エアロビクスインストラクターで一番人気の資格はADI！？ご紹介します

健康意識の増加により、「エアロビクス」という名前を一度は聞いたことがあると思います。

リズムに合わせてエクササイズをするイメージがありますが、エアロビクスインストラクターとして働くには資格が必要なのか、人気の資格を知りたい方に向けて、わかりやすい内容となっています。

「エアロビクスインストラクターに興味がある」

「どの資格を取ればいいの」

「ADIとはどんな資格なの」

「一番人気の資格を知りたい」

これらの疑問を解決する内容をご紹介します。

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エアロビクスインストラクターとは

ダンスと有酸素運動を組み合わせてエクササイズの指導を行う人のことです。

また、初心者から上級者のレベルに添った指導を行います。

資格がなくとも、指導することは可能ですが、エアロビクスインストラクターとして資格を取って損はありません。資格があることで、信頼関係を築きやすく安全に気をつけて指導ができるメリットがあります。

エアロビクスは、20分以上の時間をかけてからだを動かすことで、肺や心臓のはたらきを高める効果があり、血管の衰えを予防することにつながります。

酸素をからだ全体へ送ることで、からだの組織や細胞の働きが活発になります。

主な有酸素運動

• ウォーキング
• ジョギング
• 水泳
• サイクリング
• スキー
• エアロビクスダンス

エアロビクスダンスは、リズムに合わせてからだを動かすことができるので、年齢を問わず人気があります。大きくからだを動かすことで、特に効果が得られやすいです。

エアロビクスインストラクターの資格種類

引用：https://www.jafanet.jp/license/block_diagram/

日本フィットネス協会(JAFA)が認定しています。

JAFAが認定する「グループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)」の中で資格が6種類にわかれています。GFIの資格は、30年以上の歴史があることも特徴の一つです。

自分に合う資格を見つけよう

1. ADI、ADBI：音楽を使ってからだを動かすことが好き、グループレッスンでエクササイズを指導したい
2. REI、REBI：機能改善、ロコモティブシンドロームの予防を指導したい
3. SEI、SEBI：ヨガやピラティスに興味がある人におすすめ
4. WEI、WEBI：エクササイズとしてのウォーキングに興味がある
5. AQWI、AQWBI：水中で動くことが得意な人や水中ウォーキング、レジスタンス運動の指導に興味がある
6. AQDI、AQDBI：水中で音楽に合わせて指導をしたい

興味のあるエクササイズや自分に合った資格を取ることがおすすめです。

エアロビクスインストラクターは、民間資格になります。

6種類の専門資格の中でも、特に人気が高い資格は、上級者向けのADI資格です。

ADI資格について詳しく解説していきます。

ADI資格が人気の理由

エアロビックダンスエクササイズ(ADI)とは、音楽に合わせてエアロビックダンスを指導する資格です。

グループレッスンで行うため、コミュニケーション力が大切になります。

【ADIが人気の理由】他のフィットネスとの違い3つ

1. 音楽に合わせてからだを動かす
2. 屋外、屋内でエクササイズができる
3. グループレッスンで、お互いを高め合うことができる

音楽に合わせてエクササイズをすることは、リラックス効果につながります。また、20分以上からだを動かすことでダイエット効果も期待できます。

屋内が主な活動場所となるため、日焼けや天候を気にせずに気軽にはじめられるでしょう。

グループでレッスンを行うことで、友達ができたり、孤独感がなくレッスンを継続しやすくなります。

音楽に合わせてからだを動かすので、エクササイズの時間を楽しむことができるのも特徴の一つです。

ADIの効果３つ

1. 脂肪燃焼
2. 体力の向上
3. ストレス解消

一番期待できるのは、脂肪燃焼効果です。

簡単な動きと音楽を組み合わせて20分以上、全身を使う有酸素運動のため、脂肪燃焼につながります。

エアロビクスは、運動が苦手な人でも、簡単な動きからはじめるので、続けていくうちに楽しみながら体力をつけることが可能です。

リズムに合わせてからだを動かすことは、運動している時間を楽しめてリフレッシュ効果につながります。また、全身を大きく動かすので、血液の流れがよくなり、肩こりや腰痛予防になります。

働く環境

• ジムやスタジオ
• 介護施設
• 教育関係の現場
• オンラインサロン
• YouTube

各場所で指導する機会があります。

音楽を使ったダンスエクササイズで、グループレッスンが主な内容です。

最近では、オンラインサロンやYouTubeでの需要が増えています。

動画が再生できる、自宅で自分の好きな時間にはじめられるので、生徒さんの視聴回数が増えています。

「ダンスエクササイズ」と聞くと、リズム感や激しい動きが必要なイメージがありますが、ADIは、初心者にもやさしい簡単なステップからはじめることができます。

指導者は、レッスンの上達には個人差があるため、一人ひとりのレベルに合わせて指導を行っています。

ADIとADBIの違い

エアロビックダンスエクササイズインストラクター(ADI)は上級者向けです。

エアロビックダンスエクササイズベーシックインストラクター(ADBI)は中級者向けの資格となっています。

上級者向けと聞くと資格取得がむずかしそうに感じますが、難易度は比較的やさしい資格となっています。合格率は86.5%(2018年度)です。

しかし、ADIは実技能力として、プログラミングのスキルが必要となります。

エアロビクスエクササイズの連続した動きの修正、アレンジして振り付けを作成するプログラミングの技術です。

ADBIは中級資格で、求められる能力は、「指導能力」、「実演能力」で見本となる動作を示すことが求められます。

ADIの資格取得に向いている人

• グループエクササイズの指導
• プログラミングを使った指導
• 音楽を使ったダンスエクササイズの指導

グループでレッスンを行うメリットは、からだのフォームの比較ができるため、効率のよいエクササイズの指導ができ、個人に合ったメニューを提案することができます。

プログラミングを使うことで、言葉では伝わりずらいフォームの指導が可能です。

初心者の方も、音楽がかかると、自然とからだを動かしやすくなるため、レッスンがスムーズに進みやすくなります。

ADIの資格の取り方ロードマップ

ステップ1.養成学校または一般講座で学ぶ

ステップ2.認定テストを受ける

ステップ3.合格後に資格の登録を行う

ステップ4.資格の称号を取得

大学、短期大学、専門学校、フィットネスクラブなどの養成コースで学ぶ方法があります。

基礎知識を身につけて指導をしたい方は、養成コースに通うことがおすすめです。

一般で学ぶ場合は、eラーニングによる学習です。対象者は、指導経験がある方や、体育系の学校で教育を受けた方となるため、指導経験があり、スキルアップのための学習におすすめです。

認定テストは、筆記テストと実技テストを受ける必要があります。

筆記テスト内容

• フィットネス基礎理論
• グループエクササイズ指導論
• 種目別の指導論

※正答率約60%を得ること

AD実技テスト内容

• 各種目による規定動作の実演、指示、指導
• レッグカール
• グレープバイン
• ニーアップステップタッチ

※応用力テストを受けるの対象者は、ADI資格受験の上級者のみ

• プログラミング能力判定(上級者のみ)
• 運動強度を徐々に上げるプログラミング作成
• 2分30秒のプログラム作成、実演、指導

グループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)の資格費用

ADI(上級者)を受験：42,500円(税込)

ADBI(中級者)を受験：32,600円(税込)

各テストに対応する講習会(eラーニング)の値段と、テスト受験料が含まれています。

中級者向けのADBIを受験する場合は、ADI(上級者)実技テストの中に含まれる応用力(プログラミング技術)の試験費用は含まれません。

資格の登録について

試験に合格後、公益社団法人日本フィットネス協会に登録が必要です。

認定登録料：15,400円(税込)

※登録、入会について：上級者レベルのインストラクターは資格登録とJAFA正会員の入会が必須条件となります。

※追加料金について：ベーシックインストラクター(中級者)からインストラクター(上級者)にレベルアップする場合は、1種目ごとに2,200円の登録料が必要です。

資格の更新について

約2年ごとに更新の手続きが必要です。更新月は9月となります。

まとめ

音楽に合わせてからだを動かすことが好きな方は、ADI資格の取得がおすすめです。

上級者向けの資格となり、プログラミングスキルが必要となりますが、受験で判断されるは、3分以内の短いプログラムの作成になります。

プログラムの作成練習はいくらでも可能です。プログラミングの本やYouTubeでも掲載されているので、一つ一つ課題をクリアにしていきましょう。

グループレッスンのため、幅広い年代の方たちとコミュニケーションを取る機会が増えます。会員の方から教わることも多く、自分のスキルアップにもつながります。

一度、自分に合う資格を検討してみてください。

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