今や男女問わず人気を集めている「クライミング」。
日常では味わえないスリルを体験できたり、ゴールまでたどり着いたときの達成感は他のスポーツにはない魅力と言えるでしょう。
しかし、クライミングは高い場所へ登るスポーツなので、安全に行うためにもトレーナーによる指導が必要不可欠です。
利用者が安全にクライミングを楽しめるように指導するクライミングトレーナーですが、そんな彼らの具体的な仕事内容についてはあまり知られていません。
そこで今回は、クライミングトレーナーの仕事内容や給料、資格情報などの概要を紹介していきたいと思います。
「クライミングを仕事にしたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!クライミングトレーナーはどんな仕事?
クライミングトレーナーは具体的にどのような仕事をこなしているのでしょうか。
クライミングトレーナーはクライミングジムで生徒にクライミングの指導や安全にできるように監視をするのが主な業務内容です。
クライミングは他とは違う特殊な性質を持ったスポーツのため、登り方のコツや道具の使い方といった専門的な知識がなくてはいけません。
さらに、高いところから落ちて怪我をした際の応急処置など医療知識も必要です。
また、クライミングを一般人ではなく競技者に教える場合はスピード・ボルダリング・リードなど競技ごとに分けて指導しなくてはいけません。
ここからは、さらに掘り下げた仕事内容について見ていきましょう。
トレーニング指導(個人)
クライミングにおいては、実技指導を個別にしっかり指導しなくてはいけません。
特に初心者相手の場合、自分がお手本となって指導を行って登り方や降り方を説明する必要があります。
そのため、初心者にも分かりやすい指導力やスキルがなくてはいけないでしょう。
トレーニング指導(グループ)
ジムによって差はありますが、個人相手だけでなくグループレッスンを指導しているところもあります。
年代や性別、運動レベルもさまざまな人が参加しているので、グループをひとつにまとめあげるコミュニケーションスキルは必須です。
店舗経営
新規顧客の入会案内、プロモーションや宣伝、用品販売といった経営のためのさまざまな業務をこなします。
特にマネージャーや店長といった役職に就くと、スタッフ研修や店舗のマネジメントもしなくてはいけません。
クライミングの知識や経験だけでなく、店舗に多くの利用者が来るように経営的な観点もなくてはいけないでしょう。
クライミングトレーナーの仕事形態
クライミングトレーナーには、どういった働き方があるのか、その形態について紹介していきます。
正社員
最も安定した働き方は、クライミングジムで正社員として働く方法です。クライミングに用いる道具の説明やトレーニング指導も実施します。
正社員の場合はレッスン指導だけでなくジムの経営にも関わる仕事が増えてくるので、トレーナーとしてスキルを上げるだけでなく運営業務にも力を入れることで給料も大幅に変わってくるでしょう。
アルバイト・パート
正社員のほかに、アルバイトやパートとしてトレーナー業務をこなす人もいます。
アルバイトやパートの場合はトレーナー業務より受付や清掃といった事務的な仕事の方が多くなる傾向があります。
アルバイト募集の場合は未経験OKと謳っている求人も多いので、専門的な知識がいらない受付、販売、清掃といった業務がメインとなることが多いです。
独立開業
まだ日本のクライミング業界においてこの働き方をしている人は少ないですが、独立開業をして自らが経営者となる方法もあります。
クライミングトレーナーの給料事情
クライミングトレーナーとして働く上で、どのくらい収入があるのかは事前に必ずチェックしておく必要があります。
結論から言うと、クライミングトレーナーはあまり稼げる仕事ではありません。
正社員の場合は月給で20万〜25万円が相場です。
店長やマネージャーなどの役職に就くと、給料もどんどん上がります。しかし、その分残業も多くなりライフワークバランスがとりにくくなるというデメリットもあります。
アルバイトだと時給制となり、1,000円前後からスタートすることが多いです。
もしもクライミングトレーナーとして高収入を得たい場合は、トレーナー業務以外にジムの経営に携わる仕事をするのがおすすめです。
また、トレーナーとして人気を集めればその分レッスン数も増えて収入もグッと上がるでしょう。
クライミングトレーナー関連の協会と資格紹介
クライミングトレーナーになるために必須の資格はありません。
しかし、取得しておけば専門的な知識や技術がある証明にもなって就職の際も有利になるでしょう。
クライミングスクールに通っておかないとトレーナーになれないと考える人もいますが、必ずスクールに通う必要もありません。
基本的には、ボルダリングやクライミングの経験がある程度あればトレーナーを目指せます。もし不安な場合がクライミングの専門学校や協会に通ってみることをおすすめします。
まずは、クライミングの専門学校や協会について見ていきましょう。
公益社団法人日本山岳ガイド協会
こちらの協会でもクライミングトレーナーの資格取得が可能です。
インドアクライミングからスポーツクライミングなど多岐にわたる知識が身につけられます。
特に「インドアクライミングインストラクター」は国内で人工壁のボルダリングからスポーツルートに至るまで指導できるようになるので、どの資格をとればいいのか分からない人にもおすすめです。
国際自然環境アウトドア専門学校
こちらの専門学校には「クライミングインストラクター学科」という学科があります。
ここではボルダリングの元日本チャンピオンが講師として教壇に立って直接指導してくれる機会があるので、学習環境としては非常に恵まれています。
さらにクライミングスキル以外にもルートセットやレスキュー、トレーナーとしての心構えについても学べます。
インターシップで実際のボルダリングジムで研修を受ける機会もあるので、実践を通じてスキルを身につけたい人にもおすすめです。
ここからは、クライミングに関する資格について紹介します。
JMSCA認定ボルダリング検定
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)のもと、一般社団法人日本クライミングジム連盟(JCGA)が実施しているボルダリングの技能検定です。
階級は5級~1級まで展開されていて、それぞれ異なる5つの課題にチャレンジします。
3つ以上の課題を完登できたら合格となります。
合格者には認定証とバッジが発行され、ITADAKIのマイページにて成績や受験履歴が確認できます。
スポーツクライミングインストラクター
公益社団法人日本山岳ガイド協会によって2011年4月に制定された資格です。全国各地域のフリークライミングエリア(人工壁を含む)のクライミング指導に特化しています。
人工壁メインの指導をするインドアクライミングインストラクター、人工壁や整備された岩場でのボルダリング指導をするスポーツクライミングインストラクター、そして最難関の15〜30mの一本のロープで登るシングルピッチなどの指導まで可能になるフリークライミングインストラクターの3種類の資格に分かれています。
クライミングトレーナーの将来性は?
オリンピックの正式種目になったことから、クライミングは今非常に盛り上がりを見せているスポーツのひとつです。
日本はクライミング強豪国のひとつでもあるので、スポーツクライミングに挑戦する人も増えてきています。
近年はクライミングジムやボルダリングジムの数も増加傾向にあることから、クライミングの人気ぶりがうかがえます。
今後日本人選手がクライミングでメダルを獲得する実績を残せば、日本国内でもさらに人気が出るでしょう。
それに伴い、クライミングトレーナーの需要もさらに高まると考えられています。
クライミングの基礎知識
「クライミング(climbing)」とはずばり「登ること」を意味しますが、その対象は岩であったり氷の壁や木、滝などさまざまです。
そのため、現在はクライミングといっても広い意味で使われることが多いです。
クライミングの分類
「クライミング」は道具を用いずにクライマーの手と足だけで登る「フリークライミング」と、道具を使用する「エイドクライミング」に分けられます。
また、フリークライミングは、ロープで安全確保しながら進む「ルートクライミング」とロープをつけない「ボルダリング」に分類されます。
さらにルートクライミングはロープが最初から終了点にかかっている状態で登る「トップロープクライミング」と、登りながらクライマーがロープを支点にかけながら進む「リードクライミング」の2種類があります。
ボルダリングとは
最近はボルダリングが人気を見せ始めて「ジム内のカラフルなホールドを登るスポーツ」と認識されがちですが、実は室内でも岩でもロープをつけずに登るのであればそれはボルダリングと呼びます。
スポーツクライミングとは
スポーツクライミングは最近作られた言葉のため、まだはっきりとした定義がなく人によって使い方もさまざまです。
大まかに説明すると、室内の人工壁を登るボルダリングやリードクライミングに加えて、トップロープクライミングでスピードを競うスピードクライミングの3種目を表すのが一般的です。
クライミングの起源
エイドクライミングは本来険しい登山を遂行する際に必要となるスキルです。19世紀ごろにヨーロッパでアルプス登山が開始した時期から始まったと言われています。
クライマーの手と足だけで登頂を目指す「ボルダリング」や「ルートクライミング」の所説もあります。
日本では1970年代に埼玉の日和田山で「フリークライミング」が誕生したという逸話があります。
日本のクライミングジムは1989年に大阪に初めて登場して以来、この30年でなんと500店舗以上にまで拡大を見せました。
なにをすればいい?おすすめクライミング種類
クライミングと一言に言っても様々な種類があるので、少し混乱してしまう人もいるはず。ここでは、初心者がまずどの種類のクライミングを始めたらいいのかについて解説します。
【気軽に始めたい人向け】ボルダリング
フリークライミングの中で、最も気軽に始められるスタイルがボルダリングです。
5m以下の壁を決められたホールドを使いながら登るというシンプルなクライミングでもあります。
本来の語源は「巨石を登ること」を意味しますが、ここ数年でボルダリングジムも急増してハードルが低く誰でも気軽に始められるスポーツの一種として成長を見せました。
「なんでもいいからクライミングに挑戦したい!」という人は、まずはボルダリングをしてみるのがおすすめです。
【スリルを味わいたい人向け】ルートクライミング
ルートクライミングは高さ10m以上の壁を登るスタイルのため、安全確保のために必ずロープを使います。
登る人を「クライマー」、安全確保する人を「ビレイヤー」と言い、ツーマンセルで登るのが基本です。
ボルダリングと比較すると壁があるジムの数も減ってしまい、用意すべき道具も増えるので始める前の準備がやや大変です。
【難易度が低く安全性の高さ重視の人向け】トップロープ
ルートの一番上(トップ)にあらかじめロープをかけ、吊り下げられた状態で登るスタイルです。
すぐにロープにぶら下がれるため、リードクライミングよりも安全性が高く難易度が低いです。
ルートクライミングに興味があるけど少し怖い人は、まずはこのトップロープスタイルから始めてみてください。
クライミングトレーナーに関するよくある質問
それでは最後に、クライミングトレーナーに関するよく寄せられる質問をまとめたのでチェックしてみましょう。
質問①未経験でもクライミングトレーナーを目指せる?
クライミング未経験の場合、クライミングジムなどで生徒としてスキルを学んでおいた方が良いでしょう。
そこからアルバイトなどでそのジムに入り、実践を積みながらトレーナーになるためのノウハウを身につけていきます。
専門学校に通う方法もありますが3年かけてカリキュラムを履修することになるので時間はかかってしまいます。
質問②クライミングトレーナーに必要な要素は?
一番必要な要素はコミュニケーションスキルです。
技術があるのももちろん、トレーナーは生徒たちの安全管理もしっかり行わなくてはいけません。その際にしっかりと安全指導ができるように、生徒たちと円滑なコミュニケーションを積極的にとる必要があります。
質問③どれくらいの技術が必要?
どのようなボルダリングジムで働くかによって求められる技術も異なります。しかし、大抵は最低1年の経験があった方が実践に役立てられるでしょう。
ジムの募集要項には必須の経験年数が記載されていたり、検定〇級以上と明記されていることもあります。
経験としては1年、そして何かしらの検定か資格をひとつはとっておいた方が安心でしょう。
質問④ボルダリングの研修はある?
フランチャイズなどクライミングやボルダリングの大手企業のジムだと、座学も含めたしっかりとした研修が用意されています。
個人経営の小さなジムの場合は実践を通じて覚えるのが一般的ですが、アットホームな雰囲気で先輩にわからないことがすぐに聞ける環境があるケースも多いようです。
質問⑤クライミング用品は安く購入できる?
自社または企業と契約して用品販売をしている場合は、基本的に社販でクライミング用品を購入できます。
ここは勤務先によってかなり異なるので、自社の福利厚生をしっかりチェックしておいてください。
質問⑥休日はとりやすい?ライフワークバランスは?
クライミングに限らず、トレーナー業界は基本的に休日が少ないです。
さらに、クライミングトレーナーはまだ日本国内でも数が少ないので、急に休まなくてはいけないときも代理を立てるのが非常に難しいです。
自分が所属する店舗のトレーナー数によっても変動しますが、トレーナーは基本的にサービス業なので土日祝などのカレンダー通りに休むことはできないでしょう。
まとめ
クライミングトレーナーの具体的な仕事内容や給料、資格情報について紹介しました。
オリンピックで競技として認定されたことから、近年クライミングは老若男女問わず人気のスポーツとなりました。しかし、正しい登り方をマスターしないと怪我や事故の原因ともなるので、初心者は特に要注意です。
初心者も含めたクライマーたちの安全を管理しながら登頂のノウハウを分かりやすく指導するのが「クライミングトレーナー」です。
基本的に資格は必要ありませんが、今後トレーナーとして活躍したい人はぜひ資格取得を目指してください。
今回紹介した内容をもとに、クライミングトレーナーを目指してみてはいかがでしょうか。
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