本記事では、最速で資格を取得して、パーソナルトレーナーになりたい方へ、その方法も含めて解説していきたいと思います。できる限り効率よく資格を取って、早くパーソナルトレーナーになって活躍したいですよね。普段忙しい学生さんやビジネスマン、主婦の方などはいかに時間と労力をかけずに取り組めるかが重要です。負担が多いと継続して勉強などすることが難しく感じてしまいますし、モチベーションも下がってしまいます。まず取り急ぎ資格を取得してパーソナルトレーナーになりたい方へ向けて、いまも現役でパーソナルトレーナーをしている筆者から、現場のリアルも踏まえてお伝えしていきたいと思います。本記事では、こういった方にオススメです。
・パーソナルトレーナーの仕事内容について知りたい方
・今すぐにでもパーソナルトレーナーになりたい方
・比較的気軽に、パーソナルトレーナーに必要な資格を取りたい方
・どんな資格があるのか知りたい方
・どんな方がパーソナルトレーナーとして活躍しているかが知りたい方
パーソナルトレーナーとは
パーソナルトレーナーとは、筋力アップやダイエット、ストレス解消や健康維持など、お客様の運動の目的に合わせたトレーニングメニューを提案・指導する仕事をする人のことを言います。またトレーニングだけではなく、普段の食生活や栄養摂取の管理など、健康に携わる分野を幅広くサポートしていきます。
現代は少子高齢化やリモートワークなど、体の不調を訴える方が少なくありません。肩こりや腰痛による痛み、猫背や反り腰などの姿勢改善を必要とする方は、年々増加傾向にある印象です。それら痛みや姿勢を改善を目的としたトレーニングメニューの提案と指導も、パーソナルトレーナーの重要な役割です。
またパーソナルトレーナーの特徴として「医療行為はできない」ということです。例えば、お客様から「ここが痛い」という内容に対して「これはこういう症状です」と断定することができません。なぜなら根拠・証拠がないからです。レントゲンやMRI検査などをして事実を伝えることができない為、誤った診断をしてしまう可能性があることから、基本的に医療行為は禁止されています。
もしお客様から「ここが痛い」という風に言われた場合は、様々なヒアリングをした上で「痛みの原因は○○の可能性があります」といった仮説ベースでお話しする必要があります。ですが、お客様の悩みを解決したいですよね。そういった場合は、病院へ行って正しい診断を受けた上で、メニューを提案し実行していくのが正しい進め方となります。
パーソナルトレーナーになるためには
では、パーソナルトレーナーになるためにはどうすればいいのか?実はパーソナルトレーナーは国家資格ではないため、無資格の状態でもパーソナルトレーナーになることは可能です。しかし、最初から個人事業主としてパーソナルトレーナーほぼ不可能なので、まずは組織に入って経験と知識を身に付けることが必要です。
では具体的にパーソナルトレーナーになるための方法について解説していきたいと思います。
学校で勉強をしてから
まずは、パーソナルトレーナーに必要な知識や技術を学ぶことのできる4年生の大学や専門学校へ入学してから、パーソナルトレーナーとして活動する方法です。この路線で進む人は多く、そのあと現場に出ても自信をもって取り組むことができるというメリットがあります。
しかし本記事のテーマである、今すぐに活躍したいという方にはオススメできません。時間も労力も消費するからです。しっかりと足場を固めてパーソナルトレーナーとしてデビューしたいという方はオススメです。
会社に入社してから
いまも現役でパーソナルトレーナーとして活動している私がオススメするのは、このやり方になります。会社にアルバイトや社員として入社をし、社内研修内で実技と知識を習得し、すぐに実践できるというスピード感があるからです。資格を取得しなくても、社内でパーソナルトレーナーとして活動しても良い、という称号を与えられたら、晴れてパーソナルトレーナーです。
またもう1つメリットとして、お給料をもらいながら知識と技術を得られることです。学校に通うとなると時間と労力に加えて、授業料の支払いが発生してしまいます。お金をもらいながら勉強できるなんて、最高ですよね。
資格を取得してから
資格を取得してからパーソナルトレーナーとして活動するのも1つです。というもの資格がないとお客様から選んでもらえない、自信が付かない、会社に入社できないなど、資格を持っていないことでマイナスなイメージを持ってしまうこともあるからです。先ほど解説したまずは会社に入社するという選択肢を選んだ際に、まずその入社したい組織が自分を選んでくれないと始まりません。
また無資格で飛び込むのも勇気がいりますし、ある程度知識や技術を身に付けたい方は、資格の勉強から始めるのもアリでしょう。
パーソナルトレーナー・オススメの資格
ではパーソナルトレーナーになるためのオススメの資格を紹介します。パーソナルトレーナーの資格といえば、、、というような王道資格3つを挙げたいと思います。
私も現役でパーソナルトレーナーしていますが、だいたいこの3つの資格がベースにあり、別途他のトレーナーと差別化を図るために資格を取得するトレーナーが多いように思えます。どれも認知度が高い資格になるので、取っておいて損はないです。
NESTA-PFT
NESTA-PFTとは、NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が公式に認定しているパーソナルフィットネストレーナーの資格です。
パーソナルトレーナーとして活躍するための知識量は申し分ない資格となっています。しかし、資格を取得する過程の講習受講条件として「パーソナルトレーナーの実務経験が1年以上あること」とありますので、中上級者向けで少し取得の難易度が高いように思えます。すでに経験がある方は、最短で1週間あれば取得できます。
NESTAはパーソナルトレーナーとしての知識だけではなく、トレーナーとして売上を立てていくビジネスについても並行して学ぶことが出来ます。試験の合格率は約60%ほどと言われており、決して楽ではなくしっかりと勉強をして挑戦する必要があります。NESTA-PFTの取得には3つの方法があり、指導経験の有無などにより各コースを選択することができます。
①ダイレクトコース:NESTA実施の講座を受けずに認定試験を受験。現場での指導経験が長いなど、すでにある程度の知識・技術を身につけている人向け。
②ゼミコース:NESTA実施の講座を受け、認定試験を受験。
③WEBコース:NESTAによる通信教育講座を受け、認定試験を受験。
またNESTAではPFT(パーソナルフィットネストレーナー)だけではなく、より専門的な「NESTAスペシャリスト」という資格も提供しています。その数は23種類あります。スポーツパフォーマンススペシャリスト、サプリメントスペシャリスト、クラブマネジメントスペシャリストなど、様々な資格が用意されているため、PFTを取得したあとでも、よりレベルアップすることができるメリットがあります。
NSCA-CPT
NSCA-CPTとは「National Strength & Conditioning Association」(全米エクササイズ&コンディショニング協会)が認定しているパーソナルトレーナーの資格です。NSCA-CPTの発行団体であるNSCAは、アメリカに本拠地がある世界的にも認知されているパーソナルトレーナーの資格認定協会です。NSCAは1978年に設立され、現在では世界88カ国に在籍する多数のメンバーがトレーナーとして活躍しています。
運動初心者からプロアスリートまで、幅広い方を対象とした健康やトレーニングに関する知識を習得することができます。NESTAとの違いは、世界的にも認知されている資格であることです。日本に留まらず、世界的にも活躍したいという方はオススメの資格となっています。
NSCA-CPTを取得するには、CPR/AEDの認定があること、NSCAジャパンの会員であることなどの条件がありますが、NESTA-PFTよりも基準ハードルは高くありません。また合格率も毎年70%を超えているので、比較的取得しやすい資格となります。
JATI-ATI
JATI-ATIとは特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会という協会の認定資格となります。JATI-ATIはこれまで挙げたNESTAとNSCAとは異なり、日本の資格になります。
お客様はプロのアスリートだけではなく、子どもから高齢者まで幅広いニーズに対応しており、健康体力増進から競技能力向上に特化した資格です。そのため今後のキャリアプランで競技者のサポートをしたいと考えている方はオススメの資格となっています。
パーソナルトレーナーはもちろん、競技スポーツにおいてトレーニング指導もできますし、地域スポーツの指導者やコンディショニングコーチとして様々なスポーツの現場で活躍することができます。
合格率は年々60%ほどです。地道に勉強し試験に臨めば、取得できない資格ではありませんが、NESTAやNSCAと決定的な受講条件があります。それは専門学校や4年生大学を卒業していること、また運動指導経験3年以上が条件となっております。これからパーソナルトレーナーとして活躍したいと考えている方にとっては、取得はオススメできません。
最短で取得できる資格は
ではパーソナルトレーナーになるために最速で取得できる資格は、結論NSCA-CPTです。理由としては、NCSA-CPSを取得するまでの過程が、比較的簡単だからです。
先ほど述べたCPR/AEDの認定は半日の講習を受講すれば認定証を受け取ることができますし、NSCAジャパンの会員には13,200円/年会費を支払えば入会することができます。NESTA-PFTやJATI-ATIとは異なり実務経験は必要ないですし合格率も比較的高いので、初心者には非常にオススメだと考えています。それら理由からNSCA-CPTの資格を取得するのが良いでしょう。
資格を取るメリット
資格を取得するメリットは様々です。
①肩書きによって、お客様からの信用性が上がる
パーソナルトレーナーは、無資格でもできる仕事です。パーソナルトレーナーとしての参入障壁は低い分、現場では信用性が求められます。もし自分が手術をする際に無資格な人が治療します、と言われたら誰しも不安に思うと思います。いくら知識と技術があっても、です。お客様にしっかりと成果を出してもらうためには、まずお客様の不信を取り除く必要があるため、資格を保有している、という肩書きは絶対的に必要なのです。
②自分の自信につながる
資格を保有していることで、自分の自信につながります。なぜなら資格の取得を通して、外部から自分の知識や技術を認められている証になっているからです。また資格を保有していることで、周囲の接し方も変わると思います。無資格でいることよりも、資格を持っているという信頼性から、円滑なコミュニケーションが図れるでしょう。
③他のトレーナーと差別化できる
資格を保有していることで、他のパーソナルトレーナーとも差別化を図れるでしょう。先ほども解説しましたが、無資格のまま組織に入り、その組織内の認定によって活動しているパーソナルトレーナーも多くいます。その中で、社内だけでなく外部でも活躍できますよ、という証明があることは、大きな武器となります。
またお客様がパーソナルトレーナーを選ぶ際に、保有資格を公開する機会も多くあります。資格の保有数がすべてではありませんが、選択肢の材料として判断するお客様も少なからずいます。そういった場合で勝ち残るためにも、資格をとるメリットはあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。パーソナルトレーナーになるのは、現場の人間から見てみると比較的簡単だと思います。しかし、参入障壁が低い仕事であるため、パーソナルトレーナーになってからが本番だと感じています。私は無資格で組織に入り、その中でパーソナルトレーナーの認定資格を取得し活動を始めました。当時は組織に守られながら取り組んでいたため、個人で計画的に売上を立てられる立場ではありませんでした。しかし資格の保有を着々と増やし、他のトレーナーと差別化を図りながらお客様との関係性を築くことで、自分が商品化することができました。
一方で、まずは資格を取ってからパーソナルトレーナーになりたい方は、NSCA-CPTの取得が良いでしょう。パーソナルトレーナーになってからは「流動的にやりたいことをやってみたい」「どんなパーソナルトレーナーになりたいかまだ定まっていない」という方には特におすすめです。パーソナルトレーナーとしての基本的な知識や技術を幅広く学べるからです。ちなみに、私も初めてとった資格はNSCA-CPTでしたので、今でもそこで得た知見を活かして現場で取り組むことができていますよ。
ジム運営者必見!おすすめ提携サービス一覧
株式会社FiiTは、業界最大級のジム検索サイト「FitMap」による集客支援はもちろん、WEBマーケティングのコンサルティングからパーソナルジム開業・マシン販売など多岐にわたりご支援しております。
弊社が提携しているパートナー企業様を一覧にしました。ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただいた後、資料の送付及び担当よりご連絡させていただきます。
WEB集客数が大幅UP
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
資料ダウンロードはこちら【初期費用無料】
ジム経営の総合相談窓口
お客様の現状やなりたい姿を徹底的にヒアリングをした上でお客様に寄り添って最適な提案をさせていただきます。開業、集客、採用、マシン導入、システム構築、HP制作、広告運用、店舗展開、物件探し、内装工事、サービス設計などジム経営に関する全ての業務がサポート範囲です。お気軽にご相談ください。
相談は無料です。必ず有意義な時間にします。
ご相談申込みはこちら【初回無料】
InBody
「InBody」はパーソナルジムでの導入率が非常に高く、細かい数値まで見れるためとても人気な体組成計。フィットネス業界ではInBodyの数値が標準として計測されるケースもあるほどジムやパーソナルジムで重要な機材です。
当サイトを運営する株式会社FiiTはInBody公式代理店のため、通常価格よりお安く卸すことが可能です。見るだけなら無料ですので、詳しくは下記のカタログ資料請求(無料)にてご確認ください。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
STORES予約
STORES予約は、顧客管理はもちろん、Googleカレンダーと相互連携して予約管理を実施・効率化できるパーソナルジム顧客管理システムです。
予約以外にも、決済の難しい月謝を簡単に設定できる決済機能や、来店率・申込率向上が期待できるカレンダー予約や予約リマインドなどのマーケティング機能なども搭載。
他のシステムと比較しても月額料金が安く使いやすい上、最初は無料お試しで始めることができるため、パーソナルジムに非常に人気の高い顧客管理システムです。
料金や詳細の機能は資料に記載しています。見るだけなら無料で損することはないため、下記よりお気軽に資料ダウンロードしてみてください。無料で始めるためのリンクもご案内しております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム業務効率化システム「トレマワン」
WEB管理システムとトレーナー用/ユーザー用の2つのアプリを用いて、パーソナルジム運営に関わる多くの複雑な業務をデジタル化するだけでなく、トレーナーの顧客対応を専用アプリのみでも実施できるようにします。
また、アプリを用いた食事アドバイスのみの有料サービス化なども可能としており、ジムの売上向上にも繋がります。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルトレーナー特化の求人サイト「FITNESS SALON」
他社求人サイト掲載に加え、約8000人ほどのトレーナーにアプローチを可能としています。
また初回掲載企業様限定でトライアルプランを適応させて頂いております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム特化の不動産・物件探し「パーソナルジム不動産」
ご希望のエリアや予算内の物件探しはもちろん、集客を加味した立地調査など合わせて提供いたします。
物件探し依頼はこちら!
ジム・パーソナルジム特化の内装「ジム内装」
「ジム内装」サービスは、フィットネス業界、特にパーソナルジム業界を中心に展開。ただのおしゃれなジムを作るだけではなく、集客に影響できる設計も含め提案しているのが特徴的です。
また株式会社FiiTでは月間30万人が利用する業界最大級のジムポータルサイトFitMapを運営しており、約500店舗以上のジム事業者と関わりもあるため、パーソナルジム業界でウケるデザインや集客に繋がる内装、やってはいけないポイントなども熟知しております。
【施工イメージ】
内装のご相談はこちら!