「理学療法士になるにはどうしたらいいの?」
「理学療法士国家試験は誰でも受けれるの?」
「理学療法士国家試験の難易度が知りたい!」
そのような悩みを抱えている方には必見の内容になっています。理学療養士は、リハビリの現場には欠かせないリハビリの専門家です。
理学療法士になるためには、国家資格が必要ですが、国家試験を受けるためにも受験資格が必要になります。
ここでは、理学療法士の資格取得難易度や、国家試験の受験資格について紹介していきます。
理学療法士を目指している学生や、理学療法士への転職を考えている方は、今後の進路の参考のために、是非最後まで読んで、国家資格取得に挑んでください。
理学療法士国家試験の受験資格
理学療法士の国家試験は誰でも受験できるわけではありません。
受験資格があるのは、文部科学大臣が指定した学校、又は都道府県知事が指定した理学療法士養成施設において、3年以上にわたって、理学療法士として必要な知識および技能を修得したものとされています。
つまり、理学療法士国家試験を受験するためには、養成施設において3年以上の学習が必要になります。
養成施設は、専門学校、短期大学、大学、視覚障がい者を対象とした特別支援学校の4種類あります。
専門学校であれば3、4年、短期大学であれば3年、大学であれば4年間学習してからでないと、国家試験を受けることができないのです。
ただ、すでに作業療法士の資格を持っているのであれば、養成施設で2年以上学べば受験資格を得ることができます。
また、海外で養成施設を卒業している場合や、海外で理学療法士の免許を取得している場合は、所定の手続きを行い、厚生労働大臣の認定を受けることで、養成校に入らなくても良いケースや、不足している単位のみ取得すれば良いケースもあります。
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▶︎ まずは資料ダウンロード!理学療法士養成施設での学習内容
理学療法士の養成施設では、理学療法士となるための必要な知識や技術を3年以上かけて学習します。
養成施設のカリキュラムは大きく分けて、4つに分かれており、一般教養科目、専門基礎科目、専門科目、臨床実習があります。
一般教養科目
一般教養科目は、養成施設によってさまざまな内容がありますが、理学療法士としての基礎的な知識や、社会人として必要なスキルの基礎を学びます。
具体的には、コミュニケーション学、心理学、法学、経済学、統計学、生化学、体育学、英語などを学ぶことが多いです。
一般教養基礎科目は、1年次にカリキュラムとして組まれていることが多いです。
専門基礎科目
専門基礎科目では、医療従事者として必要となる、基礎的な医学知識を学びます。
具体的には、解剖生理学、運動学、人間発達学、病理学、臨床医学、生理学、内科学、小児科学、老年学、リハビリテーション医学、リハビリテーション概論、保健医療福祉とリハビリテーションなどを学ぶことが多いです。
疾病や障害について学びながら、どのように回復していくのかについても学びます。
専門科目
専門科目では、理学療法士として働くための、基礎的な知識と技術を学びます。
具体的には、基礎理学療法学、理学療法評価学、理学療法治療学、地域理学療法学などを学びます。
臨床実習
臨床実習では、実際の医療現場で、患者さんと関わりながら学習していきます。
臨床実習は、評価実習と臨床実習の2つにわかれています。
評価実習では理学療法評価を学び、臨床実習では評価から治療までの総合的な実習を行います。
これまでの座学で学んできたことを患者さんに対して実践します。実際に現場で働いている先輩理学療法士の方からフィードバックをもらい、自分に足りない能力に気づきながら、学習していくことができます。
理学療法士としての心構えや、患者さんとの関わり方などを、実際の現場で働きながら学べるため、非常に大切な実習となります。
臨床実習は、3年次や4年次にカリキュラムとして組まれており、実習期間は数カ月に及ぶこともあるため、理学療法士が国家試験を受ける前の最大の難関ということができます。
理学療法士国家試験の内容
理学療法士国家試験は、筆記試験と、口述試験及び実技試験の2種類あります。ここでは理学療法士国家試験の内容について説明します。
筆記試験
理学療法士国家試験の筆記試験は、マークシートによる選択方式となっています。
筆記試験は一般問題と実地問題の2つに分かれています。
試験時間は、午前2時間40分、午後2時間40分と長時間の試験となっています。午前と午後それぞれの時間に、一般問題80問と実地問題20問の合計100問の出題となっています。
一般問題
一般問題の出題範囲としては、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法となっています。
一般問題は、1問1点で160問出題され、それぞれ1問ずつ独立した問題となっています。
マークシート方式の選択問題とはいえ、非常に広範囲から出題されるため、しっかりとした対策が必要になります。
実地問題
実地問題の出題範囲は、運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法となっています。
実地問題は、一般問題より少なく40問出題されますが、1問あたりの配点が3点となっています。一般問題に対して、実地問題は症例や事例に基づく問題で、小問2問立て1セットの問題設計になっていることもあります。
こちらも、マークシート方式の選択問題ではありますが、広範囲の分野から出題されるため、しっかりとした対策が重要になります。
ただし、重度視力障害者に対しては、実地問題は行われず、替わりにこの後に説明する口述試験及び実技試験が実施されます。
口述試験及び実技試験
重度視力障害者に対しては、筆記試験の実地問題の替わりに、口述試験および実技試験が実施されます。
出題範囲は、運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法となっています。
理学療法士の国家試験の合格率と合格基準
ここでは理学療法士の国家試験の合格率と合格基準について解説します。
理学療法士国家試験の合格率
第57回理学療法士国家試験では、受験者数12685人に対して、合格者数10096人で、合格率は79.6%となっています。5人に4人は合格していることになります。この合格率だけを見れば、理学療法士の国家試験難易度はそこまで高くはありません。
しかし、5人に1人は不合格になってしまうことを考えれば、やはり簡単な試験とはいえないため、しっかりと国家試験に向けての対策を行っておくことが大切だといえます。
過去5年の理学療法士国家試験合格率
第53回の理学療法士国家試験の合格率は、81.4%となっています。第54回は85.8%、第55回は86.4%、第56回は79.0%、第57回は79.6%となります。
例年の合格率は大体80%程度となっています。5人のうち4人は合格できるといえますが、逆を言えば5人に1人は不合格となってしまうため、そうならないためにも、しっかりと試験対策をしておく必要があります。
理学療法士国家試験の合格基準
第57回理学療法士国家試験の合格基準は、一般問題が158点満点、実地問題が114点満点で、総得点272点満点のうち164点以上かつ、実地問題で40点以上になっています。
実地試験は1問3点となっているため、全38問中最低14問は正解する必要があります。正答率の合格基準は37%になります。
総得点については、60%以上の得点率が合格基準となります。得点率が60%で合格であれば、理学療法士国家試験自体の難易度はそこまで高くありません。
合格率のところでも述べたように、理学療法士養成校でしっかりと学び、国家試験に対して十分な対策を行っていれば、比較的合格を目指しやすい国家試験と言えます。
過去5年の理学療法士国家試験の合格基準
出題する問題の中に、不適切問題があるために、合格基準はその年により変動します。
第53回理学療法士国家試験の合格基準は、総得点率60.2%、実地問題得点率35.1%となっています。第54回以降はそれぞれ、総得点率と実地問題得点率の順番で、第54回が60.3%と35.0%、第55回が60.3%と35.8%、第56回が60.0%と35%、第57回が60.3%と35.1%となっています。
例年の合格基準は、総得点で60%以上、実地問題では35%以上の得点率となっています。確実な合格を目指すのであれば、総得点で65%以上、実地問題で40%以上の得点を狙う必要があります。
特に実地問題では、1問3点と配点が高いうえ、小問2問立て1セットの問題設計となっていることもあります。小問2つ間違えれば6点分、総得点のうちの2%の失点につながるため、実地問題についてしっかりと対策をしておく必要があります。
他の医療系国家試験との比較
他の医療系国家試験と比べても、理学療養士国家試験の合格率は比較的高い推移にあります。
理学療養士よりも、国家試験の合格率が低い医療系の国家資格としては以下のものがあげられます。
2021年度データになりますが、歯科医師の合格率は61.6%、薬剤師が68.02%、臨床検査技師が75.4%、はり師が74.2%、きゅう師が76.1%、柔道整復師が62.9%、言語聴覚士が75%、義肢装具士が68.5%、社会福祉士が31.1%、介護福祉士が65.3%、精神保健福祉士が55.9%となっています。
理学療養士国家資格は、他の医療系国家資格と比べると、難易度は比較的低めとなっています。
まとめ
理学療法士の国家試験の受験資格や試験内容とその難易度について解説しました。
理学療法士の国家試験は、理学療法士養成校で最低でも3、4年学習しないと受験することができず、簡単に理学療法士の国家資格を取得できるわけではありません。
しかし、理学療法士国家試験の合格率は大体80%であり、他の国家資格と比べると比較的高く、そこまで難易度は高くありません。
理学療法士の国家資格を取得するために、理学療法士養成校でしっかりと学び、国家試験に向けてしっかりと対策を行ってみてください。
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