サンプル割付

サンプル割付とは、【アンケート調査の実施前に顧客のセグメントごとに回収するサンプル数を設定して調査を実施し、回収目標数を達成したセグメントから回収を締め切ること】を表す。事前にサンプル数を決めて割付けることから呼ばれる。例えば20代〜50代を対象としたアンケートにおいて各年代で50サンプルずつ、というサンプル割付を行うと、回答者の年代が偏ることなく規定数回収することができる（均等割付）。あるいは特に40代の回答を多く得たい場合には、40代のサンプル数を多く、他の年代のサンプル数を少なくと、年代ごとに差をつけてサンプル割付を行うと、得たいセグメントを重点的にデータを回収することができる（割り当て法）。サンプル割付を設定するためには、アンケート調査によって明らかにしたいデータを特定のセグメントのデータを多く回収したい、偏りのないデータを回収したい、など、アンケート調査の目的を明確にする必要がある。