「アメリカスポーツ医学会って何？」
「どうやって資格を取得するの？」
「トレーナーとしてスキルアップしたい」
この記事を読んでいるあなたはこのような悩みを抱えているでしょう。
アメリカスポーツ医学会は、ヘルスフィットネスやスポーツ医学の資格認定を行う組織です。
フィットネス分野に関わる方は、世界的な認知度があるアメリカスポーツ医学会について知っておいて損はないでしょう。
また、こちらで取得できる資格は難易度が高いため、スキルアップや他のトレーナーと差別化を図ることが可能です。
そこで今回は、アメリカスポーツ医学会とは何かを徹底解説します。
取得できる資格についても併せて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
アメリカスポーツ医学会とは
アメリカスポーツ医学会は、ヘルスフィットネスやスポーツ医学の資格認定を行う組織です。American College of Sports Medicineの頭文字を取り、『ACSM』と表記されてます。
1954年の創設以来、世界90カ国以上に5万人以上の会員を有する大きな組織です。
その世界的認知度は高く、健康づくりに関する学会などは、運動の基準をこのアメリカスポーツ医学会が定めるガイドラインを元に作成しています。
資格を取りたい！と思う方は日本国内でも多くいます。しかし、アメリカスポーツ医学会が公開する情報は全て英語です。
そのため、日本ではJAFA（公益社団法人日本フィットネス協会）が翻訳しています。
アメリカスポーツ医学会が認定する資格
アメリカスポーツ医学会が認定する資格は、健康やフィットネスの業界では最も知名度が高い資格です。資格を取得することで、顧客や就職先から信頼が得られます。
認定を受けるためには、高いスキルと知識が求められます。
さらに英語力などの国際性も同時に必要です。
これまではJAFAが日本語での試験を行っていましたが、現在は日本語で受験できる資格はありません。（2019年5月で日本語受験が終了）
そのため、受験する際はすべて英語です。試験を受ける際は実施機関の「ピアソンVUE」へ申し込みましょう。
試験は現地のピアソンVUEテストセンターで受験する方法と、オンライン受験の2通りから選べます。
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・コスパ良く掲載できるジム検索サイトを探している
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▶︎ まずは資料ダウンロード！4つの認定資格
アメリカスポーツ医学会での認定資格は以下の4つです。
- グループエクササイズインストラクター
- 個人トレーナー
- 運動生理学者
- 臨床運動生理学者
順に解説します。
グループエクササイズインストラクター（ACSM-GEI）
この資格は様々な指導方法と動機づけを使って、ポジティブなエクササイズを行います。
厳しいセッションを通じて個人を指導することで、グループでのエクササイズを行うとき以外での健康的な生活をサポートする資格です。
| 受験条件 |
|
| 受験料 | ＄299 ※ACSMメンバー候補は＄239 |
試験内容はピアソンVUEよりダウンロードしてください。
受験対策には専用テキストがあります。アメリカスポーツ医学会より発売されているため、そちらを使って試験対策を行うと良いでしょう。
パーソナルトレーナー（ACSM-CPT）
アメリカスポーツ医学会が認定するパーソナルトレーナーは、個人が健康とフィットネスの目標を達成するための道しるべを示す存在です。
認定を受けることで、スポーツジムや大学、企業や自治体、フリーランスとして働くにふさわしい知識を有することが示せます。
| 受験条件 |
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| 受験料 | ＄349 ※ACSMメンバー候補は＄279 |
試験内容はピアソンVUEよりダウンロードが必要です。
5種類のテキストやコースがアメリカスポーツ医学会より発売されているため、ぜひ活用してください。
- ACSM-CPT準備コース
- prepUオンライン練習問題
- 模擬試験
- ACSM認定パーソナルトレーナーデジタルフラッシュカード
- リソースブック
どれもアメリカスポーツ医学会HPで申し込みが可能です。
運動生理学者（ACSM-EP）
運動は病気の治療だけでなく、予防にも重要な役割を果たします。
アメリカスポーツ医学会は、健康な人や病気を持つ人に対して体力評価を行う人を運動生理学者として認定してます。
運動生理学者は評価結果をもとに運動メニューを作成し、高度なトレーニングを提供する資格です。
| 受験条件 |
|
| 受験料 | ＄349 ※ACSMメンバー候補は＄279 |
試験内容はピアソンVUEよりダウンロードしてください。
学習方法は4種類あり、個々のニーズに合わせて組み合わせられます。
- ACSM運動生理学者認定準備コース（2023年リリース予定）
24時間365日利用できるオンラインコース - リソースブック
- prepUオンライン練習問題
- 模擬試験
ACSM運動生理学者認定準備コースはオーディオとパワーポイントを使用しているため、自分のペースで学習できます。
臨床運動生理学者（ACSM-CEP）
患者への教育、行動変容、予防戦略を行い、長期に渡り身体的、社会的、経済的に自立することを目的とした指導を行う資格です。
| 受験条件 |
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| 受験料 | ＄349 ※ACSMメンバー候補は＄279 |
試験内容はピアソンVUEよりダウンロードしてください。
学習方法は4種類あり、個々のニーズに合わせて組み合わせられます。
- ACSM臨床運動生理学者認定準備コース
- ガイドライン
- ACSM公式テキスト
- 臨床運動生理学テキスト
ACSM運動生理学者認定準備コースは5つのセクションにグループ化された27の単位が学べるオンラインコースです。オーディオとパワーポイントを使用しているため、自分のペースで学習できます。
資格の更新
アメリカスポーツ医学会で取得する資格は、3年のサイクルで更新する必要があります。
資格を取得して終わりではなく、資格者として高いクオリティを保つことが求められています。そのため、更新条件は厳しく設定されています。
| 更新の条件 |
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| 更新料 | ＄65 （決済にはVISAやMasterなどのクレジットカードが必須） |
| 更新方法 | 資格取得時に登録したアメリカスポーツ医学会サイトのマイページで申請、または書類送付 |
更新方法の詳細は日本フィットネス協会HP、アメリカスポーツ医学会HPで確認してください。
CPRの継続も更新の条件となるので、この資格も更新しておきましょう。
アメリカスポーツ医学会の資格でできること
アメリカスポーツ医学会で取得できる資格は、世界的に認知度の高い資格であり、スキルの高いトレーナーであることを証明します。
そのため、資格を取得することで他のトレーナーとの違いをアピールできるでしょう。活躍の場が広がり、多くの方へ指導が可能になります。
働き方は様々で、フリーのパーソナルトレーナーだけでなく、企業や大学などで働くことができます。
また、運動生理学者は疾患を持った方への安全な指導を行うため、病院や介護施設、リハビリ現場での重要が高い資格です。
まとめ
今回はアメリカスポーツ医学会の概要と、アメリカスポーツ医学会が認定する資格4種類を解説しました。
世界的に認知度の高い資格を取得することで、顧客や患者さん、就職先からの信頼が得られ、活躍の場が広がります。
4種類の資格は国際的に活躍したい方や他のトレーナーと差別化を図りたい方におすすめの資格でした。
トレーナーとしてスキルアップをしたい方はぜひ挑戦してみてください。
今回の記事が、アメリカスポーツ医学会を知るきっかけとなりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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