「キッズヨガって何?」
「資格がなくても指導できるの?」
「おすすめの講座はどれ?」
といった疑問を持ってはいませんか?
そこで今回は
- キッズヨガとは?
- 資格がなくても指導できる?
- 講座の選び方
- おすすめ講座3選
を紹介。今回の記事を読んでもらうとキッズヨガについて理解を深めることができます。キッズヨガについて正しく学んで、より安全で効果的に指導できるようになりましょう。
キッズヨガとは?
キッズヨガとは、子どもを対象にしたヨガのこと。年齢に明確な決まりはありませんが、多くのキッズヨガは3歳〜12歳の子ども向けのものが多いです。そんなキッズヨガについて
- 普通のヨガとの違い
- 指導で求められる能力
- キッズヨガのメリット
といったポイントを紹介します。
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普通のヨガとの最大の違いは指導する対象が子どもであること。そのため、具体的には
- 集中力が続きにくい
- それぞれの年齢に合わせたプログラムが必要
- お絵かきタイムや絵本タイムがあることがある
といった違いが生まれます。
集中力が続きにくい
1つ目の違いは集中力が続きにくいこと。一般的にキッズヨガは3〜12歳ほどの子どもが対象となるので、大人と比べると集中力が続かないのは当然です。そのため、キッズヨガのレッスンは大人のヨガ教室より時間が短かったり、ゲームを取り入れるなど飽きさせない工夫をしたりしています。このことが1つ目の普通のヨガとの違いです。
それぞれの年齢に合わせたプログラムが必要
2つ目の違いはそれぞれの年齢に合わせたプログラムが必要なことです。その理由は、子どもは1年でも大きく成長するから。実際にヨガを効果的に行うためには、その子どもの体力レベルなど発育に合わせた呼吸法やポーズの指導が必要です。しかし、小さい子どもは短期間で大きく成長します。そのため、1歳でも年齢が違うと効果的なプログラムがまったく違うものになってしまう可能性が高いです。合わないプログラムを行うと怪我につながる危険性も。したがって、細かく子どもの発育に合わせたヨガのプログラムが必要になります。
お絵かきタイムや絵本タイムがあることがある
3つ目の違いはお絵かきタイムや絵本タイムがある教室もあること。なぜなら、キッズヨガではシャバーサナを行うのが難しいから。シャバーサナとは、屍のポーズとも呼ばれるリラックス効果や疲労回復効果を期待できるポーズです。本来の大人向けのヨガでは1番最後に行われることが多くなっています。しかし、このシャバーサナは子どもには難しいポーズ。そのため、シャバーサナの代わりにお絵かきタイムや絵本タイムを設けることでリラックスする時間をつくることが狙いです。このような理由から、キッズヨガではお絵かきタイムや絵本タイムがあることがあります。
指導で求められる能力
キッズヨガを指導する上で求められる能力は
- ヨガの基礎知識
- 子ども好き
- 楽しませる工夫
の3つ。それぞれ解説します。
ヨガの基礎知識
1つ目の求められる能力はヨガの基礎知識。その理由は、対象が子どもでもヨガであることに変わりはないから。実際にキッズヨガを効果的に指導するためには正しいヨガのポーズや呼吸法などを理解していることが必要。そのため、キッズヨガの指導にはヨガの基礎知識が求められます。
子ども好き
2つ目の求められる能力は子ども好きなこと。たくさんの子どもと接することになるので、子どもが好きなことは重要な要素です。実際にインストラクターの講座受講資格に子どもと接する仕事をしている、または子どもが好きな人となっているところもあります。そのため、キッズヨガの指導には子どもが好きなことが重要。逆に言うと子ども好きにとっては向いている仕事だと言えます。
楽しませる工夫
3つ目の求められる能力は楽しませる工夫です。なぜなら、子どもは集中力が続きにくく飽きっぽいことが多いから。たとえば、キッズヨガの指導をしているときにやたらと説明が長かったり、ポーズの名前が難しかったりするとどうでしょう?大体の子どもはつまらなく感じてしまい、ヨガにまったく集中してくれなくなってしまいます。こうなるのを防ぐために
- 説明をシンプルにする
- ポーズの名前を親しみやすいものにする
- ゲームを取り入れる
などの工夫を取り入れることが必要。子どもたちに飽きさせないようにすることが求められます。
キッズヨガのメリット
キッズヨガの目的はヨガ自体を習得することではありません。キッズヨガにはさまざまなメリットがあり、その効果を受けることが目的です。メリットは大きく分けて
- 身体的なメリット
- 精神的なメリット
の2つ。それぞれ解説します。
身体的なメリット
キッズヨガには身体的なメリットがたくさんあります。その理由は、ヨガを行うことで普段の生活や他のスポーツではやらない身体の使い方をすることにつながるからです。実際にキッズヨガを行うことで、さまざまなポーズを正しい呼吸とともに実施。その結果、運動能力の向上につながります。具体的には
- 姿勢の改善
- バランス感覚が良くなる
- 身体の柔軟性が高まる
- 免疫力が高まる
といった効果を期待することが可能。そのため、キッズヨガには身体的なメリットが多くあります。
精神的なメリット
キッズヨガには身体的なメリットはもちろん、精神的な面でもメリットがあります。なぜなら、ヨガの深い呼吸を取り入れることで自律神経を整えることにつながるから。実際のヨガでは細く、長く、ゆっくり行ないます。その結果、副交感神経が活性化。自立神経を整えることができます。具体的には
- 集中力アップ
- ストレス解消
- 自己肯定感を高める
- 前向きになりやすい
という効果を期待することが可能。また、子どもの脳の発達にも良い影響を与えてくれます。そのため、キッズヨガには精神的なメリットも多いです。
資格がなくても指導できる?
結論から言うと、資格がなくてもキッズヨガの指導をすることは不可能ではありません。その理由は、ヨガのインストラクターと同じようにキッズヨガのインストラクターにも国家資格がないから。そのため、資格を持っていなくても指導をすることは可能です。
しかし、安全で効果的なヨガの指導をするためには
- 解剖学などの身体の基礎知識
- ヨガのポーズや呼吸との関連などヨガの基礎知識
- 怪我や事故を防ぐための安全面のノウハウ
といったスキルが必要。これらの知識を身につけるためには資格を取得することが有効です。実際にキッズヨガの資格を取得することで、これらの基礎知識を身につけることができます。それに加えて資格を持っていることで必要な知識を持っていることを証明することも可能。その結果、お客様にも安心して通ってもらえることができます。これらの理由から、キッズヨガの指導をするときは資格を取得することがおすすめ。資格を取得して安全で効果的に指導できるようになりましょう。
養成講座の選び方
養成講座を選ぶときのポイントは
- どのようなことを学ぶか
- どのような方法で学ぶか
- 講座の期間
- 講座の費用
の4つ。それぞれ解説します。
どのようなことを学ぶか
1つ目のポイントはどのようなことを学ぶか。その理由は、せっかく講座を受講してもあまり使えない知識だともったいないから。安全で効果的にキッズヨガの指導をするためには
- 解剖学
- ヨガの考え方
- 呼吸法
- マインドフルネス
- 子どもの発達と成長
などの知識が最低限必要です。その講座を受講することでこれらの知識を身につけることができるか確認するようにしましょう。
どのような方法で学ぶか
2つ目のポイントはどのような方法で学ぶかです。これが大事な理由は、自分の生活スタイルに合わせた学習方法を選ぶ必要があるから。具体的には
- 通学するタイプのスクール
- オンラインの講座
- 通信講座
などがあります。これらの中から自分が勉強しやすいものを選んでください。
講座の期間
3つ目のポイントは講座の期間。どの講座を受講するかによって、かかる期間は大きく変わります。基本的には3日〜7日ほどで終了する講座がほとんど。まれに1日で終了するものもあります。また、通信講座を活用する場合は自分のペースで勉強を進めていくので2ヶ月ほどで資格を取得するパターンが多いです。自分のスケジュールに合わせやすいものを選びましょう。
講座の費用
4つ目のポイントは講座の受講にかかる費用。一般的には5〜15万円ほどが相場となっています。また、通信講座を利用すると費用を抑えることが可能。場合によっては1万円以下で資格の取得を目指せるものもあります。自分の予算と照らし合わせてベストな講座を選びましょう。
おすすめ養成講座3選
キッズヨガのおすすめ養成講座は
- 日本ハッピーライフ協会
- ヴィオラトリコロール
- arati
の3つ。それぞれの講座を選ぶときのポイントに合わせて紹介します。
日本ハッピーライフ協会
学ぶ内容
日本ハッピーライフ協会の講座で学ぶ内容は
- 美しい姿勢づくり
- 子どもの発達と解剖学
- 呼吸法
- キッズヨガ指導のコツ
- キッズヨガのゲーム
など。身体の基礎知識からキッズヨガへの応用までしっかり学ぶことができる内容になっています。
勉強方法
日本ハッピーライフ協会の講座は通学と通信講座のどちらもあるのが特徴。通学の場合は千葉、横浜、大阪にある学校に通います。自分の都合に合う方を選びましょう。
講座の期間
授業は合計15時間となっており、この授業内容を3日(5時間×3日)か2日(7.5時間×2日)に分けて受講。これに加えて自宅で5時間ほど学習することが推奨されています。
講座の費用
日本ハッピーライフ協会の講座は通学と通信講座のどちらも¥89,000(税込)となっています。
ヴィオラトリコロール
学ぶ内容
ヴィオラトリコロールでは
- 子どもの発達と成長
- ヨガ哲学
- 子どもにヨガがどう役立つか
- 子どもへの指導法
- クラスの作り方
といったことを学びます。子どもへの指導法など実践的な内容が多くなっているのが特徴です。
勉強方法
ヴィオラトリコロールの講座も通学とオンラインの2つのコース。通学の場合だと大阪にある学校に通うことになります。こちらは自分が勉強しやすいコースを選びましょう。
講座の期間
取得にかかる期間は通学の場合だと3日間。オンラインのコースだと6日間となっています。
講座の費用
ヴィオラトリコロールの講座受講にかかる費用は通学もオンラインもテキスト代込みで¥69,410(税込)。また、コース開催の1ヶ月前までに申し込むと早割が適応されて¥65,560(税込)となります。キッズヨガの講座の中では比較的低価格で、受講しやすい講座です。
arati
学ぶ内容
aratiの講座はBasicとAdvanceの2つのコース。それぞれ学ぶ内容が異なります。簡単に言うと
- Basicコース→1〜6歳の子どもへの指導向け
- Advanceコース→6〜18歳の子どもへの指導向け
という内容。そのため、自分が習得したいスキルに合わせて講座を選ぶようにしましょう。
勉強方法
aratiの講座は対面での受講とオンラインでの受講を併用することが可能。そのときの予定に合わせて受講できるのが特徴です。
講座の期間
aratiの講座の有効期限は3年間。その期間内に必要な講座を受講することが必要です。有効期限が長めになっているので、忙しくてまとまった時間が取れないという人でも自分のペースで勉強することができます。
講座の費用
aratiの講座を受講するための費用は
- Basicコース〜¥132,000(税込)
- Advanceコース〜¥121,000(税込)
です。また、資料請求か説明会に参加した場合はBasicコースが5,000円引き、BasicコースとAdvanceコースを同時に申し込んだ場合は20,000円引きとなります。
まとめ
今回はキッズヨガについて概要やおすすめの講座などを紹介しました。主な内容は
- キッズヨガは一般的には3〜12歳の子どもを対象にしたヨガのこと
- 普通のヨガとの違いは集中力が続きにくい、それぞれの年齢に合わせたプログラムが必要、お絵かきタイムや絵本タイムがあることがあるの3つ
- 指導で求められる能力はヨガの基礎知識、子ども好き、楽しませる工夫の3つ
- キッズヨガには身体的なメリットと精神的なメリットがある
- 資格がなくても指導できるが、資格を取得するのがおすすめ
- 講座を選ぶときのポイントはどのようなことを学ぶか、どのような方法で学ぶか、講座の期間、講座の費用の4つ
- おすすめの養成講座は日本ハッピーライフ協会、ヴィオラトリコロール、aratiの3つ
でした。正しくキッズヨガを指導できると身体能力を高めたり、自己肯定感を高めたりする効果を期待できます。そのため、より子どもの成長につなげることが可能です。キッズヨガの効果を引き出すためにも、キッズヨガについて学んで効果的に指導できるようになりましょう。勉強の仕方がわからないときは今回紹介した講座を参考にしてみてください。
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