「ジムを開業予定だが、フランチャイズがどういうものかわからない」
「ジムのフランチャイズオーナーの募集について知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「ジムのフランチャイズ」と検索しても、会社経営の経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や企業が作成したPR記事しかなく、これらの情報を鵜呑みにするのはやや危険です。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが、ジムのフランチャイズに関する全てを執筆しました。
この記事を読むことで、ジムのフランチャイズでお悩みの方は、この記事を全て読み込むことで、ジムの開業・経営において変化が訪れることをお約束します。また、現在どのようなフィットネスクラブ・スポーツジムがフランチャイズオーナーを募集しているのかも知ることができます。また個々のジムが持つ経営の特徴についても簡潔に執筆したので、ぜひ参考にしてみてください。
フランチャイズとは?仕組みをわかりやすく説明
フランチャイズとはロイヤリティ(対価)を支払ってノウハウをいただくこと
フランチャイズとは、フランチャイズ本部に、フランチャイズに加盟する人・法人がロイヤリティ(対価)を支払って、ブランド名や開業・経営のノウハウを得て事業を行う仕組みです。
ロイヤリティは定額で支払う場合と売り上げに対して一定の割合で支払う2パターンがあります。
必ず知っておきたいフランチャイズ基本用語解説
- フランチャイザー
フランチャイズ本部を意味します。↔︎フランチャイジー
- フランチャイジー
加盟する人・法人を意味します。↔︎フランチャイザー
- スーパーバイザー
加盟した人・法人への経営指導をする本部側の人のこと。
類義語:ストアアドバイザー、フィールドカウンセラー
- 加盟金
フランチャイズの契約を結ぶ際に、本部の保有するノウハウやサービスや商標の使用権等、フランチャイザーからフランチャイジーへと支払う対価のこと。
- ロイヤリティ
フランチャイザーからフランチャイジーへと支払う毎月の対価のこと。毎月固定額の場合や、売上高や粗利益に比例して額が上下する場合もある。
ジムを開業した場合の年収
物件を取得し、ジムを開業・経営した場合の年収を紹介します。
経営者ですので、集客・顧客管理・収支計算など全ての経営業務を行います。お客さまが支払う月会費から経費を除いたものがそのまま給料となりますが、必要経費が多いため、集客ができなければ赤字になります。
要するスキルがとても多く、ハードルは高いですがその分収入を伸ばすことができます。
1店舗経営なら年収は-300円~1000万円。もちろん集客がうまくいけば、2500万円程度まで1店舗だけの経営で伸ばすことも可能です。
また、店舗展開をすれば給料は青天井になります。年収として1億を超えることも理論上不可能ではありません。
しかし、経営に失敗すれば赤字となり、倒産となれば借金が残るためハイリスクです。
スキルに自信がない方や、手堅く収入を伸ばしていきたい方はフランチャイズに加盟し、ジムを開業するのがおすすめです。
ジム開業の際に必須のスキル
ジムを開業する前に固めておきたいスキルを紹介します。
・開業
まず、当たり前の話ですがジム開業するためには「どうしたらジムを開業できるのか」の把握が必要です。
把握が必須な項目は下記の3つです。
①開業資金
下記の表はジムの開業にかかる資金を概算したものになります。
物件取得費 | 家賃6ヶ月分〜家賃12ヶ月分(賃料30万円〜100万円) |
内装工事費 | 1000万円〜4000万円 |
宣伝広告費 | 50万円〜100万円 |
マシン設備費 | 1000万円〜3000万円 |
上記金額を全て足すと合計5000万円〜9000万円ほどの総額となります。もちろんこれら全てが発生しない場合もありますし、物件取得費は家賃によっても異なります。
ただし、おおよその金額として上記の金額をインプットしておきましょう。ジムの開業のための第一歩は「予算組みを行うこと」です。上記の金額を理解しておくだけで、開業資金の予算組みに大いに役立つはずです。
②開業資金の調達方法
ジムの開業資金を調達する方法は、主に以下の3つの方法があります。
- 自己資金などを利用する・・・自身が保有する貯金などを開業資金に充てる
- FC契約(フランチャイズ契約)による資金援助・・・FC制度のあるジムと契約を行い資金援助を受ける
- 日本政策金融公庫(日本公庫)からの融資・・・日本政府の公的機関からの資金援助
最もリスクの少ない方法はもちろん『自己資金の利用』です。経営破綻という最悪のケースでも債務を負う必要がありません。
しかし実際に5000万円を超える開業資金を、全て自身の貯金で賄える人は多くありません。そんな方は他の2つの資金調達方法の利用をまず検討しましょう。
③物件の選び方
ジムを開業するための重要項目として、運営を行う店舗の物件を探す必要があります。
ジムを開業するための物件選びでは、主に下記の2種類の選択肢があります。
- スケルトン物件・・・一からジムをデザインできる新築物件
- 居抜き物件・・・以前に商業施設などが運営されていた物件
どちらを選ぶかは、自身の意向や予算に寄ります。例えば「一からジムをデザインしたい!」という方ならば、スケルトン物件を。「できるだけ費用を安く抑えたい」という方ならば、居抜き物件がオススメです。
また最近ではスケルトン物件よりも、居抜き物件で開業を行うジムが多くなってきました。その理由は「圧倒的にコストを抑えられる」からです。
以前に「どの様なお店が営業していたか」にもよりますが、内装・塗装のための工事費用が圧倒的に抑えられるのです。特に以前ジムを運営していた居抜き物件があれば、工事費の中でもかなりのコストがかかる『給排水工事費用』や『空調設備費』を大幅にカットすることができます。
・集客
集客はジム経営において最も難しく最も重要な項目です。店舗を開業したら勝手にお客さんが訪れるということはありませんので、集客戦略を練りましょう。
①オフライン施策
- 看板設置
駅や店前、商業施設等に看板を設置し、認知度を上げて集客に繋げる施策です。費用は月額制でかかり、契約期間は長い(半年以上)のことが多い。24時間ジムや大型フィットネスジムがよく使う施策です。
- ビラ配り
駅や店前等でビラを配る集客施策です。営業力さえあれば直接的に集客に繋げることが可能であり、ジムオーナー様や社員様が行うこともできる施策です。
- ポスティング
ビラを家やマンションのポストに入れ、認知度を上げて集客に繋げる施策です。費用は部数や配る範囲によって変わります。ジムオーナー様や社員様が行うこともできる施策です。
②オンライン施策
- WEB広告
リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告、ポータルサイト掲載などのお金をかける集客施策です。お金はかかりますが、従量課金製のため適切に運用することができれば無駄打ちを抑えることが可能です。
- SEO
GoogleやYahoo!の検索画面で上位表示をし、集客をする施策です。上位表示さえできてしまえばお金をかけずに集客をすることができます。しかし、上位表示には専門のスキルが必要です。
- MEO
Googleマップの検索画面で上位表示をし、集客をする施策です。「Googleマイビジネス」に登録することで無料で集客ができます。SEOと違い、専門のスキルは必要なく比較的簡単な施策なので必ず行いましょう。
- SNS
SNSはTwitterやInstagram、YouTubeなどで情報発信を行い集客に繋げる施策です。もちろん既に万単位のフォロワーがあなたにいれば集客は可能でしょうが、数百・数千程度だと十分に集客することは難しいでしょう。
ただコツコツと有益な情報を更新していくことで、資産にはなっていくので長期的な施策として実行すると良いでしょう。
フランチャイズに加盟するメリット
フランチャイズに加盟すると、以下のようなメリットがあります。
未経験でも挑戦しやすい
一般的に、ジムの経営にはフィットネスの知識が必要です。しかし、フランチャイズに加盟すると、未経験でも経営ができます。
ジムの経営に必要な器具の知識や開業方法、集客方法、経営方法などのノウハウをフランチャイズ本部から提供を受けることができます。
開業後には本部との打ち合わせを開くことができ、経営や集客についてアドバイスを受けることが可能です。
そのため、業界未経験の方や初めて起業する方でも、安心して挑戦することができます。もちろん業界の方(ジムで働いた経験のある方)はそのノウハウを武器に経営をスタートできます。
運営に専念できる
サービスに関するマニュアルの改善などは基本的に本部の業務なので、加盟店側は店舗運営に専念できます。
加盟店の役割は、その店舗の売上を維持拡大することです。
ブランド力を利用できる※
フランチャイズ加盟のメリットとしてブランドの知名度を活かして集客をするというのが一般的ですが、ジム業界においてブランド力を発揮するフランチャイズ本部は多くありません。
なぜならば、消費者(お客さん)に絶大な知名度があるジムブランドはエニタイムフィットネスのみです。エニタイムフィットネス以外にも全国に店舗展開をしているジムはいくつかありますが、その知名度は消費者(お客さん)に対してほとんどありません。
ブランド力として集客に繋がるのはジム業界においてはエニタイムフィットネスが圧倒的です。
他業界をみてわかるようにブランド名だけで集客をしたいならば消費者(お客さん)へのブランド名の浸透が必要です。例を出すと「ローソン」「スターバックス」「TSUTAYA」など。
フランチャイズに加盟するデメリット
フランチャイズに加盟すると、以下のようなデメリットがあります。
マニュアル通りに運営しなくてはならない
提供するサービスや、価格、キャンペーンなどは基本的に本部が管理します。
フランチャイズの加盟店は本部が決めたマニュアル通りに運営しなければならないため、自由に経営できない点がデメリットです。
ロイヤリティが必要
加盟店は本部に対して毎月ロイヤリティを支払う義務があります。毎月固定額の場合や、売上高や粗利益に比例して額が上下する場合もあります。
状況にあわせて移転や業態変更ができない
人口の変化や他店の参入などで経営状態が悪くなった場合でも、フランチャイズ加盟店は独自に店舗移転や業態変更ができません。
事業をやめたいとなっても、契約期間内であれば解約金がかかる場合があります。
契約期間は5年〜10年の場合がほとんどです。
契約終了後、同業種で出店ができない
フランチャイズ契約では、経営ノウハウや機密情報を守るために、契約終了後に一同業種または類似した事業での出店を禁止する「競業避止義務」が定められている場合がほとんどです。
契約終了後、同業種で出店ができませんので注意しましょう。
フィットネス業界の市場同行について
どの業界においても現在の市場同行を知ることは、ビジネスの第一歩です。
2012年から2018年まで、フィットネス業界は右肩上がりに伸び続けていました。特に2018年は、過去7年間で最大の伸びを記録しており、市場規模は前年より4%増・会員数は前年比11%増の514万人で、初めて全国民の参加率が4%を越えています。
ここまで聞くとフィットネス業界は伸びている分野と思いがちですが、そうでもありません。経済産業省によると、2019年の会員数は0.1減・利用率も0.4%減と5年ぶりに減少。2021年にはコロナの影響を大きく受け、会員数は-28.9%と大幅に減少しています。
現在も世間では「フィットネスブーム」という言葉が使われており、伸び続けている業界だと思われがちですが、実際のデータを見るとそうでもないことがわかります。パーソナルジムや24時間ジムなどが次々とオープンする反面、全体的な利用者は減っているのです。
このような厳しい市場環境で、ジムを開業し運営していくことは、決して簡単なことではありません。あらゆる知識と工夫が求められる厳しい環境であることはあらかじめ理解しておきましょう。
失敗しないジムフランチャイズ本部の選び方
フランチャイズ加盟者となって経営を成功させるには、「本部選び」がとても重要です。「良い」本部に参加できることは成功の可能性を高めますが、「悪い」本部を選択すると、最悪の場合、ビジネスの失敗につながる可能性があります。
しかし、加盟後の経営がうまくいくかどうかは、加盟者と本部の相性によって大きく左右されるため、すべての加盟者にとって「良い」ジムフランチャイズ本部というものは存在しません。
下記の項目を参考に自分にとって「良い」ジムフランチャイズ本部選びを行いましょう。
フランチャイズ本部のビジネスモデル
フランチャイズ本部がどんなポジショニング・ブランディングで戦っているのか、なぜそのポジショニング・ブランディングなのかを確認しましょう。
ジムのフランチャイズ業界には、なんとなくで経営してみて売上が立ったからフランチャイズを募集しているというフランチャイズ本部が少なくありません。再現性のあるビジネスモデルを確立している本部選びが重要です。
ジム業界のビジネスモデルとして一番重要なのはエニタイムフィットネスとの差別化です。絵ニタイムフィットネスと比べて何が違うのか、なぜエニタイムフィットネスに勝てるのかの確認は必須です。
また見落としがちですが、フランチャイズ本部の会社の経営ビジョン・経営ミッションも重要な事項です。ビジョン・ミッションに共感できる本部を選びましょう。
フランチャイズ本部の実績
当たり前の話ですが、フランチャイズ本部が成功していなければ、フランチャイズ加盟店も成功しません。
本部が確立されたビジネスモデルで2店舗以上の黒字運営を行なっており、その利益が加盟店にとって満足できる額である本部を選びましょう。
必要資金
フランチャイズを始めるための初期費用としていくら必要なのか、運転資金はどれくらいかかるのか、計算してみましょう。物件取得費、加盟金、マシン導入費、内装費、トレーナー採用費だけでなく、毎月かかるロイヤリティや広告費も把握が必須です。
初期費用に約一億円つかい、都市部に大型のジムを開業し、毎月数百万〜一千万円の売上を目指すハイリスクハイリターンのモデルや
初期費用をできるだけ抑えて、競合の少ないエリアに小型のジムを開業し、毎月100万の売上を目指すローリスクローリターンのモデルなどビジネスモデルは様々です。
自己資金や融資、毎月の売上を含め、資金繰りに問題がないか、リスク低く100万円欲しいのか、リスクを大きく取り数千万円以上の収入を狙いに行くか等、慎重に判断しましょう。
フランチャイズ本部のサポート体制
開業後のサポートがしっかりとある本部を選びましょう。
接客や集客、契約率に対するアドバイスはもちろんのこと、定期的に経営全体のアドバイスを親身になって行なってくれるかが重要です。
中には開業費用を受け取り、オープン後一切サポートを行なってくれないフランチャイズ本部もあるので契約前に契約後のサポートについて必ず確認しましょう。
契約期間・解約金
契約期間や解約方法、違約金の確認も必須です。
契約期間は2年の本部もあれば20年の本部もあり、フランチャイズ本部によって様々です。経営を辞めたくなった時や、経営が上手くいかず閉業をしたいとき契約期間が長いと高額の違約金を請求されることもあります。
フランチャイズ本部の強み
上記以外で独自の強みがあるフランチャイズ本部もあるので強みの確認も行いましょう。フランチャイズ本部の比較検討を行う際に、迷ったら強みを元に判断するのが吉です。
例を出すと下記があります。
- IT業界出身者がいるフランチャイズ本部なので、WEB集客に強い
- 本部内にデザイン部署があり、HPデザインやチラシデザインを作ってもらえる
- 本部内にインフルエンサーがいて、無料で宣伝してもらえる
- 不動産業も行なっているため、優良物件探しや初期費用を抑えることができる
- 予約管理システムや顧客管理システム等、システムでの管理体制がある
フランチャイズでジムを開業する手順
(1)現状資金の把握、フランチャイズ加盟の目的、目標設定を行う。
まずは自己分析を行いましょう。持っている資金はもちろんのこと、持っているスキル、独立したら着いてきてくれそうなお客さんの数は把握が必須です。それに加えて、なぜフランチャイズ加盟を選んだのかの理解、1年後・5年後・10年後の目標設定を行いましょう。
(2)1をもとにフランチャイズ本部を探す
自己分析の結果をもとに、自分にあったフランチャイズ本部を探しましょう。上記に記述したように下記項目の把握は必須です。
- ビジネスモデル
- 本部実績
- 必要資金
- サポート体制
- 契約期間
- 本部の強み
(3)何社か資料入手や打ち合わせを行い、比較検討する
インターネットに出ている情報だけでは不十分ですので、資料入手や打ち合わせを行いましょう。疑問点は契約前に解決することが重要です。
施設によっては実際の店舗を見学したり、トレーニングを体験できたりするところもあります。
また、打ち合わせ時に強引に契約に持っていこうとする業者様もいらっしゃいますので注意しましょう。
(4)契約
契約書、法定開示書面をよく読み問題がなければ契約締結を行いましょう。対面でのみ契約を行なっている本部や、オンラインで契約を行なっている本部等ありますが基本的な流れは変わりません。
対面の契約の場合で相手側に訪問するのではなく、加盟店側に訪問してもらうパターンがありますがその際の交通費の所在の確認を忘れないように。
(5)物件探し
本部にエリア選び、物件選びのノウハウを提供してもらい物件探しを行いましょう。基本的にテナント物件を探すことになりますが、ジムとして開業が可能かどうかを管理会社に問い合わせることは必須作業です。
ジム開業可能の承諾を取らずに開業してしまった場合、強制閉店となるケースもございます。不動産の高額な違約金が発生することになってしまうので開業可能の承諾は必ず取りましょう。
また、内見なしで契約ができる物件もございますが内見は必ず行いましょう。物件の図面が不確かなことや図面には記載されていない要素があることもあります。
大型マシンの導入を考えている場合は天井高2.5m以上の物件を選びましょう。
(6)内装工事、マシン導入
内装が必要なスケルトン物件、内装してブランディングを強化する場合は内装工事を行いましょう。内装のやり方や内装業者に指定がある場合もあるので本部への確認は必須です。
自身で内装を行うDIYは資金を抑えることができます。
マシンの導入についても、指定のマシンがある場合があるためまず本部に確認を行いましょう。なければご自身でマシン選びを行いましょう。
マシン組み立ては1人では行えない場合がほとんどです。特に大きめのマシンは1人では構造的に組み立てられないものもあります。最低でも3人はマシン組み立て要因として人員確保が必要です。
(7)研修
研修がフランチャイズパッケージに含まれている場合、本部が主催する研修を受講します。
研修内容は基本的に下記の四つです。
- トレーニング
- 接客
- 集客
- 運営
(8)集客開始
オープンに向けて集客施策を実施します。HP制作やオンライン・オフライン広告の出稿、ポータルサイト掲載、口コミ対策等やらなければいけない施策はたくさんありますが、本部と連携して力を入れて実施します。売上に直接的に影響します。
(9)ジムオープン
業務開始です。お客様満足度の最大化を目指しましょう。
ジムのフランチャイズオーナーについて
まず簡単にジムのフランチャイズオーナーについて解説します。ジムのフランチャイズオーナーとは「スポーツジムやフィットネスクラブなどを運営する企業(フランチャイジー)と加盟契約を交わし、店舗の事業運営を行う人」のことです。
既に運営実績のあるジムの経営ノウハウを踏襲することが出来るので、今までにフィットネスクラブやスポーツジムの運営経営がない人も多くフランチャイズオーナーとなっています。またフランチャイジーの看板を使用することが出来るので、広告効果も絶大です。
特に最近では『エニタイムフィットネス』や『JOYFIT』を筆頭に、24時間ジムのフランチャイズオーナーとなる人が多くなっています。コンビニや飲食店には及ばないものの、年々24時間ジムのフランチャイズ店が多くなっているのが現状です。
ジムのフランチャイズオーナー募集一覧
フランチャイズオーナーを募集しているジムを順に紹介していきます。なお、今回は『フィットネスクラブ・24時間ジム・パーソナルジム』の3つに分けて紹介しているので、ぜひ分類別に参考にしてください。
フィットネスクラブのフランチャイズオーナー募集
まずはフィットネスクラブのフランチャイズオーナー募集を紹介します。フィットネスクラブは施設の規模も大きく、経営にも多大な労力がかかる反面、経営が成功すれば大きな利益をあげることが可能です。今回紹介するフィットネスクラブのフランチャイズオーナー募集は、以下の3つです。
- コナミスポーツクラブ
- ゴールドジム
- スポーツクラブアクトス
それぞれの募集について解説していきます。
コナミスポーツクラブ
言わずと知れた日本を代表する大手フィットネスクラブです。数あるフィットネスクラブの中でも売上1位(2022年度)を獲得しており、フィットネスクラブの成功モデルの代表例となっています。
コナミスポーツクラブが持つ経営のメソッドを受け継ぐことで、集客をより優位に進めることが出来るでしょう。また経営に必要なノウハウは、専門のスーパーバイザーがアドバイスしてくれるのでフィットネスクラブの運営が初めての人でも安心です。
ゴールドジム
ゴールドジムは、世界的に権威のあるフィットネスクラブです。ボディビルダーでは知らない人がいないほど知名度が高く、現在は日本でも次々と新店舗がオープンしています。
ゴールドジムのフランチャイズ店舗は、東海や中国地方など都市部から外れた地域に多いようです。直営店では開業が難しい地域にフランチャイズ店舗が多くオープンしている傾向にあります。
ゴールドジムという看板効果は大きく、ニッチなユーザーを多く集めることが出来るでしょう。また世界的な権威のあるフィットネスクラブなので、長年培ったノウハウを取り入れた経営を行うことが可能です。
メガロス
特に女性客からの支持が高いのが、メガロスの特徴です。女性の集客に長けているため、会員一人あたりの単価も高い傾向にあります。またメガロスは、フィットネスクラブだけでなく、『24時間ジム』や『女性専用ジム』のフランチャイズオーナー募集も行っています。
メガロスのオーナー企業は『野村不動産株式会社』です。言わずと知れた一部上場企業で、野村不動産が持つ経営のノウハウを活かすことができます。経営成功のために徹底したサポートを行ってくれるのも、大きな魅力です。
24時間ジムのフランチャイズオーナー募集
続いては24時間ジムのフランチャイズオーナー募集を紹介します。特に近年では24時間ジムの需要も高まり、同時にフランチャイズ店舗を多く展開する24時間ジムが増えてきました。今回紹介する24時間ジムのフランチャイズオーナー募集は以下の3つです。
- エニタイムフィットネス
- JOYFIT24
- FASTGYM24
順に深堀して解説していきます。
エニタイムフィットネス
24時間ジムの最大手であるエニタイムフィットネスは、日本で既に900店舗以上をオープンしています。現在も店舗数は増えてきており、さらに規模は拡大していく予定です。
『年中無休・24時間利用可能・土足での利用』という新しいスタイルを確立したエニタイムフィットネスは、日本含め全世界で人気を博しています。
現在900店舗以上を展開しているエニタムフィットネスですが、その実はほとんどがフランチャイズ店舗です。フィットネスクラブよりも先行投資が少ないのに加えて、エニタイムという看板効果も得られるため非常に多くの人が、フランチャイズオーナーとしてエニタイムフィットネスをオープンしています。
JOYFIT24(ジョイフィット24)
エニタイムフィットネスに次ぐ大手24時間ジムとして人気を集めているのが、ジョイフィット24です。ジョイフィット24を運営するウェルネスフロンティアは、フィットネス施設の運営に非常に長けており、JOYFIT24以外にも『JOYFIT・JOYFIT YOGA・JOYFIT+・FIT365』を展開しています。
中でもFIT365は月額2,980円で利用ができ、24時間ジムの中でもトップクラスのコスパを誇るジムです。複数タイプのジム運営実績があるので、フランチャイズ店舗の運営に関してのノウハウも豊富。フランチャイズオーナーとも連携を取り、より良い経営を手助けしてくれます。
FASTGYM24
FASTGYM24はフィットネスクラブの大手『ティップネス』が運営する24時間ジムです。関東を中心に店舗を拡大してきており、エニタイム・ジョイフィットに追随する形で事業拡大してきています。
運営元であるティップネスのフィットネス事業運営のためのノウハウを活かし、店舗の経営をサポートしてくれるのが最大の魅力です。マーケティングやマネジメントなどフィットネス業界に特化した経営術を専門のスーパーバイザーが指導してくれます。
パーソナルジムのフランチャイズオーナー募集
パーソナルジムのフランチャイズオーナー募集を紹介していきます。パーソナルジムの経営では、より多くの顧客を獲得しながら、客単価をあげていくことが重要です。成功しているパーソナルジムにはそれぞれ固有のノウハウがあります。今回紹介するパーソナルジムは以下の3つです。
- RIZAP(ライザップ)
- チキンジム
- BEYOND(ビヨンド)
順に深堀して紹介していきます。
RIZAP(ライザップ)
言わずと知られた業界No1のパーソルジムです。ライザップ最大の特徴は、『客単価』の高さにあります。高級志向であるライザップは、他のパーソナルジムに比べて圧倒的に客単価が高いのです。
本気でダイエットやボディメイクに取り組む人をサポートするライザップは、サービスのレベルも一流。他のパーソナルジムよりワンランク上の指導で理想のボディメイクをサポートします。
そんなライザップのボディメイクと運営のノウハウを活かし、フランチャイズオーナーを徹底的にサポートしてくれるようです。ライザップという看板効果もあるので、自身でパーソナルジムを開業するより遥かに集客は上手く運ぶでしょう。
チキンジム
チキンジムは、北海道から沖縄まで、全国に30店舗以上を展開するパーソナルジムです。ライザップや24/7ワークアウトに次ぐパーソナルジムとして、ここ数年で一気に人気を高めています。
チキンジム最大の特徴は、『通い続けられるパーソナルジム』をコンセプトにしていること。「何となく辛そう…」というパーソナルジムのイメージを払拭するコンセプトで、若年層の男女を中心に人気を集めています。
またチキンジムは非常にSNSなどを使用したプロモーションに強いのも魅力です。『Instagram』を活用した集客方法で、多くの若年層顧客を獲得しました。チキンジムの経営コンセプトとプロモーションを軸に集客の手助けをしてくれます。
BEYOND(ビヨンド)
ビヨンドは、全国に50店舗以上を展開している今人気のパーソナルジムです。『炭水貨物は抜かないダイエット』で人気を集めており、20代〜40 代の年齢層を中心に人気があります。
またビヨンドはトレーナーの指導力が非常に高いのが魅力です。ボディメイクコンテスト出場者が一流の指導をしてくれるので、コンテスト出場を目指すハードユーザーの集客にも長けています。
店舗数もここ数年で一気に増えてきており、これから益々ビヨンドの知名度は高まっていくでしょう。店舗のレイアウトなども非常にオシャレで、これからの時代のニーズに合った店舗運営を手助けしてくれます。
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