これからパーソナルトレーナーをこれから目指そうと思っている人やや、トレーナーとしての活動の幅を広げていきたい人は、トレーナー関連の資格について興味があるかと思います。
そこで本記事では、アメリカ発祥のトレーナーの国際ライセンスであるNSCAという資格について紹介します。
この資格取得のメリットや資格の概要について解説するので、今後NSCAの資格を取得してトレーナーとしてさらに成長・活躍したい人はぜひ参考にしてください。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!NSCAとは?
NSCAとは「National Strength and Conditioning Association(全米ストレングス&コンディショニング協会)」と呼ばれる1978年に設立されたコンディショニングやストレングストレーニングに関する国際教育団体のことです。
NSCAの会員は現在世界88ヶ国の地域で活躍していて、最新のストレングス・コンディショニングについての正しい知識や情報を提供・発信しています。
現在では世界各国に約33,000人の会員が所属していると言われています。
トレーニングやパフォーマンスアップの分野で日々行われている研究をもとに、最新のトレーニング理論なども開発しているようです。
NSCAの大きな使命は「科学者とスポーツの現場指導者の橋渡し」となること。
最先端の医療やスポーツ科学に関する知識をスポーツの現場指導者のもとにまで落とし込み、クライアントのパフォーマンス向上やコンディショニングに役立てられるように尽力しています。
2つの資格
これから紹介するNSCAが発行するトレーナーの認定資格である「NSCA-CPT」と「NSCA-CSCS」は、どちらも世界的に有名で権威のある資格です。
資格認定者数は2018年時点で46,000名以上を超えています。
この2つの資格は業界初のNCCA(資格認定機関を評価するアメリカの第三者委員会)の認定を受けているため、資格取得によって得られる信ぴょう性や信頼性も非常に高いです。
NSCAは高いレベルの知識と専門的なスキルを保持していることの証明となるので、ハイクオリティな教育プログラムやトレーニングを提供できる能力が身につきます。
そして、NSCAが事業の一環としてあるのが認定資格の発行と試験の実施です。
NSCAの権威
NSCAは国際的権威のある団体で、トレーニングの現場にいるトレーナー達にとっても有益な研究成果や最新情報を雑誌やWebジャーナルで掲載していることも多いです。
NSCAの2つの資格
(引用:https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/)
先ほども少し紹介しましたが、NSCAが認定する資格には「NSCA-CPT」と「NSCA-CSCS」の2種類が存在します。
NSCA-CSCSは内容がより専門的で試験の難易度が高くため、NSCA-CPTよりも合格率も低いのが特徴です。
対象とする職種や受験資格もそれぞれ異なるため、受験前によく確認してください。
資格 | NSCA-CPT | NSCA-CSCS |
概要 | 健康と体力に関するさまざまなニーズに応えるパーソナルトレーナーの資格 | スポーツパフォーマンス向上を目的とした、アスリートやチーム向けの資格 |
活かせる職業 | パーソナルトレーナー・フィットネスインストラクター | ストレングスコーチ・アスレティックトレーナー・医師・研究者 |
特徴 | アスリート向けの指導まで履修 | ビジネススキルも履修 |
NSCA-CPT
NSCA-CPTは、健康とトレーニングに関する正しい知識を伝えて、トレーニングとフィットネスの専門知識や技術の保有者であることだと認定してもらえる資格です。
トレーニングのプログラムデザインエクササイズテクニック、医学、パーソナルトレーナーの専門知識が求められます。
NSCA-CPTの資格取得の過程で得られる知識や技術は、スポーツや医療の現場でアスリートや患者の怪我予防・治療・応急処といったさまざまなシチュエーションで役立てられるでしょう。
NSCA-CPTの受験資格
- NSCAジャパンの会員
- 満18歳以上
- 高等学校卒業以上
- AED/CPRの認定者
活躍できる職種
NSCA-CPTはパーソナルトレーナーやフィットネストレーナー、スポーツの現場に携わる人々が取得していることが多いです。
また、柔道整復師などの医療系国家資格保持者もこの資格を取得しています。パーソナルトレーナーを目指す人に最初に取得を検討してほしい資格です。
勉強方法
NSCA-CPTを効率よく勉強するためにはオンライン講座がおすすめです。NSCA-CPTの受験資格のハードルは低く、内容もそこまで難しいものではありません。
意外にも、トレーナーの実務未経験者の人でも受験の挑戦が可能です。
勉強時間は9ヶ月ほどで、合格率は70%前後が現状となっているようです。NSCA-CPTの出題範囲は非常に幅広いため、知識が何もない状態ままでの受験は合格はややハードルが高いかもしれません。
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSとは、怪我予防やスポーツパフォーマンスの向上といったトレーニングプログラムの計画・実行のために必要な知識やスキルを持つことを証明する認定する資格です。
NSCA-CSCSはNSCA-CPTの上位資格としても認知されており、取得することでストレングス&コンディショニングのスペシャリストとして活躍することができます。
指導対象者は一般人ではなく、現役で活動するアスリートやさまざまなスポーツチームなどが挙げられます。
資格認定条件
- NSCAジャパン会員
- 学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
- 有効なCPR/AEDの認定者
- CSCS認定試験 基礎科学セクションと実用応用セクションに合格
活躍できる職種
スポーツ現場で活躍するアスレティックトレーナーや、トレーニングを指導するストレングスコーチが取得していることが多いです。
また、さらに専門的な知識を得て日々の指導に役立てたいパーソナルトレーナーにも人気があります。
勉強方法
NSCA-CSCSもCPT同様、オンライン講座などを活用すると効率よく勉強が進められます。
NSCA-CSCSは、NSCA-CPTの内容も踏まえて、スポーツパフォーマンス向上のための専門知識も身につけなくてはいけません。
トレーナーの実務が未経の人でも受験に挑戦できますが、合格はかなり難しいと言えるでしょう。
NSCA資格受験の主な流れ
NSCAの試験は紙や鉛筆での筆記試験ではなくを用いたものではなく、コンピュータベース試験です。
受験者が試験会場や日時を選択して受験できるようになっています。
テストセンターは全国各地にあるため、都心だけでなく地方にお住まいの人でも受験しやすいです。
余裕を持ってテストセンターを予約しておくためにも、受験希望日の2ヶ月前には出願手続きを済ませておくのがおすすめです。
出願手続きをしてから120日の期間内であれば自由に受験期間が設定できるようになっています。
受験までの流れ
- 出願
- テストセンター予約
- 受験
会員登録料(必須)
- 正会員:13,200円(個人)
- 学生会員:11,000円(大学生・大学院生・専門校学生・高校生・中学生)
試験結果
試験が終了して24時間後から受け取りが可能です。
資格認定の受け取り
試験合格後から1年以内に、各認定の条件を満たせられれば資格認定が受けられます。
資格認定を受けると1ヶ月以内に資格認定証が送付されます。
試験に合格しても資格認定を受けなければ「資格認定者」として活動できないので注意してください。
NSCA資格の試験内容
出題範囲の内容や試験概要について説明します。
CSCS
合格率
48.7%(2018年度)
試験時間
計4時間(基礎科学セクションおよび実践/応用セクション)
受験料
50,200円(※1セクションのみ受験の場合34,000円)
出題内容
☆基礎科学セクション(スコアード問題80問・ノンスコアード問題15問)
※ノンスコアード問題…採点されない問題のこと
- エクササイズサイエンス
解剖生理学やトレーニングへの適応、バイオメカニクス、心理学といった分野が出題範囲です。
個々のアスリートに対して最適なトレーニングプログラムを提供するには、エクササイズサイエンスの知識を深めなくてはいけません。
特にアスリートは、自分を追い込むハードな訓練が必要なので、このようなトレーニングを安全で効果的に実行できるように人体そのものについての知識をつける必要があります。
- 栄養学
トレーニング効果を最大限引き出して身体を成長させるためには栄養面の指導も必須です。食品についての知識だけでなくに限らず、サプリメントなど栄養機能食品への知識も求められます。
☆実践・応用セクション(スコアード問題110問・ノンスコアード問題15問)
- エクササイズテクニック
柔軟性を高めるストレッチやレジスタンストレーニング、プライオメトリック、アジリティ、筋パワー、有酸素性トレーニングなどの適性なテクニックと、エラーテクニックに対する修正方法を求められます。
さらに、ダンベルやバーベルを使ったトレーニングに関しての補助方法も抑えておく必要があります。
- プログラムデザイン
アスリートの健康状態を把握し、柔軟性や筋力などの能力、トレーニング経験と目標に基づきパフォーマンスを最大限に向上させること、さらに傷害の危険性を最小限に抑えるトレーニングプログラムを考案・計画することが重要です。
- 組織と運営
施設の基準とその運営方法、訴訟問題や法的責任のリスクを最小限に抑えるために行うべきことについての知識が求められます。
- テストと評価
アスリートの競技別の特性を踏まえた最適なテストを評価・実施するための知識への理解度が問われます。
アスリートへのプログラム提供において、それぞれの能力評価、さらにプログラムの効果を客観的かつ総合的に判断するために重要なのがこの項目です。
さまざまなテスト種目がなぜ、どのような目的で実施されるのかを理解し、その結果によって正しく適性な評価ができるかがポイントとなります。
NSCA-CPT
合格率
75.2%(2018年度)
試験時間
3時間
受講料
46,000円
出題内容(スコアード問題140問とノンスコアード問題15問)
出題内容は先ほど紹介したものが該当しますので、参考にしてください。
資格更新のために必要な要件
資格取得後は、必要となる講座の受講と更新料の支払いが必要です。
NSCAは資格認定日に関わらず一律の期限が定められていて、資格認定日によって取得する単位数や費用も異なるのが特徴です。
最長3年で更新し、更新料は最大9,000円となります。
このケースだと必要単位は6単位ですが、カンファレンスに2日間参加すれば2単位取得できるため、難易度はさほど高くありません。
規定のセミナーやCEUクイズに回答しても簡単に単位が取れるようになっています。
また、会員継続のためには別途で、1年ごとに13,200円(正会員)、学生会員の場合11,000円がかかるので注意しましょう。
資格取得後のスキルアップや交流会
トレーナーとして活動を始めると現場でセッションを行う中で多くの課題や疑問点と向き合うことになります。
そのために、資格取得後も同協会で実施されるセミナーや交流会でスキルアップを目指すのがおすすめです。
協会が認めるセミナーだと単位が付与されます。
- ジャパンコーチコース
会員がそれぞれ興味のある分野が学べるように、各コースを独立させたカリキュラムとなっています。
スポーツ障害やジュニアアスリートなど分野が細分化されているので、実際の指導現場でもより的確な指導ができるスキルが身につくでしょう。
- フォーラム
年1回に著名な講師を招いてトレーニングに関する講座を開催していますが、2020年度はコロナウイルスの影響もあり動画配信となりました。
- カンファレンス
年1回、海外よ有名な講師を招いて、ハイレベルなトレーニングに関する知識とスキルを学ぶ機会もあります。
NSCAは認知度の高さ、アスリートから一般の方まで幅広い層を指導できること、受験のハードルの低さなどからパーソナルトレーナーを目指す人にもぴったりな資格です。
信頼のある資格のためトレーナー、インストラクター、国家資格者などさまざまな人が取得を目指しています。
特に、アスリート指導に興味のある方はNSCAを強くおすすめします。
NSCAの資格を取得するメリット
それでは最後に、NSCAの資格取得をすると得られるメリットについて紹介します。
メリット①パーソナルトレーナーとしての知識が身につく
パーソナルトレーナーとして活躍したいと考えている人は、専門的な知識やスキルを身に付けるのは絶対条件と言えます。
パーソナルトレーナーとして活躍中の人の中にはボディビルのコンテストに愁傷した経験を活かして自分をブランディングしている人もいます。
しかし、パーソナルトレーニングを希望する人はそれぞれ骨格や目的が異なるため、骨格や柔軟性、身体の構造を理解した上でトレーニングプログラムを考案しなくてはいけません。
NSCA認定資格取得をすることは、お客様に正しいトレーニングや知識を提案できることにもつながるので、取得して損はないでしょう。
メリット②ジムへの就職やフリーランスのトレーナーとして活動する際に有利になる
パーソナルジムへの就活やフィットネスクラブとの委託契約の際には、パーソナルトレーナー認定資格の保有を条件としている企業も多いです。
パーソナルトレーナーは資格がなくても働ける仕事ではありますが、資格があるとほかのトレーナーと差別化ができて就職や転職の際にも非常に有利になります。
パーソナルトレーナーとして働きたいと考えている人は、トレーナー系資格は持っておいた方が良いでしょう。
メリット③トレーナーとしての信用度が上がる
もし自分がパーソナルトレーニングを受ける立場になったとき、選びたいのは無資格よりも有資格のトレーナーですよね。
お客様がパーソナルジムを選ぶ際にホームページやSNSを見る時、限られた情報の中から自分を選んでもらうためには資格保有による信用度は非常重要となります。
まとめ
今回はNSCAの資格概要と取得のメリット、受験の流れなどをまとめて説明しました。
NSCAは世界的にも非常に権威ある資格のため、今後パーソナルトレーナーとして活躍したい人は資格取得を強くおすすめします。
資格取得によって就職に有利になることやトレーナーとしての信頼度が上がるといった様々なメリットが得られることも紹介してきました。
今後、トレーナーとしての自分をブランディングする際にも非常に重要となります。
パーソナルトレーナーを目指す人は、ぜひNSCA関連の取得を目指してみてください。
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