近年の健康志向の高まりにより、
「自分の健康を維持したい」
「生活習慣を改善したい」
「いつまでも美しくいたい」と思う人が増えています。
これによりスポーツジムの需要は年々高まってきました。
また、以前は大型のスポーツジムが主流でしたが、近年では新型コロナウイルスの影響もあり、パーソナルトレーニングやオンラインレッスンなど、1対1や少人数制のジムも増えてきました。
スポーツジムの多くは定額制を導入しています。安定的な収益が見込めるので、儲かるビジネスとしても注目されています。
これらの背景を受けてスポーツジムの開業に目をつける人も多いのではないでしょうか。
インストラクターとして実績を積んだ後の次のステージとして、所属するスポーツジムから独立して開業を選ぶ人も多くいます。
今回はスポーツジムの開業にあたって注意するべきことや資格が必要なのかどうかを詳しく解説しました。
ぜひ最後までご覧ください。
ジムの経営に資格は必要なのか
「開業」「経営」と聞くと特別な資格が必要と思いがちですが、結論からお伝えすると、スポーツジムの経営には資格は必要ありません。
また、インストラクターをしての資格も
「絶対にこの資格がないと開業できない」というものはありません。
しかしスポーツジムを経営するにあたって、持っておくことで役立つ資格やスキルも多数あります。
経営をスムーズに行ったり、安定した利益を得るには準備が必要です。
今回の記事を参考にスキルや資格取得を目指すのもいいでしょう。
スポーツジムの開業形態
一言でスポーツジムと言っても形態はさまざまで、大きく分けると3つあります。
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
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▶︎ まずは資料ダウンロード!1.総合型(無人型)
一般的なイメージのスポーツジムがこちらの総合型。
規模が大きく、マシンやコースの種類が多いのが特徴です。
プールやサウナなどの施設があるジムもあります。
規模が大きい分、マシンの数や設備費など、開業する際に必要な資金が多額になるのがこの総合型です。
ですが、こちらの形態はお客さんに自由にマシンを使ってもらうので、最低限のスタッフ数がいれば運営することが可能です。
初期投資はかかりますが、集客が上手くいけば運営は持続しやすいと言えます。
2.パーソナルトレーニング型
パーソナルトレーニング型のスポーツジムはその名の通り
マンツーマンでのトレーニングが受けられるジムです。
代表的なものとして、『ライザップ』や『BEYOND』、『24/7ワークアウト』があります。
こちらはマンツーマン指導のため、器具や設備も最低限揃えれば開業できます。
開業にかかる資金が総合型よりも抑えられますね。
また、しっかりと価値提供ができれば一人当たりの利用料金を上げることも可能です。
コストを抑えて開業、客単価も高い形態なので利益は出しやすいですが、マンツーマン指導による人的負担は総合型よりもかかってきます。
3.オンラインレッスン型
こちらは店舗に通うことなく、自宅でzoomなどを用いてパーソナルトレーニングが受けられるというもので、店舗を持たない形態となります。
メリットはマシンやシャワー室などの設備が不要なため、開業にかかる費用が格段に抑えられるところです。
また自宅を使ってレッスンをすることもできるので、家賃や物件購入費も抑えられます。
もう一つのメリットとしては、労働時間の削減です。
パーソナル型のようにマンツーマンで指導することも可能ですが、一度自分でトレーニングの動画を撮ってしまえば、その動画をお客さんに配信して各自でトレーニングしてもらえます。
しかし、オンラインレッスンをする他業者が全てライバルになってしまうため、集客が運営の重要ポイントとなってきます。
スポーツジム開業で絶対に必要なもの4選
スポーツジムを開業するにあたってどんな準備が必要なのか
ここからは4つに絞って解説していきます。
注意しなければいけないポイントも一緒に確認していきましょう。
ターゲット設定
自分が開業したいジムにはどんな設備とサービスが必要か、
しっかりとリサーチして準備しなければいけません。
そのためにはまずターゲットの設定をしっかりしておきましょう。
男性、女性、高齢者などターゲットによって立地、必要な器具や設備、サービスが大きく異なるからです。
器具の種類、更衣室やシャワー室、女性向けにアメニティの用意、
水回りの清潔さなどもジムを選ぶ基準となります。
また、価格も立地やターゲットによって異なるので、しっかりとリサーチを行ったうえで適正な価格を設定する必要があります。
あまりにもターゲットから外れた設備やサービスになってしまうと退会者が相次ぎ、経営が困難になってしまうのでここは手を抜かずしっかりと行いましょう。
物件
オンラインレッスンの場合は不要ですが、多くの場合ジムとなる物件は経営を左右する重要な要素と言えます。
注意ポイントは立地と開業可能な物件かどうかです。
- 立地
駅近など通いやすい場所か、競合のジムが周辺にあるか、ターゲットに合った立地どうかをリサーチして慎重に選ぶ必要があります。
いい立地でも無駄に広い物件やおしゃれな物件だと資金もかかってしまうので、初めて開業する場合は最低限のコンパクトな経営を行いましょう。 - 開業可能な物件かどうか
・物件としてジムの経営を行っても大丈夫か
・重量器具を扱うので、使用する予定の器具に対して床の耐荷重には問題がないか
・器具を使用するときの騒音や掛け声などが漏れないよう、防音対策が取られているか
主にこの3点を事前に確認しておく必要があります。無許可で営業した場合や、近隣に迷惑が掛かり苦情が来てしまった場合、物件によっては追い出されてしまうので注意しましょう。
資金
スポーツジムの開業に必要な資金は形態によって異なりますが、
開業資金と運転資金を合わせると
総合型の開業には約2000~3000万円、
パーソナルトレーニング型では約300~500万円、
オンラインレッスン型では約10~50万円でできると予想されます。
開業資金…物件購入or賃貸費用、トレーニング器具購入費用など
運転資金…家賃、メンテナンス費用、広告費など
開業資金は銀行から融資を受けることも可能ですが、
個人事業主として開業する場合や、貯金額が少ない場合は
社会的信用や返済の能力がないとみなされ、審査が通らない可能性もあります。
よって、開業に失敗してもしばらくは生活に困らないくらいの金額を貯金しておくことをおススメします。
金額は住んでいる土地やその人の生活水準にもよりますが、
おおよそ300万円は用意しておきましょう。
4.集客ツール
ただスポーツジムを開いただけではお客さんは集まらないので、自分で集客をする必要があります。
チラシのポスティングや広告を打つことも有効ですが、なるべく低コストで集客するためにもSNSは活用するべきです。
無料で利用できるうえ、ファン化しやすく拡散力があります。
集客に時間がかかってしまうデメリットもあるので、開業の準備と同時に進めておきましょう。
また、独自ドメインのHPやブログを開設して情報を発信するのも有効です。
資格があると安心
資格がなくてもジムの経営ができると冒頭でお伝えしましたが
資格を持っておくことで専門性や強みがアピールできます。
また、お客様から見てもどんなトレーナーがいるのかというわかりやすい目安になるため、資格を持っておいて損はありません。
自身のスキルアップのためにも、「NESTA-PFT」や「NSCA-CPT」、「JATI-ATI」などの有名な資格を取っておくといいでしょう。
NESTA-PFT
NESTA-PFT(NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー)は世界的に認知度の高いNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が管理している資格です。
- 人の体に関する「幅広い知識」
- トレーニング全般に関する「偏りのない知識」
- 様々なクライアントとの「コミュニケーション対応力」
- 自分を売り込み顧客を得るための「ビジネススキル」
これらを身につけたプロフェッショナルを育成しています。
受験要件を満たし、認定試験に合格することで取得可能です。
またNESTAでは
- シニアフィットネストレーナー
- ダイエット&ビューティースペシャリスト
- ボディメイキングスペシャリスト
- HIITスペシャリスト
- スポーツパフォーマンススペシャリスト 他多数
のような「スペシャリスト資格」がいくつもあり、ジムのターゲット層に合わせた専門性を身につけたり、さらなるスキルアップを目指すことが可能です。
NSCA-CPT
NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)とは、国際的に最も信頼性の高いパーソナルトレーナーの資格で、NSCAジャパンが認定しています。
研究に基づいたトレーニングとコンディショニングの知識をもって
クライアントに対し、評価、動機付け、教育、トレーニング指導を行います。
JATI-ATI
JATI-ATI(JATI認定トレーニング指導者)は、日本で認定するトレーナー資格の中では最も有名と言われています。
NESTA-PFTやNSCA-CPTなどは海外のトレーニング理論をベースにした資格です。一方JATI-ATIは、日本の環境に合わせた理論を学べる点が大きな特徴となっています。
スポーツトレーナーの採用ではこの資格を必須としているスポーツジムが多いです。
「FCM技能検定」
先ほどはトレーナーとしての資格を解説しましたが
次にジムを経営するにあたって必要な知識が学べる資格を解説します。
「FCM技能検定」(フィットネスクラブ・マネジメント技能検定)は国家資格の技能検定で、1~3級まであります。
合格すると「フィットネスクラブ・マネジメント技能士」の称号が与えられ、
お客さんにとってはスポーツジムへの信頼につながり、スタッフにとっては技能向上の目安になります。
スポーツジムを開業し経営していくなら、現場でのサービスだけでなく、店舗運営や人材戦略、リスクマネジメントなどあらゆる場面で必要な実践的な判断力と行動力を身につける必要があります。
1級取得を目指すのがおすすめです。
まとめ
今回はスポーツジム開業にあたっての注意点や、資格は必要なのかをご紹介しました。
スポーツジムは需要が増えているため、所属するジムからの独立や新規参入を試みる方が増えているのが現状です。しかし、しっかりと準備や手続きをとったうえで行わないと経営が上手くいかないこともあるでしょう。今回お伝えした注意ポイントにも気を付けてください。
また資格がなくても開業はできますが、お客さんへの安心、信頼に繋がり、集客力も高まるので、持っていて損はないと言えます。
ぜひ今回の記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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