データベースマーケティングとは、【顧客の個人情報などの属性、購買履歴、アンケートの回答などあらゆる情報をデータベース化しセグメントすることでニーズを把握し、アプローチするマーケティング手法】を表す。主に自社の既存情報をデータベース化するため、見込み顧客や既存顧客に対して、顧客の状態や購買行動の段階に応じてアプローチすることで顧客に不快感を感じさせず、機会損失を回避し、受注確度を上げることができる。データを蓄積するほど精度の高いセグメントが可能となり、効果的な販促活動やプロモーションが実施できるようになるため、データベースを適正に更新することが重要である。また、顧客情報の属人化を脱することで、部門や担当者が違っても同じクオリティで顧客のサポートをすることができ、顧客との関係性強化につながる。関連する用語にCRM（顧客関係管理）がある。CRMは顧客一人ひとりの情報や購買履歴に基づいて満足感を高めるアプローチをするのに対し、データベースマーケティングはデータベースの蓄積に基づいてマーケティング施策を検討するものである。
