「スポーツトレーナーになるために資格は必要?」
「スポーツトレーナーになるにはどんな資格があるの?」
現状、資格を持っていなくてもスポーツトレーナーとして働くことは可能です。しかし、資格を持っていると、トレーナーとしての需要が高まり、就職先の幅が広がります。
独立開業も視野に入れやすくなり、資格を持っていないひとよりも高い年収を得られる可能性があります。
この記事では、スポーツトレーナーが持っていると有利な4つの国家資格をご紹介。それぞれの資格の特徴や、取得するまでにかかる費用、将来性についても解説します。
また、国家資格と併せ持つとさらに有利になる民間資格もご紹介しますので、スポーツの資格取得を考えているひとは、ぜひ参考にしてください。
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スポーツに関する資格には、国家資格と民間のスポーツ資格があります。
ここでは、以下の4種類の国家資格について解説します。
- 鍼灸師
- 理学療法士
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
それぞれの資格がスポーツ分野でどのように活躍しているのか、特徴や資格取得にかかる費用、将来性について解説します。
鍼灸師
鍼灸師は、「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を使い、全身にあるツボや筋肉に刺激を与えて治療を行う東洋医学の専門家です。東洋医学は西洋医学(投薬や手術で治療する)とは異なり、自然治癒力を高めたり、健康回復を目的として治療します。
スポーツの分野では、鍼治療を中心に選手のコンディションを整えます。
はり師ときゅう師は別の資格です。それぞれ試験を受けて資格を取得します。
両方の試験に合格したひとが「鍼灸師」です。
受験資格を得るためには、鍼灸学科のある4年制大学、または3年制短期大学、専門学校を卒業しなければいけません。
学費 大学(4年制) | 500万円〜600万円以上 |
学費 短大、専門学校(3年制) | 400万円〜500万円 |
国家試験合格率 | はり師 74.2% きゅう師 76.1% |
養成校のなかには、スポーツ分野に特化したカリキュラムを設けていたり、プロスポーツ選手の現役トレーナーとして活躍する鍼灸師を講師に招いたりしています。
学校選びの際に、ホームページを確認してみましょう。
続いて、鍼灸師の将来性についてです。
求人ボックスを参照に年収の目安をまとめました。
平均年収 | 384万円 |
平均時給 | 1,095円 |
年収の幅 | 309万円〜718万円 |
独立開業する人のなかには、年収700万円〜1000万円以上のひともいて、高収入を目指せる職業です。
鍼灸師はスポーツトレーナー以外に、医療福祉施設や、鍼灸院、最近ではエステサロンや婦人間でも需要があります。
資格を持っていれば、働ける場所は多くあるため、将来性がある職業と言えるでしょう。
理学療法士
理学療法士は、けがをしたひとや障害があるひとに、リハビリを行ないます。
医師の指示をもとに、歩行訓練や筋肉が固まらないようにマッサージをするなど、身体機能の回復、維持向上をサポートする職業です。
スポーツ分野では、けがをした選手のリハビリや、けがの予防のために姿勢を指導するなどの役割を果たします。
理学療法士の受験資格を得るためには、大学、短大、専門学校などの養成校で3年以上学ぶ必要があります。
学費 大学(4年制) | 500万円〜800万円 |
学費 短大、専門学校(3年制) | 400万円〜500万円 |
国家試験合格率 | 79.6% |
学費は高い傾向にあります。国公立大学を選択すると学費が抑えられますが、募集人数が少ないため難易度が高いです。
専門学校は比較的入学しやすく、夜間部や独自の奨学金制度を設けている学校があります。学費をおさえたいひとは選択肢にいれるとよいでしょう。
また、4年制の専門学校では高度専門士(大学卒業相当の資格)を取れる場合があります。
より専門性が高まりますので、理学療法士としての活躍の場が広がります。
平均年収 | 364万円 |
平均時給 | 1,256円 |
年収の幅 | 289万円〜729万円 |
理学療法士は医師の指示がなければ医療機器などを使用した訓練を行うことができません。資格を必要としないスポーツ施設のトレーナーとして就職した場合、あまり資格が有利に働かない可能性もあります。
その場合は、高収入は見込めないかもしれません。
年収の幅は、実務経験や職場によって大きく変動します。
チームドクターが所属しているようなプロスポーツチームに所属できれば、収入も多く見込めるでしょう。
まずは、一般的な医療・福祉施設で実務経験を重ね、他のスポーツ資格も取得しながら、将来的にスポーツチームのトレーナーを目ざすのも方法の一つです。
柔道整復師
柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫の治療をするスペシャリストです。
手術をせず、自然治癒力を最大限に発揮させて治療をおこないます。
スポーツ分野では、けがをした選手の応急処置、整復、固定などの対応ができます。
柔道整復師の受験資格を得るためには、大学、短大、専門学校などの養成校で3年以上学ぶ必要があります。
学費 大学(4年制) | 600万円〜700万円くらい |
学費 短大、専門学校(3年制) | 300万円〜500万円くらい |
国家試験合格率 | 62.9% |
国家試験の合格率は、ほかの医療系国家資格に比べると低めで難易度が高いように見えます。
しかし、柔道整復師の受験生は年齢層が幅広く、浪人して再受験するひとが多いため、合格率が低いです。そのため、ほかの資格より特別難しいというわけではありません。
養成校によっては90%前後の合格率です。
平均年収 | 368万円 |
平均時給 | 1,131円 |
年収の幅 | 300万円〜717万円 |
柔道整復師の資格だけでは、スポーツトレーナーとして高い年収を得るのは難しいかもしれません。
柔道整復師の数は年々増加しています。接骨院や整骨院、介護施設など、働ける場所が多いため、就職先に困ることはあまりないでしょう。
しかし、プロスポーツチームに帯同できるような柔道整復師になるには、経験と実績、より高度な専門知識が必要です。
あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、マッサージや指圧で肩こりや腰痛などの症状を和らげてくれます。
スポーツ分野では、先週の疲労回復やけがの予防など、選手のコンディションを整える役割を担っています。
柔道整復師の受験資格を得るためには、大学、短大、専門学校などの養成校で3年以上の学びが必要です。
学費 大学(4年制) | 330万円〜550万円くらい |
学費 短大、専門学校(3年制) | |
国家試験合格率 | 84.7% |
国家試験の合格率は高めです。
学費もほかの3資格と比べると安く、取得しやすいです。
平均年収 | 370万円 |
平均時給 | 1,189円 |
年収の幅 | 264万円〜539万円 |
引用:年収ボックス〜あん摩マッサージ指圧師の仕事の年収・時給・給料
あん摩マッサージ指圧師は、年収の幅は狭く、経験や実績による差は少ないようです。
需要がある資格ですが、スポーツトレーナーとしての就職先はあまり多くはありません。
ほかの資格と合わせて取得し、よりニーズのあるあん摩マッサージ指圧師をめざしまし
国家資格と民間資格の違い
国家資格とは、国の法律に基づいて、各分野の一定基準以上の知識や技術を持っていると証明されるものです。
一方、民間資格は民間団体や企業が、独自の審査基準に基づいて認定する資格です。
国家資格を持っているとスポーツトレーナーとしての信頼性が高まりますが、決して民間資格が劣っているというわけではありません。
スポーツで有名な民間資格は、受験資格を得るために、大卒相当の称号が必要だったり、競技団体からの推薦が必要だったりと、難易度が高いものもあります。
より需要の高いスポーツトレーナーになるには、複数の資格を併せ持つことをおすすめします。
国家資格であれば、柔道整復師と鍼灸師を合わせて持っているトレーナーが多いです。
または、国家資格と民間資格を併せ持っているひともいます。
自分が活躍したい分野のスポーツにおいて、どの資格のニーズが高いか確認しましょう。
スポーツの民間資格3選
さいごに、スポーツに関する民間資格を3つご紹介します。
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
- NSCA-CSCS
- NSCA-CPT
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーは、スポーツドクターやコーチと連携し、選手の健康管理やケガの予防、試合中などのケガの応急処置、リハビリテーションやトレーニング指導、コンディションを整えるなどの役割があります。
資格取得の難易度はとても高いです。
要件は以下の通り。
- 受講する年の4月1日現在で満20歳以上
- JSPO、JSPO加盟団体、JSPOが特に認める国内統括競技団体からの推薦を受け、受講選考基準を満たす人
- 共通科目は150時間、専門科目は集合講習で190時間、自宅学習で410時間の計600時間の受講が必要
推薦を受ける必要があるため、誰でも受験できるわけではありません。トレーナーとしての実績や、国体出場経験など、選手としての実績が必要です。
実績がない場合は、日本スポーツ協会が認定する養成校で学んで受験資格を得るという方法もあります。
夜間部を設けている学校もありますので、日中は働いたり、昼間部で別の資格取得を目指しながら学べます。
取得までの道のりは大変ですが、持っていると自分の強みになるのでおすすめの資格です。
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSは、ストレングスコーチ向けの資格です。ストレングス&コンディショニングの認定資格として唯一、1993年より全米資格認定委員会(NCCA)の承認を受けています。
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格
引用:https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/#requirements
下記のようなひとが受験資格を取得しています。
- アスレティックトレーナー
- パーソナルトレーナー
- 医師
- フィットネスインストラクター
- 研究者など
資格の認定要件は下記のとおり
- NSCAジャパン会員である
- 学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
- 有効なCPR/AEDの認定者(*)
- CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格
- CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格
4年制の大学を卒業しているか、高度専門士が取得できる専門学校を卒業している必要があります。
NSCA-CPT
NSCA-CTPは、トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、パーソナルトレーナー向けの資格です。
以下のような人が資格を取得しています。
- パーソナルトレーナー
- フィットネスインストラクター
- スポーツ指導者
- 理学療法士
- 柔道整復師
先ほど紹介した、国家資格と併せ持つひとが多いです。
資格認定要件は以下の通り
- NSCAジャパン会員である
- 満18歳以上
- 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験合格者
- 有効なCPR/AEDの認定者(*)
- NSCA-CPT認定試験に合格
大学や専門学校を卒業していなくても取得できます。
合格率は、CSCSが63.4%、CPTが75.0%で、CPTのほうが取得しやすい資格と言えるでしょう。
まとめ
この記事では、スポーツの資格の中で4種の医療系国家資格をご紹介しました。
これらの国家資格は、年収が低めと言われることもありますが、複数資格を取得したり、独立開業で高い収入を目指せます。
年々、資格を取得するひとは増加しているため、ほかのひとに負けない得意分野を伸ばしていくことが重要です。
資格を取得するための養成学校で、民間資格の受験資格を得られる場合があるため、学校選びの段階から将来を見据えるようにしましょう。
スポーツトレーナーとして活躍したい方は、ぜひ参考にしてください。
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