やるべき施策が多く、調べれば調べるほどハマっていく「WEBマーケティング」。
ネット上には、学生インターン生が書いた企業オウンドメディアや、WEBマーケティングの実行をしたことがないWEBマーケティングコンサルタントが書いた「本当に効果出るの?」と思う施策が多く散見され、WEBマーケティング初心者の方は、どの施策が”本当に効果が出る”のか、迷われている方も非常に多いのが現状です。
そこで月間20万人以上が利用するジム探しメディア「FitMap」を、ゼロからリリース1年弱で立ち上げたWEBマーケティングのプロである株式会社FiiTの創業者3名が、皆さまのWEBマーケティングのお悩みに”リアルな回答”をするコーナー「WEBマーケティング相談室」。
今回のお悩み相談内容は「パーソナルジムの新規集客が2ヶ月で0です。期間的に難しいでしょうか?」になります。
これからWEBマーケティングを実施される企業の担当者様のお役に立てるコンテンツになるよう、丁寧に作成しました。ぜひ最後までお読みいただき、WEBマーケティング初心者を脱して効果の出る施策を実行していきましょう。
Q. パーソナルジムの新規集客が2ヶ月で0です。期間的に難しいでしょうか?
今回寄せられたWEBマーケティングのご相談内容は下記です。
新規開店をして2か月経過しましたが、新規のお客様が0です。以下の事をやっておりますが、まだ2か月だと新規集客は難しいものなのでしょうか?
・HP
・SNS発信
・グーグル広告
・FitMap掲載
・ポスティング
お悩みのご相談ありがとうございます!上記お悩みに対しての株式会社FiiT創業メンバーから下記の通り回答させていただきました。
A1. マーケットを拡大する必要があります。1ヶ月で5人以上集客は目指したいライン。
パーソナルジムに限らず、店舗集客をする際に”セールスファネル”を考えると施策がわかりやすいです。
【セールスファネル】
「認知」→「興味・関心」→「比較・検討」→「購入」
御社エリアの状況やWEB上で見れる施策を確認しましたところ、ほとんど「比較・検討」の施策で、御社の「認知」が少ない状態でこの施策を行なっても、効果が出づらいです。逆に言えば、認知が広がれば、(良いサービスを提供できていれば)購入に至るユーザーは増えてくるでしょう。
※比較・検討対策できている=バケツの穴を塞げているということです。
御社ジム近隣エリアの人に大量に認知させる方法を考えれば自ずと施策は出てくるはずです。頑張ってください!
A2. 課題の原因は特定できていますか?
各広告施策を積極的に打つ。そうしていればいつか問い合わせは来ると思います。
ただ現状何が原因で問い合わせが来ていないか把握しておりますか?
・HPへのアクセス数対しての、問い合わせ数が少ないのか?
・それともHPへのアクセスが少ないのか?
・はたまた「最寄り駅 パーソナルジム」の検索が少ないのか?
など原因によって、施策をうつ必要がございます。
ちなみにHPのアクセスを分析するだけでなく、各施策後のアクセス推移なども分析すると尚いいです!
※リスティングからHPへ流入しているかなど。
※ポスティング後、御社名の検索が増えたかなど。
また集客はWEBだけに拘らず、泥臭く責めるというのも一つの施策ですので諦めないでください!
A3. リスティング広告とポスティングの最適化を行いましょう。
施策の優先度を決め、重要度の高い施策の最適化を行いましょう。
下記4つの中で優先度が高いのは「Google広告(リスティング広告)」「ポスティング」の二つです。
- HP
- SNS発信
- グーグル広告
- ポスティング
まずリスティング広告の話をします。リスティング広告最適化は下記4つをやり抜いてください。
・無駄なクリックを減らす
リスティング広告はクリックされる度に広告費用が発生するため、無駄なクリックを防ぐことはCPAの最適化に繋がります。
具体的には
・CVが少ないキーワード、デバイスでの出稿を止める
・問い合わせを受けても対応できないような地域のキーワードの除外設定を行う
・広告文で対象のユーザー属性を示す
(女性専用か、バルクアップ向けか、シニア向けか等広告文でセグメントする)
・広告文の最適化
広告文の役割は、テキストでジムに対する興味関心を持たせてLPに誘導することです。
よく使われる手法は下記3つになります。
・見出しに検索キーワードを入れる
・キラーワード(限定やクーポン、割引など)を含める
・「数字」を入れて具体的に訴求する [例:月額9万8千円~]
・CVに至るキーワードを新規で洗い出す
CVに至るキーワードを洗い出し、新しいキーワードを設定することでCPA改善に繋がります。
キーワードの洗い出しにはGoogle 広告キーワードプランナーがおすすめです。
キーワードプランナーでキーワードを抽出し「月間平均検索ボリューム、競合性、ページ上部掲載の入札単価」を参考にしながら実際に使用するキーワードを取捨選択しましょう。
・LPとキーワードや広告文との親和性を高める
広告文に書いていることとLPの訴求内容、コンテンツがかけ離れていると、ユーザーは離脱します。
広告文は、魅力的な訴求を取り入れつつも、LPと大きな乖離が生じないように注意しましょう。
次にポスティングです。ポスティングにおいて特に注意すべき点は下記の三つです。
- マーケティング設計を整えた文言になっているか?
- ジムへの導線(HP・電話番号etc)を設置しているか?
- ターゲットユーザーの好みそうなデザインになっているか?
自身で良いデザインなのか分からない場合は、何人かに聞いてみて反応を見るのが良いでしょう。
リスティング広告とポスティングも広告施策です。適当にやると、ただお金が減るだけの施策となってしまいます。
最適化は必ず行いましょう。
WEBマーケティング相談室まとめ
3人とも、回答いただきありがとうございました!WEBマーケティング施策の実行の参考になりましたでしょうか。
今回のお悩み相談内容は「パーソナルジムの新規集客が2ヶ月で0です。期間的に難しいでしょうか?」でした。今回の内容が参考になれば株式会社FiiTメンバー一同嬉しく思います。あなたがより効果の高いWEBマーケティングを実施されることを、心よりお祈り申し上げます。
もし「WEBマーケティング相談室に悩み相談してみたい!」と思って頂けた方がいらっしゃいましたら、下記より無料で相談いただけます。お気軽にご質問お待ちしております。