外ではありません。自信の持ち方やリラックスの仕方、モチベーションの高め方などは、メンタルトレーニングで学習可能です。
メンタルもトレーニングが可能という点はひじょうに大切なことなので覚えておいてください。
スポーツメンタルトレーニングの種類
スポーツメンタルトレーニングは、大きく3つのカテゴリーに分かれます。
先に「メンタルもトレーニングが可能」と申し上げましたとおり、メンタルも身体と同様のトレーニング内容になります。
メンタル・コンディショニング
メンタル・コンディショニングとは、簡単に言うと心と体を整えることです。
まずは自分自身の心の状態に耳を傾けることから始めます。ありのままを受け入れます。
感じていること、思っていること、抱いてる感情、全てをそのまま受け入れます。ポジティブなこともネガティブなことも関係ありません。そうして、そのメンタルの状態の理由を自身に尋ねます。
自身のメンタルコンディションを知るから、正しいメンタルコンディショニングができるというわけです。
メンタル・テクニック・トレーニング
身体上の技術のトレーニングと同じように、メンタルを最高の状態にするための技術も必要になります。それが、メンタル・テクニック・トレーニングです。
以下にトレーニングの一部をあげますが、日ごろ耳にされることも含まれています。
ルーティン
ルーティンは、ある決まった動きをつねに同じ順序、同じ速さで行うことで集中を高めるものです。
前述の五郎丸さんのルーティンはまだ記憶に新しいと思います。彼のおかげで、ルーティンの重要性は一気に注目を集めました。
イチローさんの打席におけるルーティンも有名です。
イメージトレーニング
イメージトレーニングやポジティブな発言によるセルフトークなども集中力を高める技術になります。
自分が見事なパフォーマンスを演じているシーンを想像します。しかも具体的に思い描きます。そのイメージした場面が、実際のプレー中に出てくる場合もあります。
イチローさんや大谷翔平さんの十代の頃に書かれた目標設定は有名です。いつ、何を、具体的に、どのようにするかが、具体的に書かれています。これもイメージ・トレーニングのひとつです。
モチベーション
モチベーションはメンタル面のエネルギーです。
モチベーションが上がれば、当然、パフォーマンスも向上します。
スポーツメンタルトレーニングでは、モチベーションを上げるための技術も訓練します。
コミュニケーション
人とのコミュニケーション能力もメンタルトレーニングに欠かせない技術です。
チームは、プレーヤーだけで成り立っているわけではありません。チームは、監督、コーチをはじめ多くのスタッフに支えられています。
試合の勝利は、チーム全体がまとまったときに得られるものです。人がつくるチームにおいて、人とのコミュニケーション能力もメンタル面を安定させるための技術になります。
メンタル・ストレングス・トレーニング
ストレングスとは、「強み」のことです。
一般に、ストレングス・トレーニングとは、個人のフィジカル面を強化するためのものです。メンタル・ストレングス・トレーニングも同じように、メンタルを強化するためのトレーニングです。
しかし、日本人によくある根性や精神を鍛えるというものではけっしてありません。
メンタル・ストレングス・トレーニングは、自分の強み、つまりストレングスを見つけるところから始まります。
自信がない人は、自分のストレングスに気づいていない人です。人は誰でもなんらかのストレングスを持っています。そのストレングスに自身が気づかず、心のなかに仕舞い込んでいる場合があります。
ストレングスは宝
心の中に潜んでいるストレングスを探すことを「宝探し」にたとえることがあります。
個々人の宝であるストレングを探し、その数を増やすのです。ストレングスの数が増えるほど、本人の中に自信とやる気が生まれます。これをエンパワーメントといいます。
メンタル・ストレングス・トレーニングは、エンパワーメントをさらに増強させます。
スポーツメンタルトレーニングの資格
スポーツの現場に関わりたいと望んでいる方にとって、スポーツメンタルトレーナーになることは大きな武器なります。
今後、メンタルトレーニングの効果がより明確に示されれば、メンタルトレーナーの需要は確実にあがっていきます。
メンタル面がプレーヤーのパフォーマンスに大きく影響することはもはや無視できなくなっているからです。
資格認定のお薦め3団体
そもそもスポーツメンタルトレーニングに国家資格はありません。
そのかわりに、民間の団体が認定する資格がいくつかあり、それぞれのカリキュラムを提供しています。その内容もさまざまです。
メンタルトレーナーの資格を提供している団体はたくさんあります。
ここでは、資格の条件や取得がきびしい順に3つの認定団体を紹介します。
日本スポーツ心理学会
【認定資格】
この学会が提供する資格には、以下の3つのランクがあります。まず、最初の指導士から取得してはじめて次のランクに進めます。
- スポーツメンタルトレーニング指導士
- スポーツメンタルトレーニング上級指導士
- スポーツメンタルトレーニング名誉指導士
【応募条件】
おそらく多くの認定団体の中で、もっともきびしいと思われます。最初の指導士を取得するための条件は、以下の3点をすべて満たしていなければなりません。
- 同学会に2年以上在会していること(退会すると資格を失います)。
- 大学院で、スポーツ心理学もしくは関係する学科を専攻し、修士号を取得した人。
- スポーツ心理学に関して、既定の点数もしくは時間以上の実績を持っていること。
【審査】
申請書類による書類審査です。
書類審査に合格後、資格取得講習会を受講します。受講修了後、資格認定の最終審査を受けます。
応募条件はたしかにきびしいです。しかし、この学会で認定されれば、メンタルトレーナーとしての評価はまちがいなく高くなります。
日本トレーナーズ協会
この協会で提供されるカリキュラムは心理的スキルだけではありません。スポーツ種目別の実践的なメンタルテクニックも学ぶことができます。
【認定資格】
JTA公認のスポーツメンタルトレーナー
【応募条件】
先ほどの日本スポーツ心理学会の条件よりは低くなりますが、それでも制限があります。
- ウェイトトレーナーやジムインストラクターなどとして、メンタルトレーニングを受けた経験のある方
- 同等の能力のある方
【審査】
内容としてはむずかしくありませんが、一次試験と二次試験があります。
- 一次試験では、職務経歴や持っている資格などの書類審査が行われます。
- 二次試験では、電話による口頭試問がおこなわれます。知識よりもコミュニケーション能力や人柄などを問われます。
講習後、JTA公認の資格が認定されます。講習は1回(3時間)のみです。
一見かんたんに資格を得られそうですが、応募条件にあるとおり、受講者のバックグラウンドが求められます。
国際メンタルコーチング協会
この協会が開催するライセンススクールでは、以下の3つの認定証を発行しています。
【資格】
- ライフコーチ認定証
- メンタルコーチ認定証
- プロフェッショナルメンタルコーチ認定証
【応募条件】
応募条件はありません。
【審査】
応募条件がないので、講習を受けるための審査はありません。
メンタルコーチ認定証とプロフェッショナルメンタルコーチ認定証は、講習終了後、別日程で筆記と実技の査定を実施し発行されます。
講座の数、時間を十分にとった内容の濃いカリキュラムが提供されています。応募条件はありませんが、内容が充実しているだけに費用はかかります。
まとめ
2012年のロンドンオリンピックで、体操の内村航平は金メダル確実と言われていました。その内村航平が、個人戦の鞍馬と鉄棒で落下したことは目を疑うほどでした。
オリンピックには魔物がいると、彼はインタビューに答えました。しかし、ほんとうの魔物は自分の中にいます。
メンタルに潜む魔物を退治し、プレーヤーのパフォーマンスを100%引き出すために、メンタルトレーニングがあります。
あなたもスポーツメンタルトレーナーとして、チームの勝利に貢献できるのです。
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