健康や運動にかかわる資格のひとつに、ヘルスケアトレーナーというものがあります。
「ヘルスケアトレーナーってなに?」
「どんなことができる資格なの?」
そう疑問に思ってインターネットで検索をしても、情報が少なくて困った人もいるのではないでしょうか?
本記事では、ヘルスケアトレーナーという資格の概要、資格が生まれた背景、現状、そして、なぜ情報が少ないのかなどについて詳しく解説します。
これを読んで、ヘルスケアトレーナーに関する疑問を解決しましょう。
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
▶︎ まずは資料ダウンロード!1.ヘルスケアトレーナーとは?なぜ情報が少ないの?
ヘルスケアトレーナーは働く人がケガや病気をせず、元気に働き続けられるようにサポートする資格です。企業からの要望で、「企業で働いている人」に対して運動メニューの決定や指導をします。
たとえば、健康診断の結果などにより、運動が必要と産業医が診断した従業員がいたとします。ヘルスケアトレーナーはその従業員に対して、運動プログラムの作成と運動指導を行います。運動プログラムの作成とは、その従業員が実践可能な運動を、どれくらいの頻度でどれくらいの量を行うのかを計画することです。また、運動指導とは運動プログラムの内容を説明し実施を促すことです。
ヘルスケアトレーナーになるには、中央労働災害防止協会が開催している「運動指導専門研修」を修了し、THP指導者登録をする必要があります。
しかし、2022年11月現在、「運動指導専門研修」が休止しているため、この資格を新たに取得することはできません。
このため、インターネットでヘルスケアトレーナーに関する情報を検索しても、ほとんど見つからない状態になっています。
だからといって、ヘルスケアトレーナーが必要とされた理由がなくなったわけではありません。次章では、ヘルスケアトレーナーが生まれた背景と現状について解説します。
2.ヘルスケアトレーナーが生まれた背景と現状について
ヘルスケアトレーナーが生まれた背景
この資格が生まれた背景には、
- 働く人の高齢化
- 心疾患や脳疾患の原因になりやすい肥満の増加
- 仕事に関して、強い不安やストレスを感じている人の増加
などがあります。
働く人や職場環境に関する法律である労働安全衛生法には、「事業者は、労働者に対する健康教育及び健康相談そのほか労働者の健康の保持増進を図るため必要な措置を継続的かつ計画的に講ずるように努めなければならない。」と規定されています。
これは、言い換えると「雇い主は働く人が健康でいられるように努めなさい」ということです。
また、同法には厚生労働大臣に対して、働く人が健康に仕事ができるように必要な指針を公表する、とも規定があります。
これを受けて、厚生労働省が定めたのがTHP指針です。(THPとは「トータル・ヘルス・プロポーション・プラン」の略称です。)この指針は、働く人の心と体の健康づくりのために定められました。
企業で働く人に健康でいてもらうことで、「生産性を向上」させ「労働災害を防止」することがその目的です。
これも言い換えると「働く人にケガをしたり病気になったりせず、仕事に専念してもらいたい」ということです。
さらに、このTHP指針を受けた中央労働災害防止協会が「心とからだの健康づくり指導者登録規程(令和4年9月29日改正)」を定め、THP指導者(心とからだの健康づくり指導者)を認定することになりました。
THP指導者は7種類あり、それらをまとめてTHPスタッフといいます。このうちのひとつがヘルスケアトレーナーです。「働く人の心と体の健康づくりをサポートするために、適切な運動プログラムの作成や運動指導を行う」という役割があります。
ヘルスケアトレーナーの現状
2022年11月現在、ヘルスケアトレーナーの資格取得に必要な「運動指導専門研修」は開催されていません。
研修を開催しても受講者が集まらなかったためです。研修期間が2週間という長期であったことや、参加費用が20万円以上という高額であったことは希望者にとって負担が大きかったといえます。また、この先も開催予定はありません。
こうした経緯で現在はヘルスケアトレーナーの資格を新規に取得できませんが、働く人の健康に関する問題がなくなったわけではありません。
中央労働災害防止協会は、新たに「健康づくりマネジャー」という、ヘルスケアトレーナーよりも研修が受けやすいTHP指導者を作りました。この資格は、ヘルスケアトレーナーのように企業で働く人の健康をサポートする役割があります。
補足になりますが、THP指導者はレベルアップ研修を受け、3年または5年ごとに資格の有効期限を更新する必要があります。以前に資格を取得された人のために、更新に必要な研修は現在でも開催されています。
次章では「健康づくりマネジャー」について解説します。
3.THPスタッフ「健康づくりマネジャー」
現在、中央労働災害防止協会では、ヘルスケアトレーナーと同じTHPスタッフである「健康づくりマネジャー」を推奨しています。
「健康づくりマネジャー」は、働く人の健康のために、集団教育プログラムの作成や個人へのアプローチの方法などを学び、職場での健康づくり計画の企画や、衛生委員会への提案などを行います。
この資格は、「健康づくり推進スタッフ養成研修」を修了した人に与えられるもので、今年からTHP指導者に追加された新しい資格です。
この「健康づくり推進スタッフ養成研修」は、様々な職場で健康づくりに携わる人に、食生活、睡眠、休養、口腔保健(虫歯の予防など)に関する基礎的な知識を学んでもらうのが目的です。
ヘルスケアトレーナーとの大きな違いは以下のとおりです。
- 研修期間が短く、参加費も安い
- 看護師や管理栄養士などに加え、総務、人事、労務担当者なども対象者
より多くの人が、職場の健康づくりについて理解し、取り組めるようになっています。
健康づくりマネジャー
〇対象者
- 総務、人事、労務担当者
- 職場の健康づくりを担当する人(保健師・看護師・衛生管理者・管理栄養士・栄養士・健康運動指導士・理学療法士など)
〇参加費
一般 47,300円
(中央労働災害防止協会会員は42,570円)
※資料代、消費税を含みます。
※金額は2022年11月現在のものです。
〇標準カリキュラム
カリキュラムは動画事前学習と現地受講(2日間)で構成され、主に以下のとおりです。
動画事前学習(6.5時間 視聴期間7日間)
- 働く人の健康づくり動向
- 睡眠教育
- 食生活と安全
- 口腔健康
- 禁煙支援
- 飲酒
現地受講 集合研修
(1日目)
- 運動、身体活動を通じた腰痛、転倒対策
- 働く場でできる運動、身体活動
- 企業の事例紹介
- 参加者相互の情報交流
(2日目)
- 行動科学理論を活かした健康支援
- 健康づくりのABC~職場にあった健康づくりをデザインする~
〇健康づくりマネジャーに関する問い合わせ先
- 中央労働災害防止協会 公式ホームページ
- 東京 健康快適推進部企画管理課 TEL 03-3452-2517
- 大阪 大阪労働者衛生総合センター健康快適推進室 TEL 06-6448-3840
まとめ
ここまで、ヘルスケアトレーナーという資格の概要、資格が生まれた背景、現状そして健康づくりマネジャーについて詳しく解説してきました。
ヘルスケアトレーナーは、中央労働災害防止協会が主催する運動指導専門研修を受講し、登録することで取得できる資格です。
残念ながら、2022年11月現在では新規取得者のための講習は休止されており、新たに受講することはできません。しかし、厚生労働省は労働者の健康の保持増進を目的として、THP指針を掲げています。
そのため、ヘルスケアトレーナーのような、働く人の健康を守る人材を育成しようとしています。そのひとつが「健康づくりマネジャー」です。
働く人の健康をサポートする人材は、この先もっと必要とされると予想されます。
ぜひ、自分の理想とするトレーナーになるための一歩を踏み出しましょう。
ジム運営者必見!おすすめ提携サービス一覧
株式会社FiiTは、業界最大級のジム検索サイト「FitMap」による集客支援はもちろん、WEBマーケティングのコンサルティングからパーソナルジム開業・マシン販売など多岐にわたりご支援しております。
弊社が提携しているパートナー企業様を一覧にしました。ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただいた後、資料の送付及び担当よりご連絡させていただきます。
WEB集客数が大幅UP
・本当にアクセスあるジム検索サイトへ掲載したい
・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
・パーソナルトレーニングの集客ができてない…
そんな方向けに、業界最大級のアクセス数を誇るジム検索サイト「FitMap」は特におすすめ!サイトへの掲載にかかるスピードは最短即日1時間と早く、価格も大手サイトと比較し安くてコスパも◎。お気軽にご相談ください。
資料ダウンロードはこちら【初期費用無料】
ジム経営の総合相談窓口
お客様の現状やなりたい姿を徹底的にヒアリングをした上でお客様に寄り添って最適な提案をさせていただきます。開業、集客、採用、マシン導入、システム構築、HP制作、広告運用、店舗展開、物件探し、内装工事、サービス設計などジム経営に関する全ての業務がサポート範囲です。お気軽にご相談ください。
相談は無料です。必ず有意義な時間にします。
ご相談申込みはこちら【初回無料】
InBody
「InBody」はパーソナルジムでの導入率が非常に高く、細かい数値まで見れるためとても人気な体組成計。フィットネス業界ではInBodyの数値が標準として計測されるケースもあるほどジムやパーソナルジムで重要な機材です。
当サイトを運営する株式会社FiiTはInBody公式代理店のため、通常価格よりお安く卸すことが可能です。見るだけなら無料ですので、詳しくは下記のカタログ資料請求(無料)にてご確認ください。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
STORES予約
STORES予約は、顧客管理はもちろん、Googleカレンダーと相互連携して予約管理を実施・効率化できるパーソナルジム顧客管理システムです。
予約以外にも、決済の難しい月謝を簡単に設定できる決済機能や、来店率・申込率向上が期待できるカレンダー予約や予約リマインドなどのマーケティング機能なども搭載。
他のシステムと比較しても月額料金が安く使いやすい上、最初は無料お試しで始めることができるため、パーソナルジムに非常に人気の高い顧客管理システムです。
料金や詳細の機能は資料に記載しています。見るだけなら無料で損することはないため、下記よりお気軽に資料ダウンロードしてみてください。無料で始めるためのリンクもご案内しております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム業務効率化システム「トレマワン」
WEB管理システムとトレーナー用/ユーザー用の2つのアプリを用いて、パーソナルジム運営に関わる多くの複雑な業務をデジタル化するだけでなく、トレーナーの顧客対応を専用アプリのみでも実施できるようにします。
また、アプリを用いた食事アドバイスのみの有料サービス化なども可能としており、ジムの売上向上にも繋がります。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルトレーナー特化の求人サイト「FITNESS SALON」
他社求人サイト掲載に加え、約8000人ほどのトレーナーにアプローチを可能としています。
また初回掲載企業様限定でトライアルプランを適応させて頂いております。
詳細の資料請求・料金確認はこちら
パーソナルジム特化の不動産・物件探し「パーソナルジム不動産」
ご希望のエリアや予算内の物件探しはもちろん、集客を加味した立地調査など合わせて提供いたします。
物件探し依頼はこちら!
ジム・パーソナルジム特化の内装「ジム内装」
「ジム内装」サービスは、フィットネス業界、特にパーソナルジム業界を中心に展開。ただのおしゃれなジムを作るだけではなく、集客に影響できる設計も含め提案しているのが特徴的です。
また株式会社FiiTでは月間30万人が利用する業界最大級のジムポータルサイトFitMapを運営しており、約500店舗以上のジム事業者と関わりもあるため、パーソナルジム業界でウケるデザインや集客に繋がる内装、やってはいけないポイントなども熟知しております。
【施工イメージ】
内装のご相談はこちら!