ピラティスは健康的な体づくりができると幅広い世代の人に人気で、ピラティス専門スタジオが年々増加しています。
その影響もあって、ピラティスインストラクターを目指す方も多くなっています。
その一方で「どうやったらピラティスインストラクターになれるの?」「働いていけるか不安」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか
今回はピラティスインストラクターになりたい方に向けて、ピラティスの基礎知識と資格を取るための講座を紹介します。
また、資格を取る前に理解しておきたい、実際の働き方についても解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
ピラティスとは?
ピラティスはジョセフ・H・ピラティス氏が開発したエクササイズです。
第一次世界大戦時に収容所に捉えられていたジョセフ氏は、負傷した収容者ためにエクササイズを考案しました。このエクササイズこそ、ピラティスの由来です。
ピラティスは、インナーマッスルを鍛えるエクササイズです。インナーマッスルを鍛えることで姿勢が改善されるだけでなく、身体のバランスが取りやすくなるため、身体の動きがスムーズになります。
これにより、身体の凝りや痛みが改善するほか、ケガの防止にもつながります。そのため、リハビリとしてピラティスを行う施設もあります。
また、ピラティスは胸式呼吸が基本です。胸式呼吸を行うと内臓の細胞が刺激されるので、内臓の細胞の活性化が期待されます。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!ピラティスの種類
ピラティスには『マシンピラティス』と『マットピラティス』の2種類があります。
マシンピラティス
マシンピラティスは、専用の器具を使って行うピラティスです。器具を使うため、難しい印象を持たれがちですが、実はこのマシンピラティスの方が初心者が安心して取り組めるピラティスです。
器具でしっかりサポートしながら、正しくピラティスが行えるため、初心者だけでなく、高齢者やリハビリとしてトレーニングを行う人にも効果的です。
マシンの種類が豊富にある上、団体によっても異なりますが以下のマシンが一般的です。
- リフォーマー
- キャデラック
- ラダーバレル
- スパインコレクター
- チェア
マットピラティス
マットピラティスはその名の通り、マット上で行うピラティスです。
ピラティスと聞いてイメージすることが多いのは、このマットピラティスではないでしょうか。マットがあればできるので、誰でも始めやすい印象があります。
こちらはグループレッスンが基本ですが、近年は人気の高まりの影響やスタジオでの密集を防ぐために、個人レッスンやオンラインレッスンも増えています。
ピラティスの講師とは?
ピラティスの講師とは、“ピラティスインストラクター”とも呼ばれます。ピラティスの基礎から実践法までを学んだ、ピラティスのプロと言えるでしょう。
ピラティスを行う方にピラティスムーブメントと呼吸法を指導します。
ピラティス講師の仕事内容
ピラティスインストラクターのメインの仕事はピラティスのレッスンです。安全かつ効果的なレッスンを行うことが求められます。
活躍の場はピラティススタジオやスポーツジム、自治体の公民館、施設など多岐にわたります。
1レッスン45分~60分で行い、グループや個人など指導方法は様々です。
近年は密集を避けたい方が多く、個人でのレッスンの需要が増えています。
どんな人が講師になっているのか
ピラティスの資格は未経験から取得できる団体もあります。そのため、会社員や主婦の方も多いです。
その他に、フィットネストレーナーやパーソナルトレーナーなどスポーツに関わる方や、ダンサーなど、身体を使って表現する方もピラティスインストラクターの資格を取得しています。
また、近年は医療や介護施設でピラティスが行われていることから、医療従事者(看護師、理学療法士など)が取得するケースも増えています。
講師になる方法は?
ピラティスインストラクターは資格がなくても名乗れます。しかし、資格を持っていないと就職や委託契約を得るのは難しくなってしまうでしょう。
その理由は、ピラティスインストラクターは姿勢改善やインナーマッスルを鍛えるなど、人間の体のしくみをしっかり理解しておく必要があること、正しい知識を持って安全に指導できることが求められています。
そのため、多くのピラティスインストラクターは資格を所有しています。資格があることでインストラクターとしての信頼性が上がり、就職や契約、指名度アップに繋がります。
資格取得には養成講座を受ける必要があります。
養成講座
ピラティスの資格はマット資格を先に取得し、その後マシン資格を取得する流れが一般的です。
マットとマシン、両方の資格取得者を『コンプリヘンシブインストラクター』と呼びます。
ピラティスには流派があるように、インストラクターの養成講座も流派やスクールによって内容が異なります。
資格取得までにかかる時間や取得方法で選ぶことも大切ですが、自分に合った流派で学ぶのも一つの選び方です。まずはいろいろなレッスンを受けてみるのも良いでしょう。
今回は、インストラクター資格が取得できる代表的な団体を3つご紹介します。
basi(バシ)ピラティス
basiピラティスは、世界40カ国で活動する国際的に知名度が高い団体です。
ピラティスのプロフェッショナルのためにネットワークを作り、資格取得の支援だけでなく生涯教育や就職の斡旋にも力を入れています。
basiピラティスの養成講座は『マット指導者資格コース』『マシン指導者資格コース』『コンプリヘンシブ指導、資格コース』3コースです。
マット指導者資格コース
マット指導者資格コースの内容は全世界共通です。日本独自の3つの学び方があるため、自分の学ぶ環境に合わせて選択できます。
コース | 内容、時間数 | 受講料 | メリット |
通学 コース | 36時間の通学授業(6日日) | 450,000円 (税込) |
|
ハイブリッド コース | 動画+24時間の通学授業(6日間) | 350,000円 (税込) |
|
オンライン コース | 動画+24時間のライブ配信(6日間) | 298,000 (税込) |
|
資格取得には、3つの認定要件を1年以内に終わらせる必要があります。
マシン指導者資格コース
マシン指導者資格コースは、マット指導者資格コースを卒業しているか、他の団体のマット資格を持っている人が受けられるコースです。
日本独自の2つの学び方があります。
コース | 内容、時間数 | 受講料 |
通学コース | 1日6時間×12日間スタジオ授業+課題+試験+Evaluationテスト | 640,000円(税込) |
オンラインMIX コース | 1日2~3時間×12日間オンライン授業+1日4時間×12日間スタジオ授業+試験+Evaluationテスト | 640,000円(税込) |
コンプリヘンシブ指導、資格コース
こちらのコースは、マット資格コースとマシン資格コースを合わせたコース。すべてのレベルの方を指導できる資格となっています。
総時間数は108時間(ピラティスマットコース36時間、ピラティスマシンコース72時間)+試験2日間(各コース1日)+宿題。
ピラティスマットコースは約3ヶ月間、ピラティスマシンコースは約6ヶ月間にわたって行われます。
basiピラティスでは知識と実技の技術だけでなく、指導力を高めるために自己練習、見学、指導練習にも重点を置いています。
料金は900,000円(税込)です。
PHI Pilates Japan
PHI Pilates JapanはPHI Pilates(米国)の公式日本団体。ジョセフ・H・ピラティス氏が考案したピラティスを正式に継承している団体のひとつです。
この資格はリハビリとコンディショニングの考えを大切にしています。そのため、リハビリをする方からアスリートまで、幅広い人たちをサポートできます。
PHI Pilates Japanのインストラクター資格取得コースは8つです。
資格 | 受講条件 | 実施期間 | 受講料(テキスト代別) |
マットⅠ・Ⅱ | 満18歳以上 | 4日間 (オンラインなし) | 254,100円(税込) |
プロップス | マットⅠ・Ⅱインストラクター合格者 | 2日間 (オンラインあり) | 115,269円(税込) |
バレル | マットⅠ・Ⅱインストラクター合格者 | 1日 (オンラインあり) |
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チェア | マットⅠ・ⅡインストラクターまたはリフォーマーⅠ合格者 | 2日間 (オンラインなし) | 168,840円(税込) |
タワー | マットⅠ・ⅡインストラクターまたはリフォーマーⅠ合格者 | 2日間 (オンラインなし) | 231,000円(税込) |
リフォーマーⅠ | マットⅠ・Ⅱインストラクターまたは医療分野の国家資格、健康運動指導士、NATABOC-ATC、JASPO-AT、JATI-ATI、PHI以外のピラティス資格保有者 | 2日間 (オンラインなし) |
|
リフォーマーⅡ | リフォーマーⅠコース修了者 | 2日間 (オンラインなし) | 231,000円(税込) |
リフォーマーⅢ | リフォーマーⅠコース修了者 | 2日間 (オンラインなし) | 231,000円(税込) |
JAPICA(日本ピラティス指導者協会)
JAPICAは国内外で活躍するピラティス指導者、医学博士や理学療法士などの医療資格保有者、アスレティックトレーナー、オリンピックメダリストなどを開発メンバーとして誕生した協会です。
日本人の体に合ったピラティスを教えられる指導者資格として知られています。
初心者からでも段階的にピラティスが学べるよう、『マットピラティス・ベーシックコース』『マットピラティス・アドバンスコース』『マシンピラティスコース』の3つになっています。
コース | 受講条件 | 内容 | 実施期間 | 受講料 |
マットピラティス ベーシックコース | 条件なし(他団体の指導者資格取得者は免除) |
|
| 88,000円(税込) |
マットピラティス アドバンスコース | マットピラティス・ベーシックコース修了者 | 指導者資格が取れる
| 講義3日間 インターン&試験3日間をセットで受講 | 220,000円 (税込) |
マシンピラティス コース | アドバンスコース修了者 | ピラティスの真髄が学べる
| 約3週間 (各日10:00~16:00) | 715,000円 (税込)※分割払い相談可能 |
働き方3選
続いて、ピラティスインストラクターとしての働き方を3つご紹介します。
- 正社員として働く
- 委託契約で働く
- 自分で開業する
それぞれ解説します。
正社員として働く
ピラティスインストラクターとして、ピラティススタジオやスポーツジム、医療機関などで正社員として働きます。
正社員として働く場合、ピラティスのレッスンを行うだけでなく、その他スタジオに関する業務も行います。
給与は月17万~20万円が相場で、日本の給与平均よりは少なめとなります。
メリットは資格を取得したばかりでも一定の仕事量と給料がもらえるところです。
委託契約で働く
企業に所属せず、企業や医療機関、プロスポーツチームや自治体と委託契約を行う働き方です。
1レッスンあたり約3000円~5000円の単価が平均ですが、契約するスタジオの規模や、インストラクターとしての実績によって変動します。
資格を取得したばかりで実績が少ないと、企業と契約してもらえなかったり、単価が安いこともあります。正社員で働くよりも自由度が高く、実績やレッスンの本数によっては収入も上がりやい働き方です。
副業でピラティスインストラクターとして活動したい方にもおすすめの働き方です。
自分で開業する
自宅やスタジオで自分のピラティススタジオを運営したり、オンラインでピラティスのレッスンを行う働き方もあります。
自分で単価やレッスンのスケジュールが組めるので、最も自由度が高いです。
しかし、集客やスタジオの管理などを自分で行う必要があります。集客が上手くいかないとスタジオの運営や収入が不安定になるため、集客や営業の知識を身につけなければいけません。
そのため、インストラクターとして開業するには、まず正社員や委託契約などで経験を積んでからの開業がおすすめです。
まとめ
今回は、ピラティスの講師になるための養成講座と講師としての働き方をそれぞれ3つご紹介しました。
養成講座は各団体の特徴が表れているため、どの流派で指導したいのか、自分に合った資格取得方法はどこなのかを考えながら探すことがおすすめです。
ピラティスの講師はこれからさらに注目されていく職業です。しっかりと正しい知識を学ぶことで信頼が得られるため、講師を目指す際は資格を取得しておきましょう。
また、ピラティスインストラクターの働き方も様々です。今回の記事でピラティスインストラクターとしての働き方がイメージできるようになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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