「フランチャイズで開業予定だが、フランチャイズがどういうものかわからない」
「加盟店先の選び方がわからない」
「おすすめのフランチャイズ本部を知りたい」
上記でお悩みではないでしょうか。
実際に現状「フランチャイズ とは」と検索しても、ネット上にはフランチャイズに携わったことのない方が執筆した記事やブロガーが書いた推論しかなく、実践に基づいた施策がないためこれらの情報を鵜呑みにするのは大変危険だと感じます。
そこで月間20万人以上がジム探しで利用するジムメディア「FitMap」を作り上げ、実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行なっている株式会社FiiTが、フランチャイズに関する全てを執筆しました。
フランチャイズでお悩みの方は、この記事を全て読み込むことで、フランチャイズの開業・経営において変化が訪れることをお約束します。
フランチャイズとは
まずはフランチャイズの意味と仕組みについて解説します。
「フランチャイズ」とは、フランチャイズ本部と呼ばれる「フランチャイザー」と加盟店(フランチャイジー)が契約を結び、加盟金(ロイヤリティ)を支払うことで商標の使用権や商品&サービスの販売権を得られるシステムです。加盟店は、本部が培ってきた開業や経営のノウハウを活用できるため、個人で開業をするよりもリスクを低く、短期間で開業に踏み出すことができます。
ロイヤリティは定額で支払う場合もありますが、売り上げに対して一定の割合で支払うことの方が多いです。
フランチャイザーであるフランチャイズ本部(フランチャイザー)と加盟店(フランチャイジー)の双方にメリットがあるため、コンビニエンスストアやレストラン、学習塾や小売店などさまざまな業種で取り入れられています。
知識もアイデアもないけど独立開業したいという方はフランチャイズを検討してみてはいかがでしょうか。
必ず知っておきたいフランチャイズ基本用語解説
- フランチャイザー
フランチャイズ本部を意味します。商品開発や仕入れルートの確保、マニュアル作成、人材育成、宣伝などを行い、ブランド価値の維持やサービスの向上に努めるのがフランチャイザーの役割です。↔︎フランチャイジー
- フランチャイジー
加盟する人・法人を意味します。フランチャイザーから得たブランドの使用権や経営ノウハウなどを活用して店舗を運営するのが役割です。↔︎フランチャイザー
- スーパーバイザー
加盟した人・法人への経営指導をする本部側の人のこと。
類義語:ストアアドバイザー、フィールドカウンセラー
- 加盟金
フランチャイズの契約を結ぶ際に、本部の保有するノウハウやサービスや商標の使用権等、フランチャイザーからフランチャイジーへと支払う対価のこと。
- 保証金
加盟金とは別に、保証金を設定しているフランチャイズ本部もあります。 保証金は、フランチャイズ契約期間中に負う債務を担保するための預り金です。債務の不履行なしでフランチャイズ契約が終了すれば保証金は返還されます。
- ロイヤリティ
フランチャイザーからフランチャイジーへと支払う毎月の対価のこと。毎月固定額の場合や、売上高や粗利益に比例して額が上下する場合もある。
- 直営店
直営店は本部が自社で直接店舗運営を行うことを指し、レギュラーチェーン(RC)とも呼ばれます。店舗や人、設備などすべて自社でまかなうシステムです。直営店は本部が運営するため、研修店舗となるなどフランチャイズ店の見本となります。↔︎FC店
独自開業との違い・注意点
・パッケージ化されたシステムを運営するため、加盟店が独自で創意工夫する余地が少ない(全くないわけではない)
・本部側やチェーン内でトラブルが起こると、全体のイメージダウンにつながり悪影響を受ける
・契約終了しても、同業態での営業が禁止されることがほとんど
・加盟金やロイヤリティを支払う必要がある
フランチャイズ開業において注意すべきこと
フランチャイズとは、本部の経営ノウハウを取り入れることで、誰でも簡単に開業できるものです。
一般的に開業マニュアルや経営マニュアルが本部から提供されます。しかし、加盟したら何もしなくていいわけではありません。
フランチャイズ開業における心得を記述します。
フランチャイズ=成功と思い込まない
加盟金、ロイヤリティを払うのだから、利益が発生することは保証されていると思い込むのは危険です。フランチャイズ本部が行ってくれるのは「経営ではなく、経営のサポート」です。経営を行うのは加盟店です。コスト管理や集客、採用などのノウハウ提供は行なってもらえますが実際に実行するのは加盟店です。
フランチャイズは子会社ではなく、個人事業なので自己責任の世界です。法律的にも財務的にも独立した間柄です。
経営者としての自覚を持って開業に臨みましょう。
加盟する以上は素直になる
フランチャイズではすべての店舗で一定の商品や接客のクオリティを保ち、イメージに関しても統一する必要があります。
本部は持つ機能の1つで、加盟店の運営を継続的にサポートします。具体的には、オペレーションがマニュアルに沿っているか、経営に関する問題点が無いか、店舗が基準を満たしているかどうかなどの点で定期的に加盟店を巡回してトータル的に加盟店をサポートを行います。
本部のアドバイザー(スーパーバイザー)がフランチャイズの加盟者よりも若いということはザラに起きます。そんな時にアドバイスに素直になることが重要です。「自分より年下の人間の意見を聞きたくない」という意見も理解できますが、スーパーバイザーはその業界については加盟者よりもずっと経験もあり知識も深く、本部が今までの歴史で積み重ねてきた成功・失敗についても知っています。
「素直になること」はフランチャイズに加盟して成功するためには必須の心構えです
フランチャイズに加盟するメリット
フランチャイズに加盟すると、以下のようなメリットがあります。
未経験でも挑戦しやすい
一般的に、経営においてその業界の知識は必要不可欠です。しかし、フランチャイズに加盟すると、未経験でも経営ができます。
経営に必要な物品の知識や開業方法、集客方法、経営方法などのノウハウをフランチャイズ本部から提供を受けることができます。
開業後には本部との打ち合わせを開くことができ、経営や集客についてアドバイスを受けることが可能です。
そのため、業界未経験の方や初めて起業する方でも、安心して挑戦することができます。もちろん業界の方はそのノウハウを武器に経営をスタートできます。
運営に専念できる
サービスに関するマニュアルの改善などは基本的に本部の業務なので、加盟店側は店舗運営に専念できます。スタッフ採用も本部が代行するケースがあるため、個人で独立・開業するよりも負担が少ないのがメリットです。
加盟店の役割は、その店舗の売上を維持拡大することです。
ブランド力を利用できる
ブランドの知名度を利用して集客をすることができます。
すでに名前を知っているお店であれば、地域の人も安心して利用するので、新規もリピーターも獲得しやすいでしょう。
そのため、ブランド名だけで集客をしたいならば消費者(お客さん)へのブランド名の浸透が必要です。
ブランド名を知らないフランチャイズ本部に加盟すると、ブランド力での集客はできませんので注意しましょう。
フランチャイズに加盟するデメリット
フランチャイズに加盟すると、以下のようなデメリットがあります。
マニュアル通りに運営しなくてはならない
提供するサービスや、価格、キャンペーンなどは基本的に本部が管理します。
フランチャイズの加盟店は本部が決めたマニュアル通りに運営しなければならないため、自由に経営できない点がデメリットです。
独自開業に比べて、加盟店側が独自性を発揮する余地が少ないです。契約も一律なので個別の希望は通りにくいので、全てを自分で創意工夫したい人には、フランチャイズ加盟は不向きかもしれません。
ロイヤリティが必要
加盟店は本部に対して毎月ロイヤリティを支払う義務があります。毎月固定額の場合や、売上高や粗利益に比例して額が上下する場合もあります。
状況にあわせて移転や業態変更ができない
人口の変化や他店の参入などで経営状態が悪くなった場合でも、フランチャイズ加盟店は独自に店舗移転や業態変更ができません。
事業をやめたいとなっても、契約期間内であれば解約金がかかる場合があります。
契約期間は5年〜10年の場合がほとんどです。
契約終了後、同業種で出店ができない
フランチャイズ契約では、経営ノウハウや機密情報を守るために、契約終了後に一同業種または類似した事業での出店を禁止する「競業避止義務」が定められている場合がほとんどです。
契約終了後、同業種で出店ができませんので注意しましょう。
フランチャイズがおすすめの人
このようにメリット・デメリットはさまざまです。
ではどんな人にフランチャイズがおすすめなのかを紹介します。
レールの上を走るのを楽しめる人
レールに乗って自分のビジネスとして働くことができる人はフランチャイズがおすすめです。 本部(フランチャイザー)が提案するパッケージに沿って、自分たちができることを最大限に実行に移すことができる人は、効率的に成功へと近づくことができます。
「自分でレールを敷く方が、レールの上を走るよりもいい」という考えもありますが、レールの上を走るのは悪いことではありません。 マルチフランチャイジーやメガフランチャイジーのように、レールの上を走り年間で数十億や数百億の売上を出している企業もあります。
フランチャイズは成功体験に基づいてパッケージ化されているため、それを最大限に活用できるのはレール上を走るのを楽しめる人です。
本部を信じて行動できる人
フランチャイジーは、本部(フランチャイザー)のノウハウをもとに事業を行います。 本部(フランチャイザー)を信じることはフランチャイズで成功するための必須条件なので、それができる人はフランチャイズに向いています。
ビジネスにおいて信頼は不可欠です。特にフランチャイズは本部(フランチャイザー)に信頼を置く必要があります。
事前に徹底的に調査を行い、加盟後に本部の欠点に気付くようなことがないようにしましょう。 業績だけでなく、企業理念など本部の事業に対する姿勢もよく検討し、本部が信頼できるものであることを確認してから加盟することをおすすめします。
本部のパッケージを守りつつ試行錯誤できる人
フランチャイズでは、基本的に本部が提供するパッケージに基づいて事業を行っていますが、本部の言うことを聞くだけでは売上の最大化ができません。エリアや環境に応じて柔軟に対応し、パッケージを守りながら状況に応じて試行錯誤できる人がフランチャイズにおすすめです。
フランチャイズには契約関係がありますが、フランチャイジーは個人事業主としての運営で。 フランチャイジーにどれだけの裁量を任せるかを決めるのは本部次第ですが、成功したフランチャイジーは全員、独自の試行錯誤を繰り返しています。加盟店としてブランドイメージを守る義務があるため、本部の意向によりできない場合もありますが、その枠組みの中で試行錯誤しながら自ら努力して売上を伸ばすことができれば、フランチャイズで成功するでしょう。
フランチャイズ本部の選び方
フランチャイズ加盟者となって経営を成功させるには、「本部選び」がとても重要です。「良い」本部に参加できることは成功の可能性を高めますが、「悪い」本部を選択すると、最悪の場合、ビジネスの失敗につながる可能性があります。
しかし、加盟後の経営がうまくいくかどうかは、加盟者と本部の相性によって大きく左右されるため、すべての加盟者にとって「良い」ジムフランチャイズ本部というものは存在しません。
下記の項目を参考に自分にとって「良い」ジムフランチャイズ本部選びを行いましょう。
フランチャイズ本部のビジネスモデル
フランチャイズ本部がどんなポジショニング・ブランディングで戦っているのか、なぜそのポジショニング・ブランディングなのかを確認しましょう。
フランチャイズ業界には、なんとなくで経営してみて売上が立ったからフランチャイズを募集しているというフランチャイズ本部が少なくありません。再現性のあるビジネスモデルを確立している本部選びが重要です。
また見落としがちですが、フランチャイズ本部の会社の経営ビジョン・経営ミッションも重要な事項です。ビジョン・ミッションに共感できる本部を選びましょう。
フランチャイズ本部の実績
当たり前の話ですが、フランチャイズ本部が成功していなければ、フランチャイズ加盟店も成功しません。
本部が確立されたビジネスモデルで2店舗以上の黒字運営を行なっており、その利益が加盟店にとって満足できる額である本部を選びましょう。
必要資金
フランチャイズを始めるための初期費用としていくら必要なのか、運転資金はどれくらいかかるのか、計算してみましょう。物件取得費、加盟金、物品導入費、内装費、採用費だけでなく、毎月かかるロイヤリティや広告費も把握が必須です。
初期費用を多く使い、毎月数百万の売上を目指すハイリスクハイリターンのモデルや
初期費用をできるだけ抑えて、毎月100万の売上を目指すローリスクローリターンのモデルなどビジネスモデルは様々です。
自己資金や融資、毎月の売上を含め、資金繰りに問題がないか、リスク低く100万円欲しいのか、リスクを大きく取り数千万円以上の収入を狙いに行くか等、慎重に判断しましょう。
フランチャイズ本部のサポート体制
開業後のサポートがしっかりとある本部を選びましょう。
接客や集客、契約率に対するアドバイスはもちろんのこと、定期的に経営全体のアドバイスを親身になって行なってくれるかが重要です。
中には開業費用を受け取り、オープン後一切サポートを行なってくれないフランチャイズ本部もあるので契約前に契約後のサポートについて必ず確認しましょう。
契約期間・解約金
契約期間や解約方法、違約金の確認も必須です。
契約期間は2年の本部もあれば20年の本部もあり、フランチャイズ本部によって様々です。経営を辞めたくなった時や、経営が上手くいかず閉業をしたいとき契約期間が長いと高額の違約金を請求されることもあります。
集客支援があるかどうか
独立開業する際に「広告宣伝」は欠かせません。しかし、すべてをひとりで行うには資金的にも労力的にもかなり大変な作業となります。
そのため、宣伝広告に強いフランチャイズかどうかを見極めるといいでしょう。
具体的にどのような集客支援をしてもらえるのかしっかりと確認を行うのがおすすめです。
フランチャイズ本部の強み
上記以外で独自の強みがあるフランチャイズ本部もあるので強みの確認も行いましょう。フランチャイズ本部の比較検討を行う際に、迷ったら強みを元に判断するのが吉です。
例を出すと下記があります。
- IT業界出身者がいるフランチャイズ本部なので、WEB集客に強い
- 本部内にデザイン部署があり、HPデザインやチラシデザインを作ってもらえる
- 本部内にインフルエンサーがいて、無料で宣伝してもらえる
- 不動産業も行なっているため、優良物件探しや初期費用を抑えることができる
- 予約管理システムや顧客管理システム等、システムでの管理体制がある
フランチャイズで失敗しないためには
起業は極めてリスクが高いと言われますが、その中でもすでに成功している事業ノウハウがもらえるフランチャイズでの起業は、成功率が比較的高いことで知られています。
しかし、失敗するケースももちろんございます。
そもそもフランチャイズ起業は即始めるべき?
結論、条件が合えば即始めるべきです。
しかし、不安が拭えていない段階で始めるのは、全くおすすめいたしません。
不安となる多くのケースを紹介いたします。
- 初期費用が予算を大きく超えている
- 回収での期間が長い
- サポート範囲について
- 契約期間や契約終了後の縛り
もちろん全て条件希望通りのフランチャイズに加盟するべきです。
ただ条件に多少外れていても、フランチャイズ本側のサポートがある場合がございます。
というのも何かしらの理由があり、そういった設計になっているので、理由またはサポートを用意している場合がほとんどです。
例えば、
・初期費用に関しては、「融資サポート」。
・回収期間に関しては、「経営の安定メリット」
などのにおります。
したがって失敗する例と対策を知った上で、フランチャイズ本部との打ち合わせに参加しましょう!
下記に主な失敗例とその対策を紹介します。
フランチャイズの失敗例
フランチャイズの主な失敗例として、次の4つがあります。
- 資金
- 外部環境
- 契約面
- オーナーの能力不足
資金問題
フランチャイズの失敗の理由の1つは、資金の不足です。
開業後、比較的初期に発生しがちな問題の一つです。
典型的な例は、「初期費用が想定よりも多くかかった」および「ランニングコスト(運営資金)の見積もりが不十分だった」です。
事業開始時にぎりぎりの資金で事業を始めると、そのような事態に陥りやすいので、余裕のある資金計画の設計をお勧めします。
当たり前の話ですが、どれだけあなたがビジネスを続けたいと思っていても、資金が足りなくなると、購入、人件費、光熱費など、店舗の維持に必要なお金を払うことができなくなります。 そして最悪の場合あなたは廃業することを選ばなければならないかもしれません。
資金が足りなくなった場合、金融機関に融資を依頼するといった資金調達ができるかどうかが事業継続のカギとなります。
外部環境の問題
「外部環境の変化」も、フランチャイズの失敗の理由のかなり大きな割合を占める理由の一つです。
一番大きな外部環境の変化は、「競合店の出店」です。
前者の分かりやすい例を挙げると、コンビニエンスストア業界があります。
熾烈な都会のコンビニエンスストア業界では、ライバル店が既存店のすぐ隣や道路の向こう側に出店するのはごく普通のことです。
しかし、競合店が出店しても、地元のお客様との関係構築や集客戦略がしっかりしていれば廃業まで追い込まれることはないでしょう。競争の出店による被害の大きさによっては、日々の経営方針が試されていると言えます。
競合店の出店以外の外部環境の変化といえば「市場環境の変化」があります。
インターネットの普及により顧客がオンラインに移行したり、ブーム(流行)の終焉があったりします。この二つは予めある程度は読むことができる時流なので、対策をとりましょう。
契約条件の見落とし
フランチャイズ契約はあなたの将来に影響を与えると言っても過言ではありません。
契約条件の確認が最も重要ですので、簡単に契約書に署名しないようにしましょう。
契約においてトラブルになりやすいのは、「競業避止義務」です。
フランチャイズ契約では、経営ノウハウや機密情報を守るために、契約終了後に同一業種または類似した事業での出店を禁止する「競業避止義務」が定められている場合がほとんどです。
契約期間はもちろん、契約終了後も同一業種または類似した事業での出店を完全に禁止している本部も多くございますので注意しましょう。
本部から受けられる経営指導やノウハウ指導の範囲と頻度を定めた「指導内容」や、「罰則条項」などもトラブルになりやすいです。
本部が期待通りのサポートをしてくれないため、契約を解除しようとすると多額の罰金が科せられる場合もあります。
このようなトラブルを未然に防ぐため、契約の隅々まで確認し、ご不明な点がございましたら担当者または専門家にご相談ください。
オーナーの能力不足
そして、フランチャイズ失敗の原因の1つは、「オーナー(加盟店)の能力不足」です。個人事業主となるためオーナーには「経営者としての能力」が求められます。
一般的に経営者には以下の能力が必要といわれています。
- 先見性
- 意思決定・判断能力
- 財務会計・管理会計知識
- 資金調達力
- コミュニケーション能力
- リスクコントロールを含めた実行力
- 業績改善・向上能力
全てを高いレベルで会得することは難しいかもしれませんが、最大限の努力は行いましょう。
未経験から始める人におすすめのフランチャイズ
まずは、未経験から始める人におすすめのフランチャイズを紹介します。業界での就労経験や経営経験がない人におすすめなのは、次の3業種です。
・コンビニエンスストア
・ハウスクリーニング
・パーソナルジム
それぞれのおすすめポイントや仕事内容について、紹介します。
コンビニエンスストアのフランチャイズ
コンビニエンスストアは、フランチャイズの代名詞とも言われるほど日本で普及しているフランチャイズです。他業種と比べても、蓄積されたノウハウは圧倒的で、サポート体制とマニュアルがしっかりしているため、業界未経験の方や店舗運営未経験の方におすすめです。
コンビニ業界のフランチャイズ契約には、土地と店舗を本部が用意するタイプと加盟者が用意するタイプがあります。
大手コンビニエンスストアであれば、知名度も信頼度は申し分なく、テレビCM等の広告施策を多数本部が行なっているというメリットがございます。
大手コンビニのセブンイレブンの場合、土地と店舗を本部が準備するタイプの加盟金は250万円、ロイヤリティは売上総利益に、その売上総利益によって割合が異なります。加盟金・ロイヤリティを支払うことにより、開業前・開業後も充実したサポートを受けられます。
開業資金はだいたい250〜500万円です。
ハウスクリーニング
ハウスクリーニングは自宅開業が可能な事業であり、大きな設備投資も必要ないので参入障壁が低いフランチャイズです。
高齢化社会や共働き世帯の増加に伴い、ハウスクリーニングを利用する家庭が増えており、ハウスクリーニング事業は人気が高まり続けている業種です。
高度な技術を必要としないため業界未経験者にもおすすめです。
ハウスクリーニングの開業費用の目安は160~200万円ほどです。
パーソナルジム
パーソナルジムはオフィスの空きスペースや自宅の空き室で開業が可能な事業です。業界未経験であれば、トレーナーを採用して運営を行います。
在庫リスクが無く固定費をすごく抑えることが可能なため、リスク少なく運営を行うことができます。健康志向ブームにより、男女問わず年齢も幅広い層から需要もあります。
集客サービスがあるフランチャイズ本部を選べば、ほぼ放置型で運営を行うことができるため、業界未経験者はもちろん副業としてもおすすめです。
パーソナルジムの開業資金は、約400万円〜1000万円です。
パーソナルジムの開業を検討する際のポイント
パーソナルジムはどこまで行っても、サービス業になります。トレーナー個人の力量がどうしても大きく反映されてしまいがちなイメージがあります。
そんな中でフランチャイズ加盟するのであれば、必ず下記ポイントを確認すると失敗せず成功する確率が高く上がります!
- 集客の再現性
- 採用,教育体制の有無
- サービスコンセプト
集客の再現性について
パーソナルジムなどの店舗ビジネスは、出店エリアが成功の大半を占めると言っても過言ではございません。
大方の見るべきポイントなどは、ネットでも調べれば出てくると思います。
ただそれだけではわからない、やエリアによっての施策や売上の伸びなどは変わっております。
そもそも集客の再現性はどこを見るべき?と思う方がいると思います。
集客の再現性が高い企業の多くは、数値による客観的視点と、企業独自の観点でのエリア選定及び出店戦略を必ず持っているはずです。
回答してくれる企業は少ないと思いますが、直接運営本部に聞いてみるといいでしょう!
またインフルエンサーやトレーナー個人の集客力に頼っているようなジムは、大変危険です。
店舗事業は先ほども述べた通り、出店エリアが非常に大事です。
エリアによっては、インフルエンサーの影響が全く出ないエリアもあったりするの要注意です。
採用,教育体制について
最終的にお客様に直接関与するのはトレーナーです。
採用基準などを設けると、採用基準に達している人は少ない印象を受ける業界です。
なので教育体制がある企業は、1から現場に出せるトレーナー輩出できるのは非常に強みと言えます。
そう言った企業は、人材不足に陥っている企業は少ないと言えるので、
出店エリアなどに制約がでてくことなど少なく、戦略上良いエリアに出店でき成功の可能性が非常に高まります。
サービスコンセプトについて
最終的にはトレーナーだと、前述致しましたが、サービスコンセプトも非常に大事です。
サービスコンセプトが明確でないと、トレーナー依存が強まります。極端な話をすると、引き抜きるリスクや退会率も上がってしまいます。
サービスコンセプトに共感している会員様が多いと、トレーナー変更なども問題なくスムーズに行えます。※トレーナーの離職,独立は比較的多い業界です。
なので、直営で既に10店舗以上出しているような企業への加盟がおすすめです。
フランチャイズ開業の手順
まずはなにから始めたらいいのか、開業までにはどんなステップがあるのかを解説します。ここでは店舗のフランチャイズの開業までの流れを解説します。
(1)現状資金の把握、フランチャイズ加盟の目的、目標設定を行う。
まずは自己分析を行いましょう。持っている資金はもちろんのこと、持っているスキル、独立したら着いてきてくれそうなお客さんの数は把握が必須です。それに加えて、なぜフランチャイズ加盟を選んだのかの理解、1年後・5年後・10年後の目標設定を行いましょう。
(2)1をもとにフランチャイズ本部を探す
自己分析の結果をもとに、自分にあったフランチャイズ本部を探しましょう。上記に記述したように下記項目の把握は必須です。
- ビジネスモデル
- 本部実績
- 必要資金
- サポート体制
- 契約期間
- 本部の強み
フランチャイズには、コンビニエンスストアをはじめ飲食店や学習塾、ハウスクリーニング、ジム、介護サービスなど、さまざまな業種や業態があります。そのなかから自分の条件にあった業種・業態を見つけるために、フランチャイズ本部探しは妥協せずにしっかりと行いましょう。
(3)何社か資料入手や打ち合わせを行い、比較検討する
インターネットに出ている情報だけでは不十分ですので、資料入手や打ち合わせを行いましょう。疑問点は契約前に解決することが重要です。
施設によっては実際の店舗を見学したり、体験できたりするところもあります。
また、打ち合わせ時に強引に契約に持っていこうとする業者様もいらっしゃいますので注意しましょう。
(4)契約
運営シミュレーションを行った上で契約書、法定開示書面をよく読み問題がなければ契約締結を行いましょう。対面でのみ契約を行なっている本部や、オンラインで契約を行なっている本部等ありますが基本的な流れは変わりません。
対面の契約の場合で相手側に訪問するのではなく、加盟店側に訪問してもらうパターンがありますがその際の交通費の所在の確認を忘れないように。
(5)物件探し
本部にエリア選び、物件選びのノウハウを提供してもらい物件探しを行いましょう。基本的にテナント物件を探すことになりますが、店舗として開業が可能かどうかを管理会社に問い合わせることは必須作業です。
店舗開業可能の承諾を取らずに開業してしまった場合、強制閉店となるケースもございます。不動産の高額な違約金が発生することになってしまうので開業可能の承諾は必ず取りましょう。
また、内見なしで契約ができる物件もございますが内見は必ず行いましょう。物件の図面が不確かなことや図面には記載されていない要素があることもあります。
(6)内装工事、物品導入
内装が必要なスケルトン物件、内装してブランディングを強化する場合は内装工事を行いましょう。内装のやり方や内装業者に指定がある場合もあるので本部への確認は必須です。
自身で内装を行うDIYは資金を抑えることができます。
物品の導入についても、指定の物品がある場合があるためまず本部に確認を行いましょう。なければご自身で物品選びを行いましょう。
(7)研修
研修がフランチャイズパッケージに含まれている場合、本部が主催する研修を受講します。
研修内容は基本的に下記の3つです。
- 接客
- 集客
- 運営
(8)集客開始
オープンに向けて集客施策を実施します。HP制作やオンライン・オフライン広告の出稿、ポータルサイト掲載、口コミ対策等やらなければいけない施策はたくさんありますが、本部と連携して力を入れて実施します。売上に直接的に影響します。
(9)オープン
業務開始です。お客様満足度の最大化を目指しましょう。
株式会社FiiTが運営のパーソナルジム「ダイエットパートナー」
本記事を執筆している株式会社FiiTが運営しているパーソナルジム「ダイエットパートナー」のフランチャイズの紹介します。
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