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会社に部活を設置するメリット効果と導入の全手順【モチベーションアップ】

「会社に部活は設置すべき?」
「会社に部活を設置するメリットを知りたい」
「会社に部活を設置するにはどうしたらいいの?」

上記でお悩みではありませんか?

実際に現状「会社 部活 メリット」「会社 部活 設置方法」と検索しても、会社に部活を設置した経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。

パーソナルジムの実店舗ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが、会社の部活に関する事項を分かりやすく簡潔に執筆しました。

会社に部活を設置することについて知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、会社に部活を設置するメリットから設置手順まで短時間で学べることをお約束します。

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会社に部活を設置するメリット

まずは会社に部活を設置するメリットについて解説していきます。企業によって部活を設置するメリットは様々です。自社に部活を設置することで、どのようなメリットが生まれるのかを考えましょう。

社内での交流やコミュニケーションが活発になる

会社に部活を設置することで、社内での交流やコミュニケーションが活発になる可能性が高いです。同じ会社で普段顔を合わせている人でも、プライベートまでは知らない人がほとんどのはず。部活を通して、普段仕事上だけでの付き合いでは見れない以外な一面が発見できるかもしれません。

また同じ会社の従業員同士でも、部署が違えば、ほとんど会話をしたことがない人も多いはずです。部活を通して他部署の人間と関わることで、社内交流とコミュニケーションも活発になります。また部活動は基本的に趣味が同じ人同士が集まる場所。仕事上の会話よりも盛り上がる可能性が高いでしょう。コミュニケーションが活発になることで、仕事の面でも思わぬ相乗効果を得ることができるかもしれません。

リフレッシュの場になる

会社での部活は、従業員にとってリフレッシュの場となることもあります。会社の部活動は平日の仕事終わりや休日に集まって行われるため、仕事と切り離して考えることができ、体や心のリフレッシュに役立つでしょう。趣味やスポーツに打ち込むことで、気持ちの切り替えにもなり、メリハリを持って仕事に打ち込むことができます。

仕事上で悩みを抱えていても、人によっては上司に相談するのが億劫な場合も多いです。そんな人でも部活動という共通の趣味を通して上司とコミュニケーションが取れれば、仕事の悩みを吐露してくれるかもしれません。部活動は仕事の場面では改善されない問題も、解決してくれる可能性があります。

健康維持につながる

会社に部活を設置することで、社員の健康維持に繋がります。特に近年ではオンラインの発達により、営業部でもインサイドセールスを行う企業が増えているのが現状です。そのため多くの会社員が運動不足により、肥満や肩こりなどの健康障害を抱えています。部活動を通してスポーツを行うことで、運動不足の解消になるはずです。

最近では『健康経営』という言葉が流行するほど、社会で働く人達の健康維持と向上に注目が集まっています。大手企業ほど、従業員の健康を守るため、積極的に部活動を設置している会社が多いです。スポーツを通して従業員の健康維持に繋がることが、会社に部活を設置する大きなメリットでもあります。

会社に部活を設置する際の手順とポイント

会社に部活を設置する場合は、代表となる社員がメンバーを集めて会社に申請するケースがほとんどです。企業にもよりますが、5名以上のメンバーを集めることが部活設置の条件となっている会社が多くあります。社内で部活の設置を希望された場合に、会社として踏むべき手順とポイントを詳しく解説していきます。

部活を設置する目的を明確にする

まず大前提として『部活動を設置する目的を明確にする』ことが重要です。目的が明確になっていないと部活は方向性を見失い、次第に形骸化していってしまうリスクがあります。もし社員が部活の設置を申し出てきた場合は、目的がしっかりと定まっているかを確認しましょう。目的がはっきりしておらず、ただの遊びや成り行きで部活を設置してしまうことだけは避けることが大切です。

会社はあくまで利益を追求し、社会・従業員・株主に貢献することが目的。会社の向かう方向性と部活動の目的が合致していない時は、部活動の設立は見送るべきでしょう。目的がはっきりしており、会社のメリットになると判断できたのならば、会社側も協力し積極的に部活動設置の段取りを進めていくべきです。

各種規定を作成する

部活動の設置が決定した後は、各種規定を作成する必要があります。各種規定の条件は以下の通りです(あくまで一例であり、会社方針や就業規則によって条件も異なります)。

  • 部員数の規定を設置(5目以上の在籍が必要など)
  • 部活動には複数部署のメンバーが所属していること
  • 活動時間は終業時間外とする
  • 部費の使用内訳
  • 代表者、副代表者の選出を義務付ける
  • 部活動の掛け持ちに対する制限
  • 類似部活を複数設立することは認めない

あくまで一例ですが、この条件に則さない場合は、部活動の設置を不可とします。また各種規定で作成した条件は、今後設置される部活動にも適応されるので、慎重に作成しましょう。もし人事担当者が各種規定を作成した場合でも、幹部役員や社長などの会社上層部が再度確認することが望ましいです。部活動が会社に与える影響は大きいので、できる限り各種規定の確認には力を入れましょう。

活動頻度を設定する

会社に部活動を設置しても、活動実績がなければ設置した意味がありません。そこで「月2回以上の活動を義務付ける」などの活動頻度を設定しておくことが大切です。万が一活動頻度が低い部活があった場合には、活動資金の打ち切りや部活動の停止を決定すべきです。会社の部活動は大学のサークル活動とは違い、会社の利益に対するメリットがあるからこそ、設置されたもの。活動しない部活に会社の資金を使っても、コストの無駄遣いにしかなりません。

また活動頻度などのルールを設けることで、安易に部活を設置する風潮を作らせない狙いもあります。あくまで真剣に取り組む社員のみが部活動に取り組む風潮が作られ、メリハリのある文化となるはずです。お遊びでは部活動の発足を認めない会社文化を作り上げましょう。

部費の支給額を決定する

各種規定や活動頻度が決定したら、次は部費の支給額を決定していきます。企業にもよりますが、部活動で発生する費用の一部または全額を福利厚生として支給する会社が多いです。経団連が発表した『福利厚生費調査結果報告』では2020年度における従業員1人あたり(1ヶ月)にかける部活動への補助金は2,069円となっています。これは年々増加傾向にあり、企業が部活動に対して持つ価値が高まっている証です。

ただし1人あたり2,000円の補助を行った場合、20人に対しての補助でも月に4万円。年換算すると48万円の出費になります。さらに人数が多くなったり、部活動の規模が大きくなれば、さらに出費が嵩むことになるので注意が必要です。会社の経営に悪影響が出ないように、部費に対する支給額はよく検討して決定しましょう。

保険加入の有無

最後に保険加入の有無を決定します。運動部の場合、練習中や試合中に従業員が怪我をするリスクが発生することは必須です。この場合、部活動中の怪我は労災扱いにはならないので注意しましょう。あくまで部活動への参加は任意であり、仕事外での活動という扱いのため、労災にはならないのです。そのためスポーツ安全保険やレクリエーション傷害保険などの保険に加入しておくことでリスクヘッジをすることができます。

万が一に備え、部活動に参加する従業員には、保険への加入を推奨するのがおすすめです。各種規定で『運動部の従業員には傷害保険を義務付ける』という要項を作っておくことも得策でしょう。部活動での怪我が原因で、会社と従業員との関係に溝ができては元も子もありません。万が一に備えておくことは、経営においての重要事項です。

会社でおすすめの部活動【アウトドア】

会社で設置するのにおすすめのアウトドア系の部活動を紹介します。ここで紹介する種目は実際に多くの企業が部活動として発足しているものです。これから部活動の設置を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

フットサル部

フットサルは会社で設置する部活動の中でも、人気の高い種目です。5vs5で行うフットサルは少人数で行うことができる数少ないチームスポーツ。従業員同志のチームワークが高まります。また企業の中には、男性だけでなく、女性が参加するフットサル部も多いです。終業後にフットサルコートなどで練習や試合を実施する企業が多い人気の種目になります。

ゴルフ部

会社の部活動として人気が高いのが、ゴルフ部です。ゴルフは年齢層が高い人でも楽しめるスポーツで、関連企業や取引先を集めた合同コンペを開催することも多い種目。普段からゴルフ部として活動し練習をすることで、コンペの際にも役立つでしょう。また若い世代だけでなく、会社上層部の年齢層が高い人でも参加できます。世代を超えたコミュニケーションが可能です。

ボウリング部

ボウリングも企業が行う部活動で人気の種目です。男女の競技力の差が出にくいため、女性でも積極的に参加できます。また忘年会や歓迎会などでボウリングを行う企業も多くあり、イベントの練習も兼ねて部活動としてボウリングを行う人も多いです。運動が苦手な人でも楽しめるスポーツなので、部活動のメンバーを集める際も労力が少なく済む可能性も高いでしょう。

野球部(ソフトボール部)

野球やソフトボールを部活動として行う企業もあります。未経験の人は中々参加しにくい種目ですが、野球部が多い企業などでは人気の部活です。また企業の部活動といえど、かなり本腰を入れている企業も多く、取引先同士での試合なども行っています。参加意欲が高い従業員が多くいれば、企業が行う部活動の中心となる種目です。

ウェイトリフティング部(筋トレ部)

ウェイトリフティング部(筋トレ部)も近年人気が高まっています。健康維持のためジムに通うサラリーマンやOLも多く、好きが高じて部活動を設立しているようです。筋トレが健康増進に役立つことは言うまでもなく、さらには仕事のストレス解消にもなります。もし会社の中でジムに通っている従業員が多い場合は、ウェイトリフティング部(筋トレ部)を設立しても良いかもしれません。

会社でおすすめの部活動【インドア】

会社で設立するのにおすすめのインドア系の部活動を紹介します。インドア系の種目は女性や運動が苦手な人でも参加できる部活動です。社風や従業員の属性によっては、インドア系部活動の方が人気になる可能性もあります。ぜひ参考にしてみてください。

パソコン部

パソコン部は近年企業が設置する部活動でも人気が高まっており、経産省も推奨している部活動です。デジタル化に伴うPCスキルは、最早ビジネスを行ううえで『なくてはならないスキル』となりました。分かっているつもりでもPCの操作は奥が深く、知識を付けることで業務が捗る可能性は非常に高いです。もしPCに特化した人材がいるのでならば、コーチとして抜擢し、パソコン部を設立してみましょう。

料理部

料理部は特に女性社員に人気の部活動です。主婦層から若い世代まで幅広い年代に人気で、女性社員同士の親睦を深めるキッカケになるでしょう。また普段料理をする機会が少ない男性を女性社員が指導することで、男性社員と女性社員の溝を埋める機会にもなります。食材の購入や調理場の確保など、手間は多いですが得られるメリットも大きいのでおすすめです。

ボードゲーム部

オセロや将棋などのボードゲームを中心とした部活動です。年齢層が高い社員と若い世代がコミュニケーションを取る機会を増やすことができます。普段日常会話が少ない年齢層同士が活発に交流することで、仕事の面でも相乗効果を得られるでしょう。かかる費用や労力が少ないこともメリットです。

部活動を設置してより良い企業活動に繋げる

会社に部活動を設置するメリットは大きく、より良い会社作りに繋がります。コストや労力がかかることも事実ですが、社員同士のコミュニケーションも活発になるでしょう。また運動部の設立は近年注目されている『健康経営』に繋がる活動です。ぜひ今回の記事を参考に、会社の部活動設立を検討してみてください。

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